青銅竜(ドリフターズ)

登録日:2016/02/10 Wed 23:15:27
更新日:2023/01/04 Wed 09:20:01
所要時間:約 3 分で読めます




青銅竜とは漫画『ドリフターズ』に登場するキャラクターである。

漂流者や廃棄物が転移した先の世界において、「六大竜」と呼ばれるドラゴンの内の一匹。
ただしその中では末席とされている。他五匹は未登場で今のところ全く情報はない。

3対の目と鎧のようなウロコ、端がボロボロになった翼を持つ巨大なドラゴン。(正面から見るとエヴァみたいな顔をしている)
人語を話すことができ、一人称は「我」で、尊大な口調。

単行本第3巻にて、黒王軍に支配されたカルナデスの北壁に現れる。
青銅竜にとって隷属と考えている飛竜を黒王軍が使役していることに不満を露わにした。

しかし黒王には平然と、「盟に加わるなら列に並ぶがいい」と返されてしまう。
加えて「お前が誰でも関係ない」「飢えたゴブリンの子もお前も同じだ」とまで言われ激昂。
黒王を恫喝、もしくは攻撃しようとするが、



(青銅竜に手の平を向ける黒王)





「……!! よせ…ッ!!」


ボ…ッ

ゴボ…ッ 

ボズズズズ

ゴボッ


黒王の「力」、生命の増殖によって細胞の過増殖による腫瘍を発生させられ、全身が膨れ上がった姿にされる。
そして「傍観はない」と忠告された上で、盟に加わるかどうかを再度問われる。

なおも続く肉体の肥大化にのたうち、屈服して盟に加わることを誓った。
黒王には「畏れられるより蔑まれる姿となった」ことで、盟に加わる権利があると認められた。







ところが、


「やめろ!!」
ギギ…ギ…
「やめさせろ」「よせ やめろ!!」
ギチ ギチ ギチ
「黒王ッ」「止めろ」「止めさせろオ」


次の回では縄で身動きが取れないようにされた上に、刃物を持った黒王軍の兵士に体をよじ登られていた。
竜の屈服が一時的で表面的なものと見破られていたのだった。

「共に歩めぬなら ただの肉」by黒王

彼の肉体は文字通りの銅である為、黒王によって膨張した体はいくらでも銅を切り出す事の出来る「無尽蔵の銅鉱山」として利用される事に……
黒王軍では彼から切り出した銅のインゴットが通貨として用いられている。




上記の通り、相手がチートもいいとこだったとはいえ見事な噛ませ犬ポジションである。
登場時には、黒王軍の監視をしていた十月機関のメンバーがそれなりに驚いてはいた。
しかし、黒王軍に与する化物の行っていた原始農耕の方がインパクトの大きいような描写をされている。

六大竜の残り5匹が、某四天王のような末路を辿らないことを祈るばかりである。(登場すらしない可能性もあるが)


あとがきでは、胸の大きさが中世ヨーロッパ暗黒時代の娘に「変な竜」呼ばわりされた。



「我らと共に追記するか 彼らと共に修正するか」
「傍観は無いのだWiki篭り 返答せよWiki篭り

「よせ!! やめろ やめろ!!」
「わかった 追記…追記・修正する!!」



この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2023年01月04日 09:20