登録日:2025/12/18 Thu 20:16:50
更新日:2026/08/01 Sat 17:36:20
所要時間:奥さん、これは約 10 分で読めますよ!
午後は○○おもいッきりテレビとは、1987年から2007年まで日本テレビで放送されていた平日お昼の帯番組である。
本項では後継の「おもいッきりイイ!!テレビ」についても一部解説する。
概要
タレントや文化人といった複数のゲストをコメンテーターとして招き、様々な生活情報を紹介・提供をメインに据えた生ワイド番組である。
裏番組の『
笑っていいとも!』(
フジテレビ)とは真逆に中高年層をターゲットとした内容が視聴者に大いに受け、平成以降平日のお昼といえばこの2番組が王者として君臨する時代が長く続いた。
また、2代目司会を務めたのみのもんたの知名度を上げ、氏の司会者としての地位を盤石にした番組である。
「みのもんたの番組=おもいッきりテレビ」というイメージは強く、番組の略称として「みのもんたの番組」「みのさん」で通じたほか、みのもんたのモノマネと言えば本番組を題材にすることが殆どだった。
アニヲタ諸君の中にも「いいとも」→「ごきげんよう」終わりで後述する電話相談を見ながら大人の世界の複雑さを知った人も少なくないだろう。
裏番組の「いいとも」と異なり司会者は毎年夏休み期間が設けられており、その週は日テレ他番組の司会や日本テレビアナウンサーが代理司会を担当していた。
番組のテーマ曲および各種ジングルは宮川泰が担当。宮川はコメンテーターとして出演する機会も多かった。
歴史
元々この時間帯は『お昼のワイドショー』『ごちそうさま』、読売テレビ制作の『2時のワイドショー』、『酒井広のうわさのスタジオ』等様々な番組が名を連ねていたが、1980年代後半以降は「いいとも」の台頭で苦戦を強いられていた。
そのテコ入れとして「この枠をラジオのワイド番組のように統合する」との発想から生まれたのが当番組で、番組タイトルも「それまで細切れになっていた枠を思い切って一つにまとめてしまい、 緊急ニュースにも迅速に対応しよう」という発想から名づけられたものである。
1987年10月改編から番組開始。初代司会に山本コウタロー、アシスタントに泰葉を迎えた。
当初は12:00~15:45までのほぼ4時間番組で、内容も最新のニュースや生活・トレンドの情報、芸能ニュースがメインだったが、スタッフからの反発も多く視聴率は低迷。1988年10月から15時台に放送していた芸能ニュースを再び単独番組にして放送時間が13:55までに短縮された。
この時期からテコ入れが本格化し、泰葉の代わりに元テレビ岩手アナウンサーの高橋佳代子がアシスタントに就任、みのもんたもコーナーレギュラーとして出演を開始した。
1989年3月に山本が参議院選挙出馬のために降板。同年4月からみのが司会に就任しこの体制が最終回まで続くこととなる。
この時期から健康・生活情報をメインとした内容に変わり視聴率が急上昇し、1990年代以降は「いいとも」に代わって時間帯別首位に立つことも多くなった。
長らく日本テレビの長寿番組として親しまれていたが、2005年にみのが平日朝の帯番組『みのもんたの朝ズバッ!』(TBSテレビ)の司会に就任すると陰りが見えだし、『朝ズバッ!』の評判の悪さもあってかこの時期から様々なメディアでみのの健康問題
や影武者説から
打ち切りが囁かれ出した。
テコ入れとしてゲストの若返りや地方収録の実施、新コーナーの導入などを図ったものの状況は好転とはいかず、加えて2007年に発覚した『発掘!あるある大事典』(関西テレビ)のデータ捏造事件の余波で、健康情報をメインとしていた本番組もバッシングの標的となってしまう。
こうした情勢の変化を受けて2007年3月に「おもいッきりイイ!!テレビ」としてリニューアル。現在の11:55スタートになったのはこの時からである。
リニューアル後はみの以外の出演者を一新したほか、健康情報の取り扱いを縮小し、それに限らない生活情報を増やしたり芸能ニュースも再び扱うようになり、2009年3月まで続いた。
主なコーナー
ここでは1989年以降のものを記述する。
オープニング
スタジオで挨拶を行いゲストコメンテーターを紹介。
そのあと、特集の冒頭部分を紹介しつつ0:15分頃にお天気カメラの映像(江の島や山下公園など)をバックにタイトルとテーマ曲が流れ、本編に入る。
末期にはここに脳トレや街角中継コーナーを編成することがあった。
特集
番組メイン企画で、ラテ欄に載るのはだいたいこの部分。
前述した通り健康・生活情報をメインとしており、とりわけ健康にいい食材をフィーチャーすることが多かった。
健康情報については医学博士監修に加え、全国の学会にスタッフを派遣したうえで特集を組んでいたという。
本項で取り上げられた食品が放送後即日完売・品薄になることも多い一方、特定の食材ばかりをセンセーショナルに祭り上げるスタンスは「あるある~」同様批判の的になることが多く、「みのもんた症候群」と呼ばれることもあった。
非食品系企画では「節約」「家事」「ダイエット」「ボケ防止トレーニング」も定番だった。
このコーナーでは大体「めくり」というシールで重要なワードが隠されたフリップをみのがその都度剥がしながら進行していた。今では各局の情報番組で巨大なボードを使ってニュースを解説する時におなじみの小道具だが、実はこれを最初にやり出したのが「おもいッきりテレビ」だった。
みのは司会業に加えて家業の水道メーター会社・ニッコクの社長業、それに銀座や赤羽へ飲みに繰り出したりと多忙だったため、打ち合わせが出来ずに本番が始まる時もあったという。その時にこのフリップとみのの巧みな話術が組み合わさる事によって、内容を把握してなくてもそうは見えないようにさせる事が出来たのである。そして『朝ズバッ!』でそれを巨大化させたのがあの「8時またぎ」や「けさの顔」でお馴染みだったボードである。
あなたの知らない世界
特集枠を使って毎年夏休み頃に放送されていた企画で、前番組「お昼のワイドショー」からの続投企画でもある。
一般視聴者らが体験した恐怖・心霊体験を再現ドラマや取材などを交えて検証するもの。
解説者として放送作家兼日本心霊科学協会理事の新倉イワオが毎回出演していた。
1997年に廃止されたが、2005年に1度復活している。
このコーナーが放送される週は決まってみのが夏休みを取っていた。
ごちそうさま
本番組開始前から放送されていたグルメ・料理番組で、味の素の
一社提供。
1997年に発覚した味の素の総会屋への利益供与事件の影響で、翌年3月に打ち切りとなった。
番組の詳細は一社提供の項目を参照。
きょうは何の日
13:05ごろから放送されていたコーナー(「ごちそうさま」終了後は若干開始時刻が繰り上がった)。
タイトルの通り、その日起きた出来事をVTRで紹介するもの。番組の第1回から最終回まで続いた。
三陸鉄道の開業を取り上げたときは、当日のニュースに出演していた高橋のお宝映像が紹介されたこともある。
単純かつ知識になる企画だからか、番組終了後も後継番組の『DON!』までコーナーが継続した。
ちょっと聞いてョ!おもいッきり生電話
13:20ごろから放送されていたコーナー。
視聴者とみのもんたで電話をつなぎ、生放送で様々な相談に乗るもの。
前半は相談内容を聞きだし、CMを挟んで後半にコメンテーターから意見を貰いまとめるのが基本の流れだった。
主な相談内容は嫁姑問題や夫の浮気、ご近所トラブルといったものが多く、みのが相談を聞く裏側で高橋がホワイトボードに内容と相関図を即座に書き出す職人技を見せていた。
時折
みのやコメンテーターが相談相手にブチ切れることも珍しくなく、その際他のコメンテーターがなだめるシーンもあった。
「おもいッきりテレビ」と言えばこのコーナーを思い浮かべる人も多く、アデランスでこれを模したタイアップCMが放送されたほか、「
とんねるずのみなさんのおかげです」で木梨憲武がみのに扮したパロディコントが製作され、みの本人がゲスト出演したこともある。
一方、後述する飛び降りポイントであったため、このコーナーを知らない人もいたりする。
情報特急便
終盤のニュースコーナー。
担当は日本テレビのアナウンサーまたは報道局員だった。
一番有名なのが久能靖アナウンサーで、コーナー終盤にほのぼの系ニュースを伝えたのち、しょうもないダジャレで締めるのが毎回のお約束だった。
因みに本コーナーのキャスターは、後続のワイドショー『THEワイド』のニュースコーナー『NEWS撮って出し』のキャスターを兼任しており、『おもいッきりイイ!!テレビ』以降もニュースコーナーのキャスターが『情報ライブ ミヤネ屋』のニュースコーナーを兼任する形式が長らく続いていた。
改編期にはラストに新ドラマや新番組・特番のお知らせが組まれ、時折出演者が宣伝ゲストで登場することもあった。
みのはこのコーナーでは終盤からの出演だったが、2000年代後半以降は『朝ズバッ』に出演するようになった影響もあってか当初から出演しニュースに関してコメント(というよりは加害者に対する攻撃)する例も多く、それに際して共演者がフォローする場面も見られた。
余談
番組の人気から書籍などのメディア展開がなされたが、2002年10月には特別企画として「みのもんたの人生相談デカ〜おもいッきりテレビ殺人事件」なるテレビドラマが製作された。
これは番組の生放送中に殺人事件が起こり、それをみのと高橋が解決するというもの。
毎年初夏~夏ごろに
読売ジャイアンツが主催していた
プロ野球札幌シリーズ開催日は、中継を行う関係から番組が13:20で切り上げるのが恒例となっていた。この体制は2002年まで続いた。
なお、日テレ系のうちABS秋田放送・YBS山梨放送・FBC福井放送・JRT四国放送は開始当初は編成の都合上13:20までで飛び降りていた。これでは〇〇おもいッきれない
その後2007年4月よりこれらの局でも最後までネットされるようになった。半年後に番組が終わったが
番組スタジオには一般人の観覧ゲストを招いて放送していたが、特集で出されたクイズに答えたりみのと会話した流れでテレホンカード→図書カードが貰えるのがお約束だった。また、時折
修学旅行などで観覧に来た学生がスタジオに来ることもあり、その時にもみのは2・3問ほど質問を投げかけた後に引率者含めた全員に景品を渡すのがお約束となっていた。
お嬢さん、今日はですね、健康寿命が大幅に伸びる秘訣を紹介しますよ。
(フリップを出しながら)寿命が延びる秘訣はこちら、それは
(べりべりっ…)
「アニヲタの追記・修正」
これが秘訣なんですよ、お嬢さん。
- 今日は何の日、フッフー♪ -- 名無しさん (2025-12-18 20:22:36)
- お医者さんが「なんで自分の言うことを聞かないでみのもんたの言うことを信じるんだよ…」と嘆かせ「みのもんた症候群」なる言葉を生み出した番組 -- 名無しさん (2025-12-18 20:58:02)
- みのもんた氏はこれで昼の顔だったからサスペンスドラマ「和田アキ子殺人事件」で「日曜の昼だけアッコにおまかせがあるせいで生放送のレギュラー番組がない」という動機の犯人だったんだよな -- 名無しさん (2025-12-18 21:14:33)
- ↑2マジでみのもんたの一言で色んなものが店先から消えた時代あったからなあ…あとあるあるのマチャアキも -- 名無しさん (2025-12-19 00:23:39)
- ↑2覚えてるわそれ。いくらなんでも身勝手すぎるよな…まあフィクションだし何とも言えんが -- 名無しさん (2025-12-19 07:46:32)
- 地方だと生電話がないんだよなぁ -- 名無しさん (2025-12-19 12:09:09)
- 他に全国の元気なお年寄りを取材してリスペクトするコーナーも印象に残る -- 名無しさん (2025-12-19 12:16:25)
- あなたの知らない世界は当時幼稚園児とかだったからか人生一怖かった心霊番組と思ってる -- 名無しさん (2025-12-19 13:05:30)
- みのさんが元締めで、出演者が仕掛人の裏の顔持つ2時間ドラマあったよね -- 名無しさん (2025-12-19 13:38:26)
- とんねるずと言えば『みのもんたの逆襲』もだね -- 名無しさん (2025-12-19 19:40:26)
- あなたの知らない世界はガチで少年期のトラウマ -- 名無しさん (2025-12-19 21:51:56)
- 夏休みと言えばあなたの知らない世界!今は亡き婆様と茶の間で見てたが滅茶苦茶こわかった記憶ある。 -- 名無しさん (2025-12-20 00:44:16)
- おもいッきり生電話は深刻な相談内容が多かったが、時々「主人が家のそこら中に鼻くそを付けて回るので困る」みたいな脱力する相談もあったりして面白かったなw -- 名無しさん (2025-12-20 00:50:57)
- 一番↑ 懐かしいそのフレーズ!良く見てた! -- 名無しさん (2025-12-20 16:34:09)
最終更新:2026年08月01日 17:36