SCP-1939-J

登録日:2025/03/13 Thu 12:03:04
更新日:2025/04/30 Wed 16:22:21
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SCP-1939-Jとは創作サイトSCP Foundationに登録されたJokeオブジェクト。
オブジェクトクラスPendingである。

概要

このPendingというオブジェクトクラス、保留という意味なのだが
その名の通り「まだどんな性質か見極められないのでわかるまで保留中」を意味する。
つまりは 解明するための研究が継続しているもの に仮置きするということで
研究の結果 わからないということがわかった、既存のどの概念とも異なると判明した 場合はそれに見合うものを充てられる。

つまり何を言いたいかというと、このSCP-1939-Jは まだオブジェクトの性質すらわかっていないということである。

特別収容プロトコル

SCP-1939-Jは可及的速やかに無力化(neutralized)すべきである
しかし現在のところ異常封じ込めは行われていない。

無力化すべきなのに行われていないとはこれいかに?

オブジェクトの解説

SCP-1939-Jはサイト-47の研究員用居住区の6階、ヘレン・キーファー博士の 部屋のベッドの真上にある天井のひび割れである。
おそらく 一か月前に 建物の老朽化、上層の配管の不適切な配置によって発生したと思われる。
キーファー博士の部屋全体に充満するカビの臭いと、ベッドにしたたり落ちる水漏れによって裏付けされている。
これによりキーファー博士は慢性的な頭痛と鼻づまりに悩まされている。

サイト-47内でこういった事象が起きた場合はサイト補修部門に電子メールで天井板の交換と配管補修を依頼することで異常性を修正していたが整備スタッフはSCP-1939-Jについての処置を行っていない。
キーファー博士はその後 4回 に渡って電子メールで依頼をし、一度 補修部門オフィスに私的に訪問して 話し合いを行ったが同様である。

SCP-1939-Jが収容されない現状、サイト-47の備品やスタッフに損害が発生しており
特にキーファー博士はアノマリーがベッドの真上にあるために頭上に水滴が落ちてくる関係で睡眠不足と体調不良に陥っている。
雨漏りによりベッドと枕は使用不能となってしまった。
SCP-1939-Jの発生から一週間後に補修部門からヘレン・キーファー博士に空気入りマットレスが支給されたが、
このエアマットレスは あちこちに穴が空いているため寝具として一晩の使用に耐えず キーファー博士は部屋の床で寝るはめになっている。


このエントリはデータベースに登録できないよ、ヘレン。我々はまだ君の部屋の天井に着手してないからね   -補修部門ディレクター ロバート・ホークス

あら、これでようやくご注目頂けるってわけ?  -主任研究員 ヘレン・キーファー

いじめられてるの?




SCP-1939-J

FIX MY FUCKING ROOF(天井くらいさっさと直して)

追記・修正は一晩野宿してからお願いします。




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最終更新:2025年04月30日 16:22