登録日:2024/12/08 Sun 13:30:37
更新日:2024/12/16 Mon 10:15:54
所要時間:約 4 分で読めます
キラカディアの大地を
魔王の影が覆わんとする時
異界より四人の精霊機士きたる
精霊機士、精霊機と心を通わせ
世界に平和をもたらさん
燃え盛れ!フレイリート!!!
おおおーーーっ!!!
『精霊機フレイリート』({Divine Dynamo Flamefrit])とは、2024年4月1日にインティ・クリエイツより発表された、本格派16bitテイストのアクションゲームである。
ゼルダの伝説シリーズのようなフィールドを見下ろすトップビューのアクションと、タイトルでもあるファンタジーロボット「フレイリート」を操って戦う、いわゆる
ゴエモンインパクト戦のような擬似3Dアクションの、2つのゲームシステムからなるものである。
シナリオも王道の異世界召喚ファンタジーロボアニメ風のものとなっている。
異世界「キラカディア」を舞台に、主人公の精霊機士「火野勇人」が相棒の精霊機「剣士フレイリート」と共に仲間を集める冒険をし、トラレータ王国の魔王復活の野望を阻止するために戦うと言うもの。
発売予定は近未来とのことなので、まだ見ぬ冒険を夢見ながら続報を待っていよう。
追記・修正はゲームの発売を楽しみにしてる人がお願いします。
……勘のいい人なら気付いたであろう。
このプロジェクトが発表されたのは4月1日。
つまりはあらゆる企業が渾身のネタを振り撒く
エイプリルフールである。
プロジェクト発表の動画にもご丁寧に「4月1日はエイプリルフールです」と注意書きがされていた。
つまりはこの日のために用意されたインティの
エイプリルフールネタだったのである。
人々は騙されたと思いながらも一時の楽しさを提供してくれた企業へ感謝の念を抱きながら、エイプリルフールを終えるのだった。
追記・修正はエイプリルフールに全力で乗っかった人がお願いします。
……時は流れ、エイプリルフールの祭りも忘れられた6月13日、同じくインティ・クリエイツより発表されていたローグライトカードバトル『カルドアンシェル』に架空のゲーム『精霊機フレイリート』が参戦することが発表される。ここで勇人とフレイリート以外の主要人物や楽曲、「同名のロボットアニメを原作としつつ、オリジナルストーリーが描かれた2Dアクションゲーム」という作中作としての設定も公開された。
同年7月19日、再びインティ・クリエイツより発表がされる。
なんと、好評により本当にフレイリートを実際にゲームとして開発すると言うのだった。
まさに絵に描いたような、嘘から出たまことと言うべきであろうか。
2024年10月24日PS5およびSwitchのパッケージ版『
カルドアンシェル』に先行収録され、
後に2024年11月21日よりSteam、PS4、PS5、 Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo SwitchにてDL配信されている。
『カルドアンシェル』には続編『精霊機フレイリートⅡ』も参戦しているが、こっちは正真正銘架空のタイトル。並んで参戦タイトル一覧の先頭におり、おそらくイメージされた発売時期が1990年代前半とぶっちぎりで古い設定。
下手すると淫帝がまだ存在してない頃。
ボリュームは控えめで、ステージは3つ、その後にラスボス戦を終えるとエンディングとなる。
お金や装備品などの概念もなく、アイテムは道中でドロップするHPとMPを回復するもののみで、それらもストックできずにその場で拾って使うだけである。
ステージ内でのアクションも移動、攻撃、回避、そして仲間の呼び出しのみと非常にシンプルとなっている。
シナリオを進めると仲間も増えるが、キャラクターチェンジなどもできず、それぞれの技を活かして戦う召喚攻撃のような扱いとなっている。
しかしその分話のテンポも良く、サクサクと話を進められる。
ゲームオーバーをしてもセーブポイントやボス戦からすぐに再開出来るが、その分救済措置もないので、純粋に実力が問われるハードな面もある。
火野勇人
CV:吉田小南美
本作の主人公。
明るく前向きで熱血な性格の少年。
ちょっと考え足らずで子供っぽい面もある。
口癖は「ぶっちぎり」。
基本的なアクションは剣を使った連続攻撃とドッジロールによる回避。
相手の攻撃をタイミングよく回避すると動きがスローになり、カウンターで飛ぶ斬撃を放つことも可能。
また、攻撃ボタンを長押しすることで溜め攻撃も可能で、炎を纏った剣で自分の周りを攻撃できる。
ただし、それも魔力を消費するので、使い過ぎに注意。
剣士フレイリート
CV:
堀内賢雄
勇人の相棒である剣士の精霊機。
炎の弾を放つ魔法と、剣を用いた攻撃、そして防御が可能。
仲間となった他の精霊機を呼び出して強力な援護攻撃をさせる事も可能だが、1回の戦いで1度ずつしか使えない、まさに奥の手である。
普通に防御をするだけでは体力を削られるが、タイミングよく攻撃を受ける事でダメージを抑えられるほか、鍔迫り合いからの反撃に移ることも可能。
必殺技は「一刀焼却フレイムセイバー」
風祭まほ
CV:鈴木あやか
勇人の幼馴染の少女。
よく勇人の世話を焼いている面倒見のいいしっかりもの。
巨大な竜巻を発生させて、敵を追尾して攻撃する魔法を操る。
竜巻は砂やマグマを巻き上げることで威力を伸ばし、多数の敵をまとめて排除できる非常に強力な魔法である。
ただし、その分魔力の消費も激しいので注意。
相棒の精霊機は魔導士ウィンシルフ。
土谷守
CV:
高木渉
勇人たちの友人。
老けて見えるが、実際は勇人たちと同年代。
盾を構えて、壁にぶつかるまでまっすぐ突進する技を持つ。
敵の弾丸を無効化し、その攻撃を受けた分だけ突進の威力も上がる。
相棒の精霊機は戦士アースタイタン。
水鏡環
CV:倉知玲凰
勇人たちの友人。
勇人をからかっていつも口喧嘩をする勝ち気な性格。
前方に水をばら撒く魔法を操る。
撒かれた水は敵への攻撃は勿論、地面に落ちると槍のようになり、敵にダメージを与える罠のようになる。
また、マグマ地帯も冷やして通過できるようにもなる。
相棒の精霊機は僧侶アクアディーネ。
グラム
魔王復活を目論む漆黒の剣士。
フレイリートですら知らない謎の精霊機「シャドウニール」を操る。
その正体は、精霊機の力を得るためにトラレータによって生み出された人造精霊機士。
元は魔王復活を阻止するための兵器として生み出されたが、魔王の力を取り込むことで世界を滅ぼそうと企んだ。
ぶっちぎりで追記修正だぜ!
- 仲間が召喚攻撃って辺りはアルカエストっぽい -- 名無しさん (2024-12-08 14:38:22)
- GV・アキュラ・ジェイソンに続いて勇人君も最後には人間やめちゃいそうで… -- 名無しさん (2024-12-08 15:52:04)
- できる技術のある、実際にやってもおかしくないような企業の嘘は噓にならないという例。インティクリエイツのやってきた前例が問題ともいう。 -- 名無しさん (2024-12-08 21:11:42)
- あ、2の方は出るわけじゃないんだ…てっきりもう既に発売決定してるんだ〜と思ってた -- 名無しさん (2024-12-08 21:12:17)
- しれっとゲーム版とカルドアンシェルでグラムの出自とグロウアップシャドウニールの設定が違うっぽくてメディアミックスのブレがあるのいかにもな感じ -- 名無しさん (2024-12-09 06:43:46)
- ラスボス戦だけ一気に難易度が上がる。まさか第二ラウンドあるとは思わなかったよ -- 名無しさん (2024-12-09 07:20:21)
- PCエンジンなんたらで出たグランゾートをこんな感じで出してたら多少はよかったかなぁ?という遥か昔の記憶 -- 名無しさん (2024-12-09 07:27:43)
- エイプリルフール時点でほぼ作ってあっただろうに、それでウソが実現!って言われてもIPが傷つけられてるみたいで反応に困る -- 名無しさん (2024-12-09 13:11:05)
- カルドアンシェルの初報が3月下旬(何なら映像中に勇人とフレイリートの姿もあった)で、エイプリルフールはその直後だったから、当時からそちらの宣伝だったと理解していた覚えがあるんだけど……さて、カルドアンシェルのほうでしか喋っていないフレイリート以外の精霊機やグラムのこととか、実ゲーム化以外の部分をここではどう扱うべきだろうか?(内容面の違いというのがどういうことかとか気になる……) -- 名無しさん (2024-12-10 00:11:17)
- 今のこの時代にゴールデンでこんな感じのアニメを放映なんて夢物語となったからこんな感じのゲームとして出てなんか嬉しい、いつからだろうか5~7時台が子供の時間ではなくなったのは……… -- 名無しさん (2024-12-10 11:11:32)
- ↑魔神創造伝ワタル「呼んだ?」 -- 名無しさん (2024-12-13 20:45:08)
最終更新:2024年12月16日 10:15