猫(DTB)

登録日:2011/02/07 Mon 20:43:42
更新日:2025/01/03 Fri 08:01:13
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餌はカリカリじゃないほうが好きなんだ…


猫(マオ)は、『DARKER THAN BLACK』シリーズの登場人物。


声 - 沢木郁也

概要

黒(ヘイ)と同じチームに属する契約者。メシエコードは不明。
その姿は赤い首輪と通信機付きの鈴、耳に銀色で角形のタグを付けた黒猫。
登場回は多く、主に動物の特性を生かしての諜報活動で活躍する。

クールでお茶目なチームのなだめ役。そして癒やし担当。
独断専行しがちな黒と契約者を見下すの仲裁をよくする苦労人でもある。
ただし立場としては契約者側なので、黄とは同胞ではないという意識は持っていた。

任務中では標的の監視や潜入地域の調査など斥候を主軸に行う。

任務以外の時間は普通に猫として過ごしているらしく、
中華料理屋で「ヘルナンデス」と呼ばれて可愛がられていたりする。

<能力>

元は「動物への憑依」という能力をもった40代の男性だった。
他の動物に憑依することもあり人語を話す事も出来るが、憑依し慣れた動物でないと上手く操れない。
ちなみに猫の体だと春は発情期で辛いらしい。

昔の肉体はリカルドと言う名のナイスミドルなおっさんで、組織の騒動に巻き込まれ本編開始時には肉体を喪失している。
なのでその後の人生は動物の身体で生きることとなった。
対価は払い済み*1なのでリスク無しで能力を使えるが、猫以外の動物憑依は1期の時点ではしていない。
2期では猫からモモンガへ憑依先を変更し、マダムの指示により蘇芳・パヴリチェンコの護衛を行う。

また、脳の過不足分を組織のサーバで補助しており、耳につけた端末を使って定期的にバックアップをしなければ憑依対象の本能が強まってしまう。
そのため組織から抜ける事が出来ず、黄が組織の恐ろしさを理由に忠誠を誓うのとは異なるが、離反するつもりなど無いはずだった。
1期終盤で組織からサーバーのアクセスを遮断され一時的に意識が遮断されてしまったが、後にマダムの手により奪還。データの欠損により、一期のラスト数時間以降の記憶ははっきりしていないらしいが、黒と再びチームを組む事となる。


活躍

DARKER THAN BLACK -黒の契約者-

当初より黒たちチームと一緒になって行動をする。
任務では潜入や陽動など多方面で活躍する一方、基本は猫の姿なので人間のように上手くは立ち回れず、特に腕力を要する場面では無力同然。
なのでチーム内での諍いや自身の身の危険では言葉による説得以上の介入ができず、苦労する姿が多々あった。

黒・銀・黄がそれぞれ身の上話が描かれる中で、唯一過去の話は断片的に語られるだけで話に絡む事は無い。
それ故に良くも悪くもチーム内の意識変化は最も少なく、一番遅かった黄の仲間意識が芽生えるシーンでも組織への忠誠を優先していた。
とはいえその後組織に捨てられた際には腹を括ってか黒たちに着いていった。
しかし……

おもしろかったよ。お前らといっしょにいると。

いつか俺にそっくりな猫がお前らを訪ねてったら……

一期の終盤、組織の意志に従わなかった為にサーバとの接続を遮断され人間性を消失。
完全に猫となって姿を消した……。


DARKER THAN BLACK -流星の双子-

マダムによる支援で人格が復活し、蘇芳の飼育していたモモンガのペーチャに憑依する形で復活。
以後は黒とマダムの指示により蘇芳を監視兼護衛する形で行動を共にする。

とはいえ猫以下の立場に成り下がってしまったため、活躍の場は激減。
蘇芳と黒に年上の立場からフォローするシーンこそあれど、1期の時点で見せていた偵察などの行動はほぼしていない。

一方で生前の姿が何度か回想の形で描写され、ナイスミドルなおじさんだった事が判明。
さりげなく蘇芳の母親と接触していたり、肉体を失う原因となった事故の描写が挟まった。







黒、俺はあくまで陽動だ。追記・修正は任せたぞ

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最終更新:2025年01月03日 08:01

*1 というより支払う方法が無い