神威の力の顕現である「満開」を駆使することによって
バーテックスとの決戦を終えた勇者部。
それぞれの日常に戻り平穏な日々が訪れると思われた矢先、第8話「神の祝福」でこのOPの真の意味が知らしめられた
それは、満開システムの裏には「散華」という隠されたシステムがあり、満開の後に散華が発動。
ランダムに身体を供物として捧げ、捧げられた供物は返ってこないという残酷な真実が讃州中学勇者たちに突き付けられた。
そう、咲き誇る花々はその裏に隠されたあまりに残酷な真実を隠していたのだ。
OPで咲いて散る花の描写は満開ゲージの蓄積具合を複線として表しており、これに気付いた視聴者間での考察が飛び交ってもいた。
そして更なる追い打ちとして9話にて今まで以上に残酷な真実が勇者部と視聴者を襲った。
勇者は決して死“ね”ない。
勇者達についている精霊は身を守ってくれるが、自殺などといった故意的な死すら拒む。
最初この件に怪しんだ
東郷さんは投薬、投身、首吊り――果ては短刀による自傷に及んだが、そのすべては精霊に防がれ、この機能を御役目に縛り続けるためと推測した(いや、疑ったからといって実行に映す東郷さんェ…)
さらには、供物として身体の重要な臓器(例えば心臓)などを捧げたとしても生きていられることすら判明する。
満開と散華を繰り返した勇者は神に近い存在となり、生き神として祀られ崇め奉られる。
そしてそうなってもなお、勇者システムと精霊は勇者に戦いを強要する…
一見優しかった歌詞がまさかの全裏返りで襲い掛かってきたわけである。タカヒロェ…
なおこれが原因で一時「生きて…(死ねない)」、「生きて…(強制)」などと呪いの歌詞扱いされていた。