アルファ・ロメオ
一応、健全な企業だがDTMにて、
「パワー足りないんだが?」
「なら普通の車より二倍以上回るエンジン造れば良いじゃない」
そして、18000回転超の鬼畜エンジンが…。
バイクじゃねぇんだぞ!
パリの街中をありえない挙動で縦横無尽に走り回る「街の遊撃手」のCMで有名。
CG?そんな凝ったことができるコンピュータなんて当時はありませんよ?
シトロエン
フランス最狂の変態自動車メーカー。
ハイドロニューマチックに代表される個性的な技術や機構で根強いファンが多い。
変態?いいえ、全ては『みんなのクルマ』を目指した結果の産物ですが?そういう意味ではある意味Appleにも近いかも知れない。
また技術面だけでなく、エッフェル塔の広告ジャックなどの宣伝面もどこかおかしい。
変態プレイのやりすぎて何度か経営が怪しくなった程。
スズキ
アルト・ワゴンR・ジムニー・スイフトなど「コンパクトカーの名門」というイメージが強い同社だが、
二輪部門になると突如頭のネジが外れる事で知られており
水冷三気筒のGT750、あのマツダですら成しえなかった
単車にロータリーエンジンを搭載したRE-5、
世界で初めてバイクに
油冷エンジンを本格的に採用したGSX-R750、
それも排ガス規制には勝てず泣く泣く油冷は諦めた…と思ってたら
裏でひっそり開発を続けており12年ぶりに油冷エンジンを復活させたジクサー250、
その
未来的・衝撃的なデザイン一発でその名を世界に知らしめたGSX1100S刀、
なんかヌメヌメしたデザインから繰り出される
市販車初の300km/hブレイカーGSX1300R隼など
数々の変態的なバイクを輩出している。
先に述べたように軽自動車に強い四輪部門もあるが、まともかと言えば「否」と即答しなきゃならんレベル。
日本の軽自動車メーカーのトップでもあり、大ヒット車種のワゴンR、正面衝突でベンツを破壊可能な民生用軽装甲車ジムニーなど、やはりこちらも相当おかしい。
更にはパイクスピークチャレンジにて、
「エンジンのパワーが足りない」
「しかしエンジンには、もう改造の余地が無い!」
「もはやコレまでか……?そうだ!!もう一機エンジンを積もう!!ツインエンジンだ!!」
誰もが認めるスーパーキ○ガイマシン、
が出来上がった。もうダメだコイツら…。
ちなみに同じような経緯で生まれたマジキチマシンとして、GTシリーズでおなじみエスクード・パイクスピークスペシャルがあるが、
こちらはエンジンをV6にしたおかげでエンジンは1台に収まっている。
とはいえ中身は原型を留めないというか原型の欠片すら無いので、「エスクードっぽい何か」と揶揄される。
ダイハツ工業
「軽自動車」というカテゴリーであらゆる車種を網羅しちゃう。
「軽自動車もクルマには変わりないよな?よし、あのジャンルのクルマも作ってみるか」
こんな会社なんです。
まあこれならよくある小型車メーカー…で済んでたが、かつては文字通りの「でっかいミラ」といえるストーリアに高性能ターボエンジンを載せたマジキチマシンを作っていた事がある。しかもこれを市販していた。どれくらいマジキチかというと、パワーに車体がついていけなくてトヨタを(安全面で)チビらせたほど。
TVR
「クルマ?エンジンとタイヤと座席があればそれでいい」「スポーツカーに求められる物…それは軽さとパワーだ!ってかそれ以外要らぬ!」のイギリスの自動車メーカー。
軽い&速い=至高と言わんばかりのマジキチマシンをいくつも発表。
極めつけのTVR・サーブラウ スピード12、こいつは1t強の車体にV12エンジンを積んだ…ただそれだけのクルマ。ABS?エアバッグ?当社は電子機器メーカーではないのでそんなものは付けません!
…勿論危なっかしくてとても乗れるもんじゃねえと当の作った本人たちも気づいたのかコンセプトカー止まり、と思ったら実際作った一台が本当に売れたとか。一体何処の命知らずだ、出てこい褒めてやる
…と思ったら社長の知り合いとのこと、尚更自重しろ。
あまりの変態プレイで4度も会社を立て直しするハメに。
DUCATI
HENTAIスポーツバイク大好きのイタリアのバイクメーカー。
ちなみにバイクを作り始めたのは第二次世界大戦後であり、それ以前は家電メーカーだった。
他のどこもやってないバルブ閉めにもカムシャフトを使う「デスモドロミック」や
90度Vエンジンの片バンクを水平になるまで傾けて搭載する90度バンクL型エンジン(これは最近辞めた)なんかは変態の極み。
市販車にもレース向け機構を組み込む日産並の外道企業。
何故かVWグループとなりました。
こちらもご存知日本が誇る世界の自動車メーカー。
戦後の混乱期に他社が海外メーカーとの自動車の共同開発を行なう中、トヨタは何と自力で初代クラウンを開発し量産化。
その開発者が「変な車を作っている」と言われ続けながら、後輩たちが作り上げたのが世界初のハイブリッド車であるプリウス。
そのプリウスを開発する際に、130年前に技術は確立されながらも燃費が悪かったアトキンソンサイクル方式エンジンを小型車であるパッソにぶち込み、リッター27.6km/hというマジキチ低燃費車が完成した。
また英国のTV番組「トップ・ギア」の企画で証明された旧型ハイラックスのタフさは伝説となっている。
国外でもみんなが欲しがった2000GTはもはや神話。総生産台数は340台にも満たないというスーパーカーもビックリのレベルで、しかも同じ変態企業であるヤマハ発動機との共同開発である。
それが1964年のことであった。
そして「世界超一級レベルの運動性能と超一流の感性と官能を持ち合わせるスーパースポーツカー」として500台限定で生産されたレクサスLFAに至ってはエンジン音にこだわってヤマハ発動機・ヤマハ楽器・トヨタの最強布陣で作り上げたV型10気筒エンジンをフロントミッドシップで搭載(当初はトラクション性の強いリアミッドシップも検討されていたが、いたずらに電子デバイスに頼りたくないという理由から却下)した正真正銘のスーパーカーであった。
さらに2010年12月のLFA生産開始から少し遅れた2012年初頭には50台限定のサーキット走行重視の高性能仕様「ニュルブルクリンクパッケージ」をリリースしたが、遅れた理由がさらなる高みを求めて期限ギリギリまで開発・テストを継続してたら遅くなっちまったとのことで、実際2011年8月にはニュルブルクリンク北コースにて量産車メーカーの市販車として当時最速の7分14秒64の記録を叩き出していた。
今までトヨタ=つまんないが代名詞だった。
しかしモリゾウこと豊田章男氏が社長に就任してから反転。
社長が大好きなスポーツカー攻勢はぶっ飛んでいるの一言で、スポーツカーの復活として86を作ったのを皮切りに、
ヤリスに3ドアモデルを追加した挙げ句270馬力のエンジンをぶっこむ、スープラも復活させる、
さらには5ドアのカローラスポーツをベースに「ヤリスのエンジンと4WDシステムをぶっこみます(まだ分かる)」「カローラはヤリスより重いけど、車体が大きくてパワーを活かしやすいのでパワーを上げます(常識的な範囲)」「重いからリアシート外します(←!?)」という意味不明な物まで作る始末。
昔は「他がおかしいので相対的に常識的」と言われていたが、周りがエコの一言で去勢されていく中、
資金力と研究力に物を言わせてマジキチ車もストロングハイブリッドも電気自動車も水素自動車も作るというスタイルから
現在は「他が常識的になったら逆に変態になっていた」という感じである。
西日本車体工業
北九州市にあったバスボディ専門メーカー。西日本鉄道グループ。
「うーん、マイクロバスでも乗り降りしやすいワンステップ車が欲しいなぁ。」→ボトルトラックのシャーシを利用したプレビス誕生。
「もっと小さいバスも乗り降りしやすい車が欲しいなぁ。」→三菱・パジェロを改造してミニミニバス誕生。
西鉄「夜行車の最後部席も深く座席をリクライニングできるようにしたいね」→最後部に座席をリクライニングさせるためだけの出っ張りを設置
西鉄「安いワンステップバスを作ってくれ!」→中型車のシャーシをぶった切ってスペーサーを溶接して10.5mクラスまで延長したJP系誕生
事実上バス会社が自前でバスを作っていたようなもんだから、時としてぶっ飛んだ方向に飛び抜けた製品が誕生することとなった。
因みにこの会社、もとを辿れば戦時中は
こんなもんを作ってた会社の後進でもある。
日産自動車
労働組合のせいで不安定だった経営体制がカルロス・ゴーンのおかげで持ち直した技術最重視メーカー。
安価でポルシェなどに対抗できるGTRを作った。Nurの名前も付けた。スポーツカー大好き企業。
アメリカではエンジン回り以外の堅牢さと迅速丁寧好印象なアフターサービスで絶大な信頼を得ていた。
で、その信頼に物を言わせてアメリカのスポーツカー市場を狙い撃ちにするために開発した
フェアレディZに至っては「値段以外はポルシェと同じ」とまで言われ、
スポーツカー単一車種最多売り上げのレコードホルダーである。
実際、初代のアメリカ仕様は少数しか入らなかった初期出荷分があっという間に完売、買いそびれた客たちが暴徒化しかけた。そしてヨーロッパ製のライトなライバル車種を
尽く滅ぼした。
市販車にレース専用エンジンをブチ込む外道企業としても知られ、超高級セダンにも超高出力エンジンを投入。リムジンにもアホエンジン搭載。
300km/hのリムジンなんか、
どこぞの「見敵必殺」な英国貴族様しか乗らないだろう。
その車の名は「プレジデント」。
大統領や社長という役職は、こんなキ○ガイマシンに乗らなければイケないらしい。
二次元には乗りそうな大統領がいるが。
タクシー用のセドリック営業車にも、以前スカイラインGT-SエンジンをLPG仕様に仕上げた直列6気筒LPGエンジン搭載モデルがあり、
最高クラスは3000ccというタクシーに不必要な最高時速250km/hとパワーを持ったタクシーが走っていた。
現在はNA-20PE直列4気筒エンジンだが、それでも最高時速は200km/h(リミッター解除時)である。
ハーレー・ダビッドソン
バイクに詳しくない人でも一度は名前を聞いたことがあるであろうアメリカの大型バイクメーカー。
音?振動?何をいうか、これがハーレーのスタイルだ。この音と振動がいいんだよ。
むしろ「ハーレーダビッドソン」でバイクの一ジャンル。
ひたすらブレずに我が道を突っ走るバイクメーカー。
それでいてここのバイクは完成度の高い実用品でもあるのだから不思議なものである。
実はショベル後期から日本製の部品がたっぷり組み込まれていたりする。
フォークは日立、スイッチは東海理化、メーターは日本精機、電装はデンソー、ホイールリムはDID、ブレーキローターはサンスターなどなど…半分日本車じゃね?
フィアット
ルパン三世の愛車としても有名なイタリアの自動車メーカー……に留まらない超巨大コングロマリット。
アルファロメオ、フェラーリ、ランチアといったイタリアの自動車メーカーの多くを傘下に収めている。
自動車以外にも、「フィアット、陸に、海に、空に」のスローガンの元、鉄道、飛行機、船舶の製造までしており、単独で陸海空を制覇している。
更には化学分野に農業に金融に新聞の発行……と、およそイタリア国内の産業の多くを網羅している。
あまりにも巨大なため、
「フランスはルノーを持っているが、フィアットはイタリアを持っている」
というジョークまである。
早い話がリアルにアーマード・コアの世界に生きる企業。もちろん他企業に物理攻撃とかはしてないよ……?
フェラーリ
生産性一切無視の鬼畜なスーパーマシンを造り続ける、逝かれた自動車会社。
ちなみに、この会社が造る車は全て変態技師達の趣味の産物。
元々はアルファロメオのドライバーだったエンツォ・フェラーリが独立したレーシングチームで、市販車を作り出したのは『レースの資金を稼ぐ為』だったとか…
フォード
ライン生産やアフターサービス体制を筆頭に「今のクルマ関連の当たり前」を恐らく半分以上は確立してしまった自動車メーカー。
ブガッティ
1000psオーバーの車とか作っちゃう。
4連ターボチャージャーって、なんですかあぁっ!!
と思いきやコスワースと共同開発した『8.3L V16気筒NAエンジン』はエンジン単体で1000馬力を叩き出し、向こうでは当たり前のPHEVと組み合わせてシステム1800馬力を発揮する化け物を作り上げた。
お値段も6億超えと化け物過ぎるが…
富士重工業/スバル
ご存知世界で唯一、水冷水平エンジンを搭載する車を作る会社。
中島飛行機時代の技術を応用し、スバル360をはじめとして、レガシィやインプレッサなど名車を開発した。特に世界ラリー選手権でのWRXの活躍は有名。
ラリーでの経験を活かして、独立懸垂式サスペンションなるものを開発し、軽自動車にまでこいつをぶちこんだ。
現在はトヨタ自動車の傘下になったが、軽自動車の自主生産から撤退したくらいで相変わらず個性的な車を作り続けている。
ちなみに、2003年までバスのボディも作っていた。末期は日産ディーゼル向けが大多数だったが、ごく少数いすゞ向けの車体も作っていた。国産初の量産型連節バスはここが手がけた
ブリストル自動車
軍用機で有名な英国ブリストルの自動車部門。
第二次世界大戦が終わって平和になった世の中で、軍用機の需要が減ったためにその資本で自動車を作り始めたのが始まり。
…なのだが、旧型車に最新エンジンや電子装備をぶち込み現代基準にアップデートする、
さらにはどう見てもクラシックカー然としたデザインなのに高性能エンジンをぶち込み無茶苦茶な速さのマシンに仕立て上げるなど、
どこか頭のネジが取れたクルマを作っている。
BOSSHOSS / ボスホス
明らかにバイクにつける代物じゃねえエンジンを積んじゃう変態バイクメーカー。
V8バイクとか5000cc超エンジンとかバイクに付けちゃうってなんですかそれは。
しかもカスタムメイドが基本なので「同じクルマは存在しない」という。
ポルシェ
後輪駆動に頑なにこだわるドイツのスポーツカーメーカー。
というよりこのRR方式というのは、今となってはむしろ難点しか無いような駆動方式(詳細は
自動車の項目で)なのだが、
その問題点だらけのRRに固執しガチのスポーツカーを作り上げてしまう。
んんんー?RRは車で一番重い部品のエンジンが後ろにあるから、曲がるときに後ろのエンジンに振り回されて曲がりづらい?
よし、前に22kg程重りを積んでやれ。
しかもRRにこだわる理由が、技術的な面というより
「今じゃ他がやってないからポルシェらしさをアピールできる」(意訳)だそうで。
本田技研工業
近年では二足歩行ロボット「ASIMO」の開発で知られるが、本業のエンジン・自動車分野でも数々の偉業を成している。
自動車排ガス規制を難なくクリアしたシビックすら序の口。
F1グランプリに参戦していた頃作ったエンジンが勝ち過ぎてあからさまにホンダ狙い撃ちの規制を受けたエピソードが有名。
またアメリカの「インディアナポリス500マイルレース(通称:インディ500)」で、2006年にホンダ以外のエンジンメーカーが撤退した際には全チームにエンジンを供給し、その年はインディ500の暦史上初めてエンジントラブルの無い年となった。
そしてその後2010年までエンジントラブルは皆無だった。
2014年には、イギリス法人がアメリカ製の芝刈り機をエンジンをバイクレース用にして、タイヤもバイク用に換装した魔改造芝刈り機を作り、
時速180キロを越えるスペシャルマシンを公開。実際にサーキットに芝を生やして猛スピードで刈り取り、ギネスワールドレコードにおいて「世界で最も速い芝刈り機」と認定された。
更にはビジネスジェットにも進出したが、そのデザインは主翼の上にエンジンを載せるというとんでもない構造。
試験場を貸し出したボーイング社の社員からも当初鼻で笑われたものの実は空力・騒音対策の面で理にかなっていたことが判明。
その快適性から順調に売り上げを伸ばしており各界の著名人からの評価も上々。
あのトム・クルーズも「自分で操縦したいから」という理由でお買い上げしている。
なんと自動車で競合相手であるトヨタ自動車が役員の移動用に購入、社長室にも模型が展示されている。
ホンダと言えばアニヲタ的には「スーパーカブ」なのだが、このスーパーカブのエンジンも変態中の変態で、2スト時代は食用油の廃油で走行可能、4ストエンジンになってからも「Hondaエコマイレッジチャレンジ」という大会で独自のエンジンをカブベースで開発した結果、2011年の大会で3,644.869km/L(換算値)という、ちょっと訳わからない数値を叩き出すわ、市販車も2022年にモデルチェンジしたスーパーカブ110が平地走行どころか箱根越え含めても(新品状態とはいえ)カタログスペックより高い航続距離を叩き出す(当然平地のみだともっと伸びる)など、スーパーカブ伝説はとどまることを知らない。ちなみにタイではバイクのことを「ホンダ」と呼んでいる。
このメーカーはとにかく2輪を作らせたら新聞配達から交通機動隊まで御用達なので、見かけたことのない人は逆に凄いかもしれない。
ロータリーエンジンの実用化(なんと豪州車やマイクロバスにも搭載)とその化け物性能。
「美尻」に命を懸ける変態企業。
ロータリーエンジン搭載製品第1号、コスモスポーツは正に宇宙船。しかも地味に息が長かった。
現在は、新型ロータリーエンジンやクリーンな
ディーゼルエンジンを開発したり、搭載車を発売したりして他社との差別化を図っている。
また、日本メーカー初のル・マン24時間レース総合優勝の記録を持っているメーカーである(2018年に
ライバル不在とはいえトヨタが戴冠しました)。
彼らの手によって生み出された787Bは前述の日本メーカー初快挙の記録以外にも、「ロータリーエンジン搭載車として、レシプロエンジン以外の車として、カーボンブレーキ装着車として初めてル・マンを制したマシン」としてル・マンの歴史に名を残している。
しかも優勝した55号車はサルトサーキット362周、4923.2kmもの距離を24時間ぶっ通しで走り続けたにも関わらず、ル・マン終了後にそのままの状態で日本に持ち帰って分解したところ、まだ500km程度の耐久レースなら余裕でこなせるほどの状態だったらしい。
頑丈ってレベルじゃねーぞ!
後年それは嘘で「あと1周(約4分)あったら壊れてたかも」という重大なトラブルを抱えていた事が発覚している。
そんな壊れる寸前まできちんと動くエンジンを作っていた事はもちろん素晴らしいが。
光岡自動車
富山の色んな意味で超個性派の自動車メーカー。
既存のクルマを原型を留めないほどに魔改造をぶちかましてしまう。
キットカー(ユーザーが組み立てる自動車)は光岡の光岡たる所以だとばかりにギリギリまで販売を続けたという逸話は有名。
メルセデス・ベンツ日本
おなじみメルセデスの日本法人…なのだが、随分と日本という国に毒されてしまっている。
自社のクルマを若い世代にも売り込みたいという理由だけでアニメCMを作ったり、任天堂のスーパーマリオとのコラボを大真面目にやっちゃう。
ヤマハ発動機
環境規制によって2stエンジンが絶滅寸前に追いやられた時に何を思ったのか、
「じゃあ最後に最強の2stバイクつくろーぜ」と思い至り、
レース用バイクTZシリーズとエンジン・クラッチなどの部品互換が可能なRZシリーズを開発。
さらにVMAX、YZR-M1の開発など色々おかしい。
そして、本社であるヤマハも随分と変態性の強い企業である。後述。
もひとつ付け加えるならば、社歌の作成をあの
谷山浩子に依頼していたりもする(そして当然のごとくROLLYにアレンジされた)。
ランチア
フィアットの子会社。
天下御免のラリー用スーパーカー、ストラトスの製造販売元だった。
ランボルギーニ
アンチフェラーリな創設経緯を持つ、少数生産なんのその、それ以外とルックス最優先の芸儒家肌メーカー。
カウンタックは日本のスーパーカーブームを語る際に決して外してはならないレベルの名車。つか伝説。
車名は基本的に歴史に名前を残している『闘牛の牛の名前』を付けている。
一回潰れていてクライスラー(今のステランティス)→アウディの傘下に入ってVWグループの1ブランドとして健在。
ガヤルドやウラカン、ウルス等のV12じゃないクルマはアウディとエンジンを共用していたりする
ケーニグセグ
最高速にこだわりがありすぎる、スーパーカーをぶっちぎったハイパーカー専門自動車メーカー。
市販車ながら1360PS/1360kgとパワーウェイトレシオ「1」を記録してしまったOne:1、1速AT+ハイブリッドで0-400-0km/hの世界記録を達成したレジェーラ、
2ドア4シーターで小旅行用のトランクを4つ積めるのに、何故かモーター3つとV8ツインターボエンジンの合計出力が2330馬力というジェメーラHV8など、
それは本当に車なのかと疑うような何かを作り続ける。
なお値段も非公表ながらハイパーらしい。