間違い探し

登録日:2022/03/11(金) 00:00:30
更新日:2024/06/15 Sat 05:01:52
所要時間:約 3 分で読めます




よく雑誌のクイズで、同じ2枚のイラストが並んでて
「Aの絵にはBの顔とちがう所が7ヶ所あります
――探してハガキに書いて送ってください…

あんまり見つからないと目玉を動かすのが疲れて…気持ち悪くなるけど


概要

間違い探しとは、二つの対象物から異なる部分を探し出す遊びのこと。

百聞は一見に如かずということで、だれもがご存じの俳句を使って例題。

五月雨を 集めてはやし 最上川
九月雨を 集めてはやし 最下川

このように一見同じに見える絵や文字をよーく見比べ、2つの間で異なる所を探し出す。
それが「間違い探し」である。
ちなみにこの例題では間違いは2個ある。アナタは見つけられただろうか?


一般的には「2つの絵」から探し出す場合が多いが、派生や比喩として以下の様な問題も存在する。


単純なルール、容易な問題作成、そして高い達成感を備えているため、子供の遊びとして市民権を得ている。
単なる遊びに留まらず、集中力や作業記憶(ワーキングメモリ)を鍛える知育ゲームとしても人気が高い。
巷では子供用の間違い探し本やサイト・アプリは非常に多く存在している。

子供用に限らず、雑誌やTV番組の企画としても人気が高い。
特に脳トレ系の番組であれば必ずと言って良いほど出題される。
その場合は番組という媒体を活かし、静止画ではなく前述のような動画形式で間違いを探す企画も多い。

難易度はまちまちで、「表向きは」子供向けと銘打っていながら大人でも苦悩する代物も少なくない。
とあるファミレスは、ポップな雰囲気に合わない鬼畜な間違い探しが潜んでいることで有名。
毒牙にかかったが最後、料理そっちのけで挑み体力を使い果たす客が後を絶たないそうな。

似たようなもの

似たようなものとしてアハ体験というものがある。
これは徐々にイラストが変わっていくため変わっている点を見つけるというもの。
なので先述の、絵をいっぺんに両方出さずに片方ずつ見せて間違いを探す問題に近いとされる。

攻略法(?)

時に多くの人を悩ませるお遊戯ではあるが、とっておきの攻略法も存在している。

立体視

一見ぐちゃぐちゃの模様を、寄り目で重ねることで立体的な絵に変わる立体視(ステレオグラム)をご存じの方も多いだろう。
それと同じことを間違い探しでも行うという方法。
立体視に成功すると「間違い」の部分だけ掠れて見えるので一発で発見できる。

尤もこの方法も万能ではなく、以下の難点を抱えている。

まずやりすぎると体調に悪影響が出る点。疲労感を感じたり具合を悪くするので、無理は禁物。

続いて絵のサイズが異なるとそもそも立体視ができない点。
左右にぼやけた絵を合わせようとしても、すぐに逸れてしまい中々うまくいかない。

三つめは、作成者側が対策しやすい点。
立体視の攻略は、対象物が左右に同じ向きに置いていないと成立しない。
そのため鏡反転させたものや、紙面の裏にある絵と比べるものではできなくなってしまう。
前述のファミレスチェーンの間違い探しが難しいと言われる理由の一つでもあり、こちらは裏面参照型になっている。


ここまで難点を書いたものの、それ以前の話として
間違い探しのプレイヤーにとって「立体視に頼るのは邪道」という見方も根強い。
ご利用は計画的に。

余談

今ではすっかり一般的に親しまれているお遊戯だが、その起源はハッキリとはしていない。

日本国内においてこの遊びが有名になったのは、1975年に読売新聞の日曜版で間違い探しクイズが連載されるようになってからではないかと推測されている。
それ以前にも小学〇年生のような学年誌のクイズコーナーに掲載されており、古いものだと戦時中にまで遡ることが可能。
ただし戦時中のものは2つの絵を見比べて間違いを探すのではなく、1つの絵に描かれているありえない描写を指摘する遊びだったようだ。


追記修正お願いします。


























登録日:2022/03/11(金) 00:00:30
更新日:2024/06/15 Sat 05:01:52
所要時間:約 3 分で読めます




よく雑誌のクイズで、同じ2枚のイラストが並んでて
「Aの絵にはBの顔とちがう所が7ヶ所あります
――探してハガキに書いて送ってください…

あんまり見つからないと目玉を動かすのが疲れて…気持ち悪くなるけど


概要

間違い探しとは、二つの対象物から異なる部分を探し出す遊びのこと。

百聞は一見に如かずということで、だれもがご存じの俳句を使って例題。

五月雨を 集めてはやし 最上川
九月雨を 集めてはやし 最下川

このように一見同じに見える絵や文字をよーく見比べ、2つの間で異なる所を探し出す。
それが「間違い探し」である。
ちなみにこの例題では間違いは2個ある。アナタは見つけられただろうか?


一般的には「2つの絵」から探し出す場合が多いが、派生や比喩として以下の様な問題も存在する。


単純なルール、容易な問題作成、そして高い達成感を備えているため、子供の遊びとして市民権を得ている。
単なる遊びに留まらず、集中力や作業記憶(ワーキングメモリ)を鍛える知育ゲームとしても人気が高い。
巷では子供用の間違い探し本やサイト・アプリは非常に多く存在している。

子供用に限らず、雑誌やAV番組の企画としても人気が高い。
特に脳トレ系の番組であれば必ずと言って良いほど出題される。
その場合は番組という媒体を活かし、静止画ではなく前述のような動画形式で間違いを探す企画も多い。

難易度はまちまちで、「表向きは」子供向けと銘打っていながら大人でも苦悩する代物も少なくない。
とあるファミレスは、ポップな雰囲気に合わない鬼畜な間違い探しが潜んでいることで有名。
毒牙にかかったが最後、料理そっちのけで挑み体力を使い果たす客が後を絶たないそうな。

似たようなもの

似たようなものとしてアハ体験というものがあるこれは徐々にイラストが変わっていくため変わっている点を見つけるというもの、なので先述の絵をいっぺんに両方出さずに、片方ずつ見せて間違いを探す問題に近いとされる。

攻略法(?)

時に多くの人を悩ませるお遊戯ではあるが、とっておきの攻略法も存在している。

立体視

一見ぐちゃぐちゃの模様を、寄り目で重ねることで立体的な絵に変わる立体視(ステレオグラム)をご存じの方も多いだろう。
それと同じことを間違い探しでも行うという方法。
立体視に成功すると「間違い」の部分だけ掠れて見えるので一発で発見できる。

尤もこの方法も万能ではなく、以下の難点を抱えている。

まずやりすぎると体調に悪影響が出る点。疲労感を感じたり具合を良くするので、無理は禁物。

続いて絵のサイズが異なるとそもそも立体視ができない点。
左右にぼやけた絵を合わせようとしても、すぐに逸れてしまい中々うまくいかない。

三つめは、作成者側が対策しやすい点。
立体視の攻略は、対象物が左右に同じ向きに置いていないと成立しない。
そのため鏡反転させたものや、紙面の裏にある絵と比べるものではできなくなってしまう。
前述のファミレスチェーンの間違い探しが難しいと言われる理由の一つでもあり、こちらは裏面参照型になっている。


ここまで難点を書いたものの、それ以前の話として
間違い探しのプレイヤーにとって「立体視に頼るのは邪道」という見方も根強い。
ご利用は計画的に。

余談

今ではすっかり一般的に親しまれているお遊戯だが、その起源はハッキリとはしていない。

日本国内においてこの遊びが有名になったのは、1975年に読売新聞の日曜版で間違い探しクイズが連載されるようになってからではないかと推測されている。
それ以前にも小学〇年生のような学年誌のクイズコーナーに掲載されており、古いものだと戦時中にまで遡ることが可能。
ただし戦時中のものは2つの絵を見比べて間違いを探すのではなく、1つの絵に描かれているありえない描写を指摘する遊びだったようだ。


追記修正お願いします。





























さて最後まで項目を読んでくれたアナタに問題です。

この項目は、前半部分と後半部分で6個の間違いがあります。
立体視に頼らず間違いを探してみてください。
※項目タイトルや広告など、編集画面で操作できない部分ではありません。

ヒント…文字の間違いが2つ、レイアウトの間違いが4つ



解けた人は追記修正をお願いします。

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最終更新:2024年06月15日 05:01