花岡じった/閉廷おじさん

登録日:2019/03/27 Wed 01:14:22
更新日:2024/04/26 Fri 05:17:22
所要時間:約 9 分で読めます






終わりっ!閉廷!

…以上!皆解散!



花岡じった/閉廷おじさんとは、日本のポルノ男優。

【概要】

1964年生まれ、東京都出身。
在日朝鮮人三世であり、20年程前に自らその出自をカミングアウトした。
実は父親は朝鮮総連の幹部であるが、閉廷おじさんは北朝鮮の体制を嫌っており、あえて韓国籍を選んだ。

芸名はAV監督の安達かおるが「鼻を齧った」を捩って命名した。本名は柳光石(ユ・グァンソク)。

ノンケ向けAV業界では、その性欲の強さなどから「野獣男優」というニックネームも持つ。
淫夢民の間では「閉廷おじさん」で通っているが、閉廷おじさんを演じた際に伊達メガネを着用していた顔面がiPS細胞で有名な山中伸弥教授とも呼ばれ、深刻な風評被害が発生した。
またU字工事の益子卓郎とハゲ具合が似ているとされ、そちらにも風評被害を起こした。

歳を重ねても一切衰えない程に性欲が非常に強く、18歳から70代の女性までとの性交渉経験を持つ。
自身と肉体関係を結んだことのない女性との性交渉を望んでいるらしく、外観や年齢は重視しない傾向にある。

カンパニー松尾曰く「肉体関係を持った若い美人と肉体関係のない高齢のブスを選ぶ際、閉廷おじさんは絶対後者を選ぶ」とのこと。たまげたなぁ。
閉廷おじさんが素人の女性と肉体関係を気に入って周りに自慢していた際、カンパニー松尾がその女性の写真を見たら、とんでもないブスだったとのエピソードもある。

性交渉に使う時間は非常に長く、汗をかきやすい体質なのもあって、現場後の汗の跡が凄まじい。
スカトロは不可能だが、飲尿は可能。

性格はプライドが高く非常に豪快と評されているが、実は繊細で生真面目な面も持つ。
生真面目さから現状の職業への不安を抱き、何度も一般職への転職に挑戦していた*1
免許マニアで細かく様々な免許を持っているという一面もある。

1989年のデビューから様々な活躍を見せたが、繊細な性格から定期的に休業している。
2013年に「絶頂期の花岡じったを見せられない」と言う理由で電話番号も破棄して引退。

しかし、一部関係者には連絡用として新たな電話番号を渡しており、電話を掛けられたことで実質復帰した。
カンパニー松尾には引退時もほとぼりが冷めたら復帰すると見られており、ある意味信用されていなかった。

AV業界に努める前には、免許マニアだったこともあって運転系の仕事をして暮らしていた。
柔道経験者であるがプロボクサーを志したこともあり、半年程韓国に修行しに旅立ったこともあるが、結果として韓国の風俗で遊びまくっていた。

セックス以外の趣味は登山とキャンプ、好きな場所は山と川。

【淫夢ファミリー認定の経緯】

ネタこそ多いが、淫夢厨の興味の対象にならないホモでもバイでもないノンケAV男優の閉廷おじさんだったが、淫夢ファミリーとして認定されている。

そのきっかけは、『中年男の夢を叶えるセックス やりたい放題! 5』という企画AVのワンパート「存在のない男~裁判編」に出演したことが理由。
AVの内容は閉廷おじさんがONDISKとともに裁判官役を演じているが、彼が何故か突然他の人間から行動の一切を認識されなくなるという、不条理にも程のあるシロモノ。

他の人間から気付かれない透明人間ネタは時間停止ネタに次ぎ、たまに出る「特殊能力(アイテム)ものAV」における比較的定番のネタではあるのだが、「理不尽にも異常な現象に巻き込まれ壊れていく人間」という、ホラーものじみた角度から切り込んだ本作のそれはその中でも群を抜いている。

学校とかオフィス、プールや病院程度が普通のこの手の作品だが、本作の舞台はなんと法廷
ONDISKを始めとする周囲の人間に認識されないじった兄貴はやがて逆ギレし、ヤケクソで女性検事(艶堂しほり)や傍聴席の女性(倖田みらい)をハメまくる。
性行為だけに留まらず、裁判長や被告人の顔にパンツやストッキングを被せるなどして徹底的に遊びまくり、台詞にもノリ突っ込みし始める。
やがて全裸の状態で裁判官席に座り、唐突に閉廷を言い渡すというシュールな展開で終わる…というホモビでも見ない超展開シナリオだった。

このAVはONDISKが出演していたことから淫夢厨に発掘されるが、上述したその内容は淫夢厨の腹筋を破壊した。
その中で、じった兄貴はあーもうめちゃくちゃだよと言わんばかりのAVを迫真の演技で演じ切った事で称賛された。
そして、AV終盤の唐突な閉廷宣言からじった兄貴は「閉廷おじさん」と命名されたのである。

閉廷おじさんは淫夢厨の間で一躍有名の人気者*2となり、台詞も実用性のある淫夢語録として多用されることになる。
一応ホモセックスをしていたONDISKとは異なり、完全なノンケAV男優が淫夢ファミリー扱いされるのは快挙でもあった。全然嬉しくない快挙なんですがそれは

また、「だゾ」口調や坊主頭の容姿から「閉廷おじさんMUR説」を唱える声も出ている。どうみても顔の作りが違う別人だろ!いい加減にしろ!

2017年8月14日には、閉廷おじさんがCOATのビデオ「POWER GRIP オトナの時間 Ultimate Box Part 2」に出演していたことが判明。
ただし熟女女優から、性的にも肉体的にも責められるという絡みであり、男性との性行為は行っていない。
ホモプレイもいいよ!来いよ!だったONDISKとは異なり、閉廷おじさんは申し訳ないがホモプレイはNGという事での出演だったのではという推測もある。
また、NRK姉貴との共演も確認されており、今や閉廷おじさんも淫夢との関係性は確実に深まってきている。

なお申し訳ないがノンケ業界のニックネームをみんなのおもちゃにこじつけるのはNG。ニックネームや名前が「野獣」「ビースト」なだけでこじつけられるのは今に始まったことではないが。


【出演作・台詞集】

『中年男の夢を叶えるセックス やりたい放題!5』

  • 「書類が…(ONDISKガン無視)」
  • 「すんません…書類いいですか(ONDISK再びガン無視)」
  • 「すんません…書類見してくださいよ(ONDISK三度ガン無視)」
裁判用の書類を渡す際、不自然なまでにONDISKにスルーされる閉廷おじさん。
閉廷おじさんの悲劇はここから始まる。

  • 「すんません…すいません…書類ないんすけど(法廷全員ガン無視)」
書類が自分の手元に渡ってこないので、ついに法廷に向かって書類を要求する。
しかし、被告人も女性検事のしほり姉貴も徹底的にスルーする。

  • 「ちょっと…書類がないって言ってんでしょ?さっきから!」
  • 「ねぇ!どうなっちゃってんのよ!(マジギレ)」
ガン無視されて書類が渡ってこない事に対し、ついに机を叩いて怒りを見せ始める閉廷おじさん。
どう見ても中学生の苛めみたいな光景だからね、キレるのもしょうがないね。

  • 「(傍聴席の女性の膝を触りながら)ちょっとみんな!」
  • 「こうだゾ!ほら!こんな風にしちゃうゾ!おい!みんな!」
あまりにも無視され続ける状況の中、何とか自身の注目を得させようと傍聴席の女性に性的に手を出す閉廷おじさん。
ここから閉廷おじさんは狂い始める。

  • 「お前が無視するのが悪いんだゾ!こうだゾ!ほら!こうだゾ!」
ついに怒りが頂点に達した閉廷おじさんは、しほり姉貴を脱がせて乳を揉み始める。
閉廷おじさんのヤケクソ行為も虚しく、しほり姉貴は被告人質問を淡々と進めるのだった。

  • 「そんなに無視したら裁いちゃうゾ!死刑だゾ!いいのか?(意味不明)」
  • 「死刑だ!死刑に処す!」
  • 「(傍聴席の女性の局部を愛撫しながら)ほら、死刑執行だ!」
がきデカのこまわりくんのように死刑ネタを使い始める閉廷おじさん。
存在自体が認識されていない閉廷おじさんはある意味社会的に死刑になったようなもんである。

  • 「日本の裁判はどうなっちゃうんだよこれ?こんなんで?いいのかよこれ?(親日派)」
日本の裁判の将来を嘆き始める閉廷おじさんは裁判官の鑑。

  • 「そんなこと質問しなくてもいいだろ!当たり前だろそんなの!分かんねぇのかよ!」
しほり姉貴をハメている最中、ONDISKの被告人への「どうして被害者を脅して金を取ろうと思ったのか」という質問に対して、一人で勝手に突っ込む。

  • 「え~…セックス、セックスはいらんかね~?」
しほり姉貴をキャスター付き椅子に乗せ、バックからはめて法廷を歩きながらの一言。
訪問販売を表現するその姿はホモに大量の草を生え散らかした。

  • 「お前が静かにしろよ!」
ONDISKの「『静かにしろ!騒ぐな!』と抑えつけていたそうですが?」という被告人質問に対する突っ込み。
(静かにするべきなのは)お前じゃい!

  • 「ヨォ、弁護人!俺はお前の味方だゾ!頑張れ!」
ハメていたしほり姉貴を気前よく弁護士の傍に差し入れとして持ってくる。
その後、いつも対立している検事と弁護士をスキンシップさせるという意味不明な行動をし出し、平和に目覚め始める。

  • 「裁判長!仲良く行きましょうよ!こんないがみ合ってどうするんスか!」
  • 「ピースだよ、ピース!」
平和に目覚めた閉廷おじさんは裁判長に裁判自体の中止と無意味さを訴え始める。
すると、裁判長にパンティーを変態仮面兄貴のように被せたのだった。くさい(確信)

  • 「裁判長!見て下さいよ!ほら!こんな面白い顔してる人が悪いことできるわけないじゃないですか!」
  • 「裁判長!彼を見て下さい!この顔!悪いことをする顔じゃないでしょう!」
みらい姉貴のストッキングを被告人の頭に被せ、その顔が面白いので無罪だと裁判長に訴える。
超理論で被告人を熱く弁護するその姿は、裁判官なのに最早弁護士なのですがそれは。

なお、この際の裁判長は名演ながら流石にカバーできずに笑い始めているように見えるが、先ほど被せたパンティーで変態仮面と化したので、上手く誤魔化されている。
後半の超展開に笑いそうになった時の保険としてパンティーを被せるよう指示が入った可能性が微レ存…?

  • 「おい!みんな見てみろよ!ラブアンドピース!」
しほり姉貴をまた犯し始めた閉廷おじさんが、ラブアンドピースを主張する。
閉廷おじさんはラブアンドピースと言いまくる某KMNライダーが正体の可能性が微レ存…!?

  • 「終わりっ!閉廷!…以上!皆解散!」
ヤケクソ状態で暴れまわった挙句、一人勝手に裁判を閉廷して終わらせようとする閉廷おじさん。
閉廷おじさん最大の名言であると共に、実用性の高さから淫夢語録としても非常に多用される。主に野獣先輩新説シリーズで。

  • 「君、もう帰っていいよ!」
閉廷宣言の直後、被告人の肩を叩いて帰るように指示する。
被告人を勝手に無罪にする閉廷おじさんは裁判人の屑。

  • 「おい、書類!」
閉廷宣言をして席に座った閉廷おじさんだったが、ONDISKに向かって静かに再度書類を要求する。
本作のコント作品としての完成度を高くする綺麗なオチとしての効果を高めている。
あれだけ好き勝手に暴れても閉廷おじさんは結局虚しかったのであろうことも伝わって来て、(涙が)で、出ますよ…。

『テレクラキャノンボール2009』

  • 「オレにもしセックス許可証っていうものがあったなら、この一軒一軒を訪ねて、全部の女とセックスしたい!」
テレクラキャノンボール2009の撮影ロケの際の発言。

函館の街の家々にともる部屋の明かりを、短パン&タンクトップ一丁の出で立ちで見つめながら言い放った模様。
閉廷おじさんのセックスへの価値観が凝縮された一言で、他の共演者の男優達は感心と呆れの感情を抱いた。


【余談】

【シリーズ打ち切り】

閉廷おじさんの人気を確固たる物とした「中年男の夢を叶えるセックス」だが、実はシリーズ6作目で製作打ち切りになっている。
DMMレビュー兄貴からは、本シリーズのマンネリ化などを指摘する辛辣なレビューが続出していた。悲しいなぁ…。





ちょっと…追記・修正がないって言ってんでしょ?さっきから!
ねぇ!どうなっちゃってんのよ!(マジギレ)

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最終更新:2024年04月26日 05:17

*1 なお、一般職に就いてもAV男優を兼業した。

*2 元々ノンケ向けAVに詳しい兄貴には知られていた。