登録日:2016/01/14 Thu 02:37:24
更新日:2020/07/16 Thu 18:07:00
所要時間:約 2 分で読めます
本作の主人公。作中世界で強大な権力を誇るクラジウス騎士団に雇われる錬金術師の青年。
クースラという名には「利子」という意味があり、別名「眠らない錬金術師」。
年齢は推定20代前半。カラーイラストでは髪色は赤になっている。
背はやや高いもののさほど体格が良いわけでなく、顔つきは精悍だが色男と呼ばれたこともない程度。(本編の記述より)
コミック版1巻ではやたら目が死んでいるコマが多かった。
本編ではいきなり
獄中で登場。
罪状は教会から聖人の遺骨を盗み出し、錬成の材料に用いようとしたこと。
その後、騎士団によって釈放され聖地奪還戦争の前線である町・グルベッティに送られる。
そこで昔なじみの錬金術師ウェランド、そして騎士団から監視役として遣わされたフェネシスと出会う。
以下ネタバレ
幼いころに住んでいた村が焼き払われ、仲の良かった女の子も殺されてしまう。
それ以来、「何かを守り通せる力」として幻の金属・オリハルコンの剣を求めるようになる。
オリハルコンの錬成を目指し、騎士団所属の錬金術師となったクースラはフリーチェという恋人ができた。
しかし彼女は騎士団と対立する教皇派の密偵であり、ある日それを知った騎士団によって惨殺される。
その時に怒るでも悲しむでもなく錬成についてのことを考えたことから、自分に誰かを守ろうとすることなどできないという思いを抱くことになる。
だが以上のことをフェネシスに語った時、彼女が返した言葉によって自分が人を好きになれていたことに気付かされる。
更に直後、フェネシスが自身の重大な秘密と秘めた思いを打ち明けられる。
そしてクースラは、オリハルコンの剣と共に求めた、「その力で守りたいもの」としてフェネシスを選んだのであった。
クースラの思いの移り変わり、フェネシスが伝えた思いについてはぜひとも直接読んで確かめていただきたい。
上記のように物語当初は過酷な体験、ニヒルな振る舞いなどシリアスなキャラ性が押し出されていた。
しかし巻を追うごとにヘタレ化。弄る一方だったフェネシスにも所々で立場を逆転されるようになる。
錬金術師として次々と偉業を成し遂げたり、窮地を度胸と機転で乗り越えるなど決めるところは決めるのだが、
フェネシスに対する依存っぷりは着々と悪化している。
前作のカップルとはだいぶ雰囲気が異なるが、イチャつき具合では遜色がなくなっていく。
いいぞもっとやれだがもげろ
「人にはそれぞれ立てたい項目がある」
「だから、項目をしこたま立てまくった先になにが待っているのかなんて俺は尋ねないし、
そのために他人の項目など平気で追記・修正する目的意識はむしろ立派なものだと思う」
「この項目に辿り着き、途中までうまく修正していたという意味でもあんたは立派に項目を追いかける1人の
Wiki篭りだったんだろうな」
最終更新:2020年07月16日 18:07