一奏／マジメ

登録日：2019/09/28 Sat 19:56:54
更新日：2021/11/02 Tue 01:47:01
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あぁ「一」と書いて「にのまえ」と読みます。

「一奏」(にのまえかなで)とは『女子高生の無駄づかい』の登場人物である。

CV:高橋李依　演:浅川梨奈

概要

さいのたま女子高校(通称「さい女」)に通う女子高生。クラスは1年2組→2年2組。あだ名は「マジメ」。
茶髪のショートヘアに高い身長と、ボーイッシュな雰囲気の漂う人物であり、他の女子高生からの憧れの的となっている。
一方で、中々な胸をお持ちでもあり、普段制服のシャツを全開にしているのだが、これはその大きさ故にボタンが留められない為。

常に首からヘッドフォンを掛けているが、これは経済ネットラジオをいつでも聞けるようにするためであり、彼女のトレードマークとなっている。

人物像

一人称は「私」。誰に対しても敬語で話す。
あだ名やヘッドフォンを着けている理由からも分かる通り絵に描いたように真面目な人物であり、不登校気味なマジョに彼女が休んでいた分のプリントを纏めてあげていたり、バカに効率よく勉強を教える為に一工夫加えた暗記方法を提案する等、気立てがよくて機転も効く優等生。
クラスメイトの名前を呼ぶときもあだ名ではなく、名字呼びで一貫している。
ただしアニメにおいてはバカ（あだ名が決定、定着する前）に一度だけあだ名呼びをしたことがある。

...とここまでは良いのだが、問題は真面目「過ぎる」こと。
真面目故に他人の何気ない冗談や一言を一々深く考えてしまい、時に哲学的とさえ言えるような答えを導き出したり、時には一般的な感性でも理解しきれないような事象まで無理矢理考えた結果奇行に走ることが少なくなく、時に「真面目過ぎて逆に馬鹿」といえるような残念な一面を出してしまうこともある。
しかも、本人は徹頭徹尾本気である為質が悪く、そういったことから彼女もまた変わり者ばかりが集まるさい女の生徒の一人なのであることを知らされる。

加えて、些細なことで直ぐに必要以上に緊張する等根はメンタルが強い方ではないことや、肝心な時に風邪をひく等の運の悪さから勝負事には恐ろしい程弱い。
そもそも、学業にも真摯に取り組んでいる彼女が「4歳児の知能レベルと同じ偏差値しかない」と呼ばれるさい女に入ることになったのは、第一志望校の入試当日になって40度を超える発熱と下痢と吐き気と頭痛と水疱瘡にぎっくり腰と突き指という度重なる様々な体調不良と外傷によって本気を出し切れなかったためである。その前によく試験受けれたな...

このように残念な一面を持っている彼女だが、ロボの前ではそれが一層顕著になる。
元々ロボとは同じ中学の同級生であり、秀才な彼女に興味を持っていたのだが、その雰囲気から話しかけられずに中学時代を終え、思いもよらぬ再会を果たしたために今度こそ親しくなろうと思っているが、その感情は同性に向ける友情にしては少々行き過ぎている上に、その鍵として目を付けたのはこともあろうにあのバカ。
毎日のように彼女をストーキング尾行*1してはその観察日記までつけており、時には彼女の言動をそっくりそのまま真似てロボに接しているが、テンションもタイミングも全く違う当然相手にされず、通常時でも緊張して意味不明な奇行に走ってしまう為その仲は全く進展しておらず、当のロボからは「熱烈な唐揚げ信者」「面白い子」といった風にしか認識されていない。その後の後悔とパニックでいっぱいになったモノローグにおける中の人の怪演は必見

「女子特有のピンクに彩られた世界」が苦手であり、おしゃれに関する知識もほとんどゼロに近く、ジャージとシャツで服装をやりくりするという男子高生のようなファッション生活をしていたが、リリィやロリとの交流以降は少なからず興味を持ち始めた模様。