埋葬の守護者ドルル・フィン

登録日:2015/03/19 Thu 17:47:05
更新日:2024/07/04 Thu 23:03:43
所要時間:約 3 分で読めます







世界をゼロにするために、その身を捧げよ。――「無情」の極 シャングリラ




《埋葬の守護者ドルル・フィン》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。

概要

DMR-08で登場した闇文明ガーディアンブロッカー
MODE→CHANGEが存在している。通常版はコモン。

埋葬の守護者ドルル・フィン 闇文明 (3)
クリーチャー:ガーディアン 6000
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
このクリーチャーがバトルに勝った時、破壊する。
このクリーチャーが破壊された時、自分の山札の上から5枚を墓地に置く。

3コストにしてはやたら高いパワーを持つが、バトルに勝とうが死ぬ逆スレイヤーであり、しかも死ぬと山札から5枚も墓地に置かれる。
当たり前だが普通に使っても自傷行為にしかならないので、墓地に置く部分をメリットに変えてやる必要がある。

「無情」の極 シャングリラ》をメインにした【白黒ガーディアン】では、進化元を自身含め最大6体用意できる可能性がある。
メテオバーンの弾稼ぎにはこの上なくピッタリだろう。

あるいは、墓地に落ちることで脅威になりうる《黒神龍グールジェネレイド》を落とせる可能性としても使える。

エピソード3では《百万超邪 クロスファイア》や《暴走龍 5000GT》といったクリーチャーの登場から、【クローシス墓地】での採用率が上昇。
ところで【クローシス墓地】は【ヒラメキドルル】という別名があるんだが…

比較

白骨の守護者ホネンビー 闇文明 (4)
クリーチャー:ガーディアン 3000
ブロッカー
このクリーチャーは攻撃することができない。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。そうした場合、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。
同じ弾のホネンビーとは、かなり出た当初から比較されていた。
こちらはpigで5枚、あちらはcipで3枚。

枚数はこちらが勝っているし、タイミングはあちらが勝つ、甲乙付けがたい比較対象であった。

ホネンビー「ところでキミ別に死ぬの怖くないよね?」
ドルル・フィン「それが仕事だしね」
ホネンビー「了解。《ヒラメキ・プログラム》発動」

1コスト違う、というのが最高に実は噛み合っており、気がつけばこの2種はライバルではなく、むしろ併用すべきクリーチャーであることがわかったのである。
ドルル・フィンを《ヒラメキ・プログラム》で破壊することで、デッキにいるホネンビーを出しつつ、一度に(ドルル・フィン自身含め)9枚も墓地が肥える。
(ヒラメキ・プログラム自身も落ちるが、【墓地ソース】ではヒラメキ・プログラムはあまり墓地に落ちる意味はない)
ヒラメキ・プログラム以外をクリーチャーにしておけば、クロスファイアがそのターンから出せてしまうのであった。
それ以前にも墓地肥やしを《戦略のD・H アツト》などで行っていれば、場合によっては4t目に余ったマナでそのまま《暴走龍 5000GT》を出せる可能性すらある。
一応そこまで上手く行かなくても、ホネンビーの墓地回収で狙ったパーツを取り戻せるなどシナジーが強い。

…これが【クローシス墓地】が【ヒラメキドルル】の別名をもつ理由でもあったりする。つーかまたヒラメキかよ。

連隊の守護者ドクロンビー 闇文明 (9)
クリーチャー:ガーディアン/アンノウン 12000
ブロッカー
自分の墓地にあるガーディアン1体につき、このクリーチャーの召喚コストは1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならない。
T・ブレイカー

神託の守護者ミント・シュバール 光文明 (3)
クリーチャー:ガーディアン 2500
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
スリリング・スリー:ガーディアン(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。見せたガーディアン1体につき、次のT3能力を1回行ってもよい。その後、見せたカードをすべて、好きな順序で山札の一番下に戻す)
T3-呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻す。

地味に【白黒ガーディアン】でも墓地にいるクリーチャーや呪文によって恩恵を受けるカードも多いので、こういったデッキでも活躍は可能。
その場合、ホネンビーと同じ種族ガーディアンであることがより活きる。なにこれ。
そもそもガーディアンの場合、《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》の存在からそれを受け止めることができるドルル・フィンはそれだけで採用理由にもなりえるし、
安定するホネンビーのほうもホネンビーで運用は普通にされる。比較する意味があったのかどうかすら今となっては謎である。


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最終更新:2024年07月04日 23:03