進撃の巨人(進撃の巨人)

登録日:2021/01/24 Sun 10:22:00
更新日:2021/03/06 Sat 02:18:12NEW!
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進撃の巨人(Attack titan)とは、漫画及びアニメ『進撃の巨人』に登場する能力・怪物である。

















以下、ネタバレ注意























◆概要

巨人の始祖ユミル・フリッツを起源とする「九つの巨人」の一つ。
主人公エレン・イェーガーが宿す巨人であり、作品のタイトルでもある作中最重要の巨人
その名前は第88話にして明かされ、本作タイトル『進撃の巨人』の真意が「人類に対して進撃してくる巨人」ではなく「進撃していく主人公の巨人」だということにあると判明した。

他の九つの巨人と同じく力を継承した者が負傷した状態で明確な目的意識を抱くことで、異空間である「道」からユミルが砂をコネコネして作った巨人体が送られ、継承者はそれと身体の一部を同化させつつ、うなじ部分に埋め込まれることになる。

巨人化したユミルの民が継承者を補食し、脊髄液を摂取することで「力」と「記憶」が継承されるのも他の九つの巨人と同じだが、特にこの巨人にとっては非常に重要な要素となる

エレン・クルーガー曰く、歴代の継承者達は「いついかなる時代においても自由のために進み続けた」とのことだが、裏を返せばいついかなる時代でも不自由であったと言える嫌な予感しかしない。

当初はエルティア帝国の戦力の一角であったが、マーレが台頭してからは所在不明となり、反マーレ派達の手によって密かに継承され続けていた。

◆外見

身長約15メートルの男性型で、人間に極めて近い形態。全身が肌色の皮膚に覆われ筋繊維の露出は無い。継承者と同じ色の頭髪を生やしており、瞳の色は緑(場面によっては青)。
上記以外の外見的特徴は継承者によって差異がある。ただし、グリシャ巨人のみ腕が異様に長い異形。

◆基本性能

マーレの管理外であった都合上、作中で兵器としての詳細な性能は語られなかったが、作中の描写から、概ね以下の通りの性能である。

格闘戦

人間に近い形態故に、継承者の格闘戦技能が反映されやすい。これは女型の巨人や鎧の巨人、戦鎚の巨人にも言える。
ただし素の状態では硬質化能力を持たないため、対巨人戦では無垢の巨人ならともかく、全身が硬質化の鎧に覆われた鎧の巨人や身体の一部を自在に硬質化できる女型の巨人には打撃技がほぼ通用せず、逆に硬質化を交えた相手の打撃はガードが間に合っても無効化されることが多く、後述で説明するが硬質化能力を習得するまではクソゲー苦戦を強いられることになるった。
本人が巨人化能力を使用して日が浅かったもあり、マーレ編以前までは巨人同士の戦いで負けてばかりなため、ネタとして「エレンは弱い」と言われたりしていたが、描写を注意深く見ていると条件が同じなら負けていなかった、或いは勝っていたのでは?という場面も多かったりする
あと、例外的にグリシャ巨人はクソ強い。また、クルーガーも巨人相手にプロレス技を決める格闘術を披露している。

持続力

九つの巨人の中でも上位で、特に訓練を受けていないグリシャでさえパラディ島南岸からウォールマリアまでの道のりを無垢の巨人群を倒しながら走破でき、修練を積み練度を向上させれば最大で三回連続での完全な巨人化、二回の全身硬質化が可能。

因みに、女型の巨人も同程度以上の持久力があり、訓練生時代は訓練生の宿舎と首都を一晩以内に往復して偵察したり、壁外調査に赴いた調査兵団に単身巨人体で追いつき自力で帰還したりするほどの持久力を持つ。
ただ女型を宿すアニは戦士として幼少期から訓練を受けていた背景があり、元医者で巨人化の練度も低いグリシャとは条件が異なる。「進撃」の低燃費が凄いのかグリシャが天才だったのかは意見が割れることだろう。
……多分グリシャが強すぎるだけだわコレ。

ただし、いかに持続力が高いといっても数ヶ月間巨人体を維持でき、連続で100回以上も巨人化できるほど低燃費な車力の巨人には劣る。
他の九つの巨人と比べると以下の通り。

車力>>>女型*1・顎・進撃>鎧>>>超大型・戦鎚

防御力

硬質化能力が無かった当初は女型の巨人や鎧の巨人の硬質化を交えた打撃攻撃を食らうと一撃で倒されかねないダメージを負っていた、また(初変身とはいえ)無垢の巨人を殴っただけで腕がもげてしまう等耐久性にも不安が残る。
ただし、グリシャ巨人は分厚すぎる胸筋で敵性巨人の助走をつけたパンチすら無効化する上、敵性巨人をどれだけぶん殴っても拳は一向に砕けないクソ強個体となっている。

再生能力

本体の四肢が大きく欠損した状態でも、体力に余裕があれば瞬時に本体の再生と巨人化が可能。
エレンは両足を太もも付近まで顎の巨人に噛みちぎられても瞬時に巨人化出来たのに対し、車力の巨人を宿すピーク・フィンガーは下半身を失った際に再生が追い付かず巨人化するどころではなかったため、少なくとも車力の巨人よりは優れた治癒能力を有している。*2
ただし、本体の頭を吹き飛ばされても復活した鎧の巨人と比べると流石に劣ると思われる。他の九つの巨人と比べると以下の通り。

鎧>女型・進撃>>>>>車力

膂力

超大型巨人が蹴破った扉の穴を塞げる巨大な大岩を持ち運んだり、女型の巨人をアッパーで宙に浮かせたり、顎の巨人を裏拳で遥か彼方まで吹っ飛ばしたり、顎の巨人の口に挟んだ硬質化の結晶を腕力で無理矢理噛み砕かせたりとかなりのパワーを有しているが、超大型巨人とは体格差が有りすぎて勝負にならない。

因みにグリシャ巨人は正面からの無造作なパンチ一発で九つの巨人や無垢の巨人を撃破できるパワーを持つ。

敏捷性

鎧の巨人より勝り、女型の巨人と同程度で、車力の巨人や顎の巨人には劣る。また、関節の硬質化を解除した鎧の巨人にも僅かに劣る。
比較すると大体以下の通り。

顎>車力>鎧(硬質化解除ver.)>進撃・女型>鎧・戦鎚>超大型

汎用性

作中で明言されたわけではないが、鎧の巨人の脊髄液と思われる「ヨロイ」なる薬液を摂取しただけで女型の巨人どころか鎧の巨人に勝るとも劣らない硬質化能力を獲得したことから、女型の巨人と同じく他の九つの巨人の一部を摂取した際、その特徴が発現しやすい性質であることが推測される。

会話能力

戦闘能力では無いが一応記載、口の構造が発音に向いておらず、獣や車力と違って巨人体での会話は不得意であり、話そうとしても「オアェ!!ガァッ!!」という様にしか発声出来ない。

獣>顎・車力・戦鎚>>>> 進撃








以下、ネタバレ












◆特殊能力:未来視

グリシャ曰く、「未来の継承者の記憶を覗き見ることができる」とのこと。
しかし作中の描写を見る限り、厳密には「自分が保有する記憶を過去の継承者へ見せたい部分だけ抽出して見せる能力」であり、結果として未来視となる。
この力を利用し、過去の継承者にとって都合の良い記憶だけを見せることで、その行動をある程度操ったり洗脳、即ち過去干渉が可能
また、「未来の記憶を見た過去の継承者の記憶」を見ることで自分自身の未来の記憶も見ることができる。

さらに、王家の血を引くジークの力で「グリシャの記憶」を辿った時には、ただ一方的に過去の出来事を見せるツアーのつもりだったジークの思惑とは裏腹に、
グリシャが「傍に立って記憶を見ているジークらの存在」を感じ、最終的には直接会話をすることすら可能となった

……こう書くと過去や未来を改変できるチート能力のように思えるが、エレン曰く「未来は変えられない」とのことで、実際に作中でエレンがこの力を利用して行ったことは
  • 壁が破壊される日に、その事を伏せた上でグリシャにロッド以外のレイス家を皆殺しするよう指示
  • 同じくカルラやミカサの安否もグリシャに伏せる
  • グリシャがレイス家皆殺しを躊躇したため、「これは父さんが始めた物語だろ」と脅迫めいた激励をして実行に踏み切らせる
  • スリの少年がリンチされている現場に遭遇した際、「自分が少年を助ける未来の記憶」を見ていながら見捨てようとするも、結局助けてしまう
など、既に起こった出来事や一度見た未来を変えることは出来ていない……というかタイムパラドックス発生を防いでいるだけである

そのためこの進撃の巨人の歴代継承者は皆、未来の継承者や未来の自分自身、そして運命に縛られた奴隷と言え、自由から最も遠い巨人である。


◆総合的な能力

基本的には身長約15メートルという大型巨人相当の体躯に、そこそこのパワー、そこそこの持久力、そこそこの再生能力、そしてかなりの汎用性を併せ持つ万能型の巨人。
ただし、硬質化能力が無いため防御力の面で鎧の巨人に、敏捷性では顎の巨人に劣り、持久力では車力の巨人に劣る等、身体能力に関して一番と言える強みは無い、良くも悪くも器用貧乏と言える巨人である

ただし前述の特殊能力により、地ならしを起こすまでは確実に勝利し続ける未来が確定している為、結果として無敵のラスボスとしてライナー達の前に立ち塞がることとなる。
あと、ガタイが良すぎるグリシャ巨人は前述の通り例外的に異様に強い。


◆後付け能力

以下に記述するのは本来は進撃の巨人に備わっていない、グリシャやエレンが後天的に会得した能力である。

叫び

「始祖の巨人」の能力。ロッド・レイス曰く「無敵の力」。
無垢の巨人や九つの巨人を含む全てのユミルの民を支配する能力。単に操れるだけでなく、記憶や身体の構造の改変や硬質化物質をはじめ数々の鉱物資源や歴代の九つの巨人を無尽蔵に生み出すことができる。
もとは始祖の巨人の能力だが、始祖の巨人を宿すフリーダ・レイスをグリシャが補食したことで力と記憶が継承された。その後、その日の内に「進撃」と「始祖」はエレンに継承される。

本来はフリッツ王の末裔以外が「始祖」を継承しても能力を行使出来ないが、無垢の巨人と化した、もしくは九つの巨人を継承した王家の末裔と接触することでこの力を行使できる裏技が存在する。

硬質化

ロッドが所持していた「ヨロイ」なる薬液を経口摂取したことでエレンが獲得した能力。
女型の巨人と同じく巨人体の一部を硬質化させられるほか、巨人体全てを硬質化させることもでき、壁の穴を塞いだり巨人体のダミーを作ったり敵性巨人を拘束したりと様々な用途に使用可能。
また、硬質化物質でドーム型の防壁を形成するという、戦鎚の巨人の劣化版の様な芸当も可能。
最も多用されたのは両拳に硬質化を集中させて放つ硬質化パンチで、鎧の巨人に打撃技でもダメージを与えられるようになった。

後に戦鎚の巨人を宿すラーラ・タイバーを補食し力を継承したことでこの能力は更に強化され、人間体のまま硬質化物質を生み出したり、鎧の巨人をも容易く貫く巨大な刺を瞬時に発生させたりできる等、大幅に強化された。

その結果、最終章のエレンは巨人化の練度・格闘戦の技量・巨人の性能のいずれもが好敵手兼もう一人の主人公ライナー・ブラウンを上回る、正にラスボス系主人公として君臨することになる。





◆歴代進撃の巨人

エレン・クルーガー巨人体

均整のとれた筋肉質な体型。頭部はクルーガーとそっくり。得意技はバックブリーカー。

グリシャ・イェーガー巨人体

レスラー体型で腕が体格に比して異様に長く、肩幅が異様に広い。耳が尖っている。クルーガー巨人やエレン巨人等歴代の進撃の巨人と比べて倍近くの筋肉量がある。本体は中肉中背なのに……。
顔立ちはグリシャに似ているが怒りに満ちた表情で、更に大量の髭と胸毛を生やしており、北欧神話に出てきそうな厳つい見た目。強そう。てか妙に強い。強すぎ。
弾力がある分鎧の巨人の鎧より頑丈そうな分厚すぎる胸板、敵性巨人を腰の入っていない無造作なパンチ一発で仕留めるクソ強パワー、硬質化してるわけでもないのに全く砕ける気配がない硬すぎる拳を併せ持つ。通称エルディア復拳。
さらに上述の通り、幼いとはいえ軍人であるライナーたちが苦労した無垢の巨人が跋扈している壁の外を兵団らが「明らかにその日は巨人が少なかった」と言うほど巨人たちを殺しながらあっとういう間に突破してみせるスタミナを有している。
登場する度にワンパンで敵性巨人を撃破している。
また、登場機会そのものが少ないとはいえ、対巨人戦において無敗……というかダメージを負った描写すら一度もない。

エレン・イェーガー巨人体

首から下はクルーガー巨人体と大差はないが、頭部は鋭い目付きと鼻、髪以外はあまりエレンに似ていない。
唇がなく剥き出しとなった歯が階段状になっているのは「無垢の巨人」時代と共通しており、グリシャ巨人体と同じく耳が尖っている。その顔は主人公と言うより悪魔
そして実際に、マーレ編以降の展開ではこのエレン巨人の悪役チックな見た目と、ライナー巨人のヒロイックな見た目が存分に活かされることに。

エレン・イェーガー巨人体(最終形態)

……あれは

……あ……

……ヤツだ……

進撃の巨人だ
+...
ガビ・ブラウンにより本体の頭部を対巨人ライフルで吹っ飛ばされながらもフリッツ王の末裔であり獣の巨人を宿す異母兄ジークと接触を果たしたことで、「叫び」の力を掌握し巨人化した姿。
全高約350メートル、全長約600メートルもの巨体で、頭部以外の全身が骨で形成されている。上半身と腰から下は比較的人型をたもっているが、その間の背骨がアーチ状に伸びており、そこから生えた大量の肋骨で虫の様に歩行する。
その鳥籠の様にも見える胴体と、そこからマリオネットの如く筋繊維で吊り下げられた上半身は、エレンが不自由であることを暗喩するかのようである。
前述の通り全てのユミルの民及び巨人を操れるのみならず、これまでに継承されてきた歴代九つの巨人達を召喚できることができる。ピーク曰く、始祖の力があれば無尽蔵に蘇生可能。

◆戦績

エレン・クルーガー

  • vs.マーレ治安当局……勝利
パラディ島南岸にて、マーレ治安当局と交戦。
船をバックブリーカーで破壊し、残った兵士達を果実の絞りかすの様に握りつぶして皆殺しにした。

  • vs.歴代九つの巨人
+...
地鳴らしを止めようとするアルミン達を迎撃するため、最終形態となったエレン巨人の背面より他の歴代九つの巨人達と共に生み出された。
当初は始祖ユミルの傀儡となっていたが、「道」にてジークから助力を懇願されて自我を取り戻し、グリシャ巨人体(進撃)、クサヴァー巨人体(獣)と共にアニ、ミカサ、コニーの窮地を救った。少なくとも一体の歴代九つの巨人をバックブリーカーで撃破し、アルミンが巨人化する準備が整うまでの時間を稼いだ。
また、敵性巨人相手にお互い両手を掴み合って取っ組み合うという場面も見られた。プロレス好きすぎだろ...

グリシャ・イェーガー

  • vs.無垢の巨人群……勝利
パラディ島南岸からウォールマリアまでの道程を、無垢の巨人多数を撃破しながら走破。
アニが巨人を引き付けながら壁に辿り着くだけで疲労困憊になっていたのに強すぎない?

  • vs.始祖の巨人……勝利
礼拝堂地下にて、始祖の巨人を宿すフリーダ・レイスと互いに巨人化して交戦。
フリーダは戦闘経験がほぼ無く、不戦の契りで弱体化していたとはいえ、ほぼ間違い無く硬質化能力位は使えたはずであり、グリシャも巨人化の練度が低いのは同じはずだが、何とほぼ無傷で勝利
フリーダ巨人の助走を付けた渾身のパンチを食らうも、鎧の巨人の鎧より頑丈そうな凄く分厚い胸筋で受け止めダメージを無効化したあと、フリーダ巨人を押し倒し馬乗りになって左腕を片手で無造作に引きちぎり*3マウントからのワンパンで撃破。フリーダを補食したあと、ロッド以外のレイス家を皆殺しにし、礼拝堂も破壊した。
尚、レイス家を殺害した方法は以下の通り
  • 次男ディルク&三男エーベル‥‥掌で叩き潰し殺害
  • 次女フロリアン&ロッドの正妻‥‥踏み潰し殺害
  • 長男ウルクリン‥‥握りつぶし殺害
硬質化能力も無いはずなのに雑に強すぎる

  • vs.歴代九つの巨人
+...
最終形態のエレン巨人の背面からユミルの傀儡として他の歴代九つの巨人と共に生み出されるが、「道」にて息子ジークから助力を懇願され自我を取り戻し、クサヴァー巨人(獣)、クルーガー巨人、ベルトルト巨人(超大型)と共にアニ、ミカサ、コニーの窮地を救った。
歴代九つの巨人を少なくとも二体以上、どちらもエルディア復拳パンチ一発で撃破*4、アルミンが巨人化の準備が整うまでの時間を稼いだ。因みに最後までほぼ無傷だった。軍人じゃないくせに理由も無く強すぎるだろ!!
なお、その場に居た敵性巨人は進撃・女型・鎧の三種であり、グリシャ巨人がワンパンで倒したのは鎧の巨人の疑惑がある。

エレン・イェーガー

  • vs.無垢の巨人群‥‥‥勝利
トロスト区防衛戦にて、無垢の巨人に丸のみにされ「巨人を駆逐する意思」を燃やしたことで無自覚の内に巨人化。
付近にいた多数の無垢の巨人達を殲滅した。
その後、トロスト区奪還作戦にて大岩で扉の穴を塞ぐため巨人化するも一旦は自我を失い暴走仕掛けるが、アルミンの説得で自分を取り戻し任務を完遂した。
余談だがエレンを飲み込んだ老人のような無垢の巨人は後にグリシャの回想にて元はエルディア復権派であることが判明している。
なのでもしあの巨人がエレンを噛んで捕食していたら一気に世界の情報がもたらされていたのではとネタで言われている。

  • vs.女型の巨人(一戦目)‥‥‥敗北
壁外調査中に襲撃してきた女型の巨人と対峙。
パンチで相手を吹っ飛ばしたり、マウントポジションを取ったりと善戦するが、知識量・格闘戦の技量・巨人化の練度の全てが相手の方が上だった上に、硬質化能力の有無というハンデも背負っていたために、硬質化キックでガードした腕もろとも頭を吹き飛ばされ、本体を拉致された。

  • vs.女型の巨人(二戦目)‥‥‥勝利
アルミンにより女型の巨人を宿すのがアニ・レオンハートであることが暴かれ、ストヘス区にて巨人化した彼女と巨人化し対峙。
漫画版ではアッパーで殴り飛ばすも硬質化キックで左足を吹き飛ばされ、更にガードした左腕もろとも再び頭を吹き飛ばされそうになるが、顔面への硬質化キックを噛みつきで受け止める。その後、硬質化パンチを食らいアニの逃走を許してしまうが、壁をよじ登るアニにミカサを放り投げ彼女に女型の巨人の指を切断させることで逃走を阻止。落ちてきた女型の巨人の上に跨がり無力化した。
作者曰く「正史」のアニメ版では、作者本人の要望で展開が変更されており、女型の硬質化キックをクロスガードで防いだり、投げ技を繰り出したりと硬質化の有無というかなり大きなハンデがありながら漫画版以上に善戦し、原作と同じく左腕、左足を硬質化キックで吹き飛ばされながらも噛みつきで受け止め、硬質化パンチを食らってダウン後、巨人に対する殺意を燃やし巨人体を発火させながら覚醒。気持ち悪い動きで全速力で逃げる女型の巨人に追い付いてタックルを食らわせ、顔を握りつぶす。その後、壁をよじ登って逃げようとする女型にすがり付く執念深さを見せる。
エレンが時間を稼いでいた間に肉薄したミカサが女型の指を切断し、原作と同じように落下する女型に間髪いれずに追い討ちを仕掛け、アニ本体を食い殺そうとするも、彼女が涙を流す姿に動揺し、その隙にアニは自身を硬質化の結晶で覆い、以後4年間も眠りにつく。
なお、このアニメ版では「この世の全てを破壊する」というエレンのセリフが追加されたり、エレンが民間人が戦闘に巻き込まれることを全く意に介さず暴れていることを強調した描写が増えているなど、マーレ編以降の展開を暗示するような要素が詰まっている。

  • vs.鎧の巨人(一戦目)‥‥‥敗北(鎧の巨人自体にはほぼ勝利)
ウォールローゼ壁上にて、突然自分が鎧の巨人でベルトルトが超大型巨人であることを明かし巨人化したライナーに対し、怒りに任せて巨人化、対峙する。
戦闘開始まもなく、打撃技の応酬を繰り広げるも、全身が硬質化の鎧に守られた鎧の巨人には通用せず、逆に硬質化パンチで圧倒される。
だがそれを機に訓練兵時代を思い出し、ライナーのパンチを誘ってアニ直伝の極め技を仕掛け、鎧の右腕を引きちぎる。その後、膝裏の硬質化を解除した鎧の素早いタックルを食らうも再び極め技を仕掛け、ミカサの援護(硬質化が解除された膝への斬撃)もあり、後一歩で首をうなじごと引きちぎるところまで追い詰めるが、ライナーの助けを求める咆哮に反応したベルトルトの超大型巨人によるボディプレスを食らい敗北した。

  • vs.ロッド・レイス巨人‥‥‥勝利
身長約120メートルもの巨大な無垢の巨人と化したロッド・レイスとオルブド区壁上にて巨人化して対峙。
壁を乗り越えようと身を乗り出したロッド巨人の両手が調査兵団により爆破され体勢を崩したところで、作戦通り大量の爆薬を巨人の力で持ち運び口に投げ入れ爆破。
飛び散ったうなじ部分の肉片をヒストリア・レイスが切断したことで倒された。

  • vs.鎧の巨人(二戦目)‥‥‥優勢
ウォールマリア最終奪還作戦にて、巨人化した上でシガンシナ区に鎧の巨人を誘い込み、対峙。
この時点でエレンは硬質化能力を獲得していた上、格闘戦の技量が完全にライナーを上回っていたため、殴り合いではライナーの硬質化パンチを全てかわしつつ、逆に硬質化パンチで圧倒。その後、ライナーの十八番のタックルを食らうも極め技で反撃。技が完全に決まらず抜けられてしまうが、ライナーに「俺一人では勝てない」と実力差を痛感させた。
その後、鎧の巨人は調査兵団の雷槍の一斉放火を浴び行動不能となった。

  • vs.超大型巨人‥‥‥勝利
シガンシナ区でライナーを守るため巨人化しハンジ班を壊滅させたベルトルト・フーバーと対峙。
壁越しにリヴァイ班を攻撃しに向かう超大型巨人を止めるため脚にしがみつくもキックで壁の上に飛ばされ昏倒。
その後アルミンに叩き起こされ、二人でベルトルトを止めようとするが吹っ飛ばされたダメージが大きく意識を失い落下。接近したアルミンも蒸気噴射攻撃に晒され絶対絶命に。
しかしこれはアルミンの作戦で、アルミンが耐えている間に巨人体全てを硬質化してダミーを作り、巨人体から分離して立体起動装置で敵の背後に回り込んでいた。
アルミンが吹き飛ばされ、蒸気攻撃が止まった瞬間に刃をベルトルト本体に叩き込み四肢を切断。無力化に成功する。だが蒸気を受け続けたアルミンは…。

  • vs.戦鎚の巨人‥‥‥勝利
エレンのラスボス化の始まり。
なお、これ以降のエレンは進撃の巨人の能力で「自分が地鳴らしを起こす未来」を既に見た状態であるため、自分が強固な主人公補正で護られていることを自覚しながら戦っており、文字通り無敵である。

巨人化してレベリオを襲撃し、多数の民間人と軍人を巻き添えで殺しながらヴィリー・タイバー及びカルヴィ元帥ら軍幹部を皆殺しにし、暴虐の限りを尽くした直後、戦鎚の巨人を宿すラーラ・タイバーと対峙する。

ラーラが巨人化している最中に硬質化パンチを食らわしうなじを潰すも、本体が別の場所にあるため倒し切れず、逆に巨大な刺で貫かれる。巨人サイズの戦鎚での追い討ちをなんとか回避するも、小さな無数の刺で足を固定され、対巨人野戦砲の一斉砲撃を食らい、うなじを護ることで手一杯となってしまう。更に戦鎚の振り下ろし攻撃でガードした両腕もろとも頭を吹き飛ばされる。
その後、自ら巨人体から姿を晒すことで敵の慢心を誘い、隙が出来たところでミカサに合図し雷槍で攻撃させる。
ミカサと合流後、彼女に囮になるよう指示して再び巨人化。ステージ中央の地下に潜み自身を硬質化の結晶で保護していたラーラ本体を発見。本体と巨人体を繋ぐ管を引きちぎり一旦は無力化に成功。
その後、ラーラは不完全な巨人化と共に巨大な樹木型の硬質化物質を生み出し進撃を貫くが、エレンはラーラが力を使い果たしたことを看過、三度目の巨人化を果たし、ラーラを捕獲。地味な決着ではあるが、戦鎚の巨人の完全無力化を果たす。

  • vs.顎の巨人‥‥‥勝利
鎧、戦鎚、獣、車力が無力化されたあとも孤軍奮闘する顎の巨人の所持者ポルコ・ガリアードとミカサと共に対峙。
段違いの機動力に翻弄されながらも爪撃をラーラで防いだ際、彼女を守る結晶がえぐれたことに気付く。
その後、ミカサの不意討ちで脚を切断された顎の巨人に間髪いれずに追い討ちとして両手を引きちぎり首を捻って無力化。顎の口に無理矢理ラーラを咥えさせ、クルミ割り人形の要領で結晶を割り、絞り出されたラーラの脊髄液を飲み干し力と記憶を継承。さらに顎の巨人を何度も地面に叩き付け脳震盪でポルコ本体を気絶させた上で補食しようとするが‥‥‥‥

  • vs.鎧の巨人(三戦目)‥‥‥優勢
ライナーの英雄化とエレンのラスボス化が本格的に。

エレンの巨人化の爆風を至近距離で受けて瀕死だったライナーが、ガビとファルコの助けを求める叫びに覚醒。鎧が殆んど剥がれた不完全な巨人化をしてポルコを補食する寸前のエレンの前に立ち塞がる。
くしくも母親が喰われたあの時、エレンにはいなかった"勇気"と"力"を併せ持つヒーローの登場である。しかもそれが壁を破壊した張本人の一人。
硬質化パンチ一発で鎧の無い鎧の巨人を吹っ飛ばすも、ライナーはポルコの救出に成功。
エレンは嘘か本当か「もう力は残ってない」と言い、更にボロボロになりながらもライナーの目には闘志がやどっているからか、あるいは今後ライナーが自分に立ちふさがっている未来を見たからか「今のライナーは殺せない」と巨人体から分離し撤退した。

  • vs.鎧の巨人(四戦目)&顎の巨人&車力の巨人&テオ・マガト‥‥‥地鳴らし発動成功
シガンシナ区でのマーレ軍との最終決戦。
後の展開を考慮すると、ライナーらマーレ側にとっては間違い無くラスボス戦であり、エルディア国の主戦力である戦鎚+進撃のエレンと元はマーレの主戦力だった獣の巨人・ジークというクソ強イェーガー兄弟を鎧・顎・車力で倒さなければいけないという不利な状況。
特にライナーにとっては、自分が一度も勝てなかったイェーガー兄弟が、更にパワーアップ+強力な援護+敵側に有利(立体起動しやすい)な地形という、クソゲーオブクソゲーである。

エレンはガビを人質にピークに仲間の居場所を教えるよう命令するが、顎の巨人の不意討ちを食らい本体の両足を噛みちぎられながらも巨人化。
先ずは鎧の巨人と交戦し、ライナーの硬質化パンチを全て回避しつつ、逆に硬質化パンチで圧倒。デジャブ。ライナー得意のタックルも軽くあしらうが顎の巨人と挟み撃ちにされ絶対絶命‥‥‥と思いきや、戦鎚の巨人の能力を発動し巨大なトゲを出現させて鎧と顎を貫く。
その後、テオ・マガトが操作する対巨人砲(車力の巨人が背負っている)で頭を撃ち抜かれ動きが鈍ったところを鎧と顎に襲われるも再び巨大なトゲを大量に出現させ抵抗する。
直後、再びマガトに頭を撃ち抜かれて動きが止まり、「戦鎚の巨人」の力も使い果たし硬質化物質の武器を生み出せなくなってしまったところで鎧の巨人に自分が出現させたトゲで逆に刺されるなど次第に追い込まれていく。
しかし、エレンは抵抗し続け、顎の巨人が背後から飛び掛かってきたところへ硬質化裏拳のカウンターで遥か彼方まで吹っ飛ばす。直後に背後から鎧の巨人に押し倒され、本体を補食されそうになるも、鎧が大口を開けたところに拳を突っ込み、引きちぎる寸前までいったところでエレンを助けにきた獣の巨人、ジークが投石を行い、図らずも投石でふっとばされたライナーはエレンに殺されずに済んだ。

その後はジークと接触するため、彼がいるシガンシナ区の門を目指す。 

ジークと接触するまで後少しの場所で、エレンの裏拳やジークの投石で力を使い果たす寸前の顎の巨人に左足を噛み千切られるも、硬質化パンチの連打で本体に致命傷を与え無力化。
直後に三度目のマガトの砲撃を食らい右手もろとも頭を撃ち抜かれ動けなくなる。

この時点で進撃の巨人は右手と左足が無く戦鎚の力も使い果たしたボロボロの状態である。

その後、鎧の巨人にマウントポジションを奪われるが、やっぱりライナーの硬質化パンチは一発も当たらない。

エレンのピンチに、ジークが「叫び」の力を発動。ジークの脊髄液入りのワインを摂取してしまったエルディア国幹部とファルコ・グライスが一斉に無垢の巨人と化す。
ジークから「ライナーをやれ」と命令されたファルコ巨人により鎧の巨人の拘束から脱しかけるも、足を捕まれ転倒。
直後に獣の巨人がマガトに撃ち抜かれ巨人体が蒸発していくのを見て、ライナーはジークが死んだと確信し安堵。凄い安らかな表情でファルコ巨人に食われようとするが、ファルコ巨人はライナーを助けるため巨人体から離脱し自ら餌となったポルコを補食。
ライナーは怒りの咆哮と共に進撃に殴り掛かるもエレンは巨人体を全て硬質化させて鎧の巨人を拘束しつつ、自分は巨人体から離脱。蒸発していく獣の巨人を目指し走る。
そう、ジークは死んだふりをしていたのだ
その後、硬質化した進撃を破壊してエレンを殺そうとするライナーだったが、ジャンとコニーの雷槍攻撃に阻まれ失敗。

ジークと接触する寸前にガビ・ブラウンに首を撃ち抜かれるも、キャッチボールが得意なジークはエレンの生首をキャッチ。

その後、エレンが「道」でユミルちゃんを口説いた結果、エレンは「叫び」の力を掌握。上述の最終形態に変化し、全ての硬質化を解除。三重の壁の中に潜む幾千万の超大型巨人を覚醒させ、パラディ島以外の大地を踏み均し全ての生命を滅ぼす地鳴らしを決行する。

  • vs.世界連合艦隊‥‥‥勝利
地鳴らしを食い止めるべくマーレに終結した世界連合艦隊と対峙。
大量の超大型巨人を潜水させることで砲撃から守り、高温の蒸気攻撃で瞬殺した。

  • vs.マーレ地上軍‥‥‥勝利
対巨人砲で迎え撃つマーレ軍と対峙するも、マーレ軍は砲撃が全く効かず超大型巨人を一体も倒せない絶望感から戦意喪失し逃げ惑うだけであった。

  • vs.マーレ飛行船部隊‥‥‥勝利
地鳴らしを食い止めるべく、スラトア要塞から全ての飛行船が出撃し爆撃を行うが、進撃の巨人にも大量の超大型巨人にもに全く通用しなかった。
対する進撃の巨人は本体が入っていない状態の獣の巨人(ジークver.)を背骨から生み出し、それを操り硬質化物質を散弾の如く投石させ瞬殺した。

  • vs.調査兵団&マーレ戦士隊連合隊
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エレンの地鳴らしを止めるべく敵味方の垣根を越えて団結したアルミン(超大型巨人)、ミカサ、リヴァイ、ジャン、コニー、ピーク(車力の巨人)、アニ(女型の巨人)、ファルコ(顎の巨人)、ガビらと対峙。

獣の巨人(ジーク巨人体)の投石でアルミンらが乗る飛行艇を撃墜しようとするも回避され、飛行艇から飛び降りながら巨人化したライナーに獣の巨人を倒される。

その後、進撃の巨人の背骨の上で巨人化しようとしたアルミンを獣の巨人(オカピ)の舌で捕縛し、尾骨の方へ連れ去る。
直後に大量の歴代九つの巨人を召還して飛行艇から飛び降りたジャン、コニー、ミカサ、車力の巨人、鎧の巨人を迎撃する。

単身で突っ込み進撃の首に爆弾を巻き付けることに成功した車力をピークが起爆スイッチを押す寸前で戦鎚の巨人(ラーラ巨人体)を召還し巨人サイズのピッチフォークで貫く。

更に鎧の巨人を顎の巨人×2(マルセル&ポルコ巨人体)でボコボコにした上で上半身だけ召還した超大型巨人(ベルトルト巨人体)で捕獲。頭を噛みちぎるがライナー本体はジャンに救出された。

雷槍も尽きボロボロになるミカサ達だったが、ここで始祖鳥のような姿になった顎の巨人、ファルコ・グライスが背中にアニとガビを乗せて参戦し、ミカサ達を救出する。

その後、リヴァイ、ジャン、コニーはエレンの殺害を決意。


追記、修正はラスボス系主人公になってからお願いします。

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最終更新:2021年03月06日 02:18