グラディエーター(ユニコーンオーバーロード)

登録日:2025/01/29 (水曜日) 01:47:12
更新日:2025/05/10 Sat 00:53:23
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ATLUS×ヴァニラウェアのSRPG「ユニコーンオーバーロード」に登場するクラスのひとつ。


+ 目次

●概要


●グラディエーター
屈強な肉体を生かして戦斧を振るう闘士。
分厚い筋肉で攻撃を受け止めた後、瞬時にその傷を塞いで敵陣を薙ぎ払う。
頭部を全て覆う兜を被って上半身裸の筋肉モリモリマッチョマンの変態という
いかにも荒くれ者な見た目通り、豊富なHPと高い攻撃力を有する。

●バーサーカー
グラディエーターがクラスチェンジした上級職。
さらに屈強な肉体と膂力を得た狂戦士。
傷を負っていない時ほど力が高まり、その斧の一撃は地面をも揺るがす。

●特徴

  • 高いHPによる壁役
HPが全クラスの中でも抜きん出て高く、堅牢な鎧で物理攻撃を耐えるホプリタイ、攻撃そのものを避けて無力化するシーフとはまた異なるタイプのタンク型ユニット。
HPの数値に物を言わせた防御なので物理・魔法ともに受ける事が可能で、受けたダメージも自身のスキルで即座に回復を図れる。
クレリックの割合回復やシャーマンのデバフと相性が良く、これらを駆使すれば非常に粘り強い肉壁として運用出来る。
敵側もそれを理解しているのかクレリックやシャーマンとの混成部隊を数多く目にする。

  • 広範囲攻撃による殲滅
自前のアクティブスキルに単体攻撃が存在せず、少ないAP消費で攻撃範囲の広い物が揃っている。
攻撃力も高いため、上手く運用すればスキルや装備の揃わない序盤から敵部隊の殲滅速度を劇的に速められる。HPが満タンの時に威力が上がるスキルもあるため、後衛に配置して温存する運用にも適している。

●弱点

  • HPと物理攻撃以外の能力が貧弱
HPがS、物理攻撃がB〜Aと高い反面、それ以外は全てD〜Fと低水準な極端な能力傾向を持つ。
確かにHPは高いものの、防御の能力が物魔ともに低いので会心攻撃や特攻の乗った連続攻撃などをくらえばスキルで回復する間もなく沈められる。
遅い素早さから先手が取りづらく、動き出す前に倒される、ようやく動けたと思ったら既に他の味方が殲滅していてせっかくの広範囲攻撃が生かしきれない、
命中が低いのでそもそも攻撃が当たらないなどのケースも発生しやすい。

  • 行動を阻害する状態異常に弱い
回復を自身のパッシブスキルに頼る関係で、気絶や凍結などで動きを止められるとスキルが発動せず、単純に低耐久を晒して押し切られてしまう。
不安ならやはりクレリックを一緒に組ませておきたい。

  • ワーライオン(モラード)の存在
バストリアスで加入するモラードの専用クラスのワーライオンは能力値・スキルこそバーサーカーと変わらないが、
夜間に能力が強化される強力な獣人特性を持っており、単純に上位互換的な性能となっている。
グラディエーター自体が性能のクセが強いクラスなので、プレイヤーの方針次第ではモラードのみを使えば充分でそもそもそのモラードも含めてお呼びがかからないという事も…

複雑な効果のスキルが無いので細かい作戦設定の必要が無く、序盤は初心者でも動かしやすいクラスではあるが、
ストーリーが進んで他の優秀なユニットが加入してくると極端な能力からどうしても扱いづらさが浮き彫りになってしまう。
後半も起用するなら装備品や他のユニットのスキルで、いかに弱点を補うかを考えていく必要がある。

●スキル


アクティブスキル 

  • ワイドスマッシュ
敵1列を斧で薙ぎ払う。
威力150で自身のHPが100%の場合、さらに威力が+50される。
AP消費1で最大打点200という上級職に迫る火力を、下級職の初期スキルで列範囲に叩き出す、グラディエーターの殲滅力を象徴するスキル。
ただし、命中の能力値とこのスキル自体の命中倍率がともに低いので、そのまま使うと空を切ってしまう事が多い。
安定させるならアクセサリーやウィッチの「フォーカサイト」などで命中を補いたいところ。

  • マッシブチャージ
バーサーカーになると習得できる。自身のHPを30%回復し、物理攻撃力を30%アップする。
APを使って回復という前衛職としては変わり種のスキル。自己完結での延命だけでなく高めのバフもついてくる。

  • グランドスラム
バーサーカーになると習得できる。
敵の頭上から飛びかかって地面を揺るがすほどの一撃を放ち、敵全体を攻撃する。
威力は条件を満たした「ワイドスマッシュ」には及ばないものの、チャージ無しの全体攻撃という点は破格。
引き換えにやはり命中不安がつきまとう事と、地面属性なので飛行系に無力な点で釣り合いが取られている。
行動速度も遅めなために先手を取って叩き込むというのもあまり現実的ではない。
他の強力な全体攻撃スキルを押しのけて採用するなら、チャージが不要な点を活かすのが生き残る道か。

パッシブスキル


  • パンプアップ
攻撃を受けた時に発動。
筋肉を盛り上がらせて受けた傷口を瞬時に防ぎ、自身のHPを40%回復する。
回復が本業のクレリックにも劣らないほど高倍率な自己回復スキル。
PPがある限り攻撃を受けた直後に何度でも発動するので、いっぺんに大ダメージを受けない限り崩されないグラディエーターの粘り強さの源。
敵として出てきた場合もコレのおかげでうんざりするほど倒れなくなるので非常に厄介。
シャーマンと組んでこちらの火力が削られていた日には泣きたくなるほど。

  • ワイドカウンター
アクティブスキルで攻撃された時に発動。
敵1列へ反撃する。
PP1で広範囲を攻撃出来るコスパの良さがウリ。
しかしやはり命中倍率が低く、命中を補助する他のパッシブスキルにも頼れないのが難点。
タンクに専念するならPPの温存のためにあえて使わないのも手。

  • バーサーク
バーサーカーになると習得できる。
自身がアクティブスキルで攻撃する前に発動。
PPを全て失う変わりにAPを+1し、一度だけ致死ダメージを受けてもHPが1残るバフを付与する。
耐久を「パンプアップ」ではなく「タフネス」に頼る形に切り替えた上で手数を増やす。
素の耐久が低く、気絶等の行動阻害を受けると回復する間もなく倒されてしまう事もあるため、状況によってはこちらの方が延命に繋がる場合もある。

●キャラクター


  • ブルーノ
悪友であるトラヴィスと共にベレンガリアの組織した三角獣傭兵団に所属していた男。
ベレンガリアが出奔し、トラヴィスも行方をくらました後はその長として団を取りまとめていたが、
ゼノイラの侵攻に抵抗するも敵わず、その軍門に降った。
ブルーノの勇猛な気質を知るトラヴィスは「あいつはそんなタマじゃない」とこれを不審に思い、
取り巻きのゼノイラ兵を蹴散らしてブルーノを問いただしたところ、案の定、支配の術によって操られていた事が発覚。
術を解いて解放軍に協力するよう説得するが、団が解散した混乱の中で何も告げずに
姿を消したトラヴィスに対するブルーノの怒りは根深く、これを拒否する。
しかし、トラヴィスの「俺はお前とバカをやってた時が一番楽しかった」という思い出話と、勝手に団から去った事を
謝罪されたことで考えを改めて加入する。
強面の巨漢でいつも粗野な態度を取っているが、動物を愛する一面を持つ典型的な根は優しくて力持ちなタイプ。
元は海賊の敵キャラとしてデザインされていたが、顔に愛嬌があったので味方に変更された経緯がある。
CVを担当した伊丸岡篤氏の熱演で仲間入り時のムービーが面白おかしい事になっており評価が高い。

「俺はお前と建て逃げしてた時が一番楽しかったよ…この通りだ。悪かったよブルーノ、達者で追記・修正しろよ」

「待てよ。建て逃げってなんだよ!ほとんどお前が言い出しっぺだろ!?」

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最終更新:2025年05月10日 00:53