泣きゲー

登録日:2009/06/02(火) 18:26:28
更新日:2024/11/13 Wed 15:27:00
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泣きゲーとはゲームにおいて、感動に特化したプレイする事で泣けるゲームを指す言葉であり、ゲームの属性のこと。
また、境界線上のホライゾンの主人公である葵・トーリの最大の敵。

主に後半から終盤にかけての展開で、作中の登場人物の生き様やその別れ、謎だったことがわかった瞬間等で作中の人物だけでなくプレイヤーであるこちらにも涙を誘うゲームのことを指す。
シナリオだけに留まらず、その時に流れるBGMや歌と併せて涙腺崩壊するなんてことも少なくない。その楽曲を聞いただけでその時のことを思い出し涙を流す…そんなプレイヤーもいるのではないだろうか。

ちなみに「泣きゲー」という言葉、ジャンルが主に語られるようになったのは、ギャルゲーやエロゲー等の恋愛シミュレーションゲームである。
このジャンルが出来た事でいわゆる「純愛系」のゲームが多く出回る様になった。


泣きゲーの元祖とも言えるのは『ONE~輝く季節へ~』で、ここまで広めたのが同じスタッフがてがけた『Kanon』。
そしてD.O.の『加奈〜いもうと〜』も一役買った。

だが、泣きゲーの原点とも言える作品は意外にも『ToHeart』のマルチのシナリオだったりする。
実際、ONEのスタッフつまり現在のkeyのスタッフは「東鳩みたいなやつを作れ」と言われて製作したから。


ちなみに、鬱ゲーとは全く別のジャンルに見えるが、実際はそうでもない。
というのも、大抵は悲劇的な状況からのカタルシスを得るために、暗い設定やストーリーになる事が多いため。
そのゲームを最後までプレイして、感動するか、それとも悲惨な結末にただ涙を流すか…前者の感情なら泣きゲーだが、後者の感情だと鬱ゲーに該当するだろう。
やはり上記の点から他のジャンルと比べてもかなり曖昧だったりする。
何故なら、感動する所は人によって違うため。まぁ、当然と言えば当然だが……
友人に泣けるからと勧めて(勧められて)そのゲームをやった後に、最終的に泣かなかったという感想を述べた(述べられた)からといってつまらない争いを起こさないようにしよう。

そのためか、「好きな泣きゲーを挙げる」という感じのスレはやたら荒れる。
上位はともかく、下の方になると「え?何処で泣けるんだ?」という感じのゲームが多くなる。

また、最近ではエロシーンが少ないストーリーの完成度が高いゲームが泣きゲーと称されることもあるのでかなり曖昧なジャンルになっている。
とりあえず、鍵とロミオと健速と丸戸とるーすの作品は確実に挙げられる。


そして泣きゲーという言葉は現在、恋愛系のゲームだけではなくRPGやアクションゲームでも当てはまるものは多い。
終盤の怒涛の展開やエンディングに感動してついホロリと来てしまうものも立派な泣きゲーなのだ。


泣きゲー一覧
荒れるのであえて書きません




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最終更新:2024年11月13日 15:27