登録日:2021/06/27Fri 00:00:12
更新日:2024/11/05 Tue 20:23:46
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ティロ・フィナーレ
は、
魔法少女まどか☆マギカに登場するキャラクター、
巴マミことマミさんの
必殺技である。
直訳で『最後の一撃』を意味するイタリア語で、大砲サイズの巨大な銃を召喚し、相手に向けて撃つ技である。
マミさんの代名詞としても有名で、彼女が死ぬ最期の言葉もこの技、『ティロ・フィナーレ!』であった。
本編
第2話『それはとっても嬉しいなって』で初登場。
薔薇園の魔女
Gertrudと交戦したマミさんは最後の一撃としてGertrudに向けて大砲を召喚し、落下しながら魔女に向けて、
と叫んで発射し、Gertrudの首を吹き飛ばして勝利した。
薔薇園の魔女ことGertrudはマミさんより数メートル大きく、全体的に図体がでかい為、その頭部を吹き飛ばすティロ・フィナーレの威力がよくわかる。
第3話『もう何も恐くない』でも引き続き登場…したが…。
第3話の冒頭シーンでは魔女の使い魔に向けて発射するシーンで登場。
オーバーキルじゃないですかね…
お菓子の魔女
Charlotteと交戦したマミさんは、直前に
まどかに心の内を打ち明け、共に戦ってくれると決意したまどかとこれから一緒に戦うため、魔女を速攻で片付けようとする。
マミさんは魔女の使い魔たちをダンスのように舞いながら一蹴すると、結界の中を悠々と突き進む。
そして魔女Charlotteを見つけ、Charlotteに向けて圧倒的な力を見せつけ、
マスケット銃によるヘッドショットをかます。
そしてCharlotteを
リボンで拘束し、手にもっていた
マスケット銃を大砲へと変形し、いつのものように、
と叫び、Charlotteに発射。
リボンで締め付けられたCharlotteの口から魔女の本体、つまり第2形態となったCharlotteが登場し、一瞬の隙を突かれてマミさんは頭部を食いちぎられて死亡してしまった。
マミってしまった。
これにて本編のティロ・フィナーレは見納めである。
この回から虚淵氏はいつも通りの虚淵氏に戻り、鬱マックスの重い話が続いていくことになるが、大ヒットへと繋がっていくことになる。
劇場版
劇場版前編
テレビアニメ版第3話に相当するCharlotte戦にて登場。
大まかな流れは変わらないものの、
マスケット銃が大砲に変形するシーンと、マミさんの声の覇気などが変わっている。
そしてマミさんがマミるのも変わらない。
叛逆の物語
叛逆の物語の前半シーンでは全く登場しなかったため、今回は登場しないのか…?と思われていた。
が後半のほむらを救出するシーンにて満を持して登場。
なんと今回は
列車砲
へと進化しての登場で、マミさんの
の叫び声で列車砲から弾を発射、着弾地点で爆発し、魔女の使い魔を殲滅するという大サービスシーンであった。
2021年に制作が発表された叛逆の物語から続く新しい劇場版、『ワルプルギスの廻天』では登場するのかどうかは今のところ不明だが、虚淵氏などが参加しているため、恐らく登場するものと思われる。
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝
アプリ版
マミさんのマギア(
必殺技)として当然登場。
敵全体に大ダメージを与え、更に敵を拘束することがあるが、
デメリットとして使用後に自身の防御力が下がってしまうため、拘束できなかった敵からの攻撃で痛手を負ってしまうこともある。
また、☆5へ覚醒させると火傷効果が追加される。
クリスマスに登場したホーリーマミさんのマギアとして「
ティロ・フィナーレ ホーリーナイト」という亜種も登場。
上空へ無数の
マスケット銃を円形に展開し、雪のように弾丸を降らせて絨毯爆撃するという技。
こちらは敵全体ダメージの他に、敵がかかっている状態異常の数が多いほどダメージが増すという性質があるが、
ホミさん単体で与えられる状態異常の数は多くないので、他
魔法少女と連携して使用するとよい。
更に水着版では「フィオレ・フィナーレ」というマギアとなっている。
こちらは打ち上げ花火とロケットランチャーをかけ合わせたような武器で爆撃する技。
敵全体に属性強化ダメージを与え、なおかつ火傷を付与、かつ自身のマギア威力を5ターンの間アップさせる効果がある。
アニメ版
第5話にてマミさんが登場した為、この技も登場した。
実に9年振りの地上波再登場である。そして今回はマミらなかった。
ティロ・フィナーレの種類は第2話で使用した形状のもの。
奇襲だったとは言え、ドッペルを一撃で粉砕する威力を誇った。
その後のマギアレコード最終盤でも登場。(技名は登場せず)
ホーリーマミと化してしまったマミさんは大量の
マスケット銃を召喚、これらをすべてやちよ、さやかに向けて撃ち込む。
マミさんの
マスケット銃は単発であるため、いかにこのシーンのホーリーマミさんの
マスケット銃による大量射撃がチートなのかわかる。
技名は叫ばなかったものの、ティロ・フィナーレと思われる攻撃も2回登場。銃弾の威力が強すぎて大砲が反動で壊れてしまうほど。
また叛逆の物語の時のように着弾した所で爆発する。
余談
種類
ティロ・フィナーレは登場する回によって毎回形状が違い、さらに大砲の弾のパターンも変わっているのが特徴。
第2話のティロ・フィナーレはフリントロック式の巨大な銃を召喚し、そのまま魔女の頭部を吹き飛ばす威力。
第3話のティロ・フィナーレは冒頭の
マスケット銃式の銃。
お菓子の魔女Charlotte戦では脚立式の大砲で、ティロ・フィナーレを撃ち込む時の威力は恐らく歴代最強クラスだったが、なぜか銃弾が
リボン弾であり、既に拘束されたCharlotteに対してさらにリボン弾で拘束するという意味不明なシーンとなってしまっている。
これは脚本ではティロ・フィナーレは登場しない予定であったのが、作画スタッフによって変えられてしまった為である。
本来マミさんが死亡するシーンで
必殺技は有り得なかったが、作画スタッフがこれで見納めということで入れたからこのようなシーンとなっている。
事実、漫画版ではティロ・フィナーレではなく、
リボンで拘束した瞬間にCharlotteの本体が現れるというシーンになっている。
その他
またティロ・フィナーレは、放映直前まで『アルティマシュート』という名前であったが、直前にティロ・フィナーレへと変更になった。
そのため、初期漫画版ではティロ・フィナーレではなく、『フィロ・フィナーレ』と誤植が起きてしまっている。
まどマギ本編で
必殺技を持っている
魔法少女はマミさんだけである。
が、裏返すとこれは
必殺技=大技を所有している
魔法少女はマミさんのみということになる。事実、
さやかと
杏子は本編周回では大技を所有していない。
それほどまでにマミさんが強力な
魔法少女であることの証拠であろう。
追記・修正は魔女を速攻に片付けてからお願いします。
- 必殺技に名前を付けてるのは技名を叫んだ方が気分が盛り上がるからだそうな。まどマギシリーズだと感情とか精神が魔法に影響を与えるので格好良い技名を叫んでテンション上げるのは理に叶ってはいる -- 名無しさん (2021-06-27 18:05:28)
- あれ?10話にも出てなかったっけ? -- 名無しさん (2021-06-27 22:56:42)
- 英雄伝説碧の軌跡の広告でティオ(中の人が同じ)がティオ・フィナーレってネタにしてたな -- 名無しさん (2021-06-27 23:08:27)
- ↑3武道でわざと奇声あげるようなもんか -- 名無しさん (2021-06-28 02:29:57)
- だがティオすけは創に至るまでマミさんの時空にすら及ばない…グノーシスの悪影響はティオすけから大事な部分の成長力を奪ってしまったんだろうなぁ(適当) -- 名無しさん (2021-06-28 12:24:48)
- ↑ティオ「うるさいですね……」 -- 名無しさん (2021-06-28 20:50:47)
最終更新:2024年11月05日 20:23