狂乱シリーズ(にゃんこ大戦争)

登録日:2024/04/17 Wed 10:50:00
更新日:2025/02/28 Fri 06:30:24
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狂乱シリーズとはにゃんこ大戦争に登場する激レアキャラクター達。2014年に実装された。

毎月3日ごとに開催される超激ムズステージ「狂乱ステージ」をクリアすると、必ずドロップする。日本編第1章をクリアすると挑むことができるが、難易度は★7と開放時点でのクリアは非常に厳しい。未来編を先に進めるか、レジェンドストーリーでレジェンドにゃんこを仲間にするとだいぶ楽になる。極ネコがいれば大体ヌルゲーと化すのは内緒


性能や設定は基本キャラがベースであり、ほぼ上位互換の優れたキャラクター達である。
ビジュアルは「狂乱」ということもあってか、下半身や体の末端は黒い模様に浸食されており、敵として登場する時には他の開眼ステージのボスとはまた違う黒紫色の禍々しいオーラを纏っている。つぶらな目は完全に白目をむいており、口はだらんと開いたままである。タンクだけはあまり変わっていないが
そしてモーションのスプライトも増えてものすごくヌルヌル動く。

基本を含めたユニット達のレベル上限が解放されていく中、長い間沈黙を保ち能力的に置いてけぼりになりつつあったが、大狂乱ステージ実装による第3形態解放とユーザーランク報酬によるレベル上限解放が実装されて、再び脚光を浴びることとなった。
しかし開放ステージの難易度は更にアップし、★9の極ムズ、しかもコンテニュー不可というかなりの難しさになった。その分クリアして仲間にしたときの達成感は凄い。

ちなみに育成コストはかなり高く、狂乱のネコでさえLv.30にするのにXPが約450万もかかる。


キャラクター一覧

開放ステージ名が無駄にかっこいい。


暗黒憑依             デスモヒカン

狂乱のネコ/狂乱のネコビルダー/大狂乱のネコモヒカン


狂乱化したネコ。見た目は斑模様とイッちゃった顔以外は、余り変化はない。
性能も、ステータスはネコの数値よりほんの少し上程度だが、注目すべきは移動速度が2倍になっていること。
距離があってもすぐに前線へと向かえるため、味方が一気にやられる状況でもすぐに敵を食い止められる。すぐにやられるため出撃制限にもひっかかりにくくなるなど、壁役としてとても便利になった。


第3形態では、更に立派になったモヒカンでヒャッハー大狂乱のネコモヒカンへと進化する。
全体的にステータスは上昇し、更に移動速度も28までアップした。ここまで来るとウシネコ(移動速度30)に迫るものであり、より前線維持がしやすくなった。



絶対防壁                 護謨要塞

狂乱のタンクネコ/狂乱のカベネコ/大狂乱のゴムネコ


狂乱化したタンクネコ。斑模様がまるで城の石垣のように見える。あと小さい手が生えた。*1

狂乱のネコと同じく、移動速度が2倍に。元々優秀な壁役だったタンクネコの唯一の弱点だった鈍足は解消され、約13000の体力の壁が隊列をなして目を見張る速度で進む様は、一種の感動を覚えるだろう。


角が削られた消しゴムのようになった第3形態ではこれまたネコの方と同じく、移動速度が更に上がる。前線維持も更にしやすくなるだけでなく、体力も結構上がっており、安い・速い・堅いと三拍子そろったまさしく強の壁となった。キャッツアイの優先度もかなり高い。


ただし近年のステージでは敵の攻撃力のインフレに耐えられないことが多くなり、どんなにダメージを負っても必ず生き残るネコキョンシーのほうが優先されることも多くなっている。(だが足の速さを買われてネコキョンシーと併用して二枚壁として使われることが非常に多い。)


狂戦士                 最凶戦士

狂乱のバトルネコ/狂乱の勇者ネコ/大狂乱の暗黒ネコ


狂乱と化した(ry
バトルネコの時は劇画のように体の影が濃くなって、左目部分が黒く染められている以外はあまり派手な変化はない。勇者になっても同様だが、暴走してる節がある狂乱化した勇者ということで、いやにマッチした中二的な設定が完成する。

全体的にバランスが取れた性能のバトルネコの上位互換なだけあり、このユニットは攻撃力と体力が上昇している。赤い敵にめっぽう強いという特性も健在なため、量産して殴ればすぐに沈めることもできうる。
しかし移動速度は変化していないため、長距離の敵には今まで通りすぐやられてしまう。


第3形態では更に攻撃力が上昇し、量産型の中では破格の性能を誇る。狂乱化と暗黒という二つの闇属性が完璧に一致し、中二度も更に上昇した。
全体的に弱いバトルネコ系統で一番強いのは内緒



…と書くと中々優秀にみえるが、開放ステージが狂乱・大狂乱ステージで1番難しいことが悩ましい。取り巻きの赤い敵の突破力と敵として出てくる狂乱のバトルネコ・大狂乱の暗黒ネコの停止妨害のコンボが凄まじく、双方を抑える戦力が無いとクリアは厳しい。そんな難易度に見合った性能かと言われると…


キモフェス                 ムキフェス

狂乱のキモネコ/狂乱の美脚ネコ/大狂乱のムキあしネコ


狂乱と化した(ry
キモネコ時のモーションのヌルヌル度が凄まじく、印象に残る。
美脚時には狂乱模様がタトゥーのようになっておりより美脚が極まった気がする。
ステータス自体は美脚とそう変わらないが、なんといっても最大の特徴は、攻撃と同時に波動を放つようになったことである。
敵に攻撃を当てた瞬間、波動が発生し、より遠くの敵に攻撃をあてることができる。この時、最初に攻撃した敵がノックバックしていなければ波動のダメージも与えられるため、大分限定的であるとはいえ実質攻撃力が2倍になる。


第3形態では波動が一つ増え、より遠くの敵へ攻撃を当てられるようになった。侵食した狂乱部分が髪の毛ともみあげのように見える。

だが、これほどの利便性の代償か、生産時間が大幅に延びてしまった。1分で2体程度のペースでしか生産できず、波動による無双はできないようになっている。ちなみに人気も大幅ダウンしてしまった。むしろ性能的に人気が出そうなのだが…
現在は同じ量産波動持ちキャラであるネコスライム(ゼリーまんじゅう)の方が使われている。




ヘッドシェイカー                 獅子累々

狂乱のウシネコ/狂乱のキリンネコ/大狂乱のネコライオン


狂乱と化し(ry
片方のツノが折れているが、もう片方がとても長く伸びた若干ワイルドな仕上がりになっている。
敵のときは単体攻撃だが狂乱となったことで一度に複数の敵に攻撃を与えることができる範囲攻撃になり、移動速度も大幅に上昇している。つまり味方になると超強化される珍しいパターンである。
これによりお宝集めなど、ステージの周回が楽になる。


第3形態では主にタテガミが神話の絵巻に描かれてそうなタッチ*2になり、元々ウリだった移動速度がさらに上がり66までアップした。*3周回はもちろん、もし前線が崩壊しても立て直しやすくなった。
こいつだけ完全に元の上位互換となっている。

ちなみにとある高難易度ステージに1匹だけ紛れ込んでいるとの噂がある。


猪鹿鳥                 蝶!猪鹿鳥

狂乱のネコノトリ/狂乱のネコUFO/大狂乱の天空のネコ


狂乱と化(ry
羽や下部分が黒くなったぐらいで余り変化はないが、UFO時の攻撃エフェクトがただのビーム掃射じゃなく派手な爆発に変わった。
射程が伸びたことで中距離以下の敵を攻撃できるようになり、使い勝手が良くなった。


第3形態では、にゃんコンボを待たずしてバルスしてしまった。竜騎士バルスは関係ない
射程が更に伸びており、攻撃力も増しているため、まさしく雑魚を焼き払える。攻撃モーションは元ネタの如く溶けるようなドーム型爆発に。今度こそ、「見せてやろう、ラ○ュタの雷を!」と言ってやろう。さながら気分は◯スカ大佐だ

超電磁戦機ディア・ボロスと組むとにゃんコンボで攻撃力アップ【中】を発動できる。


お魚地獄                   鬼ヶ島DX

狂乱のネコフィッシュ/狂乱のネコクジラ/大狂乱のネコ島


狂乱と(ry
背中に斑模様が現れ、なんとなくコイっぽくなった。クジラ時は体全体が黒く染まり、白い血管が浮き出て強面の印象になった。
ステータスは若干上昇したぐらいに収まっているが、コストが4割も軽減されて735円になり、コスパが非常に良くなった。
移動速度もほんの少し速くなっており、この形態でクリティカルも発動するようにもなっているなど、汎用性も高くなっている。


第3形態では火山島に変化。鬼が住む噂のリゾートとされているが、正直鬼でも住みたくはないだろう。
上でバカンスやってたちっちゃなネコは火口で溶岩浴と洒落込んでいる。よく無事だな…だが目がイッちゃってるのでもしかすると…
変化点は体力と攻撃力が大幅に上がったもので、735円でこの性能はとんでもないと言えるだろう。
宇宙編の一部ステージとレジェンドストーリーの冠4に編成できないことが惜しまれる。*4


哺乳類?                        狂竜?

狂乱のネコトカゲ/狂乱のネコドラゴン/大狂乱のネコキングドラゴン


狂乱(ry
爬虫類らしく(本当にネコなのだろうか?)鱗が浮き出ており、なぜかモヒカンが生えている。
肝心の変化はというと、ファイアのグラフィックが豪華になった


・・・それだけ。


なぜかこのユニットだけ基本キャラとは差別化されておらず、狂乱化によるステータス上昇もほんの僅か程度なため、実質同位互換という不憫な扱いになってしまっている。だが、元々のスペックは優秀なため基本のネコドラゴンと併用して倍の戦力を生産させる”Wドラゴン戦法”によって高火力を短時間で叩き出せるなど、使いようによっては大いに役に立つだろう。


第3形態では、基本ドラゴンとの差別化として射程距離が増加する。
これで通常ドラゴンで届かない敵も攻撃できるようになったことで生き残りやすくもなったことでより多くのドラゴンを溜めることができる。ついでにファイアもまた豪華になった。

ただ、こちらも大狂バトル同様ステージ難易度が高く、クリアは後回しになりがち。一応速攻は可能である


我を忘れたネコ                    ネコハザード

狂乱の巨神ネコ/狂乱のネコダラボッチ/大狂乱のネコジャラミ


狂(ry
巨神なだけあってシリーズの中でも狂乱化によって得た禍々しさは抜きん出ており、闇部分の一部はまるでタトゥーのようになっている。
ネコダラボッチになると黒いオーラは体に広がり*5、より威圧的な姿になる。あと、今更なぜか両方とも腰布を巻いている。


基本キャラとの変更点が他と比べて多く、最早お馴染みと言える移動速度の上昇に加え、攻撃グラフィックもパワーアップした。
しかし通常ジャラミと併用しようとすると、攻撃モーションが力強く溜めてからエフェクト付きで殴るという仕様上、攻撃頻度は短いが肝心の攻撃発生までの速度が長いため、基本ジャラミが能力で吹っ飛ばしたことによって狂乱ボッチが空振ってしまうなど2匹の行動がイマイチ噛み合わない。
まあ正直そこまで気にすることではないが。


そして狂乱になったことによる最大の変化として、Lv10の波動を放つことができるようになった。
この時味方ユニット最長の攻撃を繰り出すことができるという、少し攻撃の手が伸びる程度の他の波動使いとは一線を画す驚きの特性を誇る。
短いステージで使えば全域に高火力の一撃を叩き込むことができるという夢の性能だが、しかし狂乱のキモネコクビランパサランとは違い発動する確率が10%なため、何発打ち込んでも出ないこともあるため過信してはいけない。


第3形態では、すごい怒り肩になってよりジャミラに近づいた。Tシャツの胸元部分は崩壊しているが、ハートの部分だけは辛うじて残っている。見方によっては心臓にも見える秀逸なデザインをしている。
進化したことで波動の発生確率が15%に上がったが、これだけ考えれば攻撃速度の関係で余り出る機会はない。その代わり凄まじい勢いで体力が上昇しており、敵に殴られても生半可な攻撃では死なず、波動発動まで殴り続けられるようになったことで結果的に確率以上に出やすくなっている。




そして、狂乱化したのはネコ達だけではない。


狂乱のもねこ/狂乱のスターもねこ


あのもねこも狂乱化してしまった。どうやら事務所の方針による変化らしい。決して優遇されているねねこに対する嫉妬とかではないはず
通常のもねこよりも服装の肌面積が目立つがギャルズとかがいるからそこまでセクシーさは感じられない。


通常との性能の違いは3段攻撃になったことと100%クリティカルになったこと。100%クリティカルのキャラクターはそうそうおらず、今現在も希少な存在。ただしクリティカルが出るのは3段目のみで威力はそれほど高くない。KBの多さも相まって攻撃モーション中に中断されることもしばしば。
他には若干移動速度が上がっている他、他の狂乱シリーズとは違いEXキャラクターなのでレジェンドストーリーの冠4にも出撃できる。


しかしこのキャラクターの真価はにゃんコンボにある。
通常のもねこと組むことでクリティカル率が2%も上がる「ミラクルライブ!」を発動できる。
クリティカル率を上げるコンボ自体が希少*6なことも相まってこのキャラクターの入手価値は高い。
あと逆カバ週間のワンパン役としてよく使われる

昇天時のグラフィックはもねこ同様独自のものになっている。
あと育成に必要なXPがめちゃくちゃ多い。


コラボにも


そして狂乱の魔の手はコラボキャラにまで伸びており、ケリ姫(ケリ姫スイーツ)と謎の少女ユキ(消滅都市)が狂乱化の憂き目に遭っている。ただし性能は元の上位互換というわけではない。


ちなみにかつてはEXキャラクターだったらしい。
狂乱のもねこがEXキャラクターなのは当時の名残だろう。


追記修正は大狂乱を討伐からお願いします。


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最終更新:2025年02月28日 06:30

*1 増えた手は風船を持ったりと決して使っていないわけではないようだ。

*2 むしろこっちが麒麟に近い見た目をしている。

*3 移動速度は現在5位になっている。(1位ネコエクスプレス、2位ごろにゃん、3位真田第3、4位ネコカプセル)

*4 宇宙編、レジェンドストーリー冠4では出撃制限による一部キャラクター封じが難易度を上げており、「EXのみ」、「1200円以上」、「EX、レア」といったステージでは出撃できない。

*5 通常のネコダラボッチとの出撃アイコンが非常に似ており、区別できる点が肩だけしかない。

*6 他には天誅・風隼さくらのクリティカル率アップ小「忍法お色気の術」、ショベリン+ちびネコクジラのクリティカル率アップ小「クジラベリン」しか存在しない。