登録日:2020/11/19 Thu 00:27:30
更新日:2026/04/02 Thu 22:33:10
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「イヌ型電子ペット」とは、テレビアニメ版『
星のカービィ』第15話「誕生?カービィのおとうと」に登場したキャラクターのことである。
当時の公式サイトでは「ロボット犬」。
概要
ガングのおもちゃ屋でパーム大臣一家が購入した、イヌ型のペットロボット。
見た目は黄色で、耳などが赤く可愛らしいロボット犬。
水に落ち、雨を浴びても問題ない防水加工が施されている。
当時のリアルのペットロボットと比較して、
感情を豊かに表現できる高性能なAIを搭載しているのが特徴。
目の部分で感情を表せる。
性格も人懐っこく、起動するや否やすぐに
カービィを気に入って懐いたほど。
なぜ購入したのかと言うと、その前にカービィが子供達から不憫な扱いを受けている現状に対し、
フームが「弟のような存在が必要」と考えたことがきっかけ。
そこに偶然、おもちゃ屋で遭遇したロボット犬はまさにフームの需要を満たしており、すぐに購入となった。
初めは嫌がったカービィも、
トッコリのちょっかいで川に落ちた彼を助けたことで仲良くなり始めた。
これ以降、ロボット犬はカービィからまるで弟のように可愛がられ、歩道の渡り方を教えられるぐらいにはすっかりと仲を深め、フームの思惑通りカービィの精神的成長を促すことに成功している。
だいぶ後になって、カービィがミニガルボの世話をしていたのも、この時の経験が活きているおかげかも……?
その一方で、ロボット犬には怪しい所も多々。
まず、後で分かることだが、店主のガングにはここまで高度なペットロボットを製作できるような技術力は無い。
しかもロボット犬は、なんと大臣一家に売ったガングも仕入れた覚えのない商品なのである。
一体どこから仕入れたのかも分からなければ取り寄せもできないため、実質的に替えの効かないワンオフ品とも言える。
正体
ロボット犬は案の定、普通のペットロボットではなく
「ナイトメアトイズ」製のロボット。名前からして
ホーリーナイトメア社の関連企業なのは間違いない。
普通に接している分にはただのロボット犬なのだが、ペットロボットとしての自我が薄い、ないし停止しているであろう時は目の部分が消えて不穏な感じになる。
更には、下記のペットロボットの域を逸脱した機能まで備えている。
- 護身用の電気ショック
- オリを破れる尋常じゃない怪力
- 水上でのホバリング
- カウントダウン付きの自爆
……どう見てもロボット犬の皮を被った兵器である。
パワーだけなら
魔獣にも決して劣らず、オリを破れるほどの攻撃力を誇るとなれば、取り扱いを間違えると実害を招くことは明らか。
とても安心して子供に買い与えられるような代物とは言えない。
劇中描写の限りでは最初からカービィを始末するために作られた可能性が高く、おもちゃ屋に送り込まれていたのもカービィと接触する可能性を見越し、ナイトメアの手の者にこっそり仕込まれたのだと思われる。
もしも大臣一家に見つけられることなく、買われずにいたらどうするつもりだったのか?と疑問はあるが、いずれかガングや誰かに見つかるのは時間の問題だし、他の客が買ったとしても、おそらくロボット犬はカービィと出会って仲良くなる可能性が高い。
要は、購入者そのものは大して重要ではなかったとも考えられる。
しかし、カービィと仲良くしている平時の様子は至って普通そのものであり、彼に見せた感情は紛れもなく本物にも見える。
自爆機能が発動した時の描写を鑑みるに、それらの感情全てが演技やウソの類だったのかは最後まで不明だった。
本当に魔獣なのかどうかも分からないが、しかし確実に言えるのは正しく「カービィの「弟」」であったことだろう。
劇中での活躍
前述の経緯からカービィとの仲を深めていく中、イローら村の子供達がちょっかいを出した時に放電した(そしてカービィはこの事実を知らない)こと、カービィとロボット犬の光景を
デデデ大王が目撃したことで事態は急変していく。
取り寄せできない一品ものであるため、デデデが用意した魔獣専用のオリに捕獲され、ロボット犬は一時囚われの身に。
この頃には既に、カービィにとってはかけがえのない大事な弟と位置付けられており、悪天候でも構わず捜索を続けるぐらいにはカービィから愛される存在となっていた。
だが同時に、ロボット犬の正体を察したフームからすれば、その愛情ゆえに意図せずカービィを危険に向かわせることに繋がってしまい、これ以上見過ごすことはできなかった。
必死の呼びかけに反応したロボット犬はオリを破壊、脱出してカービィと再会を果たす。
しかし、無情にもこのままハッピーエンドとはいかず、正体を知るが故に引き離したいフーム、どうしても独占したいデデデの両者から板挟みになってしまい、カービィとの逃避行を繰り広げた末に海へ転落。
海に放り出されて溺れたロボット犬は、カービィが救助のために飛び込んでくると一転して使命を思い出したように排除対象とみなし、自爆のカウントダウンを開始。
そうとも知らないカービィが「どうしたの?」とでも言いたげに触れても、心を失ったように反応しなかったが、急にこれまでカービィと過ごしてきた日々の思い出が走馬灯として過ぎり、普通のロボットなら流せない筈の涙を流す。
そして、最後はカービィを巻き込むまいと自らデデデに捕まり、離れたところで大爆発を引き起こしたのであった……。
余談
- ロボット犬の登場回はアニメカービィでも屈指の感動作と名高く、泣けるエピソードとしてファンの評価も高い。
- 特に、真相を知らぬまま弟を失い傷心のカービィが、海辺で夜空に走り去っていくロボット犬の幻に別れを告げる場面はとても切ない。
- 自爆後、ガングはロボット犬と似せた人形を自作したが、平べったい三角形の体などは似ても似つかない。この事もロボット犬の製作にガングが一切関わっていない証左と言える。
- ガングも自信が無かったようで、カービィの傷心した様子を見て「カービィ、気に入らないだろうな……」と落ち込んだが、フームからその気持ちはきっとわかってくれると励まされた。
- ロボット犬周りの描写に関して、ブンを含む子供達はなぜかやけに意地悪な連中として描かれている。カービィをボール扱いしたり、ロボット犬にちょっかいを出す場面のイロー達は完全にいじめっ子同然で、他の登場回と比べても悪印象が強い。
- これはいつもならカービィに意地悪するようなトッコリがカービィよりも小柄なうえ、彼自身も村の中では仲間外れにされがち(51話)なはぐれ者だったので、この回に限りこういう役回りになったのだと思われる。
追記・修正はペットロボットを買ってからお願いします。
- 代理作成 -- 名無しさん (2020-11-19 00:28:08)
- アニカビではガルボ回に並んでカービィの面倒見の良さがわかる話。しかしデデデも知らないところでいつの間にガングに送ったんだHN社は。 -- 名無しさん (2020-11-19 01:13:11)
- 余談だけどゲーム版のカービィの弟は(いろんな意味で)伝説のスタフィーのスタフィーが適任だと思う。 -- 名無しさん (2020-11-19 08:03:59)
- ↑2他の話でカスタマーが望遠鏡みたいな装置でプププランドを監視してるような描写があるし、フームがカービィの遊び相手を探してる情報を得て好機と見て送り付けたんだろう -- 名無しさん (2020-11-19 08:50:52)
- こういう場合は流石にナイトメアから料金上乗せされたりないよな……? -- 名無しさん (2020-11-19 12:32:19)
- とある( コメントを送り込める )辞典サイトだと、あのロボット犬がとった「網に飛び込んだ行為」は「デデデを倒す為にやった 」けど、「倒すには至らず「 犬死に終わってしまった 」」...というコメントがチラホラあった...違うと思うけどな...あの子の行動は....。 -- 名無しさん (2020-11-19 19:46:45)
- 実際見たらかなり切ない話だったな…ガルボの話やセンチメンタルの話じゃなくてこの話でカービィが涙出してたらもっと涙腺崩壊してたかも -- 名無しさん (2020-11-21 21:45:46)
- ロボット犬の実力ならアニメの臆病者な雑魚デデデ程度は簡単にボコボコに倒せると思うから逃げる必要も無いとは思う。しつこい上にしぶといから逃げるのも仕方ないとも思うけど -- 名無しさん (2020-12-06 15:16:34)
- ガルボ回はきちんとハッピーエンドで終わったのはこれの反動なんだろうなぁとは思った。アニカビはこう言う悲劇的な話も挟むのがいい塩梅だなってなった回。 -- 名無しさん (2021-03-26 19:33:51)
- あさからマジ泣きして観てたのに直後に「基本は○♪」だったからリアクションに困ったわ -- 名無しさん (2022-03-04 23:55:06)
- ↑3,5 どいつもこいつも口悪い...... -- 名無しさん (2022-08-24 22:47:02)
- うろ覚えだけど当時見てた自分も結構切ない気持ちになった気がする。ラストでロボット犬が星空に消えていくような演出はやっぱり泣ける -- 名無しさん (2023-02-24 21:04:41)
- 著作権保護のための対応のための編集を行い、「誕生?カービィのおとうと(星のカービィ)」→「イヌ型電子ペット(星のカービィ)」に項目名を変更しました。 -- frzn6879 (2023-08-27 23:12:14)
- 2002年1月12日放送 -- 名無しさん (2026-02-14 14:49:25)
最終更新:2026年04月02日 22:33