死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?

登録日:2023/11/18(土) 11:50:03
更新日:2025/03/28 Fri 14:02:11
所要時間:約 3 分で読めます






1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2000/08/02(水) 02:57

いろんな媒体で恐い話を聞きますけど、本当に恐い話ってあまりないですよね?
そこで、ここを利用してあなたが聞いた、または体験した、洒落にならないくらい
恐い話を集めて、さらにそれを厳選して「究極の恐い話集」を作ってみませんか?
別に実話でなくてもいいです。要は「半端じゃなく恐い」が大切なので。
それではみなさん、本から探すなり、友達から聞くなり、ネットで探すなりして下さい。



「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」2ch(現5ch)のオカルト板にあるスレッドである。通称洒落怖。

ジャンルや真偽を問わず「死ぬほど洒落にならない怖い話」を数多く集めることを目的としているスレッドであり、日夜様々な怪談が書き込まれている。

怖い話であればなんでもいいという性質上完全な創作もOKで、とにかく怖くて面白い話であればなんでも受け入れるという2chらしからぬ懐の広さが特徴。評論家様がいないとは言ってない。
実際ここに怪談を投稿していたことを公言している作家もおり、怪談好きの登龍門的立ち位置になっている。

まとめサイトでも人気の題材であり、現在有名になっている怪談もまとめサイト経由で火がついたものが多い。
ただまとめサイトはルールが変わるまで引用として元スレを表示していないことが多かったため、洒落怖が初出ではない怖い話も洒落怖発祥として扱っているものも多い。
そのため5ch以外のネットでは有名な怖い話=洒落怖といったイメージになっている。

なお、扱っている題材の都合上倫理的によろしくない描写や読んだら呪われる系の話もごろごろ転がっているのでそういうのが苦手な人は気を付けよう。


【洒落怖発祥の有名な怪談】

  • 裏S区
裏S区という部落的な地域にまつわる風習や土着信仰、呪術に巻き込まれていく怪談。
実は話が終わったあとに作者の自演がバレるという、怪談の完成度に反して情けないオチがついている。


  • 佐々木敬介
頭が反対についている夜中の自販機にいる女に「ささききょうすけ」と書けと言われる。逃げたり漢字を間違えると霊が見えるようになってしまう。回避する方法は「佐々木敬介」と書くこと。短編だが、目撃情報が多数ある。


  • 神々の戦い
とある坊さんから聞かされた今なお続く神々と魔物との戦いの話。
坊さん曰く「イスラエルはすでに神が敗走した地であり大なり小なり人類にとって最終戦争の発端となる」らしい。そもそもイスラエルは歴史的にも宗教的にも火種しかないような土地柄で、現在(2023年)もテロ行為によって世界情勢が動くなど嘘松の一言で笑い飛ばせない生々しさがある。

上半身は巫女で下半身は蛇であり、悲惨な過去から強力な呪力を持った怪異に悪ガキたちが遭遇する話。
下半身を見ただけでアウトという危険な怪異だが、悪ガキのおふざけなら半殺し程度で済ませてくれる茶目っ気もある。

  • 危険な好奇心
オバサンの丑の刻参りをたまたま目撃しただけなのにその後何年も苦しむ羽目になるという、理不尽系ヒトコワ。
一件落着…と思わせてからの急転直下のオチは鳥肌モノ。

  • 巨頭オ
昔世話になった村に再訪したら頭の巨大な化け物たちに襲われそうになったというシンプルな話だが、その簡潔さや考察しがいのある内容がヒットした。

田んぼや山でくねくねしているカカシめいた謎の怪異。双眼鏡などでその姿どアップを見てしまうと知的障害になったり廃人になったりするとされている。

部落に伝わる呪いのアイテムにまつわる恐怖体験。
その絶妙なリアリティから爆発的なブームが発生し、一時期謎の箱にまつわる二番煎じの怪談が大量発生するなどした。

  • 猿夢
あまりにリアルすぎるスプラッターな夢に侵食されていく恐怖を描いた怪談。
ただ夢の世界というのが都合よすぎたためか単なる悪夢も怖い話として報告する人が爆増する原因となってしまった。

  • 地獄のバス
修学旅行のバス、腹痛の少年、空気の読めない教師、何も起きないはずがなく……。

  • 師匠シリーズ
強い霊感とつかみどころのない性格が魅力の『師匠』なる人物を中心とした長編シリーズ。
作者が判明している他メディアミックス展開もされており、カジュアルに恐怖世界を楽しむことができる。
洒落怖が廃れた後は、pixiv同人誌等の媒体で不定期に連載されている。

  • 邪視
邪眼持ちの人間らしき怪異と小便で戦うという怖いのか汚いのか反応に困る話。この怪談に限らず霊は不浄を嫌うため糞尿が効くという話は少なくない。

  • 地下の井戸
ヤクザの死体運びを手伝わされるという、それだけでも洒落怖な状況からさらなる恐怖に叩き落される怪談。
オチを「謎は君たちで解明してくれ」形式にしたせいで当時のスレ民たちにフルボッコにされていた。

巨大な女性の姿の怪異に目をつけられた少年が「連れて行かれない」ようにするため、締め切った部屋で恐怖の一夜を過ごす事となる…。
内容は田舎が怖くなること請け合いのトラウマ級だが、特定の人らにウケたせいですっかり「ドスケベおねショタ妖怪」というネットミームに汚染されてしまったかわいそうな怪談。

  • リンフォン
偶然入手したパズルが実はとんでもない呪物だったという怪談。
怖い内容ではあるが、ツッコミどころの多い呪物や異様に特徴的な登場人物についても話題となる。

  • ヤマノケ
深夜の山中で出会った怪異に娘が取りつかれる話。
怪異の姿も怖いが、嫌がってる娘を夜までドライブで連れ回したあげく「お前らはそんなことするなよ」という上から目線の発言で反省の色が全く見えない投稿者本人が一番怖い話。

  • 泉の広場の赤い女
かつて大阪の地下街には、噴水の設置された「泉の広場」というスポットが存在していた。
その広場には真っ赤な服を着た不気味な女がうろついており、自分と目が合った人を憑り殺すのだという…。
広場自体が以前から心霊スポットとして知られていた事もあり、この話以外にも複数の目撃談が洒落怖スレに投稿されている。中には幽霊ではなく生きてる人間だったという話も。信じるか否かはあなた次第。

謎の強力なスタンド霊的存在を体内に飼っている女性と、それに振り回される周囲の友人を書いた作品群。

  • 蟹風呂
イマイチ要領の悪い投稿者、頭の悪いDQNな知人、そしてそのDQNに金を持ち逃げされたヤクザによって繰り広げられるヒトコワ話。
何が起こるかはタイトルから想像出来る通り。

  • マネキン
友達の家に遊びに行った少女。しかし友達とその母親は、生気のないマネキンをまるで人のように扱っていて……。
いわゆるヒトコワなのか、それとも人ではない何かが絡んでいるのか。

  • ビデオレター
会社の同僚が亡くなる直前、遺書代わりに一緒にビデオレターを撮った投稿者。
後日、遺族と共にそのビデオを再生すると……?

  • ヒッチハイク
友人と共にヒッチハイクの旅をしていた投稿者が、とある家族の車に乗ったことにより恐怖を味わうという話。
霊的な恐怖感と人間の狂気が混ざり合っているという、世にも奇妙な物語に近い雰囲気がある。
また、最後まで最大の謎がはっきりとは明かされないというのも印象に残る。
実は『レストストップ デッドアヘッド』というホラー洋画にほぼそのままな家族が登場しておりそれが元ネタとされている。そのためこの怪談が映画化される時は権利関係について心配する声が見受けられた。

  • 気付かせるな
バイト中、街中に歪な人のような怪異が無数に行き交っているのを目撃した投稿者と後輩。
唖然としているとその怪異が「見えてるんだろ?」と話しかけてきて…。
怖い事は怖いが、投稿者と後輩の怪異への対応が微妙にシュールだったりもする。



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最終更新:2025年03月28日 14:02