SCP-1970-JP

登録日:2020/05/18 Mon 21:34:49
更新日:2025/04/22 Tue 16:46:22
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宇宙へ飛び立つにはネガティブな部分があってはダメなんだ。
逆に言えばネガティブなことを少しでも考えるような者は宇宙飛行士になるべきではない。
私はあの事故があってもネガティブなことは一切、考えなかった。
あの時に役立ったものは、それはポジティブな思考だ。常に成功を信じること。
我々には限られた道具と管制室の支えしかなく、とにかく彼らのことを信じ続けるしかなかったんだよ
ジェームズ・アーサー・ラベル・ジュニア


SCP-1970-JP
サーティーン
13


SCP-1970-JPはシェアード・ワールド「SCP Foundation」に登場するオブジェクトのひとつである。
オブジェクトクラスはKeter。
項目名は「13」
1970と13で勘のいい人は気づいただろうが、これはアポロ13号を題材にしたものである。

アポロ計画については専用の記事があるので詳細はそちらに譲るとするが、
まあソ連に宇宙有人飛行で先越されたから、それならアメリカは月に人を送ってやると豪語。
これがアポロ計画である。
そして11号で見事成功し、17号まで月に送り込むが、13号のみが唯一、月面着陸に失敗している。
まあなんやかんやあって無事帰ってこれたのだが、そこは乗組員の書いた「ロストムーン」やそれを基にした映画「アポロ13」を見ることを勧める。


ところで話は変わるが、SCP Foundationでは定期的に、特定のテーマやレギュレーションに沿った記事を執筆して競い合う「コンテスト」なるイベントが開催されている。
このオブジェクトは2018年に開催されたSCPコンテストの応募作品の一つで、結果的にそのコンテストで最優秀賞ーーー否、『極悪非道賞』を勝ち取っている。

何を隠そう、SCP-1970-JPは、財団の黒い部分をテーマにした「悪のコンテスト」の優勝作品なのである。
そのことも踏まえて、オブジェクトの話に戻ろう。



概要

まずは特別収容プロトコルから。
このオブジェクトの情報は常に捜索され、もし民間でこのオブジェクトが観測されていたことが発覚した場合、状況に応じて記憶処理の施行やカバーストーリーが展開される。
財団はNASAと協力し、隠蔽が困難な規模でオブジェクトの存在が民間に知られる状況が発生した場合に備え、公開可能な情報に艤装情報を含めて公開し、隠蔽を図る。

もし大気圏を突破して地上に墜落した場合、墜落現場直近のサイトで特別に結成される機動部隊クシー4("ロストムーン")が出動、オブジェクトの回収が行われることとなる。
また、墜落現場周辺に居住する一般市民に対しては記憶処理を施し、カバーストーリー「微小隕石の墜落」が流布される。

SCP-1970-JP-A~Cとのコンタクトは、オブジェクトに関する情報を収集するために可能な限り実行される。
実体が記憶を維持した状態で再出現を繰り返しているため、実体に不安/疑念を持たせずコンタクトを円滑に進める目的で、対話は常にNASAの人物によるものという設定で行われる。


説明に入ろう。
このオブジェクトは宇宙空間上に出現するアポロ13号の月着陸船"アクエリアス"の複製(SCP-1970-JP-D)と、それに乗船している3名の人型実体(SCP-1970-JP-A~C)の総称である。
このオブジェクトはクラスΔ霊体で構成されていて、通常の方法で観測することはできないが、物理干渉は受け付ける。

SCP-1970-JP-A~Cの説明は以下の通り。

  • SCP-1970-JP-A:アポロ13号の船長、ジェームズ・A・ラヴェルJrに相当する人型実体
  • SCP-1970-JP-B:アポロ13号の司令船操縦士、ジョン・L・スワイガートJr.に相当する人型実体
  • SCP-1970-JP-C:アポロ13号の月着陸船操縦士、フレッド・W・ヘイズJr.に相当する人型実体

毎月13日の午前3時7分53秒(UTC)に、このオブジェクトは事故発生地点と同じ宇宙空間上の地点に出現する。
このとき、出現箇所では瞬間かつ急激なヒューム値の低下が発生する。
出現後は史実のルートを通って地球に接近し、司令船を切り離して大気圏に突入する。
しかし、史実だと3人が乗ったのは司令船の方で、着陸船の方は燃え尽きてしまっている。このオブジェクトも史実と同様、3人の乗っている着陸船は燃え尽きてしまっている。
しかし1カ月後には事故発生地点に再度出現し、そのたびに突入しては燃え尽きていた。
このオブジェクトが最初に現れたのは1970年5月13日、あのアポロ13号の事故からちょうど1カ月後である。

財団が観測に成功したのは、半年後の11月。ハルトマン霊体撮影機を用いて、オブジェクトの観測に成功、アポロ13号の月着陸船に実体が酷似していることを確認した。
また、このとき宇宙科学部門は、オブジェクトから発せられていた無線電波を傍受することで、コンタクトを取ることができた。
以下はその時の対話ログである。

[記録開始]

SCP-1970-JP-A: ヒューストン、ヒューストン。応答せよ。ヒューストン、誰かいないのか!

アリア博士: あなたたちは何者ですか。

SCP-1970-JP-A: ヒューストンなのか!?こちらアポロ13号!今、明らかな異常事態のさなかにある。

(ここでジョンソン宇宙センター管制室を装いSCP-1970-JPとコンタクトを図ることが指示される)

アリア博士: わかりました。アポロ13号、状況をできる限り詳細に伝えてください。

SCP-1970-JP-A: ああ、ああ、わかった。既に我々は地球への墜落を繰り返しているらしい。最悪なことに、何も手を加えていないのに着陸船が周回ルートを通って、操作を受け付けてくれない。しかも着陸船が地球の大気との摩擦に耐え切れないらしく、何度も燃え尽きている。ここはあまりにも寒すぎるし、大気圏突入のときは文字通りに身が焼ける。クソッ。一体何が起こっているんだ、頼む説明してくれ。

アリア博士: アポロ13号、落ち着いてください。

SCP-1970-JP-A: すまない。とにかくだ。今我々には到底理解のできない何かが起きている。我々の全員が、酸素タンクの爆発とともに幾度となく目覚めているんだ。もうこれ以上繰り返したくない!ヒューストン、助けてくれ!どうして、どうして地球も月も目前にあるというのに──

アリア博士: このような異常事態は想定の域を完全に超えています。アポロ13号、どうか今は耐えてください。私たちも全力を以て最善を尽くすと誓います。

SCP-1970-JP-A: ああ、頼むよヒューストン。我々が今頼りにできるのはあなたたちしかいないのだから。

アリア博士: もちろんです。ところで、他の船員の無事はいかがなのでしょうか。

SCP-1970-JP-A: 全員無事だ。いや、無事ではないのだが。酸素タンク爆発と同時に全部元通りだ。

アリア博士: 把握しました。現在のところ、異常事態により地球への帰還を繰り返している、という認識で間違いはありませんね。

SCP-1970-JP-A: その通りだ。

アリア博士: 私たちはアポロ13号の無事を祈っています。緊急で対策を──

SCP-1970-JP-A: 頼む!早く助けてくれ!

アリア博士: もちろんです。

SCP-1970-JP-A: ああクソ、待ってくれ。いや、何でもない。[以降聞き取り不可]

(この時点で無線信号は途絶し、対話は不可能となった)

[記録終了]

財団はこれを受け、NASAと協力して、上記の特別収容プロトコルを確立した。
財団は何とかしてオブジェクトとの物理的接触の試み及び回収が検討されていた。
しかし、1978年2月、事件は起きた。

燃え尽きるはずだった着陸船が、地表に墜落したのだ。
幸い、この時は墜落した場所が太平洋上であったため、被害はなかった。
財団は捜索に当たったが、見つけたのはクラスΔ霊体で構成されたエクトプラズムのみで、オブジェクトは発見できなかった。
そしてその1か月後、今度はアメリカ合衆国のある公園の森林地帯に墜落、2名の一般人が巻き込まれ、死亡してしまった。
この時も捜索したのだが、先月と同じ結果となった。
また、回収されたエクトプラズムも、オブジェクトの再出現とともに消失しているので、保管は不可能と結論付けられた。

以下は、インシデント発生時の対話の記録である。

[記録開始]

マシュー研究員: こちら管制室。アポロ13号、調子はどうだ。

SCP-1970-JP-B: 悪くないね。今日は月が綺麗だ。

SCP-1970-JP-A: いつも綺麗さ。

マシュー研究員: 何か変わったことはなかったか。

SCP-1970-JP-A: いいや、特にない。

マシュー研究員: 了解した。

SCP-1970-JP-C: ところでだ。我々を救助するためのプロジェクトはどれくらい進行しているんだ?

マシュー研究員: 半ば、といったところだ。

SCP-1970-JP-C: ハッ、最悪だな。我々は一体何度地球へと落ちて行く必要があるのだろうか。

SCP-1970-JP-A: いやフレッド。これを最悪と言えるのなら、こんなことは真の最悪ではないのさ。

SCP-1970-JP-C: ……ジェームズ、何が言いたいんだ。

SCP-1970-JP-A: いや、つまりだ。もっと最悪なことがあるだろうって考えれば、少しは心が楽になるだろうってことさ。そう、我々は選ばれしアポロ13号のクルーだ。なんとしてでも地球へ帰還するんだ。人類のため、アメリカのため、そして何より、地球で待つ家族のため──

SCP-1970-JP-B: おいジェームズ!俺は独身だぞ!

(笑い声が聴き取れる)

マシュー研究員: 元気そうだな。

SCP-1970-JP-C: まあな。我々は今、地球も月も最も綺麗に見える特等席にいるんだ。楽しまないと。

SCP-1970-JP-A: 管制室、聞いてくれ。そろそろ電池残量の節約のため通信を終了する。そして、大気圏突入の際にもう一度連絡する予定でいる。憶えておいてくれ。

マシュー研究員: 了解。

SCP-1970-JP-B: 今回は何だか上手くいきそうな気がするな。

SCP-1970-JP-A: ああ。

[記録終了]

このインシデント以降、オブジェクトは大気圏を突破するケースが増加したため、Keterに再分類されることになった。
そんな中、マローア博士がある仮説を提唱した。

彼らの乗っている着陸船の耐久性は、彼らの心理状態を関係している可能性があると。
絶望の中で"死"を選び、大気圏で焼失するはずだった彼らが、幾度かの対話を経て希望を見出し、"生"を求めるようになったと。
そしてそうさせたのは、他でもない財団であると。

この提言を受け、財団はオーバーライド・プロトコルを制定、実行に移すことになった。

オーバーライド・プロトコル

このオブジェクトの性質上、オブジェクトの回収は無意味と判断された。
このプロトコルの主な目的は、オブジェクトの軌道を強制的に変更し、地球の大気圏突入を阻止することにある。
また、このプロトコルによって、着陸船の耐久性の変化を調査することも目的の一つとなっている。

内容は以下の通り。
まず、月の裏側に存在する"夕焼けの湖に、月面サイト-30と機動部隊オミクロン-8("ブルームーン")が設置される。
この機動部隊のメンバーは、NASAと財団外宇宙支部の担当審査員により、選出基準に則って、他の機動部隊から6名が選出される。機動部隊員は、該当サイトで1年間の勤務に当たる。
毎月13日に3か所の指定エリアに移動し、オブジェクトを狙撃することで、軌道を強制的に変更させ、地球への接近を阻止する。
失敗した場合、その旨をすぐ当月の担当サイトに報告することになっている。
月ごとの担当サイトはオブジェクトから発せられる無線を傍受/記録し、基本的に無視をする。
軌道変更に失敗しSCP-1970-JPが地球へと接近した場合、担当サイトの職員は、鬱誘発性聴覚ミームを音声に載せて通信を行う、それか無視をする。
これらの判断は、収容担当職員の指示に従う必要がある。

以下は、オーバーライド・プロトコル実行後の通信記録である。

日付: 1979/04/13

[記録開始]

SCP-1970-JP-A: 管制室、聞こえているか。ここ最近は大気圏を突破することが可能になってきているようだ、どういう原理かは全くわからないが。おかげで全員、希望で満ち溢れているよ。ところで、そろそろ我々を救助するプロジェクトは大詰めになってきたのではないだろうか?

(プロトコルに従い、鬱誘発性聴覚ミームを音声に載せた状態で会話が行われる)

マローア博士: 突然ですが伝えなければならないことがあります。まず、私たちはNASAの人間ではありません。

SCP-1970-JP-A: 何?

マローア博士: あなたたちを地球へと帰還させるプロジェクトは、諸事情により没案となりました。つまり、私たち、ひいてはNASAの職員たちはアポロ13号のクルーを救出することを諦めました。

(騒めきが聴き取れる)

SCP-1970-JP-A: 待て、待つんだ。話が唐突すぎて理解できない。

マローア博士: 申し訳ありません。どうか私たちを許してください。

(以降無視が行われる)

SCP-1970-JP-A: 待ってくれ、我々の今までの努力は一体何だったというのか!頼む、助けてくれ!聞こえないのか!?

(沈黙が続く)

SCP-1970-JP-A: ……クソッタレ。

(通信が切断される)

[記録終了]

日付: 1979/05/14

[記録開始]

SCP-1970-JP-C: 聞いてくれ!月に宇宙服を着た人間がいて、見たことのない武装をして攻撃をしてきたんだ。船長が衝撃で飛んできた船のパーツにやられて意識がない。管制室、アレはどういうことだ!

SCP-1970-JP-B: 我々は今、地球から遠ざかっている。何としても我々を帰らせないつもりなのか?

SCP-1970-JP-C: いいか、我々は何度だって挑戦する。諦めないからな!

(通信が切断される)

[記録終了]

報告: 通信後、SCP-1970-JPは機動部隊により周回ルートから外され、凡そ太陽の方向へ飛ばされたことが確認された。

当初は回数を重ねてないからか、何回か地球に墜落したのだが…

日付: 1979/09/13

[記録開始]

SCP-1970-JP-A: 管制室、どうせ聞いているんだろう?もう長い間我々は地球への帰還ミッションを繰り返してきた。もちろん不安だったが、ここまで死を恐れずに帰還の努力を続けることが出来たのは、あなたたちのおかげだった。地球から話掛けてくれるだけでも、我々にとっては十分だった。

(沈黙が続く)

SCP-1970-JP-A: しかし、あなたたちは私たちを見捨てた。今までは我々の心に希望の光が指していたが、一瞬にしてその希望は無くなってしまったのかもしれない。あるいは、我々が単純に疲れてしまったのだろう。

SCP-1970-JP-A: 死にたくはない。だが、生きるための手段がなくなってしまったように感じている。

SCP-1970-JP-A: 我々は、どうしたらよいのだろうか。なあ、[不明瞭な発言]

(通信が切断される)

[記録終了]

報告: 1979/09/17、SCP-1970-JPは大気圏を突破することなく焼失した。オーバーライド・プロトコル実行以降初のケースである。

1979年9月、ついに着陸船は再び大気圏で焼失した。

その後も周回ルートを外したり、大気圏で焼失したりしている中、1983年1月に異変が起きた。

日付: 1983/01/13

[記録開始]

SCP-1970-JP-C: 聞いてくれ、スワイガートがいなくなってしまった。一体何が起きているんだ。

SCP-1970-JP-A: 我々に生きることを諦めろということなのかもしれない。もしくは、彼だけが先に救われた、そう信じよう。

SCP-1970-JP-C: クソッ、クソッ。俺には受け入れられない。

(以降無線が入った状態が維持されるが、発言は無かった)

[記録終了]

その後機動部隊によりSCP-1970-JPは周回ルートを外された。また、SCP-1970-JP-Cの発言と同様にSCP-1970-JP-Bの消失、並びに酸素タンク数の減少も確認された。

なんとスワイガートに相当するSCP-1970-JP-Bが消失してしまった。
これは1982年12月27日に本物のジョン・L・スワイガートJr.がこの世を去ったことと関連性があるとみられており、このことから、実際のアポロ13号のクルーが全員この世を去ることで、オブジェクトが自発的に無力化される可能性が出てきた。

そして次が、着陸船より発せられた最後の無線連絡である。

日付: 1998/06/13

[記録開始]

SCP-1970-JP-A: 久々の通信だが聞いてほしい、ヒューストン。我々にはもう、声を発する気力もない。

(沈黙)

SCP-1970-JP-A: なあヒューストン、教えてくれ。どうして、どうしてなんだ。地球も月もこんなに近いというのに。どうしてこんなに、遠いのだろうか。

(沈黙)

SCP-1970-JP-A: 我々はただ、帰りたかったんだ。

(以降無線が入った状態が維持されるが、発言は無かった)

[記録終了]

報告: その後機動部隊によりSCP-1970-JPは周回ルートを外された。また、明らかにSCP-1970-JP-Dの耐久性が落ちているようであり、機動部隊の迎撃で機体に大きな損傷を負っていることが見受けられた。

もはや着陸船の耐久性は大気圏突入に耐えられない、そう確信していた。
これを受けて、特別収容プロトコルが改訂されることとなった。

現在の特別収容プロトコル


SCP-1970-JPに関する情報は常に捜索され、民間または宇宙観測機関で何らかの形で観測されていたことが発覚した場合、情報の規制と秘匿並びに関係者への記憶処理の施行やカバーストーリーが流布される。

オーバーライド・プロトコルのために設置された月面サイト-30の秘匿を目的に、NASAと協力し、月面画像等を編集した状態にして一般に公開される。

現在では着陸船が地球上へ墜落する可能性は極めて低いが、墜落予想地点が居住区である場合、万が一に備えて災害予報の偽情報を流布して住民を避難させる。
もし墜落した場合、墜落した現場直近のサイトで特別に結成される機動部隊クシー-4("ロストムーン")が出動、オブジェクトを回収する。
また、墜落現場周辺に旧住する人物に対しては記憶処理を施し、カバーストーリー「微小隕石の墜落」を流布する。
墜落しなかった場合、予報は誤報だったと伝え、避難命令は解かれる。

追記:2001/01/01

着陸船の耐久性が大気圏突入に耐えうるものではなくなったことが確認されたため、オーバーライド・プロトコルの一部解除が提案されている。
また、以降もオブジェクトの挙動を観察し、危険性が低いものと判断された場合、もしくは存命のアポロ13号のクルーのどちらかが死亡し、オブジェクトに無力化の兆候が見られた場合、このプロトコルの全解除が承認される予定である。



財団の第一の目的は、あくまで人類の保護。
研究で何の収穫も得られない以上、SCP-1970-JPはただの脅威でしかなかった。
しかし、その脅威を無力化できる方法を見つけた財団は、その作戦に乗ることにした。
たとえそれが、オブジェクトにとって非情なものであろうとも―――



追記・修正は月に向かって帰ってきてからお願いします。



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最終更新:2025年04月22日 16:46