登録日:2025/07/18(金) 06:30:16
更新日:2025/07/18 Fri 07:27:12NEW!
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勇太の通う若竹小学校とは別の学校に勤務する眼鏡を掛けた男性教師。初登場する一ヶ月前に研修で鈴子と出会い一目惚れし、アプローチしている。
鈴子への挨拶ややり取りが
ゴウキと見事にハモっていたり先に花を渡そうと校舎内で競争して二人して彼女に怒られたりとコミカルな面もあるが、性格は割とずる賢いところがあり、古典的な引っ掻けをやって出し抜こうとしたり、ゴウキに戦士としての使命を言い分に遠ざけようとしていた。
しかしバマースの襲撃の際には鈴子を庇ったり、鈴子につれられる形でだがヤートットに襲われた人を助けようとしたり、ゴウキから渡すよう頼まれたお守りを一度は捨てようとするもちゃんと鈴子に渡したり、全員逃げて尚瓦礫を支えていたゴウキを見捨てなかったりと、人としての良識や正義感はきちんと持ち合わせている。
ゴウキに対しても僅かに関わっただけでも人柄は認めており、彼個人を貶すような言葉は一切言ってない。
彼の人間性を要約するなら、「姑息なだけのいい人」。
何気にゴウキと張り合えるくらい高い身体能力を持っている。当たり前であるが落下しようとする大きな瓦礫を支えられない。
鈴子は彼をそういう観点で意識はしておらず、一方的な片思いであった。
放課後、花束を持って告白しようと若竹小学校に来た時、同様の理由で花を持って来ていたゴウキと鉢合わせし、黒板消しを綺麗にしていた鈴子への態度から恋敵と互いに察知し、互いに押し退け合い用意した花を撒き散らしながら競争し、結果転んでゴウキの服を掴みゴウキも転んで花瓶を割って叱られてしまった。
三人で一緒に花瓶を買いに行き、食事を取っていると
バマースが現れ腰を抜かしてしまった。負傷した鈴子を中央病院に連れていき、見舞いに来たゴウキに近付かないよう言った。この時鈴子をさらっと呼び捨てにしている。
バマースとの戦いが終わってゴウキと鈴子の様子を見届けに隠れて見守っていた
リョウマ達のもとに来る。初対面なのでリョウマ達は怪訝な顔をしていた。
鈴子がゴウキに告白される形で失恋し、号泣した。
四十四章に再登場。正月にゴウキに会いにシルバースター乗馬倶楽部に来訪したが、様子がどう見ても不審者そのものだったので発見したボックから追い掛け回され、ゴウキ達と再会。ゴウキとボックから思いっきり警戒の目を向けられつつギンガマンや青山父子や鈴子と一緒に食事を取った。この際晴彦から誰かと尋ねられ、ヒカルの「前に鈴子先生に振られた人」という答えに噎せてしまった。
ゴウキと共に鈴子を見送った後、彼を越えるべく出る弟子入りを志願した。この時点では彼女がゴウキを選んだ事は彼女の自由で仕方無いと受け入れていたが彼女の事は諦めておらず、ゴウキの全てを見極めて彼に勝てばチャンスがあるかも知れないと
母娘に大きな縫いぐるみを押し付けたり、見ただけで季節に合ってない格好のゴウキを八百屋さんが気に入られたのを見て上着を脱ぎ出したり相変わらずずれた行動を取っていたが、地球魔獣の影響で生じた地震では地下に避難したが、入り口の崩落を防ごうとしたゴウキに続くように瓦礫を支えた。これ自体はポーズだが避難誘導自体はきちんと行っている。
全員逃げたのを確認して脱出。しかしゴウキは足元に落とされていた縫いぐるみを拾う為に逃げずにおり、それが理由だったと知った。ゴウキが自嘲しつつ自分に縫いぐるみを託して戦場に向かう姿を見て彼には勝てないと思い知らされ、失恋を受け入れた。
縫いぐるみを渡すとゴウキの後を追い、ボーリング装置のバリアの反射で倒れたゴウキを支え、背中を合わせて獣撃棒を自分の肩に乗せ、文字通り肩を貸した。
ゴウキがアースを獣撃棒にチャージしている間、自分は鈴子を諦めた事、そして先程の彼の自嘲に対して
「優しすぎて強すぎる」
「優しさ余って強さ百倍。お前の武器なんだろ? 何で治す必要があるんだ?」
と答えた。熱くなる獣撃棒を必死で支え、放たれた獣撃破の反動で吹っ飛ぶ。生身の人間に衝撃を耐えられる筈はなく気絶した。
ダングスが倒れた後、ゴウキの呼び掛けに目を覚まし、笑い合った後再び気絶した。
追記、修正お願いします。
最終更新:2025年07月18日 07:27