放出のゲッチェル

登録日:2015/05/20 Wed 21:11:26
更新日:2024/11/13 Wed 16:07:08
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やりすぎはよくない。


放出も吸引も。



概要

放出のゲッチェルとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。
DM-13「聖拳編 第4弾 龍炎鳳神誕(エターナル・フェニックス)」にて収録。レアリティはベリーレア。

名前の通り、シールドや手札からカードを『放出』するスピリット・クォーツ


スペック

放出のゲッチェル VR 闇/自然文明 (6)
クリーチャー:スピリット・クォーツ 7000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札を1枚、自分のマナゾーンか自分のシールドゾーンに置いてもよい。
W・ブレイカー
アタックトリガーで、手札からマナorシールドを増やすことができる。

なお、アタックトリガーによるこの効果を使うかどうかは任意。
ちなみにテキストに「裏向きにして」の一文が無いが、シールドゾーンにカードを置く場合は裏向きにして置く。
これで注意しておくべき点は、シールド・ゴー持ちを表向きにしてシールドゾーンに置くことはできないということか。

どちらもそこそこに強い効果だが、使用率に差が出ている。

マナブースト効果の方はあまり重要視されていない面がある。

弱くは無いが、軽めのマナブーストはやはり序盤の方で使われる。
つまり、6マナ溜まっている時点では1枚ほどのブーストは旨味が多くないってところか。
ただし、エピソード1からはマナチャージで効果を発揮するスペース・チャージが登場。
これによって、アタックトリガー中にスペース・チャージが使えるため多少は強化されたか。

ゲッチェルで強いとされている面は、やはりシールドへの手札の埋め込み。

アタックトリガーで、任意のS・トリガーなどを仕込む事が出来るのはかなり強い。
山札からの回収やマナゾーンからS・トリガーを回収できるカードと組み合わされることが多い。

ゲッチェルの最大の問題点は、アタックトリガーで手札を消費する事。

1回のアタックトリガーで手札1枚を消費すると考えると結構手札が枯渇しやすいのが分かる。
そんなんなので、あらかじめ手札補充手段を増やしておくと良い。

そしてアタックトリガーなので、すぐに能力を起動することが出来ない問題点もある。

アタックトリガー持ちのクリーチャー全般に言えることだが、効果を発動する前に除去されては意味が無い。
ゲッチェル自体のパワーはそこそこ高いので火力除去はある程度耐性があるが、確定除去やバウンスは避けたいところ。
その辺も何らかの改善策を考える必要があるか。

能力のポテンシャルは高いので、上記の問題点を取り除いた運用をすればかなり強いクリーチャーなのは間違いない。


相性の良いカード

吸引のシーリゲル R 闇/自然文明 (6)
クリーチャー:スピリット・クォーツ 7000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚、自分のマナゾーンまたはシールドゾーンから自分の手札に戻してもよい。
W・ブレイカー
ゲッチェルとは対照的な『吸引』の効果を持ち、ゲッチェルとの相性は抜群なカード。

シーリゲルの能力でマナゾーンからS・トリガーを回収し、ゲッチェルの能力でシールドに仕込める。
また、両者の効果を組み合わせることで『ゲッチェルの手札枯渇・シーリゲルの回収による自傷』を和らげられる。

ただし、放出も吸引もやり過ぎには注意しよう。

ロジック・スパーク UC 光文明 (3)
呪文
S・トリガー
自分の山札を見る。その中から呪文を1枚選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。

クリスタル・メモリー R 水文明 (4)
呪文
S・トリガー
自分の山札を見る。その中からカードを1枚選び、自分の手札に加える。その後、山札をシャッフルする。
S・トリガーを手札に持ってこられるサーチカードの一例。

このようなカードでサーチしたS・トリガーをゲッチェルで埋め込んでやるとよい。
それに上記の二枚はS・トリガー持ちなので、ゲッチェル自身の効果で埋め込んでみるのも良し。


補足

名前の元ネタは、聖拳編のスピリット・クォーツ的に考えてもゲッチェル鉱だと思われる。

ゲッチェル鉱とは、ドロマイト鉱物の一種。
鶏冠石や石黄などと一緒に産出される鉱物で、1962年のアメリカ・ネバダ州のゲッチェル鉱山で確認された。

DMのイラストでは、基本的に紫と緑色の二種類で体の色が構成されているが、元ネタの鉱石の色は独特な赤色
元ネタの色合いが再現されてDMに登場していたならば、恐らく所持する文明は闇/火といった感じになっていたと思われる。

イラストレーター的には、ゲッチェルは『自然と闇のエレガントを取り込んで』イラストを描いたと述べている。

なんとなく長崎土産の切子細工をイメージして書き上げたようだ。
ちなみにゲッチェルは後肢が3脚ほどあるが、イラストレーターが言うにはこれらの脚に関節等は無く固定されているらしい。

そういった構造をしているためか普通に体を動かすのではなく、全身を使ってカタカタと体を動かすとのこと。



やりすぎはよくない。放出も吸引も。

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最終更新:2024年11月13日 16:07