準一卵性双生児

登録日:2009/05/28(木) 06:15:19
更新日:2018/05/09 Wed 21:17:51
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準一卵性双生児は、過受精した卵子(二精子以上が受精した一つの卵子)が何らかの原因によって分裂し、双生児となったもの。

2007年3月、初めて学術的に公式な報告がなされている。

過受精体は、一個体中に異なる遺伝子情報が混在するキメラ(モザイクベビー)として出生している。

卵子に過受精が発生する確率自体は全体の受精のうち1%-3%程度と言われており、わりと高いのだが、
実際に「双子として出生」にいたって生存が確認される事例はかなり稀であり、現在でも一例のみの確認とされている。
もちろん過受精での子供はいくつも確認されている。

試験管内での再現は極めて難しく、また人道的問題もあるため、基本的に過受精実験はしない。

ちなみに、受精前に分裂した卵子がその後に受精したものは、「半一卵性双生児」と言い、こっちはわりとある。
容姿の極めて似通った異性の双子は、とりあえずコレと思ってもいい。
というか同性でもとりあえず見分けがつく、というような似通った容姿を持つならかなりの確率でコレである。

また、ややこしい話だが、過受精卵の染色体がXXY(XとYの精子がX因子である卵子に受精した)であった時に分裂すると、
異性一卵性双生児(XXの♀とXYで♂)が出来上がったりする。

同性の場合、準一卵性と半一卵性を見分けるためには身体の各部のDNA鑑定しかない(後述)。

本来のDNAペア(23対46本)を上回るペア数を持つ。
また、遺伝子情報もあちこち違う(後述)。
そのため将来的に何かしらの不都合が遺伝子のレベルで起きる事もありうるらしい。

準一卵性双生児の絶対の特徴

容姿が同じ。
性別も同じ。
体の一部分に、明らかな差異が見受けられる(虹彩の色や髪の色、肌の色など、パーツそのものの差)。
ただし、見分けがつかない程に差違が小さい場合もある。


実は身体のパーツごとに遺伝子が違ったりする。
右足と左足で表になるDNAが違ったり、一番奇妙なのは、体は遺伝子A、生殖器が遺伝子B、や、左半身がAで右がB(生殖器も含)等。
子どもを作ると、左右の卵巣や睾丸のDNAの違いから、検査で別人の子と出たりする。(実例有、この時は母親が過受精児で卵巣と子宮だけがDNA違い)
よって前述の「身体の各部からのサンプルDNA検査」が必要になっている。










主な準一卵性双生児(と思われるキャラクター)
【ネタバレを含んでいるキャラもあるので注意】




追記、編集はごゆるりと

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