登録日:2024/07/15 (月曜日) 14:40:11
更新日:2025/04/22 Tue 21:15:00
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CV:遠藤綾
●概要
ヴァルモアの反乱の際、隣国のドラケンガルドへと落ち延びたイレニアの姪で、
アレインにとっては従姉にあたる人物。
叔母のイレニアの血筋なのか彼女同様に青みがかった白髪と赤い瞳を持ち、
ジョセフからは「イレニアの生き写し」と評されるほど瓜二つ。
性格は女性の身ながら非常に勇猛果敢な姫武者...というか
勇猛過ぎて猪武者に片足を突っ込んでいるレベル。
本人に対面した事ですぐに考えを改めたとはいえ、アレインとの再会時には
「ひと目見て王たる器ではなかったら奴を斬って私がコルニアの王になる」とまで
言い切るほどの果断さを持つ。
しかし、精神面においては「武人」として優秀な一方で、
感情に任せて独断専行してしまったり、敵の計略に嵌まった上で
それを「卑怯」と断じるなど「軍人」としてはまだまだ未熟な面が目立つ。
アレインとの初対面は彼が7歳の時だったが、
再会時には「あの乳飲み子が私の背丈を越えるとは」等と言ったり、
従弟という立場の彼に対しては何かと必要以上にお姉さんぶりたがる癖がある。
また、荒涼として動植物に乏しいドラケンガルドで育ったためか
虫を見慣れておらず大の苦手としている。
スカーレットが手に毛虫を乗せてそれを見せてきた際には激しく取り乱し
誤って鎧の中に入り込むと顔を青くしたまま固まってしまった。
毛虫を直で触れて「かわいい」と言うスカーレットも大概な気がするが
典型的な
ツンデレを見せてくれたり、周囲からも
「お前が交渉にいったら逆に相手を怒らせかねない」と雑に扱われるなど
ほどよくポンコツな一面もあり、王族だがどこか親しみやすい人柄なのはアレインと変わらない。
●ユニット性能
●クルセイダー
コルニア王家の女性専用クラス。
独特な形状の大剣を装備している事以外は普通の歩兵に見えるが、
最大の特徴は中盾を両腕に装備出来る事。
堅牢な防御でアレイン同様に前衛でタンク役を務められ、
幅広い特効スキルを持つのでクラスチェンジ前なら攻撃性能はアレインをも凌ぐ。
●ヴァルキュリア
クルセイダーがクラスチェンジした上級職で、かつてのイレニアと同じクラス。
盾と足甲がより豪奢な物になる。
開幕発動スキルと相手を問わない防御50%無視の多段攻撃と強力なスキルを数多く覚える。
●特徴
アレイン同様に物理防御とガード率に優れ、
前衛に立って敵の攻撃を一手に引き受ける役割に適している。
以前はソードマン同様に盾1枚分の防御力しか加算されなかったが、
アップデートにより「防御力が高い方の盾の値+低い方の半分の値」で
計算されるようになり、カタフラクトに次ぐ防御力を獲得した。
受ける特攻が歩兵特攻のみなので安定感があり、魔法防御も
平均的な値は有しているので魔法盾を装備すれば魔法攻撃も苦にしなくなる。
ただし、アレインとは異なり自前での回復スキルは持っていないので、
別途回復役やスキルを用意する必要がある。
ガードと同時にHPを回復する「青薔薇の盾」を加入時に既に装備しているので、
これを使い倒すのも良いだろう。
大半の歩兵では不利な飛行系・重装系への特効スキルを持ち、
幅広い相手に対して安定した火力を出せる。
この点からスキル構成は最初から完成されているので、
武器はスキルがついていない純粋に能力値に補正がかかる物を回してあげるとよい。
特にアレインの専用装備が充実してくると型落ちになりやすい「王剣コルニクス」などは最適。
●弱点
足が遅いのでどうしても後手に回る運用になりやすい。
しかし、パッシブスキルに後手で発動させた方が
効果を発揮するものがあるので、一概に弱点とは言えない点でもある。
攻撃を受けて凌ぐ防御型のタンクなので回避には基本的に期待できない。
攻撃そのものを止められてもそれに付随する状態異常はガシガシ受けてしまうので、
前衛として安定させるなら何かしらデバフへの対抗手段は用意しておきたい。
総じて攻撃・防御の双方で優秀な性能を誇りアレイン同様に目立った弱点が少ない、
本作のユニットの中でも有数の強キャラ。
どんな部隊に組み込んでもバリバリの前衛として活躍してくれる。
ストーリーの流れと心情的に薔薇騎士団の面々と組ませるプレイヤーもいる。
回避盾と機動力を担うフラウ、回復を担当するミリアム、2枚目の火力枠のキトラと
編成のバランスも良いため実用面でも扱いやすい組み合わせになっている。
より実用性を重視するなら同時期に加入するベレンガリアとのコンビを軸にした部隊編成をするのも良いだろう。
●スキル
◆アクティブスキル
敵1体を攻撃する。初期習得技。
対象が飛行系の場合は必中になり、防御力を50%無視して威力が+50される。
歩兵でありながらヴァージニアが飛行兵に強い理由がこのスキルの存在にある。
ご覧の通りの性能なので基本的に耐久の低い飛行系なら狙われればまず助からない。
上手く作戦でコントロールすれば飛行絶対殺すウーマンと化す。
対象がそのまま重装系に置き変わったバーティカルエッジ。レベル10で習得。
加えてガード不能の効果も内蔵しているので、重装以外の盾持ち相手にも有効。
初期設定の作戦に手を入れ、バーティカルエッジを飛行系にのみ使うように設定し、通常攻撃代わりのAP1攻撃はこちらにすると良い。
さすがにホプリタイはバフを積まないと倒し切るのは難しいが、ファイター程度なら容易く粉砕する火力を叩き出す。
ヴァルキュリア&レベル30になると習得できる。
敵1体を3回斬りつけるガード不能の多段攻撃。
1発あたりの威力は50で、相手を問わず防御力を50%無視し、命中すればPPを+1する。
唯一火力を出しにくかった騎馬兵に対しても実質上記2つのスキルと
同様の特攻火力が出せるようになったヴァルキュリアの
必殺技。
攻撃回数に任せて斥候系をぶった斬ったりする。
ついでと言わんばかりにPPを補充して攻撃の役目を終えた後の
盾役として動く余力も確保する、至れり尽くせりの性能である。
◇パッシブスキル
敵に攻撃された時に反撃する。レベル15で習得。
元の威力150で自身のHPが減っているほど威力が上がり、最大で+100になる。
タンク役としての役割を放棄する事になるが、
PP1消費で最大250もの威力を叩き出す恐るべきカウンタースキル。
このために回復を切るのも一考の余地に入る。
戦闘開始と同時に発動。ヴァルキュリア+レベル25で習得。
味方全体のガード率を50%、物理防御力を30%アップする。
開幕に強力なバフを展開し、対物理に対しては堅牢な防御陣を構築出来る。
ヴァルキュリア+レベル35になると習得できる。
アクティブスキルで攻撃する前に発動。
自身のHPが少ないほど直後に使用するアクティブスキルの威力をアップさせる。最大で+100。
さらに一度だけ自身に致死ダメージをHP1残して耐えるバフを付与する。
頭コルニアの極みとも言える火力バフ。
「乙女の鉄槌」の火力アップとそのための出落ち回避の保険まで備えている。
攻撃されると同時に発動する「タフネス」とは異なり、事前に発動しておく必要がある点には注意。
◯ブレイブスキル
周囲の味方ユニットがアシスト攻撃と先制攻撃を受けなくなる。
見張り台の敵に対しては相手の方を動かす「アトラクト」や、
指定した敵1体のアシストを封じる「スモークボルト」と比較すると、
自分だけ前に進んでいって前線を押し上げられる点と味方複数にかけられる点で勝る。
直線上に剣圧を飛ばして巻き込んだ敵部隊にダメージを与える。
部隊のリーダーがアシストによる支援が可能なユニットの場合はダメージが1.5倍になる。
縦横どちらにも幅が広い攻撃範囲を持ち、特に縦長に展開している敵部隊に対して極めて有効。
誰が呼んだかハイメガキャノン。人の屑作戦は不可能なのでご安心を
ブレイブ消費も2と性能の割に軽めなので、撃ち込めるなら積極的に叩き込んでいきたい。
●関連人物
歳の近い従弟。
今やヴァージニアにとっては唯一の血の繋がった身内であり、
王族という立場を気にせず接せられる数少ない人物の1人。
そのせいか何かとお姉さんぶりたがる態度にはアレインも時折頭を抱えている。
再会する前は先述したような苛烈な言動もしていたが、実際に対面した後はすぐに打ち解けている。
彼との親密度会話は3回あるのみならず、乙女の指輪を渡す時の選択肢が通常の物と違うという高待遇。
落ち延びた先であるドラケンガルドの王子。
先王のヒューゴによって婚約者と定められた間柄。
いわゆる政略結婚としての面が強かったが、
お互いに仲良く鍛錬に勤しんだりまんざらではない様子もある。
アレインの母でヴァージニアにとっては叔母に当たる。
亡くなった後も彼女を強く尊敬しており、現在身につけている装備や戦技は
生前のイレニアが使用していた物を模倣している。
現薔薇騎士団のメンバー。
ヴァルモアの反乱時は全員が従騎士で、戦場に立つ事が出来なかった無念を抱えている。
一度は壊滅した薔薇騎士団を再び結成し、全員がヴァージニアを守り抜くという
強い使命感を帯びている。
ドラケンガルド王族に仕える女性剣士。
立場的にはギルベルトの部下であるが、ヴァージニアの護衛兼お目付け役も兼ねている。
女性かつ青系のカラーリング・護衛という立場も相まって、薔薇騎士団ユニットの5枠目になっていることも多い。
「薔薇騎士団に命ずる!この項目を追記・修正せよ!」
- 盾二つ装備という個性でアクセ枠が一つ少ないのが弱みと言えなくもないが、盾には特殊なスキルや効果のあるものも多いので弱点というほどの弱みでもないか。装備を選べばガード率100%も簡単に達成できる鉄壁と、特効を生かした火力が持ち味。 -- 名無しさん (2024-07-16 00:44:18)
- 盾の合計値が計算されない旧Verなら弱点とまでとは言わないが欠点ではあったかな?火力は据え置きだったから火力担当なのに火力が伸びないソードマスターに比べたらそこまで悲惨には思わなかった。 -- 名無しさん (2024-07-16 00:50:36)
- あれ?ブレードウェーブ支援ユニットへの特効なかったっけ? -- 名無しさん (2024-07-16 08:50:46)
- 子供の頃からアレインと結婚するものと思っていたらしい。「呼ばれると思っていたぞ。ざあ、乙女の指輪を渡せ!」 -- 名無しさん (2024-07-16 12:05:31)
- ヴァージニアに関してはぶっちゃけ四人編成の方が使いやすい。5人にすると何故か安定しなくなる -- 名無しさん (2024-07-17 19:19:52)
- ↑4 欠点ではあったけど、幻影騎士の盾を装備すれば問題解決だったからそこまで問題になってなかった気がする。 -- 名無しさん (2024-07-17 23:24:00)
- 元々弱くはなかったが、盾二枚持ちのパラメータ補正上方修正でとんでもなく硬くなることに… -- 名無しさん (2024-07-27 20:17:57)
- 誓いの儀式ではギャグ風なのにその後は正ヒロインまっしぐらなのがずるい。 -- 名無しさん (2024-11-06 11:56:20)
- アレインが苦手とする飛行(重装も苦手寄りだが)を処理してくれる頼もしい従姉。狙って作られているのだろうか。 -- 名無しさん (2024-11-18 18:54:26)
- 設定画集でユニコーンナイトという騎乗職になる可能性もあったんだな -- 名無しさん (2025-01-07 09:24:13)
- アクセサリ数-1(CC前は唯一のアクセ装備不可)は困る事もそこそこある。状態異常対策アクセを他のキャラと使い回せず、盾側でフォローしないといけない(場合によっちゃ単独でフォロー出来ない)等々。心情的に外しにくい乙女の指輪を渡しても状況次第で外したくなる程。 -- 名無しさん (2025-01-13 08:15:51)
- 盾の組み合わせ次第ではホプリタイトやフェザーシールドを見下ろせるくらいの硬さを誇るタンクアタッカーになるから頼もしくてしょうがなかった -- 名無しさん (2025-04-22 21:15:00)
最終更新:2025年04月22日 21:15