登録日:2022/04/23 Sat 18:54:52
更新日:2024/11/12 Tue 23:52:19
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概要
DMR-21「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」から登場。
革命ファイナルにおいてメイン格となる種族の一つ。
命名ルールは「第(数字)種~~」で、数字の部分は基本的には漢数字だが、イニシャルズ所持者だとアラビア数字になるというルールがある。
イラストは禍々しい色の不気味な植物のようなデザインとなっている。
革命軍に属する5つの団の1つであり、闇・火の多色で構成されているという特殊種族。
革命軍以外に伏せ持つ種族としてはデーモン・ドラゴン、
デーモン・コマンド・ドラゴン、そして…
イニシャルズと
マスター・イニシャルズ。
そのため、アクミ団に属するイニシャルズは敵対勢力の専用能力である革命チェンジを所持しているというイニシャルズにしては珍しい存在になっている。
基本的に所持文明の戦略に合わせて、手札を自ら捨てるのと引き換えに高い効果を得る能力や墓地利用などの戦略が目立つ。
種族に属するクリーチャーの数が多い訳でもないが、革命軍の団の中では種族としての戦略方針は固まっている部類。
《D2M2 ドグライーター》をメインにした実質的な種族デッキなどは、今なお一部で根強い人気を誇っているようだ。
背景ストーリー
革命軍の《悪革の怨草士 デモンカヅラ》をリーダーとする、策略と裏切りを愛するチーム。
《天革の騎皇士 ミラクルスター》によってドレミ団やテック団との三勇士連合を組むが、ドレミ団の《タイム1 ドレミ・レード》などは否定的だった。
盟主であるミラクルスターは信頼していたようだが、《
絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》などは警戒心を抱いていたようでミラクルスターの方針に疑問を抱いていたが…案の定だった。
三勇士連合はマスター・イニシャルズのいるD2フィールドへの突入を試みるが、《第一種 アクミ》は何故か怪しい微笑みを浮かべていた。
アクミ団は《D2P ヘビーポップ》が支配する《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》の攻略を担当し、デモンカヅラは《O・HA・NA・P》やベビーポップを撃破した。
イニシャルズの戦闘が激化して禁断の星の元に革命軍が向かう中、デモンカヅラが突如として復活したマスター・イニシャルズ達や《明王の精霊 オンソワカJ》などを捕食。
捕食によって《D2M2 ドグライーター》へとパワーアップを遂げたデモンカヅラに驚く革命軍だったが、そのタイミングでアクミ団が革命軍をついに裏切る。
実はアクミ団という種族自体が、革命軍を内部から食い尽くすことを目的に作られた
スパイ勢力のイニシャルズだった。
《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》を展開してアクミ団は革命軍に対して禁断の星への道を阻もうとするが、裏切りに怒ったドレミ団との交戦状態に入る。
《太陽の精霊龍 ルルフェンズ》などの革命軍が裏切り者へ怒りながら戦いを見守る中、最終的にドレミ団によってドグライーター達は撃破されたようだ。
アクミ団の生みの親も撃破されたため、今後背景ストーリーで勢力として再度出てくる可能性は限りなく低いだろう。
主なカード
悪革の怨草士 デモンカヅラ SR 闇/火文明 (7) |
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン/革命軍/アクミ団 8000 |
革命チェンジ:闇または火のドラゴン |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体、自分の手札から捨ててもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体、破壊する。 |
自分の墓地にクリーチャーが5体以上あれば、このクリーチャーはバトル中、破壊されない。 |
アクミ団のリーダーの表向きの顔。革命チェンジを持ち、cipによる任意での手札との引き換えでの確定除去と墓地で一定条件を見たすとバトル限定の破壊耐性を得る。
手札を捨てて墓地を肥やしながらの確定除去は単純に強力で、革命チェンジで出せば手札が無くても入れ替えたカードを捨てれば発動できる。
効果や色などから革命ファイナル環境で暴れた《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》と相性が良く、一時期環境で活躍した経験がある。
第一種 アクミ C 闇/火文明 (2) |
クリーチャー:革命軍/アクミ団 4000 |
低コスト多色にありがちなバニラで《地獄のケンカボーグ》の相互互換。
ただのバニラなのだが多色バニラとしては特別にパワーが高い訳でもなく、革命チェンジで使うにも召喚酔いをしない効果がある訳でもないのでこのクリーチャーを候補にする理由がない。
種族構成的も地味に悲惨で、何らかの種族デッキに入る可能性もない。相互互換のケンカボーグは種族構成はメジャー種族で固まっているため、正直下位互換に近いレベルでアクミは劣っている。
DMR-21における2マナサイクルの中では一番悲惨な性能だが、裏切り者だからこその設定なのだろうか?
D2M2 ドグライーター SR 闇/火文明 (8) |
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン/マスター・イニシャルズ/アクミ団 11000 |
革命チェンジ:闇または火のコスト5以上のドラゴン |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体、自分の手札から捨ててもよい。そうしたら、D2フィールドを1枚、自分の墓地からバトルゾーンに出す。 |
このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
正体を現したデモンカヅラの成れの果てのマスター・イニシャルズ。
革命チェンジを持ち、cipで任意で手札を捨てた場合のD2フィールドのリアニメイトが可能。
また、自軍のクリーチャーが場を離れた際にD2フィールドがあれば相手にクリーチャーの破壊を強要するという道連れ効果もある。
相手クリーチャーの場を離れる条件を満たせば離れ方は関係ないため、革命チェンジと組み合わせれば相手クリーチャーを次々と潰せるだろう。
能力が一見するとD2フィールド依存にも見えるが、cipで自力でD2フィールドを用意しやすいのでそこまで困ることもない。
《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》との組み合わせが前提となっており、専用デッキ【ドグライーター】が存在する。
余談
- そもそも裏切りを愛するというあまりにも露骨な設定、『デュエル・マスターズVSRF』でこの種族の使い手だったうつぼみかづらの描写、闇・火という色構成などがあって初登場の時点でアクミ団に関するストーリー展開や正体などについて察している声は多かった。
追記・修正は、策略と裏切りを愛する人にお願いします。
- 革命軍を内部から喰うために生み出されたと言うが内部から陥れるようなこと特にやってないし直後に革命軍も裏切ってるから有耶無耶になってるけどむしろせっかく復活したのにまとめて喰われたマスターイニシャルズの方が裏切られてるんだよなぁ -- 名無しさん (2024-11-12 23:52:19)
最終更新:2024年11月12日 23:52