フォレスト・ガンプ/一期一会(映画)

登録日:2024/11/01 Fri 20:26:13
更新日:2024/12/10 Tue 23:33:14
所要時間:約 21 分で読めます






人生はチョコレートの箱、(Life is like a)
開けてみるまで分からない。(box of chocolates.)

『フォレスト・ガンプ/一期一会(原題:Forrest Gump)』は、1994年7月公開の米国のヒューマンドラマ・コメディ・ファンタジー映画。

制作・配給はパラマウント映画。
主演はトム・ハンクスで、監督はロバート・ゼメキス。



【概要】

原作は1985年に出版されたウィンストン・グルームの同名小説だが、
映画化にあたって脚本担当のエリック・ロスにより大幅に改編が施される*1と共に、撮影と編集段階に於いては50年間に及ぶ米国の歴史に主人公フォレスト・ガンプが巧みに紛れ込むという、一種の米国史そのもののブラックジョークと呼べるレベルにまで踏み込んでいる過激なパロディとしての側面も持つ。

映画の年表中の歴代大統領や、ジョン・レノンといった有名人が一部を除いては配役を立てるのではなく記録映像を用いて巧みに合成される形で出演(●●)させられたことでも大いに話題となった。

純粋無垢でしか居られない(●●●●●)が故にライトサイドしか歩けない主人公に対して、ヒロインは望んでいない(●●●●●●)筈だったのに、徹底的に真逆のダークサイドを歩む━━というのも計算し尽くされた構図なのだろう。
彼等に次ぐ重要キャラクターである軍隊時代の恩人や、主人公を“立派な人間”に育て上げた母親すらが“綺麗事では済まない”部分を描写されている中で、だからこそ自分の境遇を実は他人が思うよりも理解していた主人公が純粋さを失わなかったことへの奇跡と、それが最後に視聴者をも含む人々の救いとなったことを納得させるのである。

そのため、良きにつけ悪しきにつけ、自然と同時代を生きた多くの人々の郷愁と共感を呼び込むことになり、コメディ・パロディ映画として製作されながらも映画史に残る感動作として名を刻むことになった。
━━映画の内容を踏まえてなのか、原題はシンプルに“Forrest Gump”のみなのに対し、邦題では“一期一会”が付記された。

バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを完成させて其の手腕を見込まれたロバート・ゼメキスは、本作に於いても優れた映像作家・編集者としての手腕を見せつけて第67回アカデミー作品賞など、多くの栄誉を受ける結果となった。
+ 受賞歴
第67回アカデミー賞
受賞 - 作品賞/監督賞/脚色賞/主演男優賞/編集賞/視覚効果賞
ノミネート - 助演男優賞/撮影賞/作曲賞/美術賞/メイクアップ賞/音響編集賞/録音賞
第52回ゴールデングローブ賞
受賞 - ドラマ部門作品賞/監督賞/ドラマ部門主演男優賞
ノミネート - 脚本賞/助演男優賞/助演女優賞/音楽賞
第48回英国アカデミー賞
受賞 - 視覚効果賞
ノミネート - 作品賞/監督賞/脚色賞/主演男優賞/助演女優賞/撮影賞
第63回ナショナル・ボード・オブ・レビュー 作品賞/主演男優賞/助演男優賞

映画自体の長さが142分もあるので未視聴だと非常に長尺の大作に見えてしまうが、実際には主人公の語る半世紀と共に印象的な場面を重ねていくタイプの編集なので、非常にテンポがよく見やすい映画である。
また、歴史の振り返りと共に各時代の懐メロが用いられているのもベタながら効果は高く、それらの楽曲とアラン・シルヴェストリのメインテーマを加えたサウンドトラックも人気となった。
同サウンドトラックは、01年に権利上の問題で未収録となっていたのか2曲を加えて再販されている。

タイトルの“フォレスト・ガンプ”とは主人公のフルネーム(フォレスト・ガンプ)であると同時に、
“gump”とは主人公の出身地であるアラバマ州を含む南部地方にて“馬鹿”や“間抜け”を意味するスラングであるために“フォレストのバカ”という意味を込めたダブルミーニングとなっていると考察される。

なお、2000年と2007年に原作小説とは別の続編が企画されたが、何れも頓挫している。

【物語】

━━1982年。
ジョージア州サバナの、何気ない晴れた昼下がり。

天から舞い降りたような一枚の羽根がひらひらと下界の人々の間を縫ううように舞い、やがてはバス停で大人しくバスを待っていた男の足下に落ちた。
男は、足下の羽根を拾い上げると鞄の中にいつも入れているお気に入りの絵本の青空のページに挟み込む。
男は、身形のいいスーツに身を包んではいたが足下は泥だらけのナイキ(コルテッツレザー)。
ネクタイは締めておらず、シャツも仕立てのいいYシャツではなく部屋着のようなネルシャツという奇妙な壮年男だった。

やがて、バス停に男の他にも客が。
最初は黒人のメイドさんのようだ。
男はチョコレートの箱を取り出すと、彼女にもチョコレートを差し出しつつ自分の過去を語り始める。

「やぁ、僕はフォレスト・ガンプ。ママがいつも言っていたんだ、人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からないって……」

最初は、男の話を無視していた彼女も何時しか男の話に聞き入っていく、
彼女が去った後に現れた次の人も、次の人も……。

これは、アラバマの田舎町に生まれた決して誰との約束も破ることはない純粋無垢な男が、運命の相手と信じた一人の女を愛し抜いた物語。

【主要登場人物】

※以下は多くのネタバレを含む。

  • フォレスト・ガンプ
演:トム・ハンクス(青年時代)/吹替:江原正士(ソフト版・フジテレビ版)/山寺宏一(日本テレビ版)
演:マイケル・コナー・ハンフリーズ(少年時代)/吹替:近藤玲子(ソフト版)/矢島晶子(フジテレビ版)/大谷育江(日本テレビ版)

本作の主人公。
物語は、終盤近くまで彼自身が語る彼の半世を振り返る一人語りという形で進められる。
コメディ畑出身のトム・ハンクスは、本作にて前年の『フィラデルフィア』に続きアカデミー主演男優賞を獲得。当代一の演技派としての地位を固めた。
カリフォルニア出身ながら“完璧”とも評された南部訛りで見事な人物造形を作り上げている。
また、本作での吹替に於いて非常にトム・ハンクスの地声に近く、且つ日本語とはいえフォレストの“訛り”のイントネーションを限りなく再現してみせた江原正士は“字幕派”からも称賛を受け、例外もあるがトム・ハンクスの専属声優と見なされるまでになった。

アラバマ州にある架空の町・グリーンボウで母一人子一人の家庭に生まれたフォレストは生まれつきに背骨が曲がっていて暫く矯正器具を付けねばならず、知能指数も境界となる80を僅かに下回る75であった。
しかし、ママの尽力(●●)もあってか、普通の学校に通えることになったフォレストは、初めて乗ったスクールバスで周囲からの奇異な視線に晒されたものの、物怖じせずに話しかけてきてくれたジェニーと仲良しになり、多くの時間を過ごすようになる。
数年後のある日、ジェニーと2人で居る時にいじめっ子達に自転車で追いかけられたフォレストは、ジェニーの「走るのよフォレスト、走って!」の言葉を背に逃げ出す中で、遂に背骨が真っ直ぐになっていたこともあってか、矯正器具を自らの力で破壊すると自転車を振り切る程のスピードで駆け出すのだった。
こうして、何時でも走るようになったフォレストが高校卒業を間近に控えたある日。
この日もジェニーと歩いていたフォレストは、今度はいじめっ子達に自動車で追われることに。
流石に自動車には追いつかれそうになるが、颯爽と身を翻して逃げ込んだ先は大学アメフトの試合が行われているフィールドだった。
……偶然にもオフェンス側となったチームと同じ方向に走っていたフォレストだったが、彼に誰も追いつけないのを見た監督とコーチは掘り出し物だと言わんばかりに推薦状を出し、フォレストを進学させた上にチームに入れるのだった。
フォレストの“使い方”を心得ていたチームはフォレストの力で連戦連勝。
気づけば、全米チームにも選抜されホワイトハウスでハンサムな大統領(ジョン・F・ケネディ)の主催したパーティーにも呼ばれていた。*2



ファーストネームの“フォレスト”は血の繋がりがあるとも言われる南軍の将軍で、悪名高きKKK(クー・クラックス・クラン)の創始者とされるネイサン・ベッドフォード・フォレストから戒めを込めて付けられたと主人公が自ら語るシーンが冒頭に置かれており、しかもそれを話す相手が黒人女性という極めてブラックジョーク的な場面となっている。*5

  • ジェニー・カラン
演:ロビン・ライト/吹替:佐々木優子(ソフト版)/名越志保(フジテレビ版)/勝生真沙子(日テレ版)

本作のヒロイン。
フォレストとは幼少期に運命的な出会いを果たしながらも、周囲の環境の悪さ*6もあってか成長していく中で身を持ち崩してゆく。
ジェニーも確かにフォレストを愛してはいたが、フォレストが“特殊な子”だったことから、様々な経験を経るまでフォレストの庇護から逃げ続ける人生を送るが、最後の最後に“フォレストに相応しい女”になるために人生のやり直しを始めた時にフォレストとの子供を授かっていたことに気づいた━━のだと思われる。
多くの人々に感動を与えた本作ではあるが、ある意味ではフォレストとは真逆の存在、フォレストを裏切り続ける悪役として描かれており、ヒッピー等のカウンターカルチャーの中で、平和や正義を建前にする彼等の生活の裏で蔓延していた暴力や犯罪、ドラッグや性モラルの崩壊といった側面が描写されている。

  • ダン・テイラー(ダン中尉)
演:ゲイリー・シニーズ/吹替:有本欽隆(ソフト版)/鈴置洋孝(フジテレビ版)/樋浦勉(日本テレビ版)

フォレストとバッバが、ベトナムにて配属された第9師団内の小隊長。
米国建国当時からの移民で軍人の家系らしく、先祖は何れも重要な戦争で名誉の戦死を遂げてきたという。
勘ピューター頼りな所があるが慎重な性格で、部下には高温多湿なベトナムでも靴下を清潔に保つよう命ずる一方、
士官への狙撃を警戒して自身への敬礼を止めさせる、行軍中に敵の気配を感じて警戒態勢を取らせる等頼りになる隊長。
彼の「勘」への理解・共感を示す部下はいなかったようだが、それでも隊の部下は彼によく従っていたようだ。

しかし、長い雨が開けた後のジャングルにて大規模な敵の待ち伏せを受けてしまい部隊は壊滅。
自らも両足を吹き飛ばされたが、名誉の戦死を覚悟してナパーム爆撃を行うように通信した直後にフォレストに助けられ、
既に爆撃開始が近かった事もあり自分を置いて逃げるよう命令するもフォレストはこれを無視、(本人曰く)惨めに生き残ることになる。
その後、回復の見込みなしと判断されたのかフォレストよりも先に本国へ送還されて姿を消すが、
名誉勲章受章者の軍属の卓球選手として有名になったフォレストが自身の住処であるニューヨークのスラム街に来た時に待ち伏せして再会する。
この頃はホームレス同然の風体になっており、すっかと身を持ち崩していたものの、仲良くしている売春婦にフォレストがバカにされた時には激しく怒っている。
━━そして、卓球で稼いだ金で宣言通りに海老獲り船の船長になったフォレストからの手紙を受け取り、パートナーとなるために自らもスラムからバイユラバトルへ。
勘ピューターの精度は相変わらずだったが、神の試練を思わせるハリケーンカルメンに打ち勝ち、海老が穫れるようになって会社を経営するようになる中で初めてフォレストに感謝を述べ神様と和解。
フォレストが去った後も事業を守りつつ、フォレストが一生涯お金に困らないようにと創業間もない“果物会社”アップルの株を買い付けてフォレストに送った。

━━フォレストとジェニーでの結婚式では、かつてのように髪を短くして髭を剃り落とし、チタン製の義足を付けた精悍な姿で参列。
かつては適当に聞いて間違えていたアーカンソー州ではなく、ちゃんとアラバマ州のグリーンボウの家を訪問。
有色人種であるフィアンセのスーザンを紹介する。


  • バッバ・ブルー
演:ミケルティ・ウィリアムソン/吹替:福田信昭(ソフト版)/屋良有作(フジテレビ版)/酒井敏也(日本テレビ版)

フルネームはベンジャミン・ビュフォード・ブルーで、頭文字にBが並ぶことから白人風でくだらないと言いつつ“バッバ(Bubba)”を名乗っている。
かつてのフォレストとジェニーと似たようなシチュエーションでフォレストに隣の席を譲り、そのまま軍隊時代の一番の親友となる。
おじさんが海老獲り漁師、祖母や母親は金持ちに海老料理を振る舞う給仕係という貧しい家庭で、自分の船を持ちたいから志願したと語る。
後にフォレストが生家を訪問した時には呆れるような子沢山で、恐らくは長男だったのだろう。
フォレストとはまた別の意味でマイペースで、訓練中だろうが暇さえあれば常に海老のことを話しているお気楽な性格。
ベトナムに派兵され、軍隊生活も終わりが見える中で(天然なだけかもしれないが)ダン中尉からも“兄弟”と言われた程に似ているフォレストを誘って故郷に戻り海老獲り船の船長となり2人で起業することを約束し合うが、それから間もなくして戦闘中に負傷してしまい、フォレストに助け出されたものの既に致命傷を負っており、最期はフォレストの腕の中で「家に帰りたい」と言い残し息を引き取った。
しかし、ジェニーやダン中尉と共に数少ないが本物の友達であったバッバの影響は大きく、後に意思を引き継いで漁師となったフォレストはダン中尉と共に起業した後の社名を“ババ・ガンプ・シュリンプ”とし、バッバの取り分(利益の半分)をバッバの家族に送った。

  • ミセス・ガンプ
演:サリー・フィールド/吹替:土井美加(ソフト版)/鈴木弘子(フジテレビ版)/野沢由香里(日本テレビ版)

先進的で肝っ玉が座っていて、厳しくも優しいフォレストのママ。
母子家庭で、代々の広い家を下宿屋として解放して多くの人の世話をしつつ生計を立てていた。
フォレストが障害にも負けない普通の子よりも遥かに強い“普通の子”に育て上げ、その人生観と教育はジェニーの言葉と共に常にフォレストの支えとなっていた。
演じたサリー・フィールドは本作以前に2度もアカデミー主演女優賞を獲っていた名女優である。ちなみに、息子フォレストを演じたトムとの年齢差は10歳しかない。

  • ドロシー・ハリス
演:シオバン・ファロン/吹替:佐藤しのぶ(ソフト版・フジテレビ版)/堀越真己(日本テレビ版)

グリーンボウのスクールバスの運転手。
ヘビースモーカーのようで、学童を移送する仕事なのに常に咥え煙草をしている。
一見すると強面で無愛想に見えるが、初めて学校へ行くフォレストが「知らない人の車に乗ってはいけない」と言ったことから互いに名前を名乗りあって知り合い(●●●●)になって乗れるようにするなど、柔軟性がある。
エピローグでは……。

【実在した人物達】


  • エルヴィス・プレスリー
演:ピーター・ドブソン/吹替:小野健一(ソフト版)/荒川太郎(フジテレビ版)

後の“キング・オブ・ロックンロール”……。
ミセス・ガンプの営む下宿屋の客の一人で、本作では自身の演奏するギターに合わせて踊ってくれたフォレストのダンス(矯正器具を付けている故にカクカクした動きになる)からヒントを得て
後の“ラバーレッグ(腰振りダンス)”を生み出したことになっている。

  • アビー・ホフマン
演:リチャード・ダレッサンドロ/吹替:中野裕(ソフト版)/大川透(フジテレビ版)/納谷六朗(日本テレビ版)

フラワーパワーの提唱者。星条旗のTシャツを着てFワードを交えたトークで群衆を煽っていた人物。
成り行きで平和集会に参加する事になったフォレストのスピーチに涙を流して感動していた。
ただし、話す直前で軍関係者が音響の配線をメチャクチャにしたせいで群衆に全く聞こえないというオチが付いたが

【本人映像による出演】


  • ジョージ・ウォレス(アラバマ州知事)

  • ジョン・F・ケネディ(第35代アメリカ大統領)
※ホワイトハウスのトイレにマリリン・モンローの写真は(アカン)でしょ。

  • リンドン・ジョンソン(第36代アメリカ大統領)

  • リチャード・ニクソン(第37代アメリカ大統領)

  • ジョン・レノン
元ビートルズにして世界で最も偉大なシンガーソングライターの一人。
卓球選手として中国に赴いたフォレストが帰国後にテレビ番組で共演した人物で、
中国人はアメリカ人とは生活習慣も文化もまるで異なるというフォレストに対し「想像もできない」と言葉を漏らした司会者に
「簡単な事だよ、想像してみれば」と返しており、これが後の彼の代表作『イマジン』に繋がっていく……という演出がなされている。
フォレストからは感じの良いイギリス人の青年だ、という印象を持たれていた模様。


【余談】

  • 本作の聖地巡礼地としては、フォレストが走るのをやめたモニュメントバレーが有名。
  • 2022年にインドで本作をモチーフとしたリメイク作品『Laal Singh Chaddha(ラール・シン・ダッチャ)』が公開された。
  • 本作をモチーフとしたテーマレストランとして“ババ・ガンプ・シュリンプ”が存在しており、日本でも営業中。(東京都文京区、東京ドームシティラクーア、ららぽーと豊洲) 





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最終更新:2024年12月10日 23:33

*1 実際、アカデミー賞では脚色賞を獲得。

*2 有名な小ネタとして、最初の翻訳・吹替ではこの時にフォレストが15本も飲んで催してケネディにトイレの場所を聞くきっかけになったのは“コカ・コーラ”とされていたが、正確には“ドクターペッパー”である。

*3 ヘンリー・フォードが暗殺されかけた頃。

*4 吹替版では、何れも少年時代のフォレストと同じ声優が演じている。

*5 ただし、創始者ではあるが史実のフォレスト将軍は後には自らKKKの解体を目指し、戦後には軍隊による統治に反対する運動を指導した人物であり、一方的に非難されるような人物ではない。

*6 母親を亡くし、実父に性的虐待を受けていた。