仮面ライダーストロンガー(登場キャラクター)

登録日:2014/02/14 Fri 17:03:35
更新日:2025/04/07 Mon 17:40:15
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天が呼ぶ

地が呼ぶ

人が呼ぶ

悪を倒せと俺を呼ぶ

聞けぇ!悪人共!

俺は正義の戦士!!


仮面ライダーストロンガー!!!



(じょう)(しげる)仮面ライダーストロンガーとは、TV特撮「仮面ライダーストロンガー」の主人公。そして、昭和ライダー7番目の男。




【城茂】



ブラックサタンと戦う城茂たぁ、俺様のこったいッ!!

元城南大学アメフト部主将で、天涯孤独。
親友・沼田五郎をブラックサタンに殺され、復讐を誓う。ブラックサタンのアジトに乗り込み、わざと改造手術を受けストロンガーに変身できるようになった。
…但しその代償に、両手が常時電気を纏う「コイルアーム」と化し素手で人やものに安全な形で触る事が出来なくなり、変身前は両手に絶縁性グローブを装備して行動している。
その後はブラックサタンを裏切り、アジトで遭遇した岬ユリ子/電波人間タックルと共に、ブラックサタン打倒の旅に出た。

非常に大胆不敵な男で、
  • 先述したように、自らブラックサタンのアジトまで赴き、改造人間としての力を手に入れる
  • 自分よりも遥かに強い相手に何度負け続けても、恐れることなく果敢に挑み続ける
  • 自分と同等の強さを誇るライバルを「笑わせるな、あいつごときに負ける俺じゃない」と評価する
  • 以上の苦痛を味わい、なおかつ成功確率がたったの10%である強化手術を受けるかどうかの質問にも、間髪入れずに「受けます!」と言い放つ
  • 1分以上使用したら自爆する技を、平然と1分以上使用する(しかもなぜか自爆しなかった)
など頼もしい。

親しい仲間にはぶっきらぼうな態度で接し、きりきり舞いにさせたり、言い争う事もあった。
敵対する者には小馬鹿にしてからかったりすることも多い。
「ブラックサタンの首領があまりにもマヌケだから笑ってるのさッ!」
「マヌケの岩石男爵、どこだ!」
「先祖が立派な割には、あまり利口じゃないな」
「(コウモリ怪人を攻撃した際に)コウモリの丸焼きができるぜ」
「ほほぉ…お前を蹴落とそうとする怪人がいるのか、そいつは面白いなッ!」
荒々しい口調が目立ち、敵には尊大な態度をとる城茂だが、反面、子供達には優しく接し、一般市民や先輩の仮面ライダーとは敬語で話すなどかなり礼儀の正しい一面もある。
このギャップも彼の魅力の一つであろう。

非常に頭脳が明晰でもあり、自分よりも強い相手と戦うときは力押しではなく、弱点を考察し、それを突く事で勝利することが多い。敵の罠でピンチに陥った際も、素早く打開策を見出して見事に切り抜けている。
また、ブラックサタンの計画をいち早く察知し、妨害を成功させ続けていた。

「ようし、俺のお得意の電気料理を見せてやるか!」
「変身…ストロンガーッ!!!」


仮面ライダーストロンガー


城茂が変身した姿で仮面ライダー7号。相棒の電波人間・タックルと一緒に戦った。
植え付けられたカブトムシの強力なパワーと、内蔵の代わりにセットされた体内の発電機によって発生させた電気技によって戦う改造電気人間。
作中終盤、超電子ダイナモを内蔵されて、1分間だけ電気を超える「超電子」を使える超電子人間に変身できる様になった。
また、超電子ダイナモの影響で基礎能力もパワーアップし、ストロンガーの電気技を無効化する特殊絶縁スーツを装備するデルザー改造魔人も電気技で倒せるようになった。

名乗り口上は、1話~28話まで使われた(後輩ライダーの作品に登場した時に復活したが)
「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!悪を倒せと俺を呼ぶ!聞け、悪人ども!俺は正義の戦士…仮面ライダーストロンガー!!」。時にはブラックサタン戦闘員を倒しながら、この口上を言った事もある。

敵怪人から「いつも格好つけやがって…」と言われたこともあった。

城茂曰く「最高級の改造人間」。敵怪人の攻撃により爆発しても、これを理由に復活する時があった。

~スペック~
平成ライダーとは違い、具体的な数値は設定されておらずほとんどが不明扱いである(他の昭和ライダーも同様)。
奇械人ワニーダとの戦いで発言した、茂自身も毒耐性については把握していないような台詞「そんな事、俺が知るか!」は伝説となっている。
茂のことなので相手を混乱させるためのハッタリの可能性もあるが、後述の電気分解の際には「その秘密はお前たちには明かさん!」なのでガスの件は本当に知らない可能性が高いと思われる。

~データ~


身長:183cm 
体重:78kg
変身ベルト:エレクトラー(常時5万ボルトの電圧を帯電している)
変身に必要な電力:200万ワット
パンチ力:不明
キック力:不明
走力:不明(18話で高速移動、33話で寝た姿勢から高速移動を披露している)
ジャンプ力:55m以上(23話では地下数千mの地底世界からジャンプして地上へ到達)

~デザイン~


マスクは仮面ライダーアマゾンまでのライダーで見られた「卵型の複眼」を廃した独特の形状となっており、
その複眼「ビッグアイ」は設定によれば270度の広視界を持つとされるが、その造形の関係でスーツアクターにとっては視界の確保が困難だったという。


笑っているように見える口元は、ストロンガーの不敵なキャラクターの表現として設計されている。

胸部アーマー「カブテクター」はアメリカンフットボールのプロテクターを思わせる形状と、中央に大きく描かれた「S」字のマーク(ストロンガー自身のライダーズクレスト)が特徴。
「S」の時は勿論ストロンガー(Stronger)の頭文字から取られているが、デザイン上はアメコミヒーローの始祖たる「スーパーマン」を意識したものとされている。

~生命力~


胸部を刺されても死なず、無傷だった他、大ダメージを負っても行動は出来るほど頑強。
高さ1万m以上ありそうな積乱雲頂上付近から地上へ飛び降りても無傷で生還し、高熱にも強く、720万度以上のパワーを持つ百目タイタンの火炎攻撃も直撃さえ貰わなければある程度は耐久できていた。
水、地熱、落雷などからエネルギーを補充する。
原子力研究所に務めている立木博士曰く「君の回復力は素晴らしい」。

非常時はカブトローからの電力供給で電気エネルギーを回復する。

~主な技~


  • ストロンガー電キック
ストロンガーの代表的な技。
10万ワットの電撃とともに強力な飛び蹴りを食らわせる。
劇中では専ら電キックと呼ばれるので間違われやすいが「ストロンガー電キック」で正式な技名である。
それまでは回転数や蹴る回数で工夫していたライダーキックをエネルギーの放出や体の赤熱化など、手書きエフェクトを駆使して電気という特殊能力を表現した過去のライダーよりも格段に派手な演出が印象に残る。
多くのブラックサタン怪人を葬ってきたが、27話から登場したデルザーの改造魔人達にはほとんど効かなかった(超電子ダイナモを内蔵した後も牽制的に使うことが多くやはりあまり効いていなかったが、何故か磁石団長だけダメージを受けていた)
仮面ライダー(新)第28話では、ダブルキックの体勢で繰り出し一度にシビレイジンとムササビ兄を倒した。

  • エレクトロファイヤー(別名・電ショック)
変身時にも使う両手を擦り合わせて発生させた電気エネルギーを、導電体などに這わせて、離れた場所にいる敵を攻撃する。
発生させた電気エネルギーを空気中に滞空させて敵を攻撃する事もあった(20話)。
電キックの様な敵にトドメを刺す必殺技ではなく、繋ぎ技として多用された。
カブトローに搭乗しながら使用する場合もある(6話)
チョイ技の印象が強いが、水中など地形を使用するとパワーアップし、電キックが通用しないデルザー改造魔人をも倒す威力を発揮する

  • 電気ストリーム(4話、6話、7話、23話、28話)
両手から数百万アンペアの超高圧電流を放ち、あらゆる物質を一瞬のうちに分裂破壊してしまうエネルギー。敵に攻撃する以外にも、高熱を発生させて対象を暖めたり、川の水を蒸発させたり出来る。
当初は水中でしか使用できなかったが、中盤では水の無い所でも使える様になった。
最強格の電気技なのだが多用はされなかった。

  • ライダービデオシグナル(1話)
記憶再生装置で、これを使用すれば一度見たものをスローモーションでもう一度再生することが出来る。奇械人ガンガルの攻撃を破る際に使用。

  • カブトキャッチャー
電気的に敵を探し出す技。

  • 電気マグネット
磁力操作能力。自動車を引き寄せるほどの磁力がある。
5話では奇械人トラフグンの発射したトゲを跳ね返した。

  • 電チョップ
チョップと同時に電気エネルギーを流す。

  • 電タッチ
手で触れることで電気エネルギーを流す。21話では真剣白刃取りの状態で使用した他、31話では城茂の姿で使用した。

  • 電パンチ
空中で電キックと同じポーズをとりパンチを繰り出す。ブラックサタン大首領の戦いではジャンプせずに使用した。

  • 反磁力線(3話)
鉄を含む物質を高速度で引き離す。
当初は、電気マグネットの逆効果の技として位置されていたが、
後に電気マグネットも、鉄を含んだ物質を高速度で引き離せる事が判明した。

  • 逆扇風機(8話)
波動拳のポーズをとり突風を発生させる。奇械人モウセンゴケの出した溶解液を跳ね返した。

  • エレクトロウォーターフォール(9話、13話)
地面から強力な電気エネルギーを噴出させる電気の滝登り。
電キック以上の威力を持つ。

  • バッテリーショート(9話)
電気エネルギーでオートバイについている乾電池を破壊する。

  • 電気分解(10話)
変身前に使用した技。火葬(焼死)の危機に陥った時、身体を電気分解して脱出した。

  • ストロンガーバーリヤ(10話)
周囲に見えない電磁波の防御幕を張り、攻撃を防ぐ。

  • エレクトロサンダー(10話)
超高圧の電流を空中に発射し雷雲を発生させ人工的にを起こす。飛行中の奇械人ハゲタカンを倒した。

  • 水中エレクトロファイヤー(13話、19話、28話)
水中で放つエレクトロファイヤー。
ブラックサタン編ではチョイ技だったが、デルザー軍団編では再改造前で電キックで倒せなかった改造魔人荒ワシ師団長を倒す戦果を挙げている。

  • スクリューキック(23話)
空中できりもみ回転してキックを放つ。

  • ダブルキック
開脚蹴り。主に戦闘員を蹴散らす時などに使用。

  • ストロンガーダブルキック(23話)
ダブルキックに電キックのバンクを合わせ、開脚でYの字にした両足蹴り。百目タイタンの無理な再改造でエネルギーが漏れた両肩に直撃させダメージを与えた。

  • エレクトロキック(26話)
電キックのようなライダーキック式の飛び蹴りではなく、手を擦り電気エネルギーをチャージしてからの普通の蹴り。

・チャージアップ(31話~最終話)
後述の「超電子人間」にフォームチェンジする。

通常はポーズをとって発動するが、一部省略したり、とらずに瞬間発動させたりも可能。
またチャージアップには回復効果があるらしく、大ダメージを受け苦しんでいる状況でチャージアップをした時、それまでのダメージが帳消しにされた(33話)。
可逆的な別形態という意味では後の平成ライダー達やRXに先駆けたライダー史上初の「フォームチェンジ」と言える。
(不可逆的な別形態であればストロンガー以前にも外見が変わった事のある1号2号が存在。特に1号には再改造されたという設定がある。)
変身時には、カブテクターのS字のマークが回転しエレクトラーが光る。


俺は悪と戦うために改造人間になったんだ!チャージ…アップ!!!

ストロンガー チャージアップ(超電子ストロンガー)


改造電気人間からパワーアップした別名・超電子人間。
元ブラックサタンの科学者である正木洋一郎博士(演:小笠原博)が開発した「超電子ダイナモ」により強化手術されたストロンガ-。
チャージアップという単語は厳密には超電子の姿に変わるための掛け声であり、当時はこの姿について「超電子エネルギーを得た新パワーの改造超電子人間」という言及のみで具体的な形態名を指した呼称は無かった。そのため「超電子ストロンガー」「ストロンガー(超電子)」など都度バラバラの名称が用いられ不統一だったのだが、近年のゲームやフィギュアなどでは分かりやすさを優先したのか「仮面ライダーストロンガー(チャージアップ)」で統一されている、
角が大型化されて銀色になり、カブテクターに白い線が一本入った姿になり、それまで太刀打ちできなかったデルザー改造魔人すら瞬殺する。


通常フォームに比べて、100倍の出力とエネルギーを誇り、電気技以上の威力である「超電子技」も使える様になるが、1分間の時間制限があり、それ以上フォームを継続していた場合は自爆する

この手の時間制限系では珍しく実際の時間でも1分以内に収まる場合が殆どだが(チェンジ→即必殺技→撃破のパターンが多いため)
33話での狼長官との戦いでは98秒間、このフォームで戦い続けていたが自爆しなかった。

クールタイムは不明だが、33話では敵アジトから脱出するためにチャージアップ→解除し子供たちが捕らえられた場所まで移動→夕暮れから夜更け程度の時間経過で2度目のチャージアップを行っている。

強いならすぐに使えば勝てる、という訳でもなく、万が一時間制限を越え改造魔人を倒せなければその時点で敗北が決定的になるため、劇中でも茂はできるだけ超電子の力や弱点を悟られないように立ち回りつつ、ギリギリまで通常形態で戦闘を続け好機を見出してからチェンジするなど、ある種の駆け引きと緊張感を生んでいた。

そして38話のシャドウとの決戦では勝利を収めるも超電子エネルギーを使い果たし、まさに時間制限とエネルギー消耗の弱点を突かれ捕らえられた。




あまりにも強大なその力は、城茂/ストロンガー自身にも恐怖を感じさせた程である。






因みに複眼が通常形態の黄緑から濃いめのシーグリーンの目に変色する点にも注意。
ファンアートは勿論のこと公式でも割と失念される部分であり、取り分けゲーム作品では黄緑のチャージアップというなんともいえないビジュアルが割と頻繁にお出しされる。
後に通常形態のストロンガーの複眼もチャージアップ寄りの配色となった。


ストロンガー「恐るべし、超電子…」

元々ストロンガーがパワーアップする事自体は企画時点で検討されており、石ノ森章太郎氏によるラフの段階では頭部の角パーツの展開ギミックや肩から電気カッターを出現させるといった案も出ていた。
なお、頭部の角の展開ギミックについては後に『仮面ライダーアギト』で日の目を見る事となった。

後年の客演ではスーツを新造できないのでチャージアップ形態が登場しておらず、それどころか『仮面ライダー(新)』第21話ではチャージアップせずに超電子ドリルキックを放ってネオショッカーのクラゲロンを撃破している。


~超電子技~

  • 超電子ドリルキック(31話、32話、38話)
超電ドリルキックとも呼ばれる。初めて使用した超電子の技にして最多使用の技。全身から火花を撒き散らし、ドリルの様に回転しながらキックする。
電キックでも全くダメージを与えられなかったドクロ少佐岩石男爵の首を吹き飛ばして倒した。


仮面ライダー(新)第21話では通常の状態で繰り出し、クラゲロンを撃破している。



  • 超電三段キック(32話、33話)
V3の回転3段キックのように実際に3度相手を蹴るバージョンと三段跳びから単発のキックを繰り出すパターンがある。
前者はドリルキックで首を落とした岩石男爵の胴体にダメ押しの一撃として放ち木っ端微塵に爆発四散させた。

  • 超電スクリューキック(33話)
スクリュー回転してキックする。

  • 超電急降下パンチ(34話)
敵の頭上まで移動して、頭部を3連続で殴る。
隊長ブランクに致命傷を与えた。

  • 超電大車輪キック(35話)
空中で大の字になって横回転しながら急降下し蹴りを見舞う。
ヘビ女を倒した。

  • 超電ジェット投げ(36話)
ジャイアントスイングで遠くまでぶん投げる。

  • 超電逆落とし(最終話)
相手を掴んで空中までジャンプし、滞空中に地上へ叩き落す。

  • 超電稲妻キック(33話、38話)
空中で大の字になって回転し落雷と共にキックする最強の超電子技。
狼長官ジェネラルシャドウを倒した。


俺のこいつはカブトローだ。

【カブトロー】

城茂/ストロンガーの専用マシン。
最高時速は300km/hだが、落雷発生時は1010km/hに上がる。
ライダーマシンで時速1000km/hを突破したのはカブトローが最初である。
ジャンプ力は200mで昭和ライダーの専用マシンの中では最高値である。
大気中の静電気を吸収してエネルギーとしている、その為燃料補充は不要で半永久的に走行可能。
城茂の電気エネルギーが尽きかけた時は、カブトローから電気エネルギーを頂戴している。
フロントの飾りから稲妻光線「カブトローサンダー」を放ち相手を攻撃することも可能で、意外と優れものである。
劇用車はオンロード用、オフロード用で外見が微妙に異なるが、劇中では特に言及されていない。
当初はアクション用の劇用車もあったものの、第6話の撮影中に車両の真下で火薬を爆発させてしまうアクシデントが発生し、大破してしまった。

【先輩ライダーとしての活躍】


「ようし、この手榴弾をぶち込んでアリコマンドを外に引きずり出すか。待てコラっ」

◆仮面ライダー(新)


主人公のスカイライダーを助けるために、度々日本へ帰国して共にネオショッカーと戦った。単独で3編6話に出演しており、要所要所でスカイライダーの転機やピンチを救っている。
劇中ではシゲルという名前のキャラがいるので、主に城さんなどと呼ばれている。
スカイライダーの特訓に付き合ったりガマギラスや魔神提督などの強力怪人と戦闘を繰り広げたりと頼もしい先輩として活躍した。
当初は礼儀正しい好青年キャラだったが、終盤では言葉遣いが荒くハチャメチャするかつてのキャラに戻った。
最終回3部作では3話全てに出演し、洋が不在の際には一文字と息の合ったコンビネーションを見せている。
2号ライダー、スカイライダーと共にネオショッカー大首領との最終決戦に臨んだ。

高い戦闘力は健在で、
  • チャージアップしないで超電子技を放ったり(ただしチャージアップしてから放つ超電子技とは違い、火花が出ないバージョン)
  • 強敵を倒すためのスカイライダーの特訓の仮想敵を買って出て大回転スカイキックを食らってもノーダメージだったり
  • 敵怪人が気付かないほどのスピードで接近して電ショックを食らわせたり
  • ネオショッカー大首領の幻の術をいち早く見破ったり
と、前作主人公としての貫禄を見せつけた。特にヌルヌルの油で滑り格闘攻撃や掴みが通用しなかったガマギラスは当時プロレス殺法に開花していたスカイライダーとは相性が悪く、ストロンガーの電気無くしての打倒は困難だったと思われる。


仮面ライダースーパー1


劇場版にて、先輩ライダーとして登場。再生怪人軍団に苦戦するスーパー1を助けるために登場。
かつてスーパー1を苦しめたアリギサンダーなどの怪人を圧倒的な力で蹴散らしていった。

◆10号誕生!仮面ライダー全員集合!!


先輩ライダーとして登場。劇中ではバダン怪人のカマキロイドをエレクトロファイヤー(ただしボイスは電ショック)で倒す活躍を見せた。

◆仮面ライダーBLACK RX


先輩ライダーとして登場。クライシス帝国と戦うRX/南光太郎を援護する為にアリゾナから帰国した。ただし、活躍はあまり見られず、台詞も少なかった。
電気技&チャージアップ&超電子技などの技も殆ど使用せず、ライドルやファイブハンドを披露できたXライダーやスーパー1に比べると不遇。

リ・イマジネーションのストロンガーの活躍


本家ストロンガーとは別の存在。
脇役なので、主人公を引き立てる為に噛ませ役にされたり、目立たないモブだったりと不遇な扱いが多い。

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー


ライダートーナメントに参加し、同じカブトムシ+電気使い繋がりのブレイドと対戦しエレクトロファイヤーを炸裂させた。
最終決戦では歴代ライダーと共に大ショッカーと戦った。

仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010


『仮面ライダーディケイド 完結編』にてタックルのみリメイクされて出演。
何故かに味方する。

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー


新たにスーツが制作され、メインの怪人側にシャドウと岩石大首領が登場。
歴史が消えてしまいV3以降のライダーが消滅してしまうが、人々の想いによりオールライダーは無事に復活。
オーズ達を助けに駆けつけるが、宿敵ジェネラルシャドウとは一切絡まない。
声は関智一が担当。

仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGAMAX


伝説の7人ライダーとして登場。
仮面ライダーストロンガー』を意識しているため、7人の中ではリーダー的存在であり、マスカレイド・ドーパントにはエレクトロファイヤー、複製テラー・ドーパントには電キックを披露している。
声は石川英郎が担当。
※リンク先参照。

◆ネットムービー『スーパーヒーロー大戦乙!〜Heroo!知恵袋〜あなたのお悩み解決します!』


第1話「スーパーヒーローのお悩みその1〜仮面ライダーアクセル編〜出しっぱなしの布団の謎」ではタックルと同棲していたが元彼がいることに怒り、放浪している際にジェネラルシャドウにちょっかいを出され頭にきてエレクトロファイヤーで殺害していまい、機動刑事ジバンに逮捕される。
タックルの元彼というのは目元に線が入っており、ラストも影のみでぼかされてはいるが、あの宇宙忍者バルタン星人である。

平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊


冒頭で沢芽市をリングに7番目&カブトムシつながりの仮面ライダーカブトと激突。
クロックアップで電パンチをかわされ翻弄されるも全方位エレクトロファイヤーで反撃。
電キックを放つがカブトのクロックアップ&ライダーキックのコンビネーション攻撃を受けて敗北(実際は地下帝国バダンを欺くための作戦で手加減していた)。

ロックシードに変えられてしまうが、暗闇大使に変装していたZXに救われ、仮面ライダー鎧武の戦極ドライバーを介してヘルヘイムの森から帰還し、バダンに挑んだ。

バダンとの戦いが終わった後、今度は手加減なしで再び平成ライダーと激突。仮面ライダーブレイドのライトニングソニックを食らうがそのまま戦闘を続行し、最終的には和解した。
声は関智一が担当。

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦

テレビゲーム「超スーパーヒーロー大戦」のゲームキャラとして登場。
ゲームの世界にポッピーピポパポと共に入り込んだ動物戦隊ジュウオウジャーのジュウオウタイガー/アムと交戦する。
電パンチやエレクトロファイヤーの応酬で追い詰めるが、野生開放したジュウオウタイガーの前に敗北した。
声は関智一が担当。

◆MASKED RIDER DECADE EDITION -ストロンガーの世界-


2010と関連の深い本作では、まさかのファイナルフォームライド形態が登場。
「ストロングゼクター」……ゼクター?

【関係者】


・岬ユリ子/電波人間タックル
ブラックサタンによって改造された女性。

ブラックサタンアジトで囚われの身だったが、ストロンガーに救出された。
改造前の経歴については守という兄がいたこと以外は明かされなかった。
それからは茂(ストロンガー)の相棒として共に戦う事を決意する。勝気な性格な為、茂と喧嘩する事もあった。
脳改造に伴う強化手術前にストロンガーに救出されたため、ストロンガーに比べて戦闘力が低く、足手まといになる事も多かったが、サポート面ではしっかりと役目を果たした。
デルザー軍団との戦いの中、ドクターケイト毒液を浴び、先が長くないことを悟る。そして茂に「悪い怪人たちがいなくなって、世の中が平和になったら2人でどこか遠い美しいところへ行きたい」と、自らのを語った後、
ケイトに「使えば自分も耐えられない最後の大技」ウルトラサイクロンを放ち、自らも命を落とした。

彼女の死によって、茂はデルザー軍団を壊滅させると改めて強く決意した。

プロデューサーの平山亨による構想案では、死後にストロンガーと藤兵衛による再改造で蘇るという展開も存在した。

  • 立花籐兵衛
茂とユリ子の旅に同行し、2人と一緒に戦い抜いた中年。
前作までと違い、有望なレーサーをスカウトするため各地を放浪しており、定職にはついていない。

ブラックサタン編では、情けない姿を見せることが多いギャグ担当キャラだったが、
デルザー軍団編では、ユリ子を失い自責する茂を慰めたり、歴代仮面ライダーのまとめ役を務めたりと
頼れる親父キャラとして活躍。

悪と戦い続けてきた歴代仮面ライダー最後の戦いをその目に焼き付けた。

・タイタン
ブラックサタンの大幹部。
ストロンガーと度々激突した宿敵。人間態の謎の紳士としても茂と度々張り合い、時にとぼけた態度で心理戦を仕掛けたりした。
ストロンガーに勝利するために、無謀なパワーアップを繰り返して行く。

ジェネラルシャドウ
ブラックサタンの雇われ幹部であり、デルザー軍団の一員でもある。
ストロンガー第二の宿敵。
ストロンガーを自らの手で倒す事に執念を燃やし、彼に挑戦する。

・デルザー軍団の改造魔人
魔の国から現れた怪人集団でブラックサタンに代わる敵組織。
鋼鉄参謀荒ワシ師団長ドクターケイトドクロ少佐岩石男爵狼長官隊長ブランク、ジェネラルシャドウの8人がデルザー第1陣、ヘビ女磁石団長ヨロイ騎士マシーン大元帥の4人が第2陣とされる。
第1陣の改造魔人は、ストロンガーをはるかに凌駕する圧倒的強さが印象に残るチート集団。
第2陣の改造魔人は、第1陣程の強さはなく少数でもあるが、優れた連携をとることで数に勝る7人ライダーを追い詰めた。

  • 沼田五郎
茂の親友。ブラックサタンに攫われ、奇械人としての改造手術を無理矢理施されてしまい死亡。

  • 正木博士
元ブラックサタンの科学者。茂に強化手術を施して、チャージアップする術を与えた。

・筑波洋/スカイライダー
仮面ライダー8号。ストロンガーの後輩ライダー。
ストロンガーは、ネオショッカーに苦戦する彼を救うために度々日本へ帰国して特訓&共闘した。
荒っぽい性格の城茂に振り回されることもあったが、無事友情を育んだ。

天道総司/仮面ライダーカブト
城茂同様、オレ様キャラな男
「彼がストロンガーなら、俺はストロンゲストだ」
城茂の変身したストロンガーと天道総司の変身したカブト、一体どちらが強いのか。

女性の仮面ライダーが少ない事に憤怒(夏海のみ)。電波人間タックルを仮面ライダーとさせるためにストロンガーと一緒に東映へ。

ストロンガーのファン。高校の学園祭では、ストロンガーのコスプレを披露。
MOVIE大戦MEGAMAXのDC版ではストロンガーの名乗りを思いっきりパロった。
仮面ライダーで1番カッコいいとの事。

  • 上野樹里
ストロンガー達に自宅警備を頼む。

  • 6人ライダー(1号、2号、V3、ライダーマン、X、アマゾン)
ストロンガー誕生以前から悪と戦ってきた仮面ライダー達。
デルザー軍団を倒すために次々と日本へ帰国してストロンガーと合流し…

栄光の7人ライダー
歴代の悪の組織全てを操っていた真の黒幕「岩石大首領」に最後の戦いを挑む
そして、彼らは伝説となった…

【ゲーム作品での活躍】

昭和ライダーの貴重なフォームチェンジだからか
実写の映像作品ではスーツの都合で全く登場しないチャージアップが逆に活躍する傾向にある。



【ガンバライド】

初期の無印2弾という早期参戦。
声はスターフォックスなどで有名な里内信夫。
スキャン演出では手袋を嵌め直す仕草をしながら名乗り口上を完全再現している。
必殺技は電キックだが、初期参戦が災いし再現度はあんまり高くなかった。
オーズとの合体CPではシャウタと一緒に密かにエレクトロファイヤーを使っている。

音声は初期特有のパターンの少なさでやたらと愛嬌愛嬌を連呼していたが、稼働4年目のフォーゼ弾の終盤でチャージアップが電撃参戦。必殺技は逆落とし→ジェット投げ→稲妻キックの超電子3連コンボ。演出もゲーム用にド派手にアレンジされている。
音声も専用に新録され、現代のガンバレジェンズまで使われるほど豊富に収録された。


【ガンバライジング】

本作は全体的に昭和ライダーの扱いの悪さが目立ち、鎧武期のライダー大戦の公開に合わせて参戦したはいいものの、専用演出・専用技がゼロというガワだけ参戦だった。
しばらくその状態が続いたがドライブ期の終盤にLRをゲット。名乗り演出・エレクトロファイヤー・チャージアップと一気に充実したが、チャージアップの必殺技は残念ながら稲妻キック単体に簡略化された。

その後はザッと7年くらい手付かずで放置されていたが、稼働終了直前に50thレアという形式でようやく通常形態の決め技である電キックが実装された。(ただし1話再現なので色々省略されている)

【ガンバレジェンズ】

先輩たちが1弾2弾で揃ってからの3弾で参戦。何故かシンさんと一緒だった。
曲がりなりにも前作で主要な演出は一通り作られていたため、シリーズ初の通常形態とチャージアップで同時参戦である。
変身演出も特徴的なスパークなどが再現されているが、手袋は脱ぎ捨ててくれない。
後はなぜか前2作できちんと再現されていた名乗り演出が「天が呼ぶ〜」がチャージアップのチェンジ後、「俺は正義の戦士〜」が電キックの後という変なタイミングに流れる。
超電稲妻キックは更に作り直され、劇中の描写をそのままコピーしている。

何故か最初はLRをサポート枠の栄光の7人ライダーの取られるという変な状態だったが、約1年後に一応LRになった。
高い威力の必殺技を早いラウンドでガンガン使っていくまさに電撃な能力である。




【ライダージェネレーション】

SD等身ゲーム。
1作目は強化アイテムに超電子ダイナモがあるのにチャージアップになれないという変な状態で、超必殺技はスカイライダー版を再現した通常形態の超電ドリルキックだった。(名前は電ドリルキック)
2作目ではきちんとチャージアップが解禁され、条件を満たすとタックルが助けに来てくれる。



【コトダマン】

2021年の仮面ライダー50thコラボで登場。
進化後はもちろんチャージアップ…ではなく、1つのユニットに全員ビッチリ詰まった栄光の七人ライダーになる。

【バトライド・ウォー創生】

お馴染みの主要技に加えエレクトロサンダー・電気マグネットなど中々マニアックな技が再現され、電気能力のパワーアップで立ち回るキャラクターとなっている。
最強フォームはチャージアップで、チェンジと同時に岩石男爵を粉砕したドリルキック→三段キックの四連打をいきなり始めるので忙しない。
稲妻キックは周囲に落雷を巻き起こすド派手な演出となっている。







城茂「追記修正ってのはな…こうやってやるんだいッオラ!」



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最終更新:2025年04月07日 17:40