結婚指輪物語

登録日:2020/07/08 (水) 00:29:18
更新日:2020/07/09 Thu 19:56:01
所要時間:約 7 分で読めます






「黄昏乙女×アムネジア」「かつて神だった獣たちへ」のめいびいが贈る、異世界新婚ラブコメ!!





概要

『結婚指輪物語』とは『月刊ビッグガンガン』にて2014年Vol.04から連載中の漫画作品。既刊9巻。
著者は『黄昏乙女×アムネジア』『かつて神だった獣たちへ』で有名なめいびい。
シリーズ累計110万部突破している。

あらすじ

幼なじみの『野中姫乃』……通称ヒメに想いを寄せていた主人公の佐藤は、彼女の引っ越しの日に彼女が異世界『アーヌルス』のお姫様だったことを知る。
そして母国『ノカナティカ』へと帰国し、帝国の皇子と結婚しなくてはならないと告げられる。
佐藤は自分の気持ちを伝えるためにヒメを追って異世界へ。

しかしそこで行われていた結婚式に深淵王の手下である魔物が出現し、ヒメの持つ光の指輪を狙って襲う。
そこでヒメは本来なら皇子に渡さなくてはならなかった指輪を佐藤へ渡し、キスをしたことで佐藤は『指輪王』に覚醒し、魔物を撃退する。

こうして晴れてヒメと結婚することになった佐藤は喜んでいたが、
実は光の指輪と同等の指輪が後4つ存在し、指輪王はそれを全て身に付けなくては深淵王には勝てないという。
……すなわち佐藤はヒメという本命の女性がいながら、あと4人の女性と重婚しなくてはならなくなったのだ。

果たして佐藤はヒメのために自分の貞操を守りながら、深淵王に勝てるのだろうか……?


主な登場人物

指輪王

  • 佐藤某/サトウ
本作の主人公。現代日本に住む高校生。ヒメとは幼なじみ
ヒメが日本に転移してきた瞬間を目撃したが、彼女に「この事を忘れて」という願いを聞き入れたため、ヒメが故郷に帰る時まで異世界人ということを忘れていた。
長年ヒメに好意を寄せていたため、その気持ちをヒメに伝えるために異世界へ転移した。
そこでヒメに光の指輪を託され指輪王となり、異世界アーヌルスを救世する事を宿命づけられる。
しかし指輪王は他の4人の姫が持つ指輪を手に入れなければならず、手に入れるには結婚しなくてはならなかった。
さらに指輪王が指輪の力を引き出すには妻と絆を深めればならず、
一夫一妻制の日本に住んでいた佐藤にとってヒメ以外とは恋愛関係となることに消極的で、せめて最初にセックスする相手はヒメと決めている。
しかし色々邪魔があったりして、ヒメとセックスするのは日本に戻ってからと約束する。
なのでなかなか指輪の力が引き出せない。

ハーレムものの主人公にしてはかなり地味目な見た目だが、性格は少し頼りないものの総合的に見て筋の通った男らしさがあるため、ヒメ達をはじめとする周囲からの好感度は悪くはない。
ちなみに下の名前はなかなか名乗らせてもらえない上に、周囲からも「サトウ」で通ってしまっている。
下の名前自体は言及されないだけで1話の答案用紙に書いてあるが、あまりに適当過ぎるので暫定的なものなのか、本気でこれなのかは不明である。

指輪の姫

  • 野中姫乃/クリストル・ノバティ・ノカナティカ
佐藤の幼なじみにして妻。通称『ヒメ』。人間族が住む光の国『ノカナティカ』の第一王女。光の指輪を受け継ぐ姫。
10年前に母国に深淵王の配下である魔物の襲撃があり、
襲撃の目的が光の指輪だと察した両親がアラバスタに頼み、アラバスタと異世界日本に転移してきた。
転移を目撃した佐藤と友達となり、彼が住むアパートの隣に引っ越し、共に過ごすうちに好意を抱くようになる。
しかし王女の使命として指輪王を誕生させねばならず、そのためには故郷で帝国の皇子と結婚せねばならなかった。
佐藤への好意を殺しマルスと結婚しようとしたが、色々あって佐藤と結婚する事になる。
好きな人との結婚に喜んではいるが、佐藤に「異世界の救世」「指輪王の重責」を負わせてしまった事に苦悩している。
また自分以外の妻がいることに嫉妬し、他4人の事を信用しきれておらず、そのせいで指輪の力が引き出しきれなかった。

  • ネフリティス・ロムカ
佐藤の妻。エルフ族が住む風の国の『ロムカ』の第一王女。
若く美しい外見をしているが実はこう見えて54歳である。
人間から見れば婆さんに分類されるが、エルフから見れば少女に分類されるため、ネフリティスは他種族と交流してから自分の年齢を気にし始めた。
両親が命がけで国を守った事と、兄の過保護のせいで人見知りの激しい引きこもりと化しており、部屋で読書をしていた。
佐藤の妻となってから部屋の外で見分を広げる事を楽しんでおり、そのきっかけを与えた佐藤に好意を抱いている。
しかし長寿ということもあって、ヒメが先に既成事実を作った後で愛してくれれば問題ないと言っているが、機会があれば佐藤に近づこうとしている。

  • グラナート・ニーダキッタ
佐藤の妻。猫人族が住む火の国『ニーダキッタ』の王女。まだピチピチの18歳だが猫人のなかでは行き遅れ。
ニーダキッタは傭兵の国であり、指輪を受け継ぐ姫と結婚するには姫に打ち勝たなくてはいけないという掟がある。
グラナードは最強の猫人の戦士と言われており、ニーダキッタ中の男の戦士に打ち勝ったあげく他国から見合いにきた腕自慢にも勝ち続けたほど。
佐藤との見合いでは乱入した魔物との戦いで佐藤に見所アリと判断し勝負なしで結婚してもいいと思うほどだったが、
佐藤に「認めてもらう」ではなく「認めさせてやる」と言われた事で本気で勝負する事に。
そして本気で勝負して負けたため彼に好意を抱く。

  • サフィール・マーサ
佐藤の妻。竜人族が住む水の国『マーサ』の第一王女。サフィラの双子の姉。
マーサと同盟を組んだ帝国の過干渉に危機感を覚えたサフィールは、指輪王を政争に巻き込むため佐藤と結婚した。
佐藤とは妻というより友達感覚であり、姫としての務めで世継ぎは設けようとは思っているが恋愛感情はない。
そのため姫たちの恋愛争奪戦を他人ごとのように見ている。

  • アンバル・イダノカン
佐藤の妻。ドワーフ族が未来のために作った魔動人形。
かつての深淵王との戦いで全滅しかけたドワーフ族は遠くないうちに滅びると悟り、当時の王女の依代として魔動人形を作り、異世界日本に転移させた。
指輪王が日本に来るまで数百年待つ事になり、色々あって祠に祀られていた。
彼女の役割は指輪王の妻となり深淵王と戦う事と、体内にある最後の姫の因子と指輪王の精子を合わせて子供を作ることである。

その他

  • アラバスタ
ヒメの両親に頼まれ姫を日本に連れて来た老人。日本ではヒメの祖父として過ごしていた。
実はアーヌルスでは知識と魔法を巧みに扱う大賢者と呼ばれるほどの偉人。
若い頃は旅をしていたらしく、その頃にはエルフの国にも訪れた事があったという。
ノカナティカ王族の一人らしく、王位を継げなかったため魔法の才を伸ばすべく旅をしていたらしい。

  • マルマリギアス・ギサラス
ギサラス帝国の第二皇子。通称マルス。
本来は彼こそがヒメと結婚し指輪王になるべきはずだったが、成り行きで佐藤に指輪王に任す。
そのため皇帝を始め帝国の関係者から白い目で見られており、本人も判断は間違っていなかったと思いつつも後悔していた。
その心の闇を突かれる形で敵に操られ、佐藤らに剣を向けてしまったことも。
その時に、佐藤からの純粋な感謝の言葉と、仲間として認めてもらえたことで吹っ切り、「指輪王の騎士」を名乗るようになる。
強大な軍事力を持つ帝国の皇子らしく屈強な肉体を持ち、剣の腕も一流。
マーサ国の第二王女サフィラ・マーサとは愛し合う関係。紆余曲折はあったが彼女と無事に結ばれたこともあり、佐藤とは義兄弟という関係にもある。

  • モーリオン・ラヴリ・ノカナティカ
ヒメの妹。ノカナティカ国の第二王女。面白い事が好きな性格。
10年前、姉は異世界へと非難したが指輪を持たないモーリオンは魔法の才を伸ばして姉の役に立つため、魔導の尖塔という場所に送られていた。
ここは魔法使いが魔法を高めるために修行をする場所であり、
他人への関心が薄かったため幼い彼女にとってつまらない場所であり、それが今の性格へ繋がった。

用語

  • 指輪王
大昔、光、風、火、水、土の5つの指輪を作り出した指輪王によって深淵王が倒され、世界を救世した。
指輪王には5人の妻がおり深淵王を倒した後、指輪王と妻が身に付けていた指輪は5つの国に伝えられる事になった。
そして深淵王が蘇る時、光の指輪を手にした王が新たな指輪王となる、という伝説が伝わっている。

  • 5つの指輪
指輪王が世界を覆う闇を払うために作り出したという、魔法の指輪。
光、風、火、水、土の属性を持つ5つの指輪であり、これは指輪王が妻となる者に送った結婚指輪のため、
代々指輪の国は王女に指輪を受け継がせている(結婚指輪なので計10個だが)
そのため各指輪の国の王となる者は基本的に長子でも王子でもなく、指輪を受け継いだ王女と結婚した者となっている。
結婚指輪のため指輪の魔力を引き出すには指輪王と妻の絆が深まっているほど強く、ぶっちゃけセックスすれば強く引き出せる。

  • 深淵王
大昔、魔物を率いて暴れていた闇の者。詳細不明。
なんでもこの世界は最初は深淵であり、深淵王は一番初めの世界に戻そうとしているらしい。




追記・修正は結婚してからお願いします。

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最終更新:2020年07月09日 19:56