アンサー(ギルティギア)

登録日:2025/05/19 (月) 03:15:16
更新日:2025/05/20 Tue 09:48:54NEW!
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概要

2D対戦格闘ゲーム「ギルティギア」シリーズに登場するキャラクターの一人。
ストーリーモードにはXrdの頃から登場していたが、プレイアブルキャラとしての実装は『Rev2』から。

プロフィール
身長:183cm
体重:65Kg
出身:東チップ王国
血液型:A型
誕生日:9月8日
大切なもの:今の生き方
趣味:秘湯めぐり
嫌いなもの:忘れることができない記憶・圏外
CV:関智一

ピッチリキメたスーツと、いかにもニンジャっぽいスカーフが特徴のビジネス忍者。
勝手に国を作ったチップの副官。チップと同じく貧民出身だが、生来生真面目で順応性が高い性質。
ただし真面目過ぎるせいか普通なら気付くような事を見落とす事もあり、時々変なポカをやらかす事も。
直感で行動しまくるチップをフォローするかのように「東チップ王国(申請中)」の事務や外交など多くの仕事を担当し、外交官を自称する事もある。
戦闘中も常に取引先と電話をしており、ダウンさせられようが吹っ飛ばされようが片手を耳に当て朗らかな通話を絶やさない。
姿の見えない電話越しにでもペコペコと頭を下げる様子はまさに日本のサラリーマンのそれである。

上司であるチップの事は基本的に「お頭」と呼んでいるが、チップがあまりに直感的な行動を繰り返すせいで「アイツ」だの「あのバカ」だの毒舌を吐く場面も多々。
しかしこれらは気が知れた仲だからこその悪態であり、チップの善性に対する強い信頼が根底にある上での態度である。
…であるが、チップの直感があまりに的中するせいで逆にドン引きする事はある。

一度見聞きした事を絶対に忘れない能力を持ち、「人間データベース」とも呼ばれている。しかしアンサー本人はこの能力の事は嫌い。
チップ達ほどの能力を持つかは不明だが、「気」の使い手でもあるらしい。

テーマ曲は『enough is enough』。恐らくチップの元ネタでもある「Enuff Z'nuff」が曲名の由来だろう。


ゲーム中の性能

移動力と手数に優れたスピードタイプのキャラ。
それに加えて各種設置技からのトリッキーな移動や攻め込みを可能とするテクニカルキャラでもある。
特に「麟技の書」(後述)を貼ってからの攻めは中段・下段・めくりにコマ投げ、暴れる相手には当身もあるなど非常に多彩。
これらを駆使して相手を幻惑していくのがアンサーの主な戦い方となる。

欠点はそれ以外の長所があまり無い事。
攻め手が多彩とは言え一部崩し手段は正直そこまで強力でもなく、色々やったはいいが結局リターンに結びつかないケースも珍しくない。
そして全体的に火力が控えめなせいで、崩したところであまりリターンが取れない事もしばしば。
先述した多彩な攻撃手段が発揮できるのもまず「設置技をしっかり設置して」「設置技を使いこなして」ようやくであるため、素の状態だと強みを発揮する事もまず難しい。

また攻めはまあまあ得意なアンサーだが防御面は壊滅的。
切り返しに使えるのは当身技ぐらいで、安定した反撃手段はガーキャン&バーストといった共通システムのみ。一応無敵付きの覚醒もあるがかなり使いづらい物である。
根性値が0なのでチップほどでないが防御力も脆い部類で、一旦守勢に回るとダメージレースを一気にひっくり返されがち。
要するに優れた移動面と引き換えに守備力が壊滅的なあたり、このお頭にしてこの配下ありである。

総じて「色々できるが勝利に結びつかない」という要素が強く、だいたいは弱キャラ、高く見積もってもせいぜい中の下ぐらい…という評価になりやすいキャラ。
もちろん先述した確かな強みも存在するので、アンサーに対し苦手意識を持つプレイヤーも居れば、アンサーを使いこなす強豪プレイヤーも存在する。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

必殺技

▼ビジネス忍法・(まき)()() (236+S or HS)
前方の地面目掛け、相手に名刺を投げつける社会人としてのアイサツ。投げつける?
S版は近め、HS版は遠めに攻撃。一瞬で地面に突き刺さるため途中の軌道は見えないが、しっかり攻撃判定のある飛び道具である。
発生はやや遅いが、出てしまえば長距離攻撃として非常に優秀な技。特に黄色ロマンキャンセルと併用すれば相手に近付く上でもたいへん有用。
また名刺が突き刺さった状態だと下記派生技に派生可能。でも両方そこまで優秀ではないので名刺だけ投げて終わりでも良い。

▼ビジネス忍法・雲隠れ (22+S or HS)
名刺のある場所を対象にワープ。
発生は早いが硬直が長く、相手に近付く目的で使うなら黄キャン必須。
ゲージが無いならドロンと逃げる時以外にはあまり使いたくない技。
名刺が刺さってなくても出せるが硬直するのみである。

▼ビジネス忍法・()(けん)(しゃ)(にん) (421+S or HS)
名刺のある場所に自分の分身を派遣。上昇ながら斬りつけ攻撃する。
ヒット時浮かせ効果があり、硬直差もなかなか優秀。しかし事前に名刺を設置する必要がある上、名刺の真上にしか攻撃しないのがネックだった。
その後アップデートにより相手の位置をある程度サーチするように変更。飛び道具としてそれなりに使いやすくなった。
場合によってはコンボに組み込む事も可能。

▼インテリ忍法・(りん)()の書 (214+P or K or S or HS 空中可)
空中に稟議書…稟議書?掛け軸のような札を設置する技。
アンサーの現在地を基準に2枚、押したボタンによって異なる配置で設置する。画面上に設置できるのは最大4枚。
これ自体には何の攻撃判定も無く、下記「凡虚待」で使用。

▼インテリ忍法・(はん)()(まち) (方向入力ニュートラルの状態で麟技の書に触れる)
「麟技の書」に張り付き空中に浮かぶ技。
近くでニュートラル入力さえすれば本当に状況は問わないので、6HSで跳び上がってそのまま張り付くなんて事も出来る。
なお張り付いた直後は9F目まで打撃無敵があり、これで相手の対空をスカす等の小ネタもある。
ここから以下の必殺技に派生可能。

また「凡虚待」の派生技で移動した先に「麟技の書」があった場合、再びニュートラル入力で張り付く事が出来る。
(例えば「雨降り」で落下した先に「麟技の書」があれば「雨降り」をキャンセルして張り付く事も可能。)
一度「凡虚待」を終えた「麟技の書」は消滅する。

→インテリ忍法・空蝉 (「凡虚待」中にP、もしくは22+P(空中可) )
攻撃してきた相手に対し代わり身の術を使用、真上にワープして踏みつける当身技。
「1Fから当身判定発生」「投げ無敵」「下段無敵」と当身判定そのものはめちゃくちゃ強い…
が、当身成立時に相手を行動不能にしてくれず、反撃部分を普通にガードされかねないため微妙に頼りにならない技。
しかも攻撃判定の発生も割と遅い。あと当然ながら当身成立を失敗した場合はそれなりの硬直が発生するので注意。
とは言え当身判定は優秀な事もあって狙いどころはそこそこある技。
「凡虚待」中に出した場合と22+Pで出した場合の性能差はそこまで無い。硬直差が違う程度。

→インテリ忍法・(あま)(くだ)り (「凡虚待」中にK)
そのまま真下へと急降下する物理的天下り。上段技だが場所によってはめくりとして機能する。
ガードされてもほぼ5分~微有利。低い位置で当てればそのままコンボ可能。
「武者鎖火」の後急降下するために使用される事も多い。

→インテリ忍法・疾脚 (「凡虚待」中にS)
急にワープして地上に現れスライディングをかます物理的失脚。
幻惑効果の高い下段技だが発生がすごく遅い。見てからしゃがまれる可能性が割と高め。
「凡虚待」後の下段技はこれしかなく、後は上・中段の打撃しかないせいで「アンサーが浮いたら立ちガードしときゃいい」などと言われがち。
またガードされた場合も非常に硬直が大きく、余裕で確定反撃を食らう。
普段使いする技ではなく、表裏めくりを警戒し上段ブリッツシールドを張った相手の硬直を狙う技。
ヒットした場合はダウンを取れるし、もしカウンターヒットした場合はコンボに移行可能。
逆に言うとゲージを吐かない限りダウンしか取れないので、やはり立ちガード安定とも言えてしまうが…。
攻撃判定が出る前に黄キャンして地上にワープするためだけの技として扱い、その後別の行動で崩すのもアリ。

→インテリ忍法・()()()(たき) (「凡虚待」中にHS)
前方に跳び上がりつつ手刀を振り下ろす中段技。
攻撃判定が大きいのでめくりとしても使えるが、ヒット後は移動先に「麟技の書」が無いと特に何も繋がらず、無理矢理伸ばすならロマキャン必須。
ガードされてもお互いほぼ5分。
空中ヒット時にダウンを奪える事からどちらかと言うとコンボの〆用。

→インテリ忍法・()()()() (「凡虚待」中にD)
D入力時に方向を入力している場合はその方向へ、ニュートラルの場合には「麟技の書」へ自動的に向かうムササビの術。
高速移動中には攻撃判定もあり、ヒットすれば相手が浮くためコンボにも立ち回りにも大活躍。
また「武者鎖火」後は(近くに「麟技の書」が無くても)他の派生技で硬直をキャンセルする事も可能。
相手を幻惑するためのアンサーの主力技。何なら「凡虚待」した後はほぼこればっかりやるまである。
ただこれでコンボを繋げるにはある程度「麟技の書」の設置状況を見る必要があるため難しい。
あとこれも上段技なので上段ブリッツシールドで対処されると割としんどい。

→解除 (「凡虚待」中に22)
文字通り「凡虚待」状態を解除する技。解除後はそのまま空中行動に移れる。

冽掌(れっしょう) (46+P)
ほぼチップの冽掌と同じ。踏み込みながら掌打で攻撃する技。
ガードされてもほぼ微不利で済むためガトコンからの入れ込みで出しやすいが、逆に言えば入れ込みを読まれやすいので要注意。
相手が遠くにいる場合は名刺投げでも良かったりするので、使い分けていこう。
もちろん中距離の相手に対し冽掌でコンボを繋ぎ、そのままロマキャンで追撃といった使い方も有用。

▼インテリ忍法・(けい)()落とし (623+K)
経費と言うよりいずな落とし。
非常に威力が高く、崩しからリターンを得るのが苦手なアンサーにとっては是非とも狙っていきたい技。
である以上、当然狙ってくるだろうなと相手に警戒されやすい技でもある。
ロマキャンするとさらなる追撃も可能。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

覚醒必殺技

▼デッドストック忍法・()()(まき) (632146+S or D S版のみ空中可)
飛び道具判定の名刺をバラ撒いた後、巨大シュリケンで〆る覚醒技。
一応D版には無敵があるものの攻撃判定の発生までがやたら遅く、生でぶっ放す事はまず無い。
アンサーの真上にのみ素早く発生する攻撃判定があり、また画面端でなら技後も追撃可能なので、特定のコンボルートで使うことがある。
空中版では斜め下に名刺を投げまくる挙動に変化。対空潰しに使えなくもないが…こちらも生で出す事は基本的に無いだろう。

▼ビジネス奥義・(じん)(かい)(せん)(じゅつ) (236236+K)
突進攻撃の後、分身たちで巨大手裏剣を形成し突っ込む技。
発生が速くコンボからつなげやすい上、移動距離が長いのでとりあえず相手を端に追いやるのに使える。
火力を伸ばしやすい「婆羅撒」、汎用性の高い「塵芥旋術」といった感じ。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

一撃必殺

▼口寄せ・大型(しん)(じん)
大型新人を呼び出して飲み込ませてしまう一撃必殺。
他のキャラにおいてもただでさえあまり使わない一撃必殺技だが、アンサーのは特に発生遅いわリーチも短いわで見る機会は稀。













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最終更新:2025年05月20日 09:48