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打ち切り(テレビ番組)

登録日:2018/09/03 Mon 19:21:13
更新日:2026/10/04 Sun 12:54:32
所要時間:約 193 分で読めます





「人類の毛の自由と平和は、必ず守って見せる!」

「みんなー、元気でねなのらー♪」

「えぇーーっ!? ここで終わりー!?」


この項目では、テレビ・配信番組における打ち切りについて、その背景事情や具体的な様相について紹介する。

以下に関しては別項目を参照。




【概要】

テレビ番組の放送期間については、例えばアニメやドラマは最初から「1クール13話」「1年間で4クール52話」等と期間・回数が決まっているものが多い。
一方でニュースやバラエティ、映画等は「いつまで放送するか」が決まっていない事が多い。

前者の場合、当初の放送予定よりも短期間での放送終了は「打ち切り」となり、大変不名誉な事とされる。
逆に後者の場合、終わり処の見極めが非常に難しいためいかに人気番組であってもその最後は「打ち切り」と呼ばざるを得ないものが多い。

アニメは1990年代辺りまでは1作品2クール(半年)の作品が多く見られたが、娯楽の増加や製作費の高騰も相まってか、2010年代以降は1クール(3か月)放送した後に一度別の番組を挟んでから、2クール目に入るという「分割クール」の傾向が増えた。

番組の質が高くても、延々と続けたがためにマンネリ化・ネタ切れが指摘され、後述する視聴率不振になる事もある。一概にマンネリ=悪いとも言えないものの、視聴者層の高齢化や世代交代で需要が低下するパターンも。
そういう場合は改編の半年前位に終了が告知され、終了記念企画(豪華ゲスト、過去企画の復活等)を行い、視聴者側にも充分な心の準備を持たせたうえで最終回が作られる。

バラエティ番組等でも「ビッグネームが出てたりセットが派手だったりなど、明らかに大きな予算が掛かっている」「内容が多数回の放送を前提としている」など明らかに長期放送を見込んだ作品が、短命で終わる事も時々見られる。その場合は単に「失敗」など直接的にネガティブな言葉で表される。
更に言うと、その打ち切り後にひっそり始まった番組が思わぬ人気を博し長寿番組となるのもよくある話だったりする。

なお、この記事で扱う「打ち切り」は、地方局で遅れて放送されたものが編成の都合で打ち切られた場合は含まない。それはアニメ過疎地域等の問題である。

【視聴率低迷による打ち切り】

最も多いパターン。
民放は基本的に他社のCMを流してスポンサー料を貰うのが収益の1つとなっているが、そもそもCMの目的は「多くの人にCMを観て貰い、自社の製品を知って(買って)もらう」事。
故に視聴率が低い(=CMも見られていない)と判断されればスポンサーが撤退してしまう事があり、結果的にその番組で収益を上げるのが困難になって打ち切りとなるのである。

ただし、関連商品の売上が良かったりスポンサー側が辛抱強く番組続行を要請したりする等、スポンサーにとって気にならない事情があれば、どんな低視聴率でも売上がある限り継続となる例がある。
もちろんその結果が奇跡の大逆転か、醜態を晒し続けた末の無残な失敗なのかは、その時点で誰にも判らないが……

かつて視聴率において、録画勢は基本的にCMを飛ばすため意味がほとんどないとされていたが、レコーダー付きテレビ受信機の普及もあり、2016年からはオンエアから7日間(168時間)以内に録画再生で視聴された割合を示す「タイムシフト視聴率」の調査が開始された。
また、2010年代以降は動画配信サービスの台頭もあり、民放でも2015年からテレビ番組の見逃し配信サービス「TVer」を開始した。
これらの状況の変化で2020年4月からテレビ視聴率の調査方法が一新され、民放が重視する視聴率が「世帯視聴率」から「個人視聴率」に変化した。
これに伴い、テレビ朝日を除く*1各局では購買・消費意欲の高い13~49歳層の個人視聴率を「コア視聴率」と呼んでこれを重視する様になり、世帯視聴率が高くても個人やタイムシフト率が低く、視聴者層が高齢者に偏った番組を打ち切る*2例が増え、NHKもこの方針を取る様になった*3。
TVerの普及後はテレビ局側もTVerの再生回数を指標とする事が増え、2025年からはこれを視聴率に編入。民放連側も定例会見で「もはや世帯視聴率は時代にそぐわない」という見解を示している。




【路線変更絡みの打ち切り】

視聴率不振に陥ると、打ち切りの前にしばしば行われるのが路線変更である。
現在の路線は視聴者にウケないと判断され、テコ入れとして新しいコーナーを設けたり番組の特色を変更したりする。とはいえ全く新しい事を行って視聴率が回復する保証はないという理由から、一度成功した番組の二番煎じと化す事が多い。
しかし多少なりとも不評は改善されても、それまでの悪印象を打ち消して人気作となる成功とまではいかず、結果として少数派とはいえ旧来のファンからも見捨てられ、打ち切りとなってしまうのはよくある話である。

昭和の特撮番組に顕著で、『ウルトラマンレオ』(1974~1975)、『仮面ライダーX』(1974)、『ブルースワット』(1994~1995)等が有名か。*13
特に、『ジャッカー電撃隊』『シルバー仮面』『マイティジャック』等、「高学年・大人受けを狙ったが失敗して王道的な子供向け路線に変更、評価は上がったが打ち切りは免れず」というパターンが多い。
この辺りは路線変更(特撮)の項目も参照。

保守思考が根強いヲタク界隈では、路線変更は基本的に評判が悪い。平成以降の著名な例として、
  • 路線変更を決定して製作、4クールを放送しきった『仮面ライダー響鬼』は「路線変更さえなければ……」「響鬼は前半まで」という評価が一時期幅を利かせる。
    • 路線変更に対して怒りを抑えきれなかった主演俳優の細川茂樹が、後半のメインライターである井上敏樹が書いた最終回脚本を書き直すという異常事態を招いた。
  • 逆に路線変更を拒否して3クールに放送短縮(事実上の打ち切り)を決めた『ウルトラマンネクサス』は、それによってストーリー面・アクション面でも質が上がった点もあって、新旧問わずファンから「よくぞ路線変更せずに作り上げた」という評価が一般的になった。
    • 脚本を手掛けた長谷川圭一曰く「放送短縮が決定した時点で、脚本:村井さだゆき、監督:阿部雄一(現・アベユーイチ)による第4クールの回がクランクイン直前だった」らしく、後に未放映のエピソードやお蔵入りとなったプロットの一部も公開されている。
……というものが挙がる。

ただ、「路線変更は改悪」と決めつけるのは良い判断ではない。
例えば初代『仮面ライダー』は初期の怪奇路線を転換した事で、後述の『ルパン三世』は第2シリーズから子供向けを意識した事で、どちらも現在まで続く人気シリーズとなったのだ。バラエティ番組でも『新しいカギ』『Qさま!!』等はその良い例だろう。




【不祥事による打ち切り】

不祥事が発生した番組は多くの場合あっという間に打ち切られる。
内容は様々だが、やらせや捏造や盗作の発覚、出演者やスタッフ・芸能事務所の不祥事や軋轢、収録中の事故、その他視聴者からクレームが多数寄せられてそれが概ね事実だった場合等々。
ただ、死亡事故等の大事に発展せずに済んだ場合、元の番組が打ち切られても関連番組の放送は継続されたり、問題個所の対策を強化した後継番組や復活版が作られたりする例はある。
また、ドラマや映画の場合は「不祥事を起こした人物の出演部分を削除」「キャラクターはそのままに演者を交代」等の措置が取られるケースがある。
演者側の不祥事の場合、特に該当人物の色が濃い冠番組等の場合は番組の根幹が揺らぐ事から打ち切りを余儀なくされ、それが報道・情報系の番組であれば当人のみならず家族の不祥事すらも打ち切り要因となり得る。

幸いにしてサブカル作品とはあまり縁のない打ち切り理由だが、主演の杉浦太陽が誤認逮捕された『ウルトラマンコスモス』(2001~2002)はかなり危なかった。

やはり不名誉な理由であるために、この類のものはそれまでの内容に関わらず叩きの対象にされ易い。
背景には「過剰なまでの視聴率追求」「局側のチェック体制の不備」「プロダクションへの丸投げなど杜撰な制作体制」が報じられる事が多く、それがずっと繰り返されているため自浄能力作用が無いと見られている事も叩かれ易い一因。
中には「話は良かったのに」と擁護される事も無い訳ではないが……




【とばっちりによる打ち切り】

その番組自体に罪はないが、実際の事件と勝手に結び付けられる、あるいは別の問題とこじつけられて非難の対象にされるというはた迷惑なパターン。
必殺仕置人殺人事件(1973)など大昔から存在するが、近年は深夜アニメ等のオタク向けコンテンツが非難のやり玉に挙がり易いため恐ろしい。
影響が皆無とまでは言わないものの、コンテンツが膨大に存在する昨今、「一切ゲームもマンガも所持せずアニメも見ない」人物の方が希少になりつつある。
なおこのパターンの場合、後に許されて後継番組の制作が行われたり問題のシーンを上手く誤魔化したりして再放送等が行われるケースもちょくちょくある。
ちなみに騒がれていないのに打ち切る等に走るのは、念のために予防線を張っておくという意味合いが強い。




【製作の都合による打ち切り】

ここまではテレビ局側が放送を中止するパターンについて述べたが、逆に番組制作側の都合で制作を続けられなくなってしまうもの。
制作会社の経営不振や倒産、主要スタッフ(特にディレクターやプロデューサー)や関係者の退社・蒸発等もある。
倒産等で制作会社が消滅した場合、権利関係の問題で映像ソフト化が難しくなる。
それ以外では制作費の高騰が挙げられる。特に「出演者のギャラが高騰しすぎた」という例が多く、海外ドラマでシリーズ作品終了のきっかけは大抵がこれ。日本では一部バラエティ番組がこれが原因で打ち切られる事がある。




【出演者の都合による打ち切り】

上の亜種であり、番組の核となる主演が出演出来なくなるため視聴率等に関係なく打ち切られてしまう。
その一方、番組出演者が撮影中・出演不能になっても終了しない事も結構あり、アニヲタ的には初代『仮面ライダー』での仮面ライダー1号出演不能→仮面ライダー2号登場→1号復帰が分かり易い例。
他には『渡る世間は鬼ばかり』は「岡倉夫妻と娘たち」が主人公なため、夫妻が他界しても物語は続き、それどころか脚本家が亡くなってもAIに書かせた新作が作られた他、1974年のNHK大河ドラマ『勝海舟』では当初主演だった渡哲也が急病により降板後、松方弘樹が代役を務めた例も。

それ以外だと、出演タレントが所属していた芸能事務所から独立した際に前の事務所がテレビ局に働きかけ、レギュラー番組が軒並み打ち切られる事がある。*36
例として、元SMAPメンバー3名(香取慎吾・草彅剛・稲垣吾郎)がジャニーズ事務所退所後、長寿だった「『ぷっ』すま」を筆頭とした番組が続々打ち切られる事になった。この件で香取は後日配信番組で「独立するとこんなにテレビに出られなくなるのか」と心境を暴露して話題となった。




【スポンサーの都合による打ち切り】

民放局で稀に発生する事態。番組のスポンサーが撤退してしまうパターン。
主に「スポンサー企業の経営方針の変更や経営不振」「関連商品が売れずCMの効果が見込めない」「不本意ながらスポンサー企業が不祥事を起こしてしまい、番組及び企業のイメージ悪化を避ける」等が理由として挙げられる。
とはいえ複数社提供が基本となった現在では、1社提供の番組が多かった頃よりは発生率は減った。
『ズバット』や『レイズナー』の様に視聴率は良かったが、関連商品の売り上げ不振による打ち切りなんて事も。




【ネットチェンジに伴う打ち切り】

地方の民放局ではテレビ黎明期から平成初頭までの間、非常によく見受けられたパターン。
地方民放局は最初の1〜2局目が開局する時、複数のキー局のネットワークに加盟してそれぞれの系列から番組を放送するクロスネット局でスタートする事が多く、後年新たに単独ネットする系列局が開局した際、既存局から系列キー局や準キー局が制作していた番組が新規局へと移籍するため打ち切りとなる。
この場合、基本的にそれまで放送していた局としては打ち切りとなっただけで、新たに開局した系列局が放送を引き継ぐので、一時的に見られなくなるケース*56はあっても、エリア全域で全く見られなくなるというケースは殆どない。
更に、新規開局時のエリア内ネットワーク網の薄さを加味し、スポンサーからの意向があった場合には開局後直ちに移行せず半年〜1年程度既存局での放送を継続する例もあった。
一方、局の方針や編成の都合から新規局への移行も既存局での継続も叶わなかった場合、番組単位では文字通りの打ち切り、つまり終了となってしまった例もある。
そして本項で紹介するケースの場合は、上記のパターンとはまた違う「既存局同士の系列交換」や「既存局の一存による系列変更」に伴って起こった物となっている。




【サービス終了に伴う打ち切り】

番組を流すチャンネルそのものが運営終了するというあんまりなケース。
2000年代以降は新たにCS放送局が多数開局したが、小回りが利く一方採算面では地上波以上に厳しいため、開局から10年持たずに放送終了する例も少なくない。
近年は前述の様に動画配信サービスが普及したが、サービス自体も過当競争になりつつあるため、今後オリジナル番組についてはサービス終了→打ち切りでそのまま封印作品となってしまうリスクも生じる様になった。
『内村さまぁ~ず』の様に、配信先を転々としながら継続する番組も無くはないが……




【お色気番組の打ち切り】

テレビ黎明期から深夜帯は様々なお色気番組が放送されてきたが、現場や視聴者に好評でもPTAや局の上層部からはあまりいい顔をされず、低俗番組とクレームが入って番組終了、あるいはネット打ち切りとなった番組も数多い。
一方在阪局の様に「エログロは麻薬の様なもの、一度手を出すと過激な映像を求めてきりが無くなってしまう」との判断から制作・ネット受けをしなかった例もある。

1980年代後半以降になると女性の社会進出や風営法の大規模な改正という社会情勢の変化から、深夜番組も女性層を重視する様になり、視聴率を度外視したマニアックなバラエティや若者向けのドラマといった現在の路線へシフトしていき、お色気番組はそのほとんどが姿を消した。
とはいえテレビ東京やサンテレビの様にコンプラの波をかいくぐりながら作り続けている局もあるので、やはりお色気は欠かせないコンテンツなのだろう。

本項ではお色気とはいえない番組も入っているが、便宜上それらも含めて記述する。




【その他】

上に挙げた案件以外にも、パターンに当てはまらない打ち切り例をここで紹介。




【番外】

『ボルテスV』は日本での放送完結間もない1978年からフィリピン国営放送で放送開始され、「放送時間には子供が町から消える」と言われる程の人気を獲得し最高視聴率58%というバケモノじみた人気があった。
しかし、当時のフィリピンにて独裁を敷いていた大統領、フェルディナンド・マルコスの鶴の一声で物語終盤に打ち切りという事態になった。
一説には最終回の「主人公達が父親の母星に行き、独裁政治を打ち破る」流れが反体制運動に発展する事を恐れたのではないかともいわれている……
が、後にNHKが再調査をしたところ、「過度に暴力的な内容」「戦時中を経験した世代が日本の作品に反発していた事」、そして「政治家へ便宜を図っていなかったために契約が打ち切られた事」が理由であると判明。
その後、1986年に発生した革命によりマルコス独裁政権が倒れ、ようやく残りのエピソードを放送する事が出来た。
なお、現在でもフィリピンにおける『ボルテスV』人気は根強く、2020年には東映の許可を得て実写ドラマ版の制作が発表され、2023年5月よりGMAにて全90話が放送された。

テレビ朝日で半年間に渡って放映されたクイズ番組。「大魔王に攫われたお姫様(野村真季アナウンサー)を助けるため、選ばれた子供達が宇宙に旅立って大魔王の手下(浅草キッド)とクイズバトルをする」というストーリー仕立ての子供向け番組である。
番組終了の経緯自体に特筆できる物はないものの、問題はその内容。
この番組では「子供達が勝つと子供達を乗せた宇宙船が大魔王に近づき、負けると遠ざかる」というシステムを採用していたのだが、クイズが(恐らく)やらせ無しだったのが仇となり、ストーリー進行がなかなか安定しない(子供達の成績に左右されるから)という問題を抱えていた。
その上、よりにもよって最終回で子供達が敗北する*72という最悪のシナリオに。
しかし、最終的にはキレたお姫様が「こんな終わり方、嫌!」と巨大化して大魔王の本拠地を踏みつぶし爆散→宇宙に輝く子供達の顔をバックにナレーション「この戦いは、今もどこかで続いている」……という超展開で幕引きするオチとなった。もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな

かつてはプロ野球シーズン中の火曜~日曜のゴールデンタイムでホームゲームが日本テレビ・NHK*73で、ビジターゲームが各局で合計100試合近くが放送されていたが、視聴率の低迷を受けて2000年代後半以降に地上波全国中継の取りやめまたは衛星放送への移行が開始された。
土日祝日についてはデーゲーム*74へと移行し継続している例が多いが、ナイターに至ってはNHK・日本テレビ・フジテレビを除いて撤退し、残った局でも年間1~4試合程度と単発特番に毛が生えた程度の本数しか放送されなくなってしまった。
視聴率低迷の原因は「2004年の球界再編問題の影響による巨人およびプロ野球ファンの減少」「視聴者の関心が2002年のFIFAワールドカップの日韓開催以降国際大会のあるスポーツ全般へと移り、キー局がそれに関連した大会の中継に力を入れる様になった」「レギュラー番組の度重なる休止や延長に伴う録画失敗で、野球中継に嫌悪感を持つ視聴者が増加」等が挙げられている。
なおアニメ制作陣側にしては納期が伸びるので野球中継は神様みたいな存在だった
この中継廃止は巨人のチーム作りにも影響を与えており、2010年代後半以降FA補強に失敗する様になったのは「テレビ中継が少なくなり、FA権を獲得した選手が巨人に憧れを持たなくなった」点も理由のひとつと言われている。
本項では野球中継が原因で打ち切りになった番組も多数紹介されているが、その野球中継も今や本項で紹介されるジャンルになった点は諸行無常を感じさせる。

  • 2時間ドラマ
2時間ドラマは最初から単発作品の場合はともかく、特に告知なしにシリーズ作品でも新作が放送されないまま実質打ち切りとなる事が多い。
2010年代以降は民放各局の2時間ドラマ枠がバラエティや映画も含めた単発特番枠に移行する形で消滅し、その傾向が強くなった。
『外科医 鳩村周五郎』は2時間ドラマでは珍しい連続もので、7作目で主要登場人物の1人が失踪、気になる終わり方をしたのだが、約10か月後に放送された8作目は 何事もなかったかの様に無関係のストーリーが展開された *75。
その後は1話完結がメイン(12、13作は前後編)となり、連続2時間ドラマとは強調されていない。「連続もののストーリーを打ち切って路線変更、シリーズは継続」というこれまた珍しい作品となった。
その一方、最終回と銘打たれる事もある。『元祖!混浴露天風呂連続殺人』『家政婦は見た!』*76『万引きGメン・二階堂雪』『天才刑事・野呂盆六』『おばさんデカ 桜乙女の事件帖』『西村京太郎トラベルミステリー』『終着駅シリーズ』等が該当。
なお、2000年代までは撮影してから放送まで複数年単位で時間が空く事もあったため、打ち切りかどうかは1年経った程度では判断できるとはいえなかった。

『科捜研の女』シリーズでおなじみだったドラマ枠だが、『おみやさん』の様に主演の渡瀬恒彦の死去により終了となったものや、『京都迷宮案内』『京都地検の女』の様に新作が作られないまま打ち切りとみられる場合もある。
2022年秋改編で新たに火曜21時台がドラマ枠になったのに伴い、本枠は同年9月を最後に廃止された。

放映開始時点で「ここで打ち切るためお話を終わらせないといけない」方針が決まっていたレアケース。
メタルヒーローシリーズ第17作。いわゆるニチアサキッズタイムに放映されていた特撮ヒーロー番組。
放送・販売成績は十分好調だったのだが、3月の放映開始直前に東映特撮の生みの親の一人・石ノ森章太郎が死去。「石ノ森の一周忌企画として1月末頃に何か新番組を始めたい」との意見で、急遽終了が1か月前倒しされた。
かなり早期に終了が決定したため、トラボルト関係等の「通しで進めるストーリー」をしっかり完結できた事、元々1話完結のストーリーが大半だった事から、制作上の問題は特に起きず後年のメタルヒーローシリーズ全体の企画でもしっかり扱われている。
そしてロボタック放映完了後の1999年、「石ノ森がリメイクしたいと東映に相談していた事があった」「石ノ森が挙げた中で『人造人間ハカイダー』として実現した『人造人間キカイダー』と違い、この時点では一度も公式リメイクを行っていなかった」として『がんばれ!!ロボコン』のリメイクが一周忌企画に決定。
メタルヒーローシリーズそのものを終了し、『燃えろ!!ロボコン』が放映される運びとなった。YouTube東映特撮公式だと平成ロボコンもメタルヒーローにカウントしてるっぽいが

メタルヒーローシリーズはこれで完結とされ、単体での作品は『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』までの休止期間を挟む事になる。
そして時は流れ2026年、誰も見た事のない、3人目の「ギャバン」、そして彼と共に犯罪に立ち向かうギャバン達が帰ってくる事になる……



追記・修正は、打ち切られたあの番組達に思いを馳せながらお願いします。

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最終更新:2026年10月04日 12:54

*1 テレビ朝日では、日本の人口比率および出資するインターネットテレビであるABEMAとの兼ね合いで、この方針を取らない事を公言している(例外としてABCテレビは他局同様の方針を取っている)。

*2 一部、『噂の!東京マガジン』『パネルクイズ アタック25』のようにBSやCSに移転して継続した例もある。

*3 NHKは公共放送として持続可能な放送を目指す、つまり若い人にも受信料をきちっと収めてもらいたいという目的が大きい。

*4 13時台後半枠を2局が共有していたのは、それまでMBSとCBCがこの枠を15分ずつに分割し、それぞれドラマを放送していたものを統合したため。

*5 通常は現場録音が困難な場合、アフレコ等の音声別録りが行われる事が多い。

*6 「欽」は「オールスター家族対抗歌合戦」で司会を務めた萩本欽一の事。

*7 翌年には長らく続いた日テレの『歌のトップテン』、フジテレビの『夜のヒットスタジオ』も終了している。

*8 打ち切り翌週の電波少年には4名が「大石恵三」名義でゲスト出演している。

*9 笠井はそれまで情報番組のキャスター歴は長かったが報道番組のキャスターは初めて、記者の笹栗はキャスター業自体が初めてだった。

*10 BSのニュース番組は他局含め原則1回で1つのテーマを掘り下げるものが多く、政財界関係者の出演も多い。また、各局に共通して芸能・スポーツネタは一切扱わない。

*11 初回でアレを連想させる場面があったとBPOで取り上げられる、ある回の放送直後にゲストの逮捕が発覚してその回が即刻配信停止になる、等。

*12 『ジョンソン』との社長宅被りの件もあり、「この手の企画は低予算で撮れて低視聴率でもスポンサーが付き易いからと局側が入れたのでは?」と推測する声も挙がっていた。

*13 『レオ』の場合はオイルショックによる影響もあったので多少は仕方ないが。

*14 当時は現在以上に野球ファンの治安が悪いケースが散見され、早慶戦もその一つだった事には留意する必要がある。

*15 たけしは番組対抗特番に勝手にこのプレートを作って乱入した事もある。

*16 司会の千鳥は本番組〜ちゃちゃ入れのレギュラーでもあった。

*17 被害者のプライバシーの軽視、遺族感情を考えない制作側の自己満足、そして科学的根拠のない“超能力”捜査等。

*18 番組で設定した1クールの平均視聴率13%に届かなかった上、マンネリ化や不祥事が相次いだ事による。

*19 実験前と実験から1週間後との血糖値に変化が全く見られなったのか、実験前の血糖値より実験から1週間後の血糖値が、実験前のものより更に低下したのか、正常範囲外に増加したのかは不明。

*20 有罪判決を受けた後は、初公判で公言した通り芸能界から足を洗い、都内でバーテンダーとして社会復帰している。

*21 防御用のスパッツを履いているとはいえ、風でスカートを捲らせる等。

*22 当時「ハコイリ♡ムスメ」のメンバーだった菅沼もにかが未成年飲酒で事務所をクビになったり、48グループのメンバーによる使用禁止の裏垢が発覚する、更にそこでジャニーズJr.と繋がった事も発覚する事例が複数回起こる等。

*23 SNSで公開されている絵や画像を使う事。

*24 怪我や事故等で数年のブランクの後復帰した人物をそのまま消えていった天才扱いする、そもそもプロに志願していない人物をドラフト会議で指名されなかったためプロになれなかった悲劇の天才とする、等。

*25 事前にスタッフが検証した時には浮かなかったが、本番では1.3m程浮いてしまったらしい。

*26 木本は7月9日放送分から番組を欠席しており、その間同じ松竹所属の芸人が代理で司会を務めていた。

*27 当初は収録済みの26日放送回については放送する予定だったが、前日に急遽別番組への差し替えが決定した。

*28 カマキリ先生自体は『インセクトランド』以外でも昆虫を扱ったEテレ子供番組でよく香川が扮して登場していたキャラクターである。

*29 ただし当番組で放送された中村獅童ファミリーの特集は、当番組の進行役だった安住紳一郎アナウンサーが司会をしている朝の情報番組『THE TIME,』内で、不定期に放送される様になった。

*30 当人は最終的に納得したそうで、本編も子供と一緒に見ていたらしい。

*31 延期後の放送の際も暁美ほむらの台詞の一部がカットされたため、TV放送版では数秒間無音になる部分が存在する。この部分の台詞は映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語』で聞く事ができる。

*32 各局の年越し番組にセイコーがスポンサーに入る事。

*33 元々日本テレビの月曜午後7時~7時半は東京ムービー新社(現:トムスエンタテインメント)の所有する枠で、『マッハバロン』の前番組は梶原一騎原作のスポ根アニメ『柔道賛歌』だった。

*34 ファミコンブームの到来やメインユーザーの年齢的な成長等も一因だが、アニメが終わる理由を「人気がなくなったからだ」と判断した各模型店がミニ四駆を仕入れなくなったのが最大の理由。

*35 ただし独自でスポットニュースを編成している系列局は20時54分頃に終了せざるを得ず、番組の終盤は容赦なくカットされており見逃し配信等でカバーする必要がある。

*36 ただしこれは、独占禁止法の違反行為「優越的地位の濫用」に相当する事が示されている。

*37 地上高やトランクの採寸を行うゼブラ式のハンドメイド棒の事。三本は毎回質問する際に「不躾ですが…」と切り出していた事から、この名前が付いた。

*38 皮肉にも、当時のパイオニアの主力製品であるレーザーディスクのCMにはとんねるずが起用されていた。

*39 しかし横山は段々と収録をサボる様になり、番組終了前の1984年11月に降板させられている。

*40 『おしゃれ』だけ残ったのは、新番組が万が一早期打ち切りになった際の「保険」と、制作に久米の所属事務所が関与しておりスケジュール調整が容易だったためと久米が著書で述べている。

*41 もっとも、平均視聴率は18.8%と決して悪くはない。

*42 若手芸人が上沼から褒められた際、司会の今田耕司が本番組への出演決定を示唆するもの。

*43 この手の番組では、間を維持するためにゲスト毎にアクリルの板を設けた例もあるが、番組は原則関西ローカルで、キー局に比べて予算が厳しくゲストのキャスティングもあってそうした施策も取りづらかった。

*44 この番組に限らず、高校講座やその他小・中学校向け学校放送は、一度新規制作したら学習指導要領改訂に伴う内容や演出等の見直しが無い限り数年間は同じ内容を再放送する事が多く、「家庭総合」も2020年度に収録した内容を翌年度以降も継続放送していた。

*45 不正解の場合は段位に関わらずスタートに逆戻り。2問不正解で一時回答権を失うが、誰も答えられなかった問題に正解すれば回答権が復活。

*46 同社は「カウキャッチャー」と呼ばれる番組が始まる時刻から30秒程流れる提供テロップには出ないスポンサーのCM枠を担っていた。

*47 但し完全に協賛を降りた訳ではなく、後番組の『クイズ!!ひらめきパスワード』初期の「チャレンジクイズ」突破時の海外旅行の進呈はノンクレジットで行っていた。

*48 番組はロート製薬の一社提供で、後番組の『クイズ!!ひらめきパスワード』にも続投している。

*49 このハワイ旅行も日本航空協賛だが、先の事情によりノンクレジット。

*50 主に味の素を入れるシーンが多かったが、他にはバターではなくマーガリンを使う、お菓子を作った際の付け合わせに子会社であるAGFのコーヒーが出る等の例があった。

*51 但し実写版『レッドバロン』は、ストーリー自体は完結している。

*52 平山亨プロデューサーも詳しい事情を把握していなかったらしく、後年に「不思議だった」と語っている。

*53 ネットの一部では「スタッフが資金を持ち寄った」という説もあるが、アニメ1話分を制作するのに少なく見積もっても1000万円程掛かるため、幾ら高給取りでもシリーズの制作を賄う程の資金供出を個人単位で続ける事は不可能である。またノーギャラで制作したと解釈したしても労働問題に発展しかねない。

*54 真面目な話では「反体制的な内容、革命的な内容が入っているからなのでは?」とも言われる。

*55 このため、当時の名古屋市営地下鉄にはスポンサー募集の広告が掲示されていた。

*56 例として、既存局側の放送打ち切りから新規局の開局またはサービス放送開始までのブランクがある。

*57 資本系列に対して捻れていたネットワーク体系の解消を目的として、1975年3月31日から毎日放送がTBS系列、朝日放送がNET(現・テレビ朝日)系列にネットチェンジしたもの。

*58 スポンサーの都合上放送を続けた番組も僅かながら存在する。

*59 放送枠がなかっただけでなく、規模の小さい局故に番組を買える資金がなかったのが原因。そのためスポンサーがついた番組しか買えなかった。

*60 4時起点の終日編成だったが、朝10:00~24:00までの放送となる。

*61 日本テレビ系の『TV海賊チャンネル』、テレビ朝日系の『ミッドナイトin六本木』、TBS系の『ハロー!ミッドナイト』、テレビ東京系の『夜はエキサイティング』。

*62 昨今は当該規制は緩和されているが、当時は放送の数年前に起こったポケモンショックの影響により、ITC・BBCガイドラインよりも強固なガイドラインを制定した上で、それと同時にテレ東内での検閲組織を設けた可能性がある。

*63 しかもこの上岡の番組も後述の枠改名と消滅にあわせ「上岡龍太郎vs50人」→「上岡龍太郎がズバリ!」と内容が一緒なのに番組の改名を強いられたとの事。

*64 元々「ムーブ」自体の制作環境も混乱しており、放送直前ギリギリまで主題歌はサザンオールスターズで確定していたのが、突如氷室京介に変更された。

*65 なお、日テレではこの編成の名残りから平日19時台の番組には2010年度から2015年度にかけて『1900(イッキュー)』という番組レーベルが付けられていた。

*66 女装したオカマが登場する、犯人が同性愛志向のある自慰行為をするシーンがある点が問題になったという。

*67 前述の様に同タイトルのテレ朝版が既に存在するが、新聞の番組表にあるサブタイトルから日テレ版なのは確認されている。

*68 普段は「次週おたのしみに」であった。

*69 この対応は2005年の番組リニューアルの際にも取られ、わさドラ版の初回は『勉強べやのつりぼり』が選ばれた。

*70 中国で死刑囚の臓器が売買されている事を告発する内容だったのだが、証人として出演した警官が実は警察とは関係ない一般人であり、また死刑囚の家族とされる人物も実際は死刑囚とはなんの関係もない人物だった。

*71 テレビ朝日系列では『グッド!モーニング』内で5:50から、フジテレビ系列では『めざましテレビ』内で6:00からそれぞれ放送されている。

*72 子供達の方が優勢で、最終問題前に得点差が開き切って勝利が確定してしまっていた。これでは最終回の盛り上がりに欠けるため土壇場で「最終問題で正解できなかったら大魔王に回答権が移る」に変更したのだが、結果子供達が最終問題で誤答してしまい、大魔王が逆転勝利してしまった。

*73 2006年からはテレビ朝日・テレビ東京も参入したが両局とも2008年を最後に撤退している。

*74 こちらは観客の足を運びやすくするという興行面での配慮もある。

*75 7作目で失踪した人物はその後登場していない。

*76 こちらはのちに米倉涼子主演で復活している。