ドゥリン(原神)

登録日:2025/05/14 Wed 18:43:37
更新日:2025/05/15 Thu 23:16:47NEW!
所要時間:約 5 分で読めます




ドゥリンとは、オープンワールドRPG「原神」の登場キャラクターである。

概要


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魔女R「黄金」レインドットによって創造された人造龍であり、500年前にバルバトスによって討伐された後はドラゴンスパインに眠っている。
強大な生命力とアビスの毒が流れる心臓によって死してなお影響を与えており、この地の魔物は特有の変化が発生している。
彼はモンドの人々と誕生の喜びを共有しようと夢見たが、実際にはモンドを襲う魔龍となっており、夢から覚めたときにはトワリンによって倒される直前だった。瀕死の彼は違う形で出会えたらと思いながら眠りについた。

ドゥリンはレインドットの錬金術の「失敗作」としてモンドに放棄されており、同様に放棄された「原初のアルベド」を飲み込んでいた。原初のアルベドはアルベドの前に作られた失敗作であり、ドゥリンの死体に残る力によって復活していた。
成功作の「アルベド」の存在を知った彼はそれに成り代わろうとし、彼の姿、彼の立場、彼の錬金術を使って成功作を殺そうとした。しかし不完全な印である首の痣だけは模倣せず、これにより結果として旅人に計画を阻止された。
アルベドは自身を「1号」、原初のアルベドを「2号」、そして2号がトリックフラワーで作った偽物を「3号」と定義し、最終的に2号及び3号を討伐した。

シムランカの「ドゥリン」


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現実のドゥリンを哀れんだ魔女M「アンデシュドッテル」は、ドゥリンが幸せな結末を迎えられる童話を制作した。
この物語を気に入った魔女A「アリス」と魔女B「バーベロス」は、Mとともにシムランカとして童話の世界を具現化した。

シムランカでは「悪龍」が住民を攫い街を破壊していた。しかしそれは「呪い」によるもので、悪意ではなく共存できない肉体のせいだった。母であるMは人間だったためすでに亡くなっており、大きな身体と触れたものが積み木に変わる呪いはどうすることもできなかった。
シムランカを訪れた「勇者」笠っちはその境遇に共感を覚え、悪龍ではない彼の本当の名前「ドゥリン」を思い出させた。
勇者の祝福によってシムランカの悪龍は姿を変え、小さく呪いのない「ちびドゥリン」へと変化した。


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ちびドゥリンは笠っちと友人になり、シムランカの住民に謝罪して和解した。アリスの言葉で外の世界に出られることを知ると、ちびドゥリンは笠っちと共に彼の住むテイワットを見に行くことにした。

アリスの招待を受けてシムランカに来たアルベドは、勇者とちびドゥリンを見てある仮説を立てた。シムランカは現実の投影であり、シムランカでの出来事は現実に影響を起こせるかもしれないということだ。

人間の「ドゥリン」

シムランカでの出来事の後、ドゥリンの遺体は活性化しており、2号の死体を吸収したことでそれは急速に進んでいた。
ドゥリンは2号の記憶を読み取り、「自身はR(母)の唯一の子ではない」「アルベド1号を殺せば自らが唯一になれる」という考えのもと、多数の西風騎士になりすましてアルベドを陥れようとした。
しかし計画を見抜いていたアルベドと騎士団の囮作戦によって失敗し、逆にアルベドはある計画を実行することにした。

アルベドの計画とは「ドゥリンを殺す」ことであり、死してなお消えることのないその身体を完全に殺すため、龍でも魔物でもない個体でそれを置き換えることを考えた。その方法としてちびドゥリンを錬金術によって雪山のドゥリンと融合させ、正と負の均等を取れる個体に変えようとした。
魔女会の試練と承認を経て、アルベドは元のドゥリンから心臓を取り出した。材料が揃うとちびドゥリンは魔法陣の上に乗せられ、錬金術が開始された。モンド城が金の光に包まれると、次の瞬間アルベドの執務室には翼と角を持つ人間の姿があった。


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ドゥリンの影響


雪山の生物

ドゥリンの毒によってドラゴンスパイン全体が大きな影響を受けており、そこに住まう生命も独特な進化を遂げた。
枯れていた「冬忍びの樹」はドゥリンの血によって再生し、先述の「原初のアルベド」も復活した。
一方でそれは思考にも影響し、トワリンが「バルバトスに見捨てられた」という考えを抱いたり、影響を受けたモンド人がアルベドを排除するために動こうとした。
旅人はその毒に対し、特別な耐性と浄化作用を持っている。

燃え盛る炎の魔女

500年前にドゥリンがモンドを襲ったことで、モンドは多数の被害を受けた。
当時の騎士であるルースタンはドゥリンを倒すため立ち向かい、ドラゴンスパインで亡くなった。
当時スメール教令院に留学していた彼の恋人「ロザリン・クルーズチカ・ローエファルタ」がモンドに戻った時にはすでにルースタンは亡くなっており、彼女はドゥリンや魔物、そしてルースタンを守らなかった風神を恨んだ。ロザリンは復讐のため魔物を焼きつくそうとし、その姿を見た「道化」によってファデュイに勧誘された。
彼女こそがかつて旅人と戦った執行官、ファトゥス第8位「淑女」である。


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最終更新:2025年05月15日 23:16