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雷禅(幽☆遊☆白書)

登録日:2019/05/20 Mon 07:04:39
更新日:2026/05/19 Tue 18:39:05
所要時間:約 5 分で読めます





あんな奴に手こずってもらっては困るな

力の使い方を教えてやるよ


雷禅(らいぜん)とは、『幽☆遊☆白書』の登場人物である。

CV:菅生隆之

+ 目次

☆人物

魔界の三大勢力のうちの一つの頂点に位置する、魔界三大妖怪の1人で、魔界の小国を統治している国王。
食人鬼と呼ばれる妖怪の一種であり、「闘神」の異名を持つほどの力を持つ。
現在は一切の食事をとっておらす衰弱してきているが、それでもトップクラスの力量を誇る。

無造作に伸ばされた長い金髪を持ち、左目の辺りに独特の模様がある。
一人称は「オレ」。ワイルドな風貌で口調は荒っぽいが、血気盛んだった昔と比べると現在は随分と落ち着いており、常に物事を冷静に見つめる泰然自若とした性格。
若い頃は自由気ままに生きていたが、不思議と人を引きつける魅力を持っており、彼を慕う旧友や部下は多い。
国王となった現在は、自分の事よりもこれからの魔界や部下の事を考え、人間界との融和を主張する等、魔界の穏健派として位置している。

若い頃は煙鬼や弧光等の数多くの友人と喧嘩に明け暮れていた。当時は煙鬼達と比べても圧倒的に強かったが、突然人間を食べるのをやめて隠居をする事を表明。
その頃は煙鬼達も血の気が多く、最後まで彼らと和解できないまま隠居をし小国の国王となった。これがきっかけで煙鬼達も気が抜け、いつしか戦う事を忘れて平穏に暮らすようになる。
現在でも煙鬼達から好かれていたが、肝心な事は彼らにも一切話さなかったと言う。

実は浦飯幽助の先祖。
幽助はA級以上の妖怪だけができる遺伝交配「魔族大隔世」によって現代に生まれた子供であり、幽助には雷禅の遺伝子が色濃く受け継がれていた。
そのため先祖というよりも父親に近く、幽助の事を「息子」と呼び、幽助からは「クソオヤジ」と呼ばれている。ちなみに煙鬼によると、雷禅と幽助はそっくりであるらしい。

霊・魔・人間界全てひっくるめて1つの世界だと考えており、いつか普通の人間も海外旅行気分で異界を往来する日が来ると思っている。
また、自分を含む食人をする魔族の一部はその過度期だと言い切るほどの考えを持っており、前述の世界が実現した時には自分達の存在は邪魔になるだろうとも予想している。
妖怪の血に覚醒した幽助に食人衝動がないことから、彼の考えが正しいことがうかがえる。

★過去

今から700年ほど前、まだ魔界と人間界に垣根がなかった頃の人間界。
当時は人間の生活のいたるところに魑魅魍魎が関わっており、国さえも魔族と手を組み呪術をもって外敵の侵略を阻んでいた時代であった。
当時の雷禅は腹が減った時に好きなだけ人間を食う奔放な生活を送っていたが、そんな時に人間界で1人の女性と出会う。

その女性は食脱医師(くだくすし)と呼ばれる呪術師であり、青日くガリガリで術師特有のイヤな香を纏う女であった。
雷禅からも「気性の激しい性格」と言われるほどの女性であり、彼女の食人鬼である自分を見ても一切恐れないどころか見下すように刺して見据える目を雷禅は気にいった。

その目に惹かれた雷禅は、当初はなぶりながら食い殺そうという軽い気持ちで彼女に近づくが、
女性は病で死んだ人間の肉を食べ続けてそれによって病に耐性を得た自らの血肉を薬としていたため、
数々の死病の肉をくらい続けて猛毒となってしまった自分の腹・内臓を見せつけながら雷禅に迫る。
その気迫に負けた雷禅は、途端に彼女に惚れ、一晩かけておがみ倒し一夜の契りを交わした。そうした経緯で生まれたのが幽助の遠い先祖というわけである。

その後は次に会うまで人は食べないと勝手に決め、彼女と再会の約束もせずに去る。去った後に女性は子供を産んでいたが、そのすぐ後に死亡していた。
それでも人間を食らう事を決してしようとはせず、彼の考えに賛同した部下達も人間を食う事をやめている*1
現在は徐々に衰弱しながら死を待つ身となってしまっており、彼の腹の虫が国の時計代わりとなっている。


☆戦闘能力

  • TP(妖力値):1322000
  • HP(体力):460000
  • OP(攻撃力):424000
  • DP(守備力):352000
  • SP(特殊能力):86000
全盛期は圧倒的な戦闘力を持っていたらしく、喧嘩仲間の煙鬼達よりも圧倒的に強かった。
その戦闘力は、現在は三大妖怪の一角として幅をきかせている黄泉すら遥かに凌駕するほど強かったという。喧嘩仲間達が「今の軀や黄泉なんぞ、当時の雷禅見てたら小便ちびってるよ」と言うほど。
つまり、全盛期に限ればの話ではあるが、幽遊白書世界最強の存在であった。

食人をやめ死にかけた現在でも魔族の力が覚醒したばかりの幽助の実力では話にならず、三大勢力の均衡が保たれていたほどに強い。
しかし初登場から約1年が経過し、その間までずっと自身に挑戦してくる幽助を軽く半殺しにしていたが、ついに餓死寸前まで陥り我を忘れ暴れ、その時の幽助では全く対抗できない程の圧倒的な力を発揮。
しかし、その力は既に「手加減なしでこの程度の実力なのかよ」と気づかれてしまうほどに弱体化してしまっていた。


☆劇中での活躍

★魔界の扉編

魔界に降り立ち仙水忍と戦っていた幽助の意識に呼びかけ、「力の使い方を教えてやる」と言って彼の力を覚醒させる。その後は幽助を操って仙水を倒した。
なお、この時の幽助は雷禅に意識を奪われていたので、意識を取り戻した幽助は「真剣勝負に横槍を入れやがった」と憤慨していた。

★魔界統一編

700年以上人間を食っていなかったので栄養失調となり、長くて後1年の命となる。
死期を悟った彼は、自分と黄泉と軀という三大勢力に分かれている魔界の均衡と平和を、己の死後にも保つために後継者として幽助を魔界に呼び寄せる事を思いつく。
魔界の居城で幽助と対面すると、仙水の件で激しい親子喧嘩を繰り広げる。
軽く幽助をいなすと「いつでも命をとりに来い」と言って国で修行をする事を認め、彼を一人前と認めた時に食人をやめた理由を明かす事を約束した。

それから約1年後、とうとう空腹が限界に達し、幽助にも「本気でこの程度かよ」と思われるほど弱体化してしまう。
我を忘れて大暴れし、幽助の体を少し喰ってしまったところで我に返り嘔吐した後で幽助にかつて愛した女の面影を感じ、食人を断った理由を明かす。
その後は「軀と黄泉とも最初は感情だけで争っていたが今は違う。それぞれなりに考え意見が対立してるんだ」と魔界の現状を幽助に教え、「黄泉には気をつけろ。もし組むなら軀にしとけ」と助言をする。
そして魔界の未来を幽助に託し、腰掛けながら眠るようにして息を引き取った。

あーー……

ハラへったな

彼の死後、幽助は考えに考えぬいた末に、黄泉と軀に細かいこと抜きで魔界統一のためのトーナメントを開催する事を提案。

その後で雷禅の墓参りに来た彼の旧友達は、彼が死んだ事を後悔するくらいの派手な大会にするために、全員トーナメントへの出場を決めていた。


☆余談

★雷禅の旧友たち

かつて雷禅との喧嘩に明け暮れていた仲間たち。
雷禅が隠居した後は彼らも血の気がなくなったのかいつの間にか戦いをやめ、魔界で静かに暮らしていたため無名になっていた。

雷禅に対しての友情は今も感じており、こぞって墓参りに現れ、魔界統一トーナメントに出場した。
長期のブランクがあるはずだが、各人の実力は黄泉やムクロにも引けを取らないほどであり、彼らの存在を知った黄泉は血が騒ぎ、謀略戦を捨てて一妖怪としてトーナメント出場を決意した。

  • 煙鬼(えんき)
いかにも温厚そうな巨漢の鬼。剛鬼とは名前が似ているが別人。
魔界統一トーナメントで軀を破り、その後も勝ち進んで魔界の王となった。ただし戦闘シーンはほぼなく妖力放出シーンがあるのみ
ただ、久しぶりの戦いという事でやはり体が鈍っていたのか、優勝後は酷い腰痛に見舞われた模様。見た目通り穏健な性格で人間界などに迷惑をかけない政策を採っている。

  • 狐光(ここう)
緑髪の女性で煙鬼の妻。常に酒を飲む酔っ払い。魔界統一トーナメントで黄泉を破っている。
雷禅に喧嘩を挑みつつも惚れていたがフラれて自棄になって煙鬼と結婚したらしい。

  • 痩傑(そうけつ)
ハンチング帽をかぶった妖怪。周曰く「全然似合ってねえぞ」。
アニメ版ではと当たって格の差を見せつけた勝利もしている。

  • (しゅう)
小柄な妖怪。痩傑曰く「メタル族のチビ」。痩傑と伯仲の勝負を演じた(勝敗は不明)。

  • (なつめ)
見た目は人間と区別がつかない女妖怪。と戦うが全く勝負をさせずに下している。
その後ムクロとも好勝負を演じるが敗れた。その後酎に惚れられるが相手にしていない…ように見えて脈があるそぶりも。

  • 九浄(くじょう)
棗の双子の兄。蔵馬・孤光を下しているが才蔵に敗退。
アニメ版では凍矢と当たって有利な土俵に持ち込ませ、妖力を吸わせるなどしていたがなお勝利。
舐めプと言えば舐めプであるが、良い試合をしたいという希望故であり凍矢も戦いに満足している。

  • 才蔵(さいぞう)
背中に翼の生えた魔人。台詞なし。トーナメント準優勝者なのに。

  • 電鳳(でんぽう)
巨体の獣人。台詞なし。

  • 鉄山(てつざん)
ヘルメットをかぶった大型の魔人。台詞なし。2回戦で才蔵と当たる位置にいたのでそこまでで敗れている。





オレはたいがいここに寝てる いつでも編集しに来い ノックもいらねェ 追記するのも修正するのもてめェの自由だ

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最終更新:2026年05月19日 18:39

*1 抗争の為に裏でやってはいるが、考えには賛同していると思われる。