エルヘブン

登録日:2011/05/08(日) 21:25:24
更新日:2023/05/27 Sat 10:07:58
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ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁に存在する村。
青年期後半の始まりに子ども達や家臣を連れて訪れることになる。

グランバニアから北にあるが、徒歩では行けない。
海の洞窟を船で通って行かなければならない上に海の洞窟はエンカウント率が高いので少々面倒ではある。
フローラ曰く村というより一種の聖地らしい。
SFCとPS2、DSのリメイク版では構造がかなり違う。


以下ネタバレ






主人公の母親マーサの生まれ故郷。
ここの民は大層なことに、に選ばれた民族という。


世界は三つにわかれていた。

  • 人間の住む人間界
  • 神の住む天空界
  • 魔物達を封じ込めた暗黒世界

その三つの世界が交わらぬように門番を任せられた民族、それがエルヘブンの民である。
いにしえのエルヘブンの民の力は神に選ばれたと言っても過言ではない力を持っていた。
三つの世界の門を開けることも閉めることも自由自在だったらしく、邪悪な魔物を人間に変えてしまうこともできたとか。
魔物と心を通わせる力もあったという。

しかし、時が経つにつれ彼らの力は弱まりつつあった。
今となっては四人の長老がその力を僅かに有するだけだが、マーサだけは力を持っていた。
神に選ばれた者は人並みの生活、人並みの幸福を望むことはできない。
マーサや長老達は十分理解していた筈だったが……。

主人公があれほどまでに波瀾万丈な人生を送っているのは、このためなのだろうか?


余談だが、ここは前作DQ4でいうロザリーヒルに場所がかなり近く、地形も少し名残がある。
マーサピサロとロザリーの子孫とファンの間でよく噂されるのもこれが絡んでいるのだろう。

おまけ ここの衛兵について。
長老達のいる所の入口等、ここには何人か兵士がいるのだが、彼らはDS版のリメイクにおいてとんでもない優遇を受けた。

なんと、新規グラフィックを割り当てられたのである。

なんだそんな事かと言うなかれ、
DS版DQ5はゲームエンジンをDS版DQ4のものを流用しているため、モブグラとかはまんまDQ4のままなのだ。
更にそのDS版DQ4もPS版を更に遡ってPS版DQ7であり……。
実に4作品8年もの流用がなされているのである(無論新たにグラフィックを用意するのは大変なのでそれがいかんと言っているわけではない、念のため)
そんな中、デールやらオジロンやらといったネームドキャラすら押しのけて、何故か彼らのみ新規グラ(SFC版準拠のグラ)なのである。
上司の4長老でさえ、DQ7の女性神官グラの流用なのに……(SFC版だとアイシス女王とかラインハット皇后とかと同じ、所謂「高貴な女性」タイプのグラだった)
尚SFC版では各地の兵士たちと同じグラだったのだが、余所の連中がⅣと同じ兵士グラになる中、彼ら(+妖精の城の衛兵)のみが謎の優遇を受けたのである。
余所とは違う雰囲気の演出のための措置なのかもしれないが、だったら長老達にも新規グラを用意してあげようよ……。

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最終更新:2023年05月27日 10:07