ゴリケル・ジャクソンの真実

登録日:2021/10/21 (木) 20:08:41
更新日:2021/10/24 Sun 11:17:54
所要時間:約 4 分で読めます





「いい加減にしてよルシード」

「バシールだ!! ルシードってなんだ!?」


ゴリケル・ジャクソンの真実とはかつてフジテレビで放送されていたバラエティ番組「ワンナイR&R」内でのコントの一つ。
元ネタは、当時公開されるや否や世界規模で様々な反響を呼んだ密着ドキュメンタリー「マイケルジャクソンの真実」。

概要

世界的に有名なスーパースターであるゴリケル・ジャクソンへの密着取材を行ったジャーナリスト、グッチー・バシールが明かすゴリケルの真実を記録した未公開映像という形式になっている。
放映回数こそ少ないものの、そのあまりにもインパクトのデカいゴリケルのキャラクターや予想外の言動の数々によって腹筋を粉々にされた視聴者も多い筈。
というよりネタを行っている本人たちが毎回の様に腹を抱えて笑いに耐えているくらいである。


登場人物


〇ゴリケル・ジャクソン(ゴリ)

世界的に有名なスーパースター。元ネタはやはり言うまでもなくマイケル・ジャクソンその人である。
赤黒上下の服に中途半端なロンゲ、そして不気味すぎる顔立ちに何故かやたらと取れる鼻と色んな意味でインパクトがデカすぎるキャラクターである。
バシールの取材には紳士的に対応するもどこかズレた言動が目立ちまくる。
息子であるプリンス・ゴリケルを溺愛しているがその愛情が行き過ぎた所為で彼の悪意から頑なに目を背け続けている。が、第三弾で顔を背け忘れてハッキリと目にしてしまった。
自分のことを永遠の子供(ピーターパン)と称し、バシールに否定される度に「ピーナッツパン」「ピーターさん」「チーターさん」「ペー・パーさん」とズレた返答をしている。
元ネタのマイケルの整形疑惑にならってかやたらと鼻が取れたり新しい鼻を付け替えたりする。その事実をゴリケルは苦しい言い訳で否定し続けるのがお約束である。


「割ってない、数を増やしただけだよ」(プリンスがバットで売り物の壺を破壊したことを指摘されて)

「これは…クッキーDA☆YO」(取れた自分の鼻を指して)

「こっちの方が…空気が入りやすいよ」(上下逆に付け替えられた鼻を指摘されて)

「これは…膝ダディだ」(自分の鼻を膝に張り付けたプリンスを見て)

「今のは…壺マッサージDA☆YO」(プリンスに脳天から壺を叩きつけられて)

「これは、鼻寿司DA☆YO」(プリンスが握ったご飯塗れのゴリケルの鼻を見て)

「ちょっとご飯を食べ過ぎて、お鼻が膨れただけだよ」(明らかに付け替える前より大きい鼻をツッコまれて)

「鼻選びが悪いっていうのかいww」(付け替えられた鼻毛ボーボーの鼻をツッコまれて半笑いで)


〇グッチー・バシール(ぐっさん)

ゴリケルの密着取材に成功したイギリス人ジャーナリスト。
元ネタは「マイケルジャクソンの真実」を手掛けたマーティン・バシール氏でコスプレの完成度は非常に高い。
ワンナイでは基本的にボケ属性のぐっさんが珍しく完全なツッコミへと回っており、常に予想の遥か斜め上を行くゴリケル親子に振り回されることになる。
特にプリンスからは執拗にバットで攻撃されたりゴリケルの鼻を使った珍行動に巻き込まれ、その度にキレ味鋭いツッコミを行って視聴者はおろかゴリケル親子さえも笑わせる。
特に2話でプリンスが握ったご飯塗れのゴリケルの鼻こと鼻寿司を口に入れてカミカミしていた時には素で大爆笑していた。


「ゴリケル、また何か始まろうとしてるぞ? 恐らく痛い予感がする」(プリンスにバットを自身の顎に突きつけられて、直後にバットがズレて本気で悶絶する)

「ゴリケル…たまたま親指が僕の方が上だった…」(ゴリケルと握手してる時にプリンスでバットで叩かれて)

「君は池畑慎之介さんじゃない! 言葉を慎め」(ピーターさんと答えたゴリケルに対して)

「ゴリケル…鼻が噛めない!」(鼻寿司を食べながら。直後に吐き出す)

「コイツはバカか?」(鼻を使ったプリンスの腹芸を見て)

「君は水前寺でも! わんにゃでも何でもないんだ!」(チーターさんと答えたゴリケルに対して)

「今まで見てたじゃないか! ゴリケル今逸らした! ゴリケル君は今見てしまってたんだ!」(プリンスの悪行を見ていたことを指摘されて咄嗟に顔を逸らしたゴリケルに向かって)

「ああ! 君は鼻選びがヘタクソだね!」(鼻毛ボーボーのゴリケルの鼻を見て)

「確かにペー・パーさんもある意味夢の国の住人だけど!」(ペー・パーさんと答えたゴリケルに対して)

〇プリンス・ゴリケル1世(宮迫)

ゴリケルの息子で年齢は5歳。
マスコミ嫌いのゴリケルの方針でいつも仮面をつけている。殆ど言葉を発さず、コント内では基本的に「ダディ!」としか喋らない。
息子を溺愛し決して叱らないゴリケルの教育方針の所為でとてつもなくワガママな性格に育っており、突拍子も無くゴリケルやバシールに過激な悪戯を行う。

以下、一例


〇手にしたバットで殴打
〇店の売り物の壺を粉々に破壊
〇バシールの顎にバットを押し付けズラして時間差攻撃
〇バシールのワイングラスにバットをぶち込む
〇ゴリケルの脳天に全力で壺を叩きつける
〇取り外したゴリケルの鼻をご飯で握り鼻寿司作成
〇ゴリケルのアフロに鋏を突き立てる
〇バシールにカジノのチップを全力で投げつける
〇ゴリケルの鼻を取って勝手にルーレットの賭けにする
〇鼻毛ボーボーのゴリケルの鼻をルーレットの玉代わりに投げ込む
(この時ルーレット内で大回転する鼻に3人は本気で爆笑していた)


そしてコントの最後にゴリケルから強奪した鼻を自身の膝や腹、はたまたゴリケルの後頭部に張り付けてしょうもないギャグをやるのがお約束である。


余談

このコントの元ネタである「マイケルジャクソンの真実」は好評を博したが、放送からしばらく経って、マイケル側から「話が違う」「恣意的な編集がなされている」と物言いがつき、公式な反論番組である「裏切られたマイケルジャクソン」が製作・放送され、こちらも日本に輸入された。
基本的に密着ドキュメンタリーの類を殆ど断ってきたマイケルにとって「マイケルジャクソンの真実」は自ら積極的に取材に応じた非常に珍しい番組であり、包み隠さずプライベートを話す代わりに悪意ある編集はしないようにと再三に渡って念押ししたうえで臨んだものであったが、それでもこの番組はマイケルにとって納得のいく結果にはならなかったのである。
「裏切られたマイケルジャクソン」は「マイケルジャクソンの真実」とほぼ互角レベルの充実した内容のドキュメンタリー番組となり、「~の真実」の編集段階でカットされた未発表映像が暴露されるなど、マイケル側の言い分を世間に認知させるには一定の役割を果たすこととなった。
そのこともあってか、「マイケルジャクソンの真実」を手掛けたマーティン・バシール氏の評価はいつしか悪化してしまっている。

とはいえ、「~の真実」によって初めて公に明かされた話が幾つもあったのは確かで、「裏切られたマイケルジャクソン」はそれに対するカウンターというより「補足」「完全版」と捉えたほうが適当かもしれない。
「マイケルジャクソンの真実」と「裏切られたマイケルジャクソン」の二つがあったおかげでファンは新たな側面を知ることができ、そのときに得られた情報が彼の活動末期~没後の評価にも繋がることになったのは間違いない。




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最終更新:2021年10月24日 11:17