マーサ

登録日:2011/07/02(土) 23:12:09
更新日:2025/03/31 Mon 22:26:54
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マーサとは:

1) キリスト教圏の女性名。新約聖書に書かれた聖人マルタに由来。
2) 最後のリョコウバト。項目参照。
3) 『DQⅤ』の主人公の母親。この項で解説する。




マーサとは、『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』の主人公の母親である、
ドラマCDの声優佐久間レイ

オ一プ二ングで主人公が自分が生まれる頃の夢を見るシーンがあるが、その時に主人公の名を付けたのはマ一サであった。
(一方、パパス提案はご存知の通りやんわり却下された)

その後は、「主人公を産んだあとすぐ亡くなった」ということになっている。
少なくともサンタロ一ズの人々やパパス、サンチョは、主人公に接する時はそう言っていたようである。


しかし、時が経つにつれ真実が明かされる……。


以下ネタバレ








少年時代の終わりにパパスが最期を悟った時、ついに主人公にこれだけは言っておかねばと真実を打ち明ける。

「実はお前の母さんはまだ生きている筈!わしに代わって母さんを、

ぬわーーっっ!!」

パパスは息子に願いを託すため、この言葉を残して命を落とす。
主人公はこの言葉を唯一の希望として10年の奴隷生活に耐えぬいた。

やがて主人公はサンタロ一ズの村に帰ってくることになるが、洞窟の奥で天空の剣と手紙を見つける。

手紙の内容によればマーサには不思議な力があり、それは魔界に通じる力らしくそれゆえに魔物に攫われたという。
そのカは主人公にも残されており、生まれながらに持つ魔物の邪心を振り払う力がそれを証明していた。

主人公は手紙の言葉に従い魔界からマ一サを助けだす唯一の希望、伝説の勇者と天空の武具を探すことに。



以下さらにネタバレ









マーサはエルヘブンの民の者で、その民族にはかつて魔界、人間界、天空界の3つの世界が交わらないように神から門番を命じられていたらしい。
さらには邪悪な魔物を改心させることもでき、主人公のモンスター使いの力もマーサ由来のもの。
だがマーサの力は主人公のそれをもはるかに超えており、改心した魔物を人間にしてしまうこともできた。
チート過ぎる。

彼らは門を開けることも閉じることも自由自在だったが、時が経つにつれ力が弱まり四人の長老だけが力を僅かに有する程度になる。
しかし、マーサだけが力を強く持っていた。

これを利用しようと企んだ大魔王ミルドラースはマーサを魔界まで拉致し、マーサに無理やり人間界と魔界に通じる門を開けさせようとする。パパスがマーサの生存を確信していたのも、この封印がまだ解かれていなかったため。
その時間は……30年近くに渡った。

しかし魔界に閉じ込められてはいたがミルドラースも彼女の自由を奪うことは長いことできておらず、その活躍は魔界唯一の街ジャハンナで聞くことができる。
そこではマーサによって改心して人間になった魔物たちが住んでいるが、主人公では仲間にすることのできない悪魔神官をも改心させて人間にしている。
しかも彼らを守るために街を外の世界から引いてきた聖なる水で囲む結界さえ作っている万能ぶり。
歴代ドラクエシリーズの中でもトップクラスの「人間」だと言って過言では無かろう。


小説版では幼い頃のピエールの友達で、その頃はただのスライムであったピエールが命の危険も大きいスライムナイトへの昇格を決意したのもマーサを守るためであった。
大魔王ミルドラースともある程度まで心を通わせていたが、この世でもっとも孤独な子供であるミルドラースは……。


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最終更新:2025年03月31日 22:26