デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスター

登録日:2016-01-17 (Sun) 17:52:04
更新日:2024/12/09 Mon 19:32:00
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「キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードってえ名前は、俺様が考えてやった」






デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスターは西尾維新著『物語シリーズ』第20巻『業物語』の登場人物である。
業物語』の1編「第零話・あせろらボナペティ」にて語り部を担う。


【人物】

自称・決死にして必死にして万死の吸血鬼。金髪金眼で、一人称は「俺様」。
吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの名付け親である。

「物語シリーズ」本編より600年ほど前、ある王国の「死体城」と呼ばれる城に住んでいた。
かつて「死体王」と呼ばれた暴君が暮らした城であり、王に殺された人間の怨嗟や怨念から生まれたのがデストピアである。
眷属に、トロピカレスク・ホームアウェイヴ・ドッグストリングスという元人間の吸血鬼がいる。

殺したものは必ず食べるという主義。殺した以上はまずくても毒であっても残さず食べつくす。
また逆に、自分で殺したもの以外は出来る限り口にしたくないと考えている。
ただしそのことを他人に押し付ける気はなく、あくまで自分1人の信念と捉えている。


【作中の活躍】

ある日目覚めた時、自分が一度餓死して復活したことに気づく。
そしてトロピカレスクの報告により、王国の人間が絶滅したために餓死したこと、その原因が「うつくし姫」と呼ばれる女性にあることを知る。

その後、うつくし姫――アセロラを発見し殺そうとするも、彼女の「美しさ」の効果によって殺意を罪悪感に変えられ、
自殺することとなってしまう。(その際に生じた自身の死体は再生後、上記の主義に従い自分で食べている。)

そのままではアセロラを喰らうことは不可能と知り、彼女の美しさへの対処法を探すことを決める。
またこれ以上自分の美しさによる自殺者を出したくないアセロラとの利害が一致したこともあり、彼女を「死体城」に住まわせる。

アセロラの「美しさ」を抑えこむ手段として、彼女に「悪ぶる」ことを提案する。
口調やしぐさを下品なものに変えることで内面の美しさを覆い隠せる可能性にかけたのである。
一人称の「儂」や傲慢なしゃべりかたなど、現在のキスショット及び忍野忍のキャラ性の原点ともいえる
























「デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスターってえ項目は俺様が立ててやった。」

「自分で言うのもなんだが、クールでハードで、最っ高にいい項目だ。」

「最っ高にいい項目には最っ高にいい追記・修正がされるべきだ。」

「そうは思わねえか?」

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最終更新:2024年12月09日 19:32