アノシラス

登録日:2018/11/14 (水) 05:55:30
更新日:2019/09/04 Wed 23:03:53
所要時間:約 3 分で読めます






楽器にはね、目には見えないけど音の精霊が隠れていて、いつも演奏する人の心を見てるんだ。

だから、安らいだ気持ちで演奏しないと決して良い音は出ないんだ。




画像出典:電光超人グリッドマン 第6話「恐怖のメロディー」より
1993年4月3日~1994年1月8日までTBS系列にて放送(全39話)
©円谷プロ

■概要


『アノシラス』とは『電光超人グリッドマン』に登場する電子アニマル。

身長:68m
体重:73,000t
別名:電子アニマル、音波怪獣
補足:上記のスペックは現実世界に出た場合の数値
出身:電子楽器のコンピューターワールド


第6話『恐怖のメロディ』にて初登場。
いつもの如く藤堂武史がイラついたので作った怪獣の一体……ではない。
基本的にグリッドマン怪獣は武史お手製なのだが、アノシラスのみコンピューターワールドに元々住んでいた電子生命体である。
武史曰く「電子アニマル」と言うべき存在。

見た目は甲羅をしたミクラスという風な愛嬌溢れる顔をしているが、ミクラスとは違いアノシラスは本作屈指の実力を持つ。
グリッドマンを苦戦させる実力を持つバギラがさらに強化復活した再生バギラを、なんなく倒すほど。

またグリッドマン同様にコンピューターワールドを修復させる光線を出す事が出来る。
さらに入力された音楽から雑音を取り除く事で、音を浄化している。

同じくコンピューターワールドの住人であるコンポイドのユニゾンとは友達。


■音波怪獣 アノシラス


前回、裂刀怪獣 バギラを新武器・バリアーシールド&プラズマブレードを得たグリッドマンに倒されたことにイラついていた武史は、楽器屋から流れ出る音楽に癇癪を起こしてブチキレ。
殺人音楽を街中に流してやろうと強化した再生バギラを電子楽器に送り込んだ。
なお楽器屋自体は唯普通に営業していただけなので何の罪もなければ問題も起こしていない。

しかしそこにはアノシラスの住処でもあり、住処を守ろうとバギラと対決し、これに勝利。
この戦いを見た武史はアノシラスを自分の手駒にすべく、
アノシラスは音楽を吸収するという特性に目を付け、殺人音楽を取り込ませ凶暴化させることに成功する。

こうして生まれた「音波怪獣 アノシラス」は素でバギラより強いためグリッドマンも苦戦する。
さらにユニゾンが「アノシラスは音楽のせいで暴れているだけ」と教えたため、グリッドマンは戦う事が出来なくなり大苦戦。
そんな時、一平が店からどさくさに紛れて持ってきていたキーボードでゆかが「夢のヒーロー」を演奏し、アノシラスは正気に戻った。

助けてもらったお礼としてアノシラスとユニゾンはプラズマブレード&バリアーシールドを「電光雷撃剣 グリッドマンソード」に強化した。


■超音波怪獣 ニセアノシラス


画像出典:電光超人グリッドマン 第17話「孤独なハッカー」より
1993年4月3日~1994年1月8日までTBS系列にて放送(全39話)
©円谷プロ

第17話『孤独なハッカー』に登場したニセモノ。
武史がアノシラスの外見を完全にコピーしたため、ゆかと一平は本物がまた凶暴化したのだと思っていたが、グリッドマンはすぐに正体を見破っていた。

オリジナルよりも能力が強化されており、『超音波ビーム』は当たった物体の分子構造を組み替える事で脆くできる。
これを受けたグリッドマンは両脚の自由が利かなくなってしまった。

ハッカーのシゲルにプログラムを壊されまともに動けなかったとはいえ、ゴッドゼノンの両腕を破壊し消滅させたが、
グリッドマンソードで頭部を攻撃されたことでシゲルは正気に戻り、解凍プログラムをジャンクに転送したことで形勢逆転。
両脚の自由を取り戻したグリッドマンに倒されてしまった。


SSSS.GRIDMAN


アニメ作品『SSSS.GRIDMAN』には2代目を名乗る『怪獣少女アノシラス』が登場。CV:高橋花林

外見はフードを被り浅黒い肌色のホームレス風の少女。
性格はマイペースで人懐っこく、落ち着いた性格。
普段は自動販売機の釣り銭を漁ったりしつつ生活しているようで、それなりの貯えがある。
詳しくは個別項目にて。


■余談


アノシラスをデザインしたのは深川昌之氏。現「ひがしなお」氏。
四脚怪獣にしてほしいと言われるなどデザインが決まるまでには紆余曲折あったらしく、途中から迷走しつつも初期デザインを煮詰めたのが決定稿になった。
氏は「採用からほど遠い緩い雰囲気のデザインだったのでまさか採用されるとは思わず、しかも善玉怪獣になったのでさらに驚いた」と語る。

設定画をみるに当初は「サウンドン」「サウンドラー」という名前も候補にあったそうだ。
また別名も現在では「音波怪獣」だが設定画には当初は「音響貝獣」とも書かれている。

アノシラスのモチーフは「貝」だが、それ以外の没デザインのアノシラスにも海洋生物が取り入れられている。
それは大本のイメージが「コクトーの詩」だからと語られている。

着ぐるみの改造経緯はアノシラス→ニセアノシラス→第31話に登場するテレボーズ。
テレボーズはカーンデジファーが入ったフロッピーディスクを偶然拾った女子大生に作られた怪獣であり、
(悪戯好きではあるものの)悪い怪獣ではなかったり、出自に武史が関わっていないという点でアノシラスと共通している。



追記・修正は、音の精霊に耳を傾けつつお願いします。

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最終更新:2019年09月04日 23:03