だんご大家族

登録日:2009/09/27(日) 14:19:45
更新日:2025/02/22 Sat 14:24:45
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CLANNADに登場するキャラクターであり、この作品のテーマ。

概要

元ネタは『だんご3兄弟』。
だんご三兄弟と同じく、CLANNADの世界でも一時期人気を博した子供向けソングであり、その中に登場するキャラクター、という設定。

百人家族でみんな仲良し。

今ではすっかりブームは去っているが、古河渚は今も尚だんご大家族を愛してやまない。
そのため演劇部の勧誘ポスターにもまんべんなくだんごを書きまくった。

岡崎朋也は、自分のせいで体調を崩した渚のために、普通の三色だんごをだんご大家族に模してプレゼントしている。

渚の部屋の隅っこには大きなだんごのぬいぐるみがあり、ストーリー進んで家族が増える毎にだんごの数が増えていく。


アニメ版では


アニメ一期のエンディングテーマに大抜擢。
曲名もそのまま『だんご大家族』。
歌は茶太。

この曲は古河渚のテーマ曲『渚』のアレンジで、『小さな手のひら』とメロディはほぼ同じ。実際に2曲をマッシュアップした動画もアップされている。

ギャルゲー原作の深夜アニメなのに、NHKの『みんなのうた』辺りで流してもまるで違和感が無い曲をEDテーマにするという、ある意味伝説的な曲。
それが功を奏したのか、お月見シーズンになると食品売場の月見団子フェアなどでこの曲が流れているスーパーやショッピングセンターもある
EDアニメーションにヒロイン達は一切登場せず、出てくるのはだんごのみ。が、「やんちゃな焼きだんご→朋也」「やさしいあんだんご→渚」…といった具合にクラナドのキャラがモチーフのだんごもいる。

劇場版では


挿入歌およびEDで登場。
曲名は『だんご だんご だんご』
歌い手は付属光坂高等学校在校生。

アニメ版の『だんご大家族』はファンにもかなり好評な曲だが、劇場版の方は電波ソング扱いだったりする。
只、元ネタのだんご3兄弟の雰囲気はこちら寄りで、原作の扱い的にはこちらの方が違和感が無い人もいる。
まあ、劇の締めで歌ったらずっこけられるのはこちらの方ではあるが。
京アニのは良すぎ、劇場版のは子供っぽすぎるのだろう。

原作では


原作では渚がだんご♪だんご♪と歌っているテキストのみでそれ以外の歌詞は不明である。
また、挿入歌があるわけでもないため曲調や旋律も不明・・・と思いきや深くプレイするとどんな曲かが判明する。

本作をインストールしたフォルダ内に『Dango.wav』という効果音ファイルがある。
音楽ファイルはマスクされているが、効果音ファイルはマスクされていないためダブルクリックで起動でき、このファイルを確認すると古河渚のテーマ曲『渚』を元にした旋律となっている。

この『Dango.wav』は幻想世界シナリオの終盤、少女とガラクタの人形の旅の終わりで使用される効果音である。

つまり
  • 少女はガラクタの人形との旅の終わりに歌を歌う。
  • その歌は『渚』と同じ旋律である。
  • その歌は『Dango.wav』というファイルのため、だんご大家族であることが推測できる。
となる。

そのため、学園祭の演劇のラストで渚が歌った曲はだんご大家族で正しかったということになる。

余談

PC版(ボイス無し)が出た2004年当時は、だんご三兄弟はまだちょっと昔の曲といった感じだったが、アニメが放送された2007年くらいになると、だんご三兄弟を思い浮かべる人間はだいぶ少なくなってきた。

この度、2008~2009年のアニソン三昧のフィナーレを飾る曲として選ばれた。
まさに大団円である。

アニメef- a tale of memories.のヒロイン宮村みやこの持つテレフォンカードには、なぜかだんご大家族が描かれていた。


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最終更新:2025年02月22日 14:24