シックス・デイ(映画)

登録日:2024/04/20 Sat 05:49:37
更新日:2024/05/22 Wed 16:20:07
所要時間:約 8 分で読めます







神は6日目に人間を生み出した




シックス・デイとは2000年に公開された、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画である。


監督はロジャー・スポティスウッドが務め、シュワルツェネッガーも制作で参加した。



世紀末の前年に作られたエンド・オブ・デイズがおどろおどろしいオカルト・ホラー映画だったのに対して、こちらでは新世紀と言うこともあってか当時から10年後となる、2010年の近未来を舞台にしたSF作品となった。

特にクローン技術の是非や、生きることへの哲学、シュワ映画には珍しい張り巡らされた伏線や後半のどんでん返しそしてやたらと豊富なネタ台詞、見どころの多い作品である。


今の現代から見ると、ややオーバースペック気味ではあるものの、自動運転等の実現した例も多い。

タイトルの由来は旧約聖書の「神は6日目に人間を生み出した」から取られている。



◆あらすじ


2010年、クローン技術の発達によって様々な動物がクローンで生み出され、人間の生活を豊かなものにしていた。ただし、創世記で神が人間を創った日に由来する法律「6d法(シックス・デイ法)」により、人間のクローンを作ることは禁じられていた。

そんなある日、億万長者・ドラッカー氏の送迎を終えたヘリコプターのパイロットであるアダム・ギブソンは、自分の誕生日の夜に仕事を終え帰宅する。その時、アダムは信じられない光景を目の当たりにする。
そこには何と、もう一人の自分がいて、家族や友人と誕生日のお祝いをしていた。

戸惑うアダムの元に、謎の二人組が現れ、家の中にいるアダムは自分自身のクローンだと教えられる。
一緒に来るように促されるが、身の危険を感じたアダムは隙をついて逃げ出した。

一体誰が、何のために自分のクローンを作ったのか。

自分の家庭と生活を取り戻すために、アダムの奔走が始まる。



◆登場人物


「誰かが俺のうちで、俺のケーキを食ってる!俺の家族とな!俺のふりして!」

●アダム・ギブソン(アーノルド・シュワルツェネッガー)
本作の主人公で、ヘリコプターのチャーター業を生業とする男性。
妻のナタリーと、娘のクララがいる。
平凡ながら幸せな家庭を築いていたが、誕生日の夜、自分とそっくりな男が家族や友人と誕生日パーティーを開いているのを目撃してし、その直後、謎の暗殺者集団に命を狙われる羽目になる。
リペットなどのクローンは嫌っており「どんな動物にも死は必ず訪れる」と言う考えの持ち主。
他にも愛車は古いキャデラックに乗っていたりと、古いものが好きな様子だが、最新ヘリのパーツを取り寄せたりもしている。仕事と趣味は別なのか?

本作のシュワちゃんは、前半だとこれでもかと言うほど不幸な目に遭っており、
  • ある日突然、自分とそっくりな男に自分の人生と家族を奪われる。
  • しかも謎の暗殺者集団に何度も命を狙われる。
  • その逃走劇で自宅のガレージと愛車のキャデラックを破損させる。
  • 病院で自分のクローンがいると訴えるが、全く信じてもらえず精神病と判定されて監禁される。
  • 何とか自宅まで戻ったはいいが、自分の妻が自分のクローンとイチャつくのを見せつけられる羽目に。
  • さらに親友のハンクまで巻き込まれて死亡してしまう。
  • 挙句妻と娘を人質に取られる。

しかし、自分のクローンと和解してからは、二人で共闘して悪を追い詰める。
元々は軍隊経験があったようで、ヘリの操縦の他に火薬や重火器の扱いにも長けている。



「お前らを一人再生するのに、120万ドルかかるんだ!もっと役に立て!」

●マイケル・ドラッカー(トニー・ゴールドウィン)
本作のラスボスで、フットボールチーム・ロードランナーズのオーナーである実業家で億万長者。
ウィアー博士のクローン事業に莫大な出資をしており、人間のクローン製造に賛成し、法改正を働きかけている。
世間的には子供の病気の治療や医学の発展のためと訴えており、一見善人であるように見せているが、その本質は極めて傲慢。
また、裏では本来ならば法律違反である人間のクローン製造にも手を染めており、人の命を何とも思っておらず、利益のためならば殺人行為も辞さない外道。


「やめるんだ!聞きたくない!よくもそんな事が言えたな!」

●グリフィン・ウィアー博士(ロバート・デュバル)
医学博士。臓器移植研究所の所長で、表向きは臓器のクローン技術を提供・開発しているが、その裏では唯一非合法である人間のクローンを行っている。違法なクローン事業に手を染めてはいるものの、博士本人は殺生は好まない。
違法なクローン製造に手を染めた理由は、亡くなった妻を蘇らせるためであったが、実はドラッカーが妻のシンコードに細工し、長く生きられないようにされていた


「いい女がいてほしい時だけ現れて膝に乗ってる。後腐れもなくて最高だろ!」

●ハンク・モーガン(マイケル・ラバポート)
アダムの相棒。軽薄でスケベな性格だが、ヘリコプターの操縦技術はアダムにも劣らない。
突然自分の人生を奪われたアダムに協力するが、クローン反対派の襲撃に遭い死亡してしまう。


「まだ8つなのよ、理解させるのは無理よ」

●ナタリー・ギブソン(ウェンディ・クルーソン)
アダムの妻。アダム同様に、一人娘を溺愛しているが、病死した愛犬・オリバーのリペットを巡ってアダムと対立する。


「チーズ味のバナナ?普通のバナナ?」

●クララ・ギブソン()
アダムとナタリーの一人娘。甘えん坊な8歳で、父のために朝食を作るなど、ファザコン気質気味。シムドールを欲しがっている。



●オリバー
ギブソン家の愛犬。病気にかかっており殺処分されてしまうが、リペットで復活する。


「弁償しろ!あの靴は買ったばかりなんだぞ!」

●マーシャル(マイケル・ルーカ―)
表向きは7分署の警部だが、その裏ではドラッカーの命でクローンの始末を行う暗殺者集団のリーダーをしている。自分のクローンを目撃したアダムの暗殺を企み、執拗に付け狙う。慎重で神経質。
以下の4人はドラッカー同様に、何度もクローンになって復活を繰り返したことで命の重さが分からなくなっており、他人は疎か自分の命ですら何とも思っておらず、アダムに何度倒されても復活して追い詰める。


「あいつ、私の指を使ったのよ!」

●タリア(サラ・ウィンター)
暗殺者集団のメンバーで紅一点。ボブカットの美女だが、残忍で殺人を躊躇わない。ピ
1回目ではワイリーに誤射され、2回目ではアダムに射殺され、さらに指をレーザー銃で吹き飛ばされ、その指を車の強奪と研究所潜入の指紋認証に使われた。
アダム「(落とした指を)拾いながら)ペンを落としたんです。指が滑ってね


「そんな事はない、新品同様だぞ?」

●ヴィンセント(テリー・クルーズ)
暗殺者集団のメンバー。スキンヘッドで大柄な体格をした黒人で、強面の顔に違わぬ粗暴で暴力的な性格。他の3人と比べると影が薄い。


「臨死体験なんて嘘だな!白い光なんて見ねえ!天使のお迎えなんていい加減だ!」

●ワイリー(ロドニー・ローランド)
暗殺者集団のメンバー。口と鼻にピアスを付けた、見た目通り軽薄な男で、仕事に関してもミスが多く叱責されることが多い。1回目はタリアを誤って射殺してしまい、挙句車に轢かれ死亡。2回目では病院でアダムと鉢合わせ、首の骨をへし折られ死亡。3回目では誤ってドラッカーを撃ってしまい、採算の失敗からドラッカーに見限られて射殺され、ドラッカーからは「もう戻すな。あの馬鹿私の腹を撃ちやがって」と吐き捨てられた。




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最終更新:2024年05月22日 16:20