眠りの森のメイ様/お目覚めメイ様

登録日:2023/08/12 Sat 20:43:45
更新日:2024/12/07 Sat 21:15:13
所要時間:約 11 分で読めます




眠りの森のメイ様》とは、TCG『デュエル・マスターズ』に登場するクリーチャーである。
DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」に収録された。


解説

眠りの森のメイ様 R 自然文明 (4)
クリーチャー:ドリームメイト 5000
このクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。
このクリーチャーをアンタップする時、かわりに自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがドリームメイトであれば、バトルゾーンに出してもよい。それ以外であれば、マナゾーンに置く。

常にタップされているものの、維持さえ出来れば毎ターンマナブーストかドリームメイトの踏み倒しが可能。
幻獣提督ウー・ワンダフォー》等の手札補充カードと組み合わせれば、圧倒的な展開力を発揮できる。

この手のカードにしては珍しく進化クリーチャーも出す事が可能。アニメ『ビクトリーV』では《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》と併用して大量展開を行った。


派生カード


姫が眠りから目覚めし時、7人の力が世界を制すだろう。メイ様が目覚めた時、ドリームメイトの脳裏に浮かんだのはこの言い伝えだった。

お目覚めメイ様 VR 自然文明 (1)
クリーチャー:ドリームメイト/ハンター 1000
このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、バトルゾーンに自分のドリームメイトが7体以上あれば、自分はゲームに勝つ。そうでなければ、その攻撃を中止する。
とうとう目覚めたメイ様。
場に自軍のドリメが7体以上&サボタージュ能力という条件付きではあるものの、登場時点では7枚目となる特殊勝利カードである。
自分自身である《眠りの森のメイ様》との相性は最高の一言。
中止されるとはいえ、条件を満たしてなくても攻撃する挙動自体は取れるため、革命チェンジのチェンジや侵略元としても優秀。《スナイプ・モスキート》と違ってマナを減らさない為扱いやすく、【緑単べアフガン】【成長革命チェンジ】といった環境デッキで採用された実績もある。

メイ様とおサルのシンバル R 自然文明 (4)
呪文
このターン、バトルゾーンにある自分のドリームメイトすべてのパワーは、バトルゾーンにある自分のドリームメイト1体につき+2000される。
このターン、バトルゾーンにある自分の、パワー6000以上のドリームメイトはすべて「W・ブレイカー」を得る。
全ドリメにパンプアップと追加ブレイクを付与する。
イラストには余りの音量に耳を塞ぐメイ様の姿が、かわいい。
漫画『ビクトリー』では、その大音量にキレたドリームメイト達が怒ってパワーアップすると表現され、《夜ふかしベアっち》のガチンコ・ジャッジと合わせて1ショットキルを狙った。

夜更かしメイ様 C 自然文明 (3)
クリーチャー:ドリームメイト/ハンター 4000
ジョー編において散見された所謂「ノスタルジーカード」の一枚。
典型的なシールド戦用のバニラクリーチャーだが、コストは3の為《駱駝の御輿》の軽減は受けられる。
そして何より、他のバニラと違って種族にハンターを持っているため、サーチカードでついでに手札に加える事が出来る。
結局はバニラでしかないのだが、他のハンターサポートも受けられたりと他のノスタルジーカードよりかは使える性能。

森夢のイザナイ メイ様 UC 自然文明 (3)
クリーチャー:オラクル/ドリームメイト 2000
革命チェンジ:ドリームメイト(自分のドリームメイトが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
光臨:自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップしていれば、自分の山札を見る。その中からコスト5以下のドリームメイトを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
同じくジョー編にて、満を持して登場したメイ様本来のリメイク。
革命チェンジで場に出て、そのまま攻撃が終了するとタップしている為早期から降臨を利用出来るというデザインになっている。
お目覚めメイ様》からチェンジさせればその攻撃が中止される為、安全に展開札としての役割をこなせる。



追記・修正はデジャウに気づかなかった人にお願い……スヤァ……

























眠りの邪魔をするのはだあれ?


デュエル・マスターズ プレイスでは

眠りの森のメイ様 SR 自然文明 (4)
クリーチャー:ドリームメイト 5000
このクリーチャーは、タップしてバトルゾーンに出る。
このクリーチャーをアンタップする時、自分のドリームメイトが7体あるなら、このクリーチャーは《お目覚めメイ様》になりアンタップする。ないなら、アンタップするかわりに自分の山札の上から1枚目を公開する。それが進化でないドリームメイトであれば、バトルゾーンに出してもよい。それ以外であれば、自分のマナゾーンに置く。
(このカードは《お目覚めメイ様》として召喚してもよい)
お目覚めメイ様 SR 自然文明 (1)
クリーチャー:ドリームメイト/ハンター 1000
相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、自分のドリームメイトが7体あれば、自分はゲームに勝つ。なければ、その攻撃を中止し、このクリーチャーは《眠りの森のメイ様》になる。

究極進化/ルナティック進化クリーチャーや、後のエグザイルクリーチャー同様に、同一人物同士を1枚のカードに収める形で、DMPP-19 「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」に収録された。


変更点

  • 1マナで出せるようになった
最大の強化点にして問題点。
《お目覚め》面を召喚し次のターンで攻撃、その攻撃をブロックされなければ実に3ターン目から《眠りの森》面の効果を使用することが出来る。
1ターン目から使用でき、3ターン目から最大5マナも使用できるようになるカードはTCG版含めても初である。

  • EXウィン条件を満たすと裏返るようになった
ドリームメイトが自身含め、盤面制限ギリギリである7体になると《お目覚め》側に戻るように。
これにより専用構築なら無駄なく両面の能力を活用できる。

  • 進化は出せなくなった
地味ではあるが種族デッキ観点から見ると、中々大きな変更点。
特に同弾でシークレットとして再録された《パンダネルラ》を出せなくなったのは痛い。

  • 用語がかわいくなった
デュエルログを確認すると、《お目覚め》面に変化したときは「眠りから覚めた」、《眠りの森》面に変化したときは「眠りについた」と表示されるように。
かわいい、しかし余りにも能力が強いので煙たがれる事もしばしば

環境では《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》等のビックマナをプッシュするカードが同時に収録された事で、それらのメインエンジンとして大暴れ。
後攻1ターン目までに出せれば眠らせるのを防ぐだけでなく、軽い進化元としても機能する《アクア・ガード》を無理なく採用出来る【青単リキッド・ピープル】がそれらの対抗馬として環境を引っ掻き回した。

そして2023年6月28日のメンテナンスより、採用率の高水準化を維持した為に能力の下方修正が決行された。

2023年6月28日以降の性能

眠りの森のメイ様 SR 自然文明 (4)
クリーチャー:ドリームメイト 5000
このクリーチャーは、タップしてバトルゾーンに出る。
このクリーチャーをアンタップする時、自分のドリームメイトが7体あるなら、このクリーチャーは《お目覚めメイ様》になりアンタップする。ないなら、アンタップするかわりに自分の山札の上から1枚目を公開する。それが進化でないドリームメイトであれば、バトルゾーンに出してもよい。それ以外であれば、自分のマナゾーンに置く。
(このカードは《お目覚めメイ様》として召喚してもよい)
お目覚めメイ様 SR 自然文明 (1)
クリーチャー:ドリームメイト/ハンター 1000
相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、自分のドリームメイトが7体あれば、自分はゲームに勝つ。2体以上あれば、その攻撃を中止し、このクリーチャーは《眠りの森のメイ様》になる。1体以下であれば、その攻撃を中止する。
誰が呼んだか添い寝してもらわないと寝れなくなった。

見事にビマナ系統のデッキでの悪用のみを抑えられており、メンテナンス前に先行収録された《開運うれぴーマネッキー》など、ドリームメイトは2コストクリーチャーも充実している為、EXウィンを念頭に置いたデッキならこれからも活躍できるだろう。

因みに、調整前の採用率は、公式の発表によると日によっては45%を超えることもあったそうな。
勝率自体も【刃鬼】や【シューゲイザー】に採用することで、勝率が採用していないデッキよりも1%程高くなることが確認されており、調整は妥当だったと言えよう。


相性のいいカード(デュエプレ)

森の特攻隊長ペンペン中尉 P 自然文明 (2)
クリーチャー:ドリームメイト 1000
自分の他のドリームメイトすべてのパワーは+1000される。
自分の他のドリームメイトが破壊される時、自分の墓地に置くかわりにマナゾーンに置く。

囚われのパコネコ R 自然文明 (2)
クリーチャー:ドリームメイト 1000
自分の他のドリームメイトすべてのパワーは+1000される。
このクリーチャーが相手クリーチャーの攻撃によってバトルする時、かわりに自分の他のドリームメイトをバトルさせてもよい。
自分の進化ドリームメイトがあれば、相手はこのクリーチャーを選べない。
他の優秀な2コストドリームメイト達。
パンプアップによって当時の黒緑速攻に採用を確認出来た《ねじれる者ボーン・スライム》などを踏み越えていける上、《ペンペン中尉》なら《蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ》等の2000ブロッカーに対しても「ブロックすれば相打ちを取ってもマナが増え、通せば眠られてしまう。」といった二択を押し付けられる。

幻獣竜機ボルパンサー SR 火文明 (5)
クリーチャー:ドリームメイト/アーマード・ドラゴン 3000+
スピードアタッカー
パワード・ブレイカー
攻撃中、自分の他のドラゴンまたはドリームメイト1体につきパワーを+3000する。
攻撃する時、自分の他のドラゴンまたはドリームメイトが5体以上あれば、このクリーチャーよりパワーの小さい相手のクリーチャーをすべて破壊する。
圧倒的な突破力を誇るドラゴン複合のドリームメイト。
相性はかなり良く、SA持ちの為出してすぐに殴る事が出来、パンプアップとパワードブレイカーによって他の召喚酔いしているドリメやタップ状態のメイ様自身も無駄なく攻撃の頭数に出来る。
役割の被っている《パンダネルラ》よりもこちらを再録した方が良かったのでは?という意見が出るレベル。

詳しくは個別項目を参照。


余談

  • 四コマ
公式X(旧Twitter)内で不定期連載されている「デュエマシティの日常」では、第40話「BBQ」の柱に描かれている。
上記の調整を受けた直後の掲載だからか、やや不満そうな表情。

  • 背景ストーリーでの活躍
背景ストーリーではエピソード2期に登場。
アンノウンを操り、ゼニスは超獣世界を支配していたが、ドリームメイトは全員寝ていたので支配を逃れていた。
他のドリームメイトが目覚めた後もメイ様を始めとする一部の者は睡眠を続けており、《パンダネルラ》を始めとする彼の勢力は、メイ様を守護することを目的に活動している様子。
メイ様以外にも、E2で初登場したドリメはパジャマ姿であったりと、かなり眠る気マンマンだが、彼らが寝室の準備をし始めてもパンダネルラは戦いをやめなかった。
ニートとは言ってはいけない、《森夢のイザナイ》になっても配下をけしかけるくらいしか活動していない気がするけど



冥殿が眠りから目覚めし時、7人の追記・修正が世界を制すだろう。冥殿が目覚めた時、Wiki篭りの脳裏に浮かんだのはこの言い伝えだった。

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最終更新:2024年12月07日 21:15