就職男

登録日:2020/04/04 Sat 19:16:23
更新日:2024/08/04 Sun 21:45:41
所要時間:約 3 分で読めます






闇文明に伝わる怪談のうちの一つに、「求人トラックの怪」というものがある。高収入をエサに就職活動中の若者が言葉巧みにトラックに連れ込まれてしまうと、二度と戻ってこれないとか……。噂によれば凶鬼の材料にされているらしいが、そういえば、最近、また凶鬼が増えてきたような……。


《就職男》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。



■概要

就職男 C 闇文明 (2)
クリーチャー:ヘドリアン 3000
DMRP-13で登場したヘドリアン
DMRP-13は十王篇最初のエキスパンションであるが、このクリーチャーはいずれのチーム、王国にも所属しておらず、
かつただのバニラと使い所は少ない。……というかほぼない。
バニラビートにすらコストが合わないためまずお呼びがかからない。

ただし、それでも旧来のバニラよりはコスト論が上昇しており、
《紙屑男》と《砂遊び男》がコスト2パワー2000なのでその完全上位互換と言える。
闇のバニラといえば、同じヘドリアンの《砂場男》のリアニメイト対象でもあるので、
ファンデッキにしかならないが、【バニラヘドリアン】を組んでみても面白いだろう。

なお、自然文明は《ちんぱんじー》がコスト2でパワー4000の大台をマークしているため、
闇文明が自然に比べてパワーが低いという傾向自体はいまだ継続の模様。

背景ストーリー

ここで忘れてはいけないのが、十王篇の世界観はどういうものかということである。
チーム、王国が乗り出してきているので忘れられがちだが、
闇文明は凶鬼という武器とクリーチャーを組み合わせた生物兵器を量産している。
しかし彼らの生活はまさにブラックそのもの。
1日を100時間にする驚異のサービス残業により、毎日10万体の凶鬼が作られる。
そして大量に作られては他文明への侵攻の最前線に送り込まれ、いくらでも作れるからと死んでも使い捨て。

あまりのブラック労働ぶりを受けた結果、ついに「使い捨て反対!」をスローガンとする凶鬼組合「ウェポス・マッドネス」を旗揚げしようとしたはいいものの、まだ組合員はハーシルただ一人だ。

《凶鬼51号 ハーシル》はこの現状に異を唱え、仲間を増やしていった。
しかし、組合員は次々に《窮泣血療室》に送り込まれる。

闇文明の働き方改革のために動き出した凶鬼組合だったが、その構成員たちはなぜか次々と事故にあっては、運び込まれた先の病院で謎の怪死を遂げていった。

改善されない労働環境。しかしそんな折
こうして凶鬼を作るものがいなくなった……はずなのだが、近年、『求人トラックの怪』という都市伝説が囁かれるように。
この求人トラックが喧伝する高収入の求人に惹かれていった者たちを二度と見ることはないのだという。
そして、また一人……。

はあ、毎日毎日お祈りばかりッス……これじゃ、あこがれのエリート集団U・S・Aに近づくのも夢のまた夢か……ん? 「高収入のお仕事あります」……? よし、いっちょやってみるッス! ― チューカツ・チュリス


余談

元ネタは株式会社ミライトの性風俗店などを専門とする求人情報サイト「高収入求人情報バニラ」の広告宣伝車、通称バニラカーである。
公式イメージキャラクターのバニ子はTwitterでこのカードと《チューカツ・チュリス》に触れており、

スキル記載なし🤣🤣

通称バニラカードだ👏🤣

……と、なんで求人トラックをモチーフにしてクリーチャー《就職男》がバニラなのかをこれでもかとわかりやすく解説してくれている。
そのうえで、

これは #メンズバニラ のバニ男くんに教えてあげよ

と《就職》にきっちり触れてメンズバニラの宣伝をしている。




つーいき、ついき、つーいき(しゅーせー)
つーいき、ついき(校正中)
つーいき、ついき、つーいき(しゅーせー)
いますぐデュエマでリアニメイト!

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最終更新:2024年08月04日 21:45