テレビ朝日の昼のワイドショーで、やらせで打ち切られた番組の代表格として一番に挙がるもの。
というより
「やらせ」という言葉が一般化したのはこの不祥事がきっかけ
だったりする。
ヤンキー少年少女同士のリンチを「激写!中学女番長!!セックスリンチ全告白」として放映したが、警察がこれを見過ごさず、本格的に捜査を開始。その末に関わっていた少女が逮捕され、警察で
「ディレクターが暴力した側の不良少年少女にお金を払って演技させた」
と白状したため、やらせが発覚した。
しかもこのディレクターは
現場で更なる暴力を煽りたてていた
(いわゆる犯罪教唆)上、
被害者としてリンチを受けた側は一切事情を知らされていなかった
(つまり、完全なとばっちり&無許可撮影)。
更には後日、被害者側の少女の母親が線路に飛び込み
自殺するという取り返しのつかない結果になってしまった。
当然ながらディレクターは逮捕された上に解雇処分を受け、司会の川崎敬三をはじめとした出演者が次々降板を表明して番組は打ち切りになり、テレビ朝日は危うく廃業(=放送免許剥奪)の危機に直面することになった。
どうにか郵政省(現:総務省)には許して貰い免許再交付をされたものの、行政指導と厳重注意を食らっている。ついでに民放各局に要望書が出される事態に。
なお、打ち切りとは言いながら長らく放送されたことから最終回はきっちりと用意され、そこでは20年を振り返る特集が放送された。
この一件により、当たり前だがテレビ朝日の信頼はガタ落ちとなり、長らく視聴率4位に低迷。
その後、テレビ朝日の昼の番組枠は
以後10年に渡って半年~1年前後で打ち切られる短命番組が並ぶ「魔の枠」
となり、払拭には1996年開始の『ワイド!スクランブル』を待たなければならなかった。こちらは幾度の放送時間の変更はあるものの、『アフタヌーンショー』のみならず『笑っていいとも!』終了後の同時間帯では最長寿番組となっている。
1987年に川崎を再び司会に起用した『新・アフタヌーンショ―』としてスキャンダルネタ抜きで復活するも、視聴率が低迷したうえ、ロケ中にスタッフの水死事故が起こるなどしたため半年で打ち切られた。
当時教育番組専門の放送局だったNETテレビ(現・テレビ朝日)の土曜昼のワイドショー。
当初は主婦向けの内容であったが、1971年頃からは天皇制や公害、
自衛隊といった際どい内容を取り扱う事が多くなり、郵政省からも問題視されていた。
そんな中、1972年8月12日には「禁止!禁止!それでも歌う!!」という企画を放送。その内容はというと…
「特定の歌を自主規制コードを作って放送禁止にしている業界のナンセンスぶりを皮肉ることで表現の自由について考える」
もうこれだけで危ない予感がする
番組では泉谷しげるが、民放連が要注意歌謡曲に指定している「戦争小唄」を一部歌詞を変えて、更に後に要注意歌謡曲に指定される「先天性欲情魔」を
民放連の音楽審議会のメンバーの目の前で
歌唱。更に泉谷は鶏肉の缶詰の生CMに向かって
「くだらねぇ!!やるんじゃねぇ!!!!」「こんなもんうめぇ訳ねぇだろぉっ!」
と罵倒。これが大問題になり、番組は同年9月で打ち切られ、泉谷もその後しばらくNETを出禁にさせられた。
なお番組は1974年に復活するも、1年で終了している。
関西テレビ制作のドラマ。
撮影中に主演の原田芳雄が自動車事故を起こし、原田とスタッフ数人が軽症を負った。
…と、ここまでならまだ撮影中のトラブルで済むところが、何と原田は当時無免許であったため、道路交通法違反で逮捕されてしまい、全13回予定が7回で終了。
なおこれにより繰り上がり開始した次番組『追跡』も、また別の理由で打ち切られている。(詳しくは後述)
テレビ朝日日曜昼のバラエティで、たけし軍団初の冠番組であった。
しかし1986年12月にあのフライデー襲撃事件が発生し、メンバーのうち11人が逮捕されてしまう。このため12月21日放送分で打ち切られた。
翌年4月に新たな冠番組『パァーッといこうぜい』が同時間帯でスタートするも、裏番組が『笑っていいとも!増刊号』だったためかわずか3か月で打ち切られている。
フジテレビの不定期放送の特番。
芸能人が海外に出向き、蛇、ワニ、
ムカデ、
ピラニアといったゲテモノ料理や激辛料理を食べるという内容で、そのリアクションが見どころであった。
しかし1998年の放送回にて、ワシントン条約で国際商取引が禁止されているベンガルトラの料理を出演者に食べさせたことに対しWWF日本委員会が抗議。これ以降は1度も放送されず、打ち切り状態になっている。
但し関係ない部分は後にDVD化されている。
- いつみの情報案内人・素敵にドキュメント(1987~1992)
朝日放送のドキュメンタリー番組。
打ち切り理由は上記の『アフタヌーンショー』同様やらせで、ナンパについての映像に出ていたのが素人ではなく、製作会社が雇った女優であることが判明。
司会の
逸見政孝が
「ドキュメント番組の制作者が最もやっていけない事をやったのは失格です。番組名に私の名前が入っている以上、私の知らない所で行われた行為とは言え視聴者に対する責任を負わなければなりません」
と視聴者に向けて謝罪し、番組を降板。そのまま打ち切られた。
この時、打ち切られた翌週に2時間スペシャルで放送する予定の収録済みストックが残されていた。通常はお蔵入りされるはずだが、放送直前すぎて差し替えができなかった為か『素敵にドキュメント』の番組名を外し、建前上単発特番扱いにして放送された。
なお、この一件で朝日放送はお上から厳重注意を受けている。
TBS制作のドラマ。
出演者の一人であった横山やすしの息子・木村一八がタクシー運転手への暴行容疑で逮捕される事件が発生。そのため木村の出演シーンをカットしてストーリーの見直しを図るも、低視聴率だったこともあり全12回予定が9回で終了。
- ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!(1990~1993)
ウッチャンナンチャンの冠番組で、『ひょうきん族』終了以来久々の土8バラエティとして、イベント開催や漫画化等大規模なメディアミックスが行われた。
ところが、1993年6月にゲームコーナーでゲスト出演した香港のバンド・BEYONDのリーダー黄家駒が
収録中に事故死
してしまう。
事故直後の放送は行われたものの、その後特番やスポーツ中継等で休止が続き最終的には同年7月で正式な終了を発表。
収録済みだった一部のコントは1994年末に放送された。
「不祥事打ち切り系」では最悪のケースだが、幸いにも後に事故に関係ない部分はDVD化されている。
この打ち切りはスタッフにとってもかなり悔しいものだったようで、後にウンナンがホスト格を務めた『笑う犬』シリーズの初期は「YARANEVA」というサブタイトルが付いていた程。
フジテレビの深夜バラエティ番組。
「ヒロミがロケット花火をたくさん背負って宇宙へ行く企画!!」と題してヒロミに6000本のロケット花火を括り付けて点火したところ、強風に煽られて花火の火が尻に燃え移り、大やけどを負ってしまった。当然ながら企画はお蔵入りとなり、番組自体も騒ぎが大きくなりすぎた事などから9月で終了となった。
日本テレビの深夜番組。
「報道局員と遊ぼう」というコンセプトの下、警視庁宿直記者にハイレグ水着嬢が激励に行き、ツイスターゲームや添い寝をする、という内容を放送したところ、記者クラブ側が激怒。
日本テレビには2カ月間の警視庁記者クラブ出禁という重い処分が下され、番組自体もわずか4回で打ち切られた。
毎日放送の映画紹介番組。
同局の女子アナによる歯に衣着せないトークが受けて、深夜番組でありながら人気を博していた。
しかし、小説家の椎名誠が原作・監督を務めた
映画『白い馬』を酷評したことで、椎名サイドからクレームを受け
、さらに映画自体にMBSが協賛として関わっていたことで局上層部の逆鱗にも触れ番組上で謝罪、番組も数か月後に打ち切りに追い込まれた。
その人気と打ち切られ方ゆえに、復活を求める署名活動も行われた。
この事件のあおりで出演者の一人である三上智恵は琉球朝日放送に移籍、後にドキュメンタリー映画監督として活躍することになる。
読売テレビ制作の関西ローカルバラエティ番組。
「出張アンケート・看護婦さん大会」のテーマで看護婦達を呼んで座談会を行うという企画を放送したが、実際は現場で働く看護婦ではなく、看護学生やアルバイトなどの「替え玉」を出演させていた事が発覚。番組は12月をもって打ち切られ、この一件で読売テレビはお上から厳重注意を受けている。
その後、同枠は再放送や海外ドラマで半年繋いだのちに新番組が開始。この番組こそが今なお続く『大阪ほんわかテレビ』である。
- クローズアップ現代(1993〜2016・2022〜)
不祥事で打ち切りになった番組としては数少ない、
完全復活
を遂げた番組の一つ。
NHKの報道番組で、2014年に放送された回にやらせがあった事が発覚。
1年近くかかって調査が行われ、メインキャスターの国谷裕子が降板して打ち切りとなった。
翌年キャスターを交代した上で『クローズアップ現代+』としてリニューアルしてスタート。
2022年4月からは再度タイトルから「+」が外れ完全復活となった。
TBSのバラエティ番組。様々な分野から集めた力自慢達が各種競技で体力と技術の限界に挑戦する。各球技のプレーヤーが用意された板を制限時間内に割る
ストラックアウトや、後述のSASUKE名物プレイヤーとなる山田勝己もこの番組に出演していた。
しかし、出演者が負傷する事故が発生したため打ち切られた。
跡継ぎとして安全対策を強化した後継番組『体育王国』が作られたが、こちらも放送終了。
一方で派生番組にあの
SASUKEシリーズやスポーツマンNo.1決定戦シリーズがあり、これらは不定期特番として現在も放送が続いている。
また、筋肉番付の流れを汲むスポーツ番組としては『炎の体育会TV』が放送されている(2023年以降は不定期特番化)。
1996年、ワイドショーのスタッフが
オウム真理教の幹部に坂本弁護士の取材ビデオを見せ、それが坂本弁護士一家殺人事件の発端となったとされるいわゆる「TBSビデオ問題」が発覚。TBSは激しい非難を受けることとなった。
これを受けてTBSはワイドショーからの完全撤退を発表。これによりワイドショーを製作していた社会情報局が廃止され、『スーパーワイド』『フレッシュ!』『モーニングEye』『スペースJ』の4番組が打ち切られた。
ちなみに『モーニングEye』の打ち切りを受けて始まったのが『はなまるマーケット』で、当初は半年間のつなぎ番組の予定だったが、結果的に18年も続く人気番組となった。
テレビ新広島の月曜19時からのローカル番組。
広島県内在住の家族が芸能人を自宅に招待してもてなすという内容で、
フジテレビの『おはよう!ナイスデイ』でも当番組の企画を流用した「日本全国もてなしキング」が放送される程有名であった。
しかしナビゲーターの佐藤幸弘(当時テレビ新広島アナウンサー)が東京都内で強制わいせつの疑いで逮捕されたため2000年10月をもって打ち切られ、その後は12月までフジテレビで同時間帯に放送されていた『男と女!!雨のち晴』をつなぎ番組として放送した。
2005年にテレビ新広島開局30周年記念特番として、初代ナビゲーターの棚田徹を据えて単発特番として復活した。
フジテレビのバラエティ番組。
応募した夫婦の視聴者の中から選ばれた夫婦が、結婚生活の続行か離婚かを決める番組。
不倫相手といがみ合いを始めたり、出場者がレギュラーパネリストの発言に激怒してスタッフや司会のみのもんたが制止したり、ひとまず一件落着したかと思ったら別の不倫相手が出てきてまた修羅場ったり、という場面が放送され人気を博した。
だがそう毎週毎週問題を山程抱えた夫婦が来るはずがなく、案の定やらせに走っていた。番組に出た一般人の女性が自殺したことで発覚し、いくら視聴率が取れていても…という上層部判断により番組が打ち切られた。
打ち切り後、半年近くのブランクを経てみのを司会者に据えたまま開始したのがあの『
クイズ$ミリオネア』である。
この番組には元ネタとして1991年から
アメリカで放送されていた『ジェリー・スプリンガー・ショー』という番組が存在する。
こちらも本国では低俗番組と槍玉に挙げられていたものの非常に人気か高く、最終的には2018年まで27年も続く人気番組となった。
福岡の健康食品販売会社・アサヒ緑健の一社提供の健康情報番組。
ゲストを招いて健康の秘訣をトークしたのち、同社が発売する「緑効青汁」を紹介する。
全国の地方局・BSデジタル局・CSで大量に放送され、同社の知名度および青汁の売り上げを大きく伸ばしたが、厚生労働省から番組内容が薬事法に抵触するとの通告を受けて2001年4月に打ち切り。
以降は同社の番組はドキュメンタリーを制作し、その最後に青汁のCMを流す方式に変更された。
聞いたことがない?と思われがちだがこちらは韓国・MBC制作の生放送音楽番組。
2005年7月30日の放送で出演したインディーズバンド「カウチ」のメンバーが本番中に下半身を露出して6秒間その様子が電波に乗るという
上方芸人の大御所を彷彿させるチン事件が発生。
放送終了前に謝罪をしたが、結局その回で番組は打ち切りとなった。
以降、韓国のテレビ各局は「
インディーズバンドの出演禁止
」を表明し、当時ブームだったロックバンドは次々と活動停止に追い込まれ、以降韓国の音楽シーンはダンスミュージック主流、所謂K-POP路線へと舵を取る事になる。
ちなみに、日本でも「イカすバンド天国」(TBSテレビ)で同様の事態が発生したが、現場カメラが急遽司会の三宅裕司のアップにスイッチしたため放送事故は免れており、それどころかこの件がきっかけで番組の知名度が上昇し一大ブームを巻き起こす事となった。
『電波少年』『ウリナリ』のスタッフによる年越し特番。タイトルは「ゆく年くる年」のパロディ。
『電波少年』自体が視聴率を取りつつも様々な問題を抱えた番組ではあり、こちらでも案の定やらかした。それも二度。
一度目は「2000年問題」で騒がれていた当時に2000年を迎えた直後に停電したかの様な
演出
を行い、機内から中継を行っていた飛行機が墜落するかの様な不適切発言を司会が行い謝罪。
二度目は2000年から2001年、つまり20世紀の終わりと21世紀を迎えるという100年に一度の記念日であり、番組でも「共に21世紀を迎えよう」と大きく宣伝。これを受けてさいたまスーパーアリーナに大勢の観客が集まり、新年を迎えようとしていた。
いざ2001年を迎えて盛大なパレードを行おうとしていた矢先に、「
時計の時間が2分早く進んでいた
」と言い出し、「先走ってしまった」と中断。
その後本当の0時のチャイムが鳴り、司会が謝罪するも会場の空気は最悪となり、何の盛り上がりもパレードの再開もなく無理やり終わらされてしまった。
予想がつくと思うが、
2分進んでいたのは番組側が意図的に仕込んだもの
。観客もパレードの準備をしていた劇団員達も騙される形となり、当然ながら視聴者から苦情が殺到、BPOにも取り上げられてしまう事態に発展。
新年1発目の「電波少年」でもお詫びのテロップが15秒表示され、本特番も打ち切りとなり、翌年からは年越し特番を禁止されてしまう(しかし正月スペシャルで年越し特番をできないことをネタにするなど、反省していないのは明白であった)。
番組側は「
“ユニークで楽しい年越しをしていただきたい”との意図の元に全編を通して「電波少年」的手法を用いましたが、演出的な不徹底もあり、それが上手く伝わらなかった
」と回答。
だが
観客や視聴者を騙した事が問題
であるためズレているとしか言いようがなく、特に現地にまで来て数時間も新年を待ち続けた挙句、「世紀の移り変わり」という2度と無いであろうイベントを台無しにされた観客に対しては失礼以外の何物でもない。
この件以降、電波少年シリーズは内容のマンネリ化や若手芸人の使い捨てなど制作体制への批判が強くなり、終了への道を進むこととなる。
東海テレビの情報番組。
震災の被災者を思いっきり馬鹿にしたテロップを誤って表示したため非難が殺到、打ち切られた。
不祥事の背景として、地方局における番組制作体制の厳しさがあった事が発覚している。
なお、東海テレビでは番組打ち切り後は再放送枠としていたが、2013年からは後番組として『スイッチ!』が放送されている。
- そこが知りたい 特捜!板東リサーチ(1999~2012)
CBCテレビのローカル情報番組。
メイン出演者の
板東英二が自身の所属事務所で所得隠しをしていたことが発覚。休止後そのまま打ち切られた。
ちなみに板東の不祥事発覚後に放送されるはずだった正月特番は北陸放送と長崎放送でも放送されることが決まっており、北陸放送はTBSから番組を受けることで対処したが、長崎放送は代わりの番組が確保できなかったためそのまま放送した。
- プライスバラエティ ナンボDEなんぼ(2000~2010)
関西テレビ制作のバラエティ番組。
MCのメッセンジャー黒田有とニュース番組の放送中に自身がカツラを着用していることを告白したアナウンサー山本浩之がそれぞれムダレッド・ムダブルーに扮し、
視聴者から寄せられた情報を元に無駄遣いばかりしているとされる女性宅を訪問し、無駄遣いの実態を暴くコーナーが人気を博した。
メッセンジャー黒田が傷害事件を起こして逮捕されたため、急遽放送を中止。
そのまま再開されること無く打ち切られ、黒田自身も関西テレビでのレギュラーがなくなったが、2014年には『ナンボDEなんぼ』のMCだった2人に東野幸治を加えた3人がMCの番組『ちゃちゃ入れマンデー』がスタートし、番組名に反して火曜日に移動したが続いている。
なお、2025年7月に放送された同じカンテレの『火曜は全力!華大さんと千鳥くん』では、『ちゃちゃ入れマンデー』のスタジオに潜入してトークする企画が放送され、当時の番組レギュラーだった千鳥が事件をイジるくだりが存在したが、プライムタイムの全国放送で視聴者が置いてけぼりにされたのは間違いない。
テレビ朝日制作の情報番組。
毎回全国各地の未解決事件や行方不明者の捜索などをテレビを通じて視聴者に呼びかけ、生放送で解決に導こうというもの。毎回安定した視聴率で、実際に解決された事件も多くあった。
しかし2006年7月、番組プロデューサーの使途不明金疑惑が発覚。前々から番組内容に対する苦情が多く寄せられていたこともあり、同年9月で打ち切られた。
ちなみにこの番組の後枠として深夜からゴールデン帯に昇格したのが『Qさま!!』である。
日本テレビのバラエティ番組。
メイン企画担当の番組スタッフが飲酒運転で死傷事故を起こしたためにメイン企画が打ち切られ、番組そのものも低視聴率を理由に打ち切られた。
もっとも、この番組自体が2003年1月を以て打ち切られた「電波少年シリーズ」の2003年春改編までのつなぎ番組だった。
打ち切り後は同年4月の『
エンタの神様』開始まで『電波少年』の総集編や特別番組で繋いだ。
テレビ朝日日曜早朝のバラエティ番組。
1970年代の番組『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』のリメイク版で、午前4時台としては異例の視聴率2%台を獲得した『みごろ!たべごろ!ナントカカントカ』の後番組である。
番組公式サイトに「番組を応援してくれる方を募集!!ビデ○リサーチの視聴率を取る機械を持っている人!大歓迎」と当時問題になっていた日テレの視聴率買収問題を皮肉った文言を載せたところ、テレ朝から「不適切である」としてページ削除を命じられ、直後に番組自体もわずか5回で打ち切りとなった。
最終回も特に最終回らしい内容ではなく、番組の最後に「この番組は都合により本日で終了します」というテロップが流れたのみであった。
テレビ東京制作のバラエティ番組。
日常生活で目にする様々な現象を科学的に調査するという内容。
花粉症対策を特集した2005年1月25日放送分にて、臨床研究中の「舌下減感作療法」と呼ばれる花粉症治療法を
千葉大学の協力を得て撮影し紹介したが、治療実験自体を行っていないにもかかわらず実験により花粉症が治ったと見せかけるような放送をしていたことが発覚。低視聴率だったこともあり4か月で打ち切られ、総務省から厳重注意を受ける事態となった。
なお番組を制作していた日本テレワークは次項でテレビ史に残る一大不祥事を起こすこととなる。
関西テレビ制作・フジテレビ系のバラエティ番組。
『発掘!あるある大事典』(1996~2004)のリニューアル版で、食や健康を中心とした暮らしにまつわる情報を視聴者に提供する。
放送の反響は凄まじく、番組で取り上げられた食品が翌日売り切れることもザラだった。
一方で、実験に対して「無意味ではないか」と専門家から疑問の声が尽きなかった面も。
そこに2007年1月7日放送の「食べてヤセる!!!食材Xの新事実」という納豆によるダイエット効果を取り上げた内容で捏造やデータの改ざんが発覚。
- アメリカのダイエット研究で、56人の被験者を2グループに分けて、一方のグループにのみDHEAを投与し、半年間その違いを比較した実験を紹介した際に、痩せた被験者の例として3枚の比較写真を使用したが、これらの写真はいずれも被験者とは無関係なもの。
- テンプル大学のアーサー・ショーツ (Arthur Schwartz) 教授のコメントで、実際には「DHEAの摂取により痩せる効果がある」という趣旨で発言したが、番組では「日本の方々にとっても身近な食材で体内のDHEAを増やすことが可能です。体内のDHEAを増やす食材がありますよ。イソフラボンを含む食品です。なぜなら、イソフラボンはDHEAの原料ですから」と教授が述べていない事実を日本語の吹き替えを利用してあたかも述べたようにコメントを捏造して放送していた。
- 番組で行った8人の被験者の中で、中性脂肪値が高くて悩んでいた2人は「完全な正常値に戻った」とコメントし、そのデータを紹介したが、実際には血中の中性脂肪値・コレステロール値・血糖値についての検査は行っていなかった。
- 「あるあるミニ実験」として、納豆を朝2パックまとめて食べた場合と朝晩1パックずつに分けて食べた場合の比較実験のデータを放送したが、実際には血中イソフラボンの測定は行っていなかった。
- 体内でつくられるDHEAは20代をピークに減少し、食べ過ぎや運動不足によりDHEAの量が低下している可能性があるとして、22歳OL、25歳会社員、37歳会社員のDHEAの量を測定し、年齢の基準値と検査結果をテロップ表示で比較したが、血液採取は行ったものの実際には検査は行っておらず、数字は架空のものであった。
- 『DHEA分泌は加齢とともに低下する』ことを示したグラフは、慶應義塾大学出版会発行の著作物より無許可で引用していた。
この捏造発覚を受けて番組は急遽打ち切りとなり、これまで複数販売された書籍が事実上の
封印作品となり本屋・図書館・小中学校の
図書室から撤廃。
その後、外部有識者による調査委員会を立ち上げ、前身の『発掘!あるある大事典』と合わせて、520回の放送全てにおいて徹底的に社内調査を実施した。
その結果、新たに7つの放送について捏造・データの改ざんが発覚した。
+
|
新たに発覚した7つの捏造・データ改ざん |
- 2005年6月12日放送「寒天で本当にヤセるのか!?」
食物繊維が豊富で、カロリーゼロの食材・寒天のダイエット効果について紹介。
「2週間寒天ダイエット実験」において、血液検査の結果が放送されたが、被験者の一人(以下「被験者A」)の実験開始前の血糖値が放送では正常範囲外の111で1週間後には97と正常範囲内まで低下したとテロップ表示されていたが、制作会社が保存していた検査結果によると、被験者Aの実験開始時の血糖値は97で、正常範囲内であった。効果があったとする番組構成に合わせる為のデータ改竄(改ざん)である。
また、同実験の別の被験者(以下「被験者B」)の血液検査についてもデータの改ざんが行われていた。放送では、被験者Bのコレステロール値は、実験開始時322・実験から1週間後310となっていたが、本当の検査結果では実験開始時291・1週間後310と逆だったのである。
- 2005年8月7日放送「あなたの身体は損だらけ2 毒抜きで体質改善」
水銀・鉛・カドミウム等の有害ミネラルの排出の必要性について紹介。
ある家族を被験者とした3日間の解毒プログラムを実施し、体質改善がなされたことを示す根拠として、被験者全員の尿検査の結果、水銀・鉛・カドミウムの3種類の有害ミネラルの排出量が増加したことを示すグラフが紹介されており、ナレーションでも「全員に効果が現れた」とコメントした。しかし制作会社が保存していた資料によると、一部の被験者には効果が現れてはいるものの、全員が3種類全ての項目で改善されていた訳ではない事が判明した。
- 2005年10月16日放送「エッ?!3分でいいの!?有酸素運動の新理論」
1日合計3分、30秒毎に有酸素・無酸素運動を交互に行う事により痩せられるという新理論を紹介。
番組では、アメリカの大学教授の見解が論拠とされていて、日本語による吹き替えでコメントされた。放送では、
「今アメリカでは
1日たった3分で痩せられる画期的な有酸素運動が大ブーム
です。従来の3倍以上の脂肪燃焼効果が期待出来る常識を覆す新しい理論の有酸素運動なのです」とコメントされていた。
しかし取材時のインタビューを調査したところ、実際には教授は「従来の有酸素運動での消費カロリーが150kcalとすれば、新有酸素運動での消費カロリーは250~300kcal程度である。
3分間の運動をして代謝を大幅に上げる事を示した研究を見た事はない
」とコメントしていた。
また「この新理論を応用すれば、
お腹や太もも、二の腕などの部分痩せも可能です
」と吹き替えコメントされている部分でも、実際の取材時のインタビューでは「部分痩せはできない」と放送のものと全く真逆の回答であった。つまり、アメリカでの1日3分の有酸素運動ブームは全く存在しない、虚構新聞なみの嘘八百のデタラメだったのである。
また、この回では14人の被験者を対象に、日本の専門家が作成した運動プログラムを2週間実施し、その運動によるダイエット効果を測る実験も放送されたが、制作会社が保存していた資料によると、実験に参加した一人の体重について、放送では体重減少幅が2kg減と紹介されていたが、実際の体重減少幅は0.6kg。つまり誤差の範囲内で、効果なしに等しい結果であった。
- 2005年12月11日放送「2005ダイエット総決算SP」
『発掘!あるある大事典II』で過去に取り上げたダイエット食材について紹介していたほか、有酸素運動の効果を高める食材としてカルシウムを取り上げていた。番組内でカルシウムについての情報は、2005年10月16日放送の『エッ?!3分でいいの!?有酸素運動の新理論』の回で取材したアメリカの大学教授が番組スタッフ宛に電話で情報を提供していたのだが、実際には、教授は電話をかけてきたという事実はなく、放送された電話の声はなんと
別人の声を吹き込んだもの
。教授を茶化している様にしか感じられない極めて悪質な捏造であった。
- 2006年2月19日放送「衝撃!味噌汁でヤセる?!」
味噌汁のダイエット効果についての紹介。
番組では「味噌には大豆ペプチドが含まれている」「大豆ペプチドが腸管から吸収される際に自律神経を刺激する」「とりわけ朝に味噌汁を飲む事で痩せやすい身体になる」事が挙げられた。これら番組で紹介されたダイエット効果は、アメリカの大学助教授の見解が論拠とされ、放送では助教授は、
「味噌が大豆食品の中で最も高いダイエット効果が期待出来る食品なんです。朝食に味噌汁を摂る事は、ダイエットに非常に効果的です」
等と日本語の吹き替えで述べていた。
だが実際の取材インタビューで助教授は、味噌に大豆ペプチドが含まれている事と、発酵した場合に大豆ペプチドの吸収の効率が高まる事以外は述べておらず、「ダイエット効果についてはわからない」「大豆ペプチドの吸収は納豆の方がよい」ともコメントしていた。
番組内で紹介した8日間の味噌汁ダイエット実験で、被験者の実験前後の体重比較について、データの改ざんが行われていた。放送内で1.3kgの減少となっていた被験者は、実際には4kg減少していた。また、他の被験者についても放送では2.8kg減少とされるものが、実際には4.8kgの減少であった。なぜ大幅に減少したものを出さなかったのか不明だが捏造だとバレてしまうことを恐れて減少幅を少なくしたのかもしれない。本末転倒過ぎる
- 2006年8月20日放送「チョコレートで本当にやせるのか」
当時噂になっていたチョコレートダイエットについて、賛成派と反対派に分け、論争の形で番組は進行。最終的には一定の条件を守れば、チョコレートにもダイエット効果があるという結論を導き出し放送した。
この中で、基礎代謝量が落ちている人の方がチョコレートダイエットに効果があるという仮説を実証する為、チョコレートダイエットを行った被験者である親子の基礎代謝量を測定する実験を実施した。この時ダイエットに成功した母親と失敗した娘の基礎代謝量の差が多くなるよう、娘の基礎代謝量を放送では1332kcalとし(実際は1133kcal)、母親の方は放送では1081kcalとしていた(実際は1020kcal)。
- 2006年10月22日放送「あなたのダイエットフルーツはどっち?みかんorリンゴ」
みかんとリンゴを使ったダイエットについて紹介。
その中で、紹介された2名の被験者に対して行われた実験は、1日目はパンだけを食べて血糖値を測定し、2日目は先にみかんを食べた後に、パンを食べて血糖値を測定するもの。実験結果を表したグラフは、時間の経過と血糖値の増減を折れ線で表したもので、縦軸は血糖値となっていた。番組では被験者二人ともがパンのみを食べた場合と、みかんを食べた後、パンを食べた場合の結果として、パンのみを食べた場合にはグラフの山型が急で、みかんを食べた後にパンを食べた場合のグラフの山型は比較的緩やかに表現されていた。
しかし、被験者のうちの一人について制作会社が保存していたグラフでは、放送において表現されたような顕著な差を示すグラフではなかった。
その他、捏造・データ改ざんは認められなかったが、番組の演出上問題箇所や改善すべき事項が含まれる放送回が8つ存在した。
- 2005年1月9日放送「〜今夜はお肉をもりもり食べて痩せる〜炭水化物ダイエット」
実験開始前後で基礎代謝の測定が不適切だった。
専門家の確認を得ずに、αリポ酸の折れ線グラフを作成し、研究者への敬意と配慮を欠く事になった。
- 2005年3月20日放送「冷え人間は太るし老ける!?」
入浴実験の開始前後のNK細胞活性の数値にデータを改ざんした疑惑があるものの、確認は取れず、結論に影響なしの範囲とされた。
- 2005年4月17日放送「夢診断でわかる!本当のあなた」
被験者が夢を見ていないにもかかわらず、あたかも火災に関する夢を見たかのように番組を放送。
- 2006年1月15日放送「ダイエット緊急企画!食べても太らない方法」
専門家の確認を取るべき部分があったにもかかわらず、確認を無視して放送。
- 2006年3月26日放送「日本が生んだ最強のハーブ ワサビで10才若返る!!」
結論に影響しない範囲内で肌年齢の数字を改ざんした疑惑がある。
- 2006年4月30日放送「あなたの食事は間違っている?!カロリーの新常識」
あたかも24時間実験したかのような誤解を生じさせた。
- 2006年10月8日放送「たったこれだけ!足裏刺激でヤセる」
足裏刺激による減量方法に対して疑問視されていた。
|
関テレはこれにより民放連から一時除名処分を受けた。
また、同じ生活情報番組として知られ『あるある』同様槍玉に上がる事も多かった『午後は○○おもいっきりテレビ』(日本テレビ)も、同年9月をもって『おもいっきりイイ‼テレビ』にリニューアルする形で終了。本件の影響か、リニューアル後は生活情報を一切取り扱わなくなった。
テレビ大阪の深夜バラエティ番組。お笑いコンビ・フットボールアワーの冠番組。
この番組にはフットボールアワーの岩尾望が街ゆく女性にキスを迫るという企画が存在し、ある日のロケでキスを迫った女性に後日オンエアの許可を求めたところ、
女性の彼氏を名乗る男性が
「オレの彼女になんてことしてくれとんじゃ!」
と大激怒。女性もBPOに抗議したため、番組は打ち切りとなった。
そりゃお世辞にもカッコいいとは言えないどころか当時ブサイク芸人の代表格だった岩尾にキスを迫られた挙げ句、その醜態を関西ローカルとは言え公共の電波に乗せて放送されるんじゃ怒りたくもなるよね。
TBS制作の生活情報番組。
医師やトップモデルをゲストとして招き、若者向けの健康情報を提供するというもので、司会には日テレ退社後、初の他局レギュラーとなる福澤朗が起用された。
ところが、同年5月に放送された「白いんげん豆ダイエット」による食中毒事件が発生。
被害者158人(うち30人が入院)という一大事となったため、厚生労働省及び総務省はTBSに行政指導を実施。
以降視聴率が急激に低下し同年8月で打ち切りとなった。
健康系生活情報番組は折からのブームもあって2000年代に隆盛を極めたが、『あるある』の不祥事以降は減少傾向にあり、2022年の『ガッテン!』(NHK総合)終了を最後にゴールデン・プライムタイムからは姿を消している。
朝日放送にて、ゲストに事前に出題されたアンケートの内容を元にトークを繰り広げる番組。
メインMCを務めていた極楽とんぼ・山本圭壱が不祥事で吉本から解雇されたため打ち切られた(山本は後年復帰)。
TBS系のお昼の帯ドラマ。前年に同じ時間帯で放送されていた『キッパリ!』の続編。
出演者の一人だった旧加勢大周が覚せい剤と大麻の所持で逮捕されたためそのまま打ち切りに。残り期間は『キッパリ!』の再放送を行った。
- 狩野英孝★熱血アイドルアカデミー アキパラ嬢(2009)
静岡第一テレビ(SDT)制作のバラエティ番組。SDT開局30周年を記念して開始した番組で、厳正な選考で選ばれたアイドル10人でパラパラユニットを結成し、
狩野英孝がプロデュースしていく。
出演していたグラビアアイドルの幸田さゆりが他人の
クレジットカードを不正に利用した詐欺容疑で逮捕された事を受け、
SDTとTOKYO MX、tvk、テレ玉では第6回までを放送した段階で、それ以外のネット局では2回・4回・5回までのいずれかを放送して打ち切った。
テレビ愛知制作のトーク番組。
出演者の井田國彦と矢部美穂が名古屋の観光地で通行人にインタビューするという企画の収録にて、2人のスケジュールの都合で時間が押し迫っていたため、制作陣が女性スタッフ2人に通行人を演じるよう指示。しかし通行人の氏名とスタッフロールの氏名が一致していたため、視聴者からの問い合わせであっさりバレた。更には現場にテレビ愛知の社員も立ち会っていた事が発覚。営業部の社員だったとはいえ局側がやらせを黙認したという形になってしまい、局側の判断によりわずか4回で打ち切られた。
いずれも司会をしていた島田紳助の「黒い交際」が発覚したため、その責任を取り2011年8月に芸能界を引退。このため同年秋の改編に合わせて当該3番組を打ち切った。
『ヘキサゴンII』は紳助の冠番組ではなかったが、紳助のイメージが強かったため番組継続が困難になり終了を発表。以降はレギュラーメンバーが代理司会を担当して最終回までつなげた。
『クイズ!紳助くん』は紳助出演分をカットして番組のレポーター集団「なにわ突撃隊」を前面に出した特集でつないだ。
なお、『行列の出来る(法律)相談所』や『
開運!なんでも鑑定団』については司会交代で継続した。
但し行列はこれ以降も出演者の不祥事に伴う降板が日常茶飯事と化したが、なんやかんやで2025年3月まで続く長寿番組となった。
日本テレビのバラエティ番組。芸能界の事情通が集結してゴシップで盛り上がるという番組。
オセロの中島知子の洗脳疑惑騒動を取り上げた際に、「当事者の占い師がスタジオに登場!」などと煽った挙句、登場したのは別の占い師(当事者の占い師の知り合い)だったため、視聴者からの抗議が殺到。
BPOでの審議の末「故意に視聴者を騙そうとしていたとしか考えられない」「放送倫理を持ち出すまでもなく非常識だと言わざるを得ない」とのボロクソに叩かれた表明が発表されたため、打ち切りに。
この番組の後継として放送を開始したのが後に水曜21時台に昇格する『今夜くらべてみました』であり、司会のトリオもそのまま引き継がれた。MCは途中から4人になったが、産休・謹慎による欠員が出た期間を挟みながら2022年3月まで10年も続く人気番組となった。
フジテレビのバラエティ番組。
文字通り矛盾したもの同士の対決で、町工場の意地を賭けて闘う姿が人気を呼び、2010年代前半のフジテレビの番組の中では珍しく高視聴率を維持していた。
特に「
絶対に穴の開かない金属 VS どんな金属にも穴を開けられるドリル」は人気の高い対決で、「穴の開かない金属」を作っていた金属精製加工メーカーの「日本タングステン」は大きく知名度を上げ、様々な業界からも注目を浴びる程だった。
が、末期に出演者の暴露で「猿とラジコンカーを紐で結んで、嫌がる猿に強引にラジコンカーを追わせる」「収録から順番を並び替えて編集し互角の勝負を演出」といったやらせが発覚し、即刻打ち切りに。
余談だが、似た様な番組としてNHKが2014年から2018年まで放送していた『超絶 凄ワザ!』の場合は「手作業VS最新機械」「全く違う専門分野同士がこれまた違う分野に挑む」という形で進行し、番組最後に
勝敗関係なく「どっちも凄い」で終わらせる
形式を取っていた。
当事者のトーク番組。
司会の
TOKIO・山口達也が出演者の未成年タレントを家に呼び強引に唇を奪うという強制わいせつの不祥事を起こし書類送検となり、山口の事務所との契約解除に伴う降板で番組が打ち切りになった。
未成年のアイドルグループメンバーやタレント(R'sと呼ばれる)が多く出演するトーク番組で、近年は「R's世代」にも人気だというアニメやネット小説などcool japanなカルチャーを取り上げたり、
思わぬ人気声優が顔出し出演したり朗読を行ったりしていたので、番組を観たことがあるwiki民もいることだろう。
しかし、以前から「女性の未成年タレントに対してセクハラじみた演出がある」「出演者の未成年タレントが次々に夜遊びや未成年飲酒事件を起こし降板、事務所からの実質解雇や謹慎処分を受ける事件が数件発生」といった問題の多い番組であり、女性アイドルヲタには元々非常に評判の悪い番組であった。
TBS制作のマツコ・デラックスの冠番組。
深夜時代の『マツコの知らない世界』が終了した後に始まった。
毎回呼ばれるゲストは必ずボカシをかけることで、顔出しNGな業界関係者の出演を実現したバラエティ。
第1回の放送後にゲストに全編ボカシをかける演出が局の内規に抵触する恐れがあると判明した上、視聴者や第1回のゲストである生保レディに関連する関係者からも苦情が入ったため、放送休止のまま再開されることなく打ち切られた。単発で終わったため事実上の特別番組の様なものである。
アイドルグループ3B juniorの看板番組。BS朝日で放送。
メンバーにパーティ用ヘリウムを吸わせる企画で、一気に大量吸引してしまったメンバーが酸欠で昏倒し搬送される事故が発生。結局2回で打ち切りとなった。
フジテレビ制作の競馬情報番組。
新選組の日常生活(「おバカな」という前句が付きます)から様々な教訓を取り上げ、その教訓と競馬にまつわる様々なトピックスを絡ませて描く短編ドラマ。
主演の高畑裕太が婦女暴行事件を起こしたため、休止の後に打ち切られた。
その後、後番組として高畑以外の出演者を継続させた『ふらり松尾芭蕉』が放送された。
テレビ東京制作の土曜夕方のバラエティ番組。
アンジャッシュの
児嶋一哉と
狩野英孝が街の人々にカラオケを歌って貰い、その点数と予想した点数の差分に応じた燃料を獲得し、東京から
北海道を目指す(東日本の必ず1県は通る)というものであり、そのVTRをさまぁ~ずと女性ゲストが見ながら突っ込んでいくという内容だった。
しかし、2017年1月に狩野が未成年と淫行していた事が発覚し謹慎を余儀なくされた事を受け、企画が一時中断し、収録分は7本分全てお蔵入りになった。
代役としてコカドケンタロウ(ロッチ)と、西村瑞樹(バイきんぐ)を立てて再開するが、2017年3月末をもって打ち切りが決まり、新潟県に到達した時点で企画は終了。
テレビ東京は狩野が原因ではないとしているが(裏番組が『
名探偵コナン』『人生の楽園』『JNN報道特集』など強力なものだったのも一因とされる。)、事実上狩野の降板が番組終了につながってしまった。
とはいえこの一件により狩野と児嶋の関係が特別悪化した訳ではなく交友自体は続いており、テレビ番組やお互いのYouTubeチャンネルで共演の機会もあることを付け加えておく。
BSフジで不定期に放送された紀行番組。
出演者の新井浩文が2019年2月に強制性交で逮捕され、同月に放送予定だった最新回は放送されず、2018年10月の放送をもって放送休止となった(明言は無いが事実上打ち切り)。
なお、最後の放送回のゲストが奇しくも
ピエール瀧
(下記参照)である。
そのピエール瀧が司会を務める静岡朝日テレビ制作の深夜バラエティ番組。
4月からのゴールデンタイム昇格(ローカル枠)が決まっていた矢先の2019年3月、ピエールが
コカイン使用で逮捕。即座に打ち切りとなった。
なお、番組が放送されていた枠では打ち切り後に霜降り明星の冠番組『霜降り明星のあてみなげ』が始まったが、これは打ち切りを受けて急遽立ち上がった企画ではなく、ピエールの事件とは無関係に配信番組で掲げた「再生回数10万回突破」という目標の達成に伴いこの時間での放送開始(上述の通りゴールデン昇格によって枠が空く予定だったため)が決まっていたためである。
- NGT48のにいがったフレンド!(2017~2019)
テレビ新潟制作の番組。
新潟県のご当地アイドル・NGT48の冠番組で、ロッチと一緒に街ブラロケを行うもの。
2019年1月にメンバーの暴行被害事件が発生、被害者当人がSNSで発信して発覚したこと(=運営側の隠蔽疑惑)や、加害者が他のメンバーの指示で襲撃したことが報じられるなどグループの酷い内紛が伺えるものであったため大混乱に陥り、NGT48は活動不可能な状態になってしまい、番組も巻き添えを食って同年3月で打ち切り。
騒動の影響は大きく、NGT48は地元企業のCMや県のアンバサダー契約まで解除となり、結果ファンのみならず新潟県自体を裏切る事態に。
ロッチにとっても数少ないレギュラー番組であったため、打ち切りはかなりのショックだったことを明かしている。
その後48グループ全般の運営体制大幅刷新を経て、2022年1月から後継番組として『ロッチ×NGT48のアイドルってなんだ?』が半年間放送された。
フジテレビの深夜バラエティ番組。
番組名と同名のアプリケーションを
スマートフォンにダウンロードした男女の出演者が一緒にデートをするという番組。
ロケ先の
パラオで
飲酒が許可されるのが21歳以上
であるのに20歳の出演者が飲酒した事が問題視され、放送開始からわずか1ヶ月少々で打ち切りに。
なお、番組は翌年3月に仕切り直して復活するも5ヶ月程度で終了している。
複数の男女をシェアハウスで共同生活させ、人間関係の変化を観察する「台本なし」が売りのリアリティー番組。
フジテレビの深夜枠で始まり、後にNetflix・FODで先行配信してから再編集版を地上波で流す形式に変わった。
計5シーズン作られ、映画化もされる人気シリーズだったが、出演者のひとりが自殺する事件が発生。
直前の番組内の言動がSNSで炎上し、激しい誹謗中傷に晒されたのが原因とみられフジテレビは放映を中止、そのまま打ち切りが決定した。
「素人の修羅場」を電波に乗せた点で近いものがある、20年前の同局『愛する二人別れる二人』と同じような経緯をたどった。
問題の言動は心にもないことをスタッフの演出で言わされた、要はヤラセなのではないかとの疑惑も浮上したが、「ネット配信番組はBPOの対象外」など特有の事情もあって、真相はうやむやのままとなっている。
こういったリアリティー番組は「予測不能さ」や「視聴者の強い感情移入」が原動力となって高い人気を生むが、
同時にそれがトラブルの温床にもなる構造的な問題があり、欧米や韓国など各地で同様の事件が報じられている。
TBS制作のいわゆる心霊番組でそこそこ人気が高かったのだが、心霊番組という時点で何かを察した人も多いだろう。そう、
やらせ
である。
番組が紹介した
心霊写真があり、それは「窓に人の顔が…」という写真だったが、実際は本当に人が覗いていたのだった…と思われたが、なんと番組が
SNSの拾い画を加工して心霊写真でも何でもない画像に貼り付けるという性質の悪いやらせだった。簡単に言えば「酷い雑コラ」。
これが内部告発でバレた結果放送は中止、これ以降「世界の怖い夜」シリーズは制作されていない。
心霊番組やオカルト番組自体は怖いもの見たさから根強い人気がある一方で、現代では容易に合成・加工ができる時代である事や単なる誤認である事も珍しくないため、やらせではないかと疑いの眼を掛けられるリスクが付きまとうのである。
その後、心霊番組自体は「口を揃えた怖い話」シリーズとして不定期特番で復活・放送されている。
様々な分野で活躍している天才と比肩する才能がありながら表舞台に立つことがなかった、あるいは消えていった人物にスポットを当てる番組。
しかしそんなドラマチックな人物が早々見つかるはずもなく、2019年9月5日放送の回で、VTRを早回しにすることであたかも速球を投げているかのように見せかける捏造が発覚し問題となった。
それ以前にも都合よい経歴のでっち上げが批判されていたこともあり、TBSが休止を決定。
検証の結果「本番組の継続は困難」として打ち切りが決まった。
不祥事からの完全(ryその2。
世界を巡る狂気の旅人、クレイジージャーニーの旅にスタッフが同行し、「世界のスラム街を訪れ、そこに住む人々を紹介する」「世界の奥地に生息する知られざる生物を捜索する」などの尖った内容で人気を博していた番組。
2019年9月11日放送回で前述の生物捜索企画を放送した際、実際にはスタッフが事前に用意した生物を捜索の結果発見したかのように放送したことが発覚。
上述の『消えた天才』と共に番組休止→打ち切りとなってしまった。
打ち切り発表時には出演者および多くの視聴者から惜しむ声があがっており、これを受けてか「議論を重ね、問題点の洗い出しと改善を行った」として2021年に1年半ぶりの復活SPを放送。更に過去作の配信も開始した。
2022年10月からはレギュラー放送も復活を果たした。但し途中から松ちゃんの出演が打ち切りになってしまった
TOKYO MXの帯形式のバラエティ番組。
名前の通りアイドル達が様々な企画に挑戦するというもの。
金曜MCを担当していた2700がお笑い芸人の闇営業問題に関与しており、吉本側から無期限の謹慎処分(のちに解除)を言い渡された影響で開始から3ヶ月持たずに打ち切りが決定。
月~木曜MCだったソニー芸人の全力じじぃ(現:TOKYO COOL)は初の地上波レギュラーだったにもかかわらず思わぬとばっちりを喰らってしまった。
闇営業問題は多数の吉本芸人が関与していたことから番組や出演者の差し替えなど大きな影響が生じたが、時間を追う毎に芸人ではなく吉本興業のマネジメント体制に問題があることが明らかになったこともあり、本件が原因で打ち切りとなったのは当番組のみである。
不祥事(ryその3。
NHK Eテレの「デザイン」をテーマとした子供向け番組。
身の回りにあるものを「デザイン」の観点から取り上げ、その面白さを紹介しながら「デザイン」に対する感性などを育む事をコンセプトにした内容で、2012年にはグッドデザイン賞を受賞するなど評価が高い番組であった。
しかし、2021年7月に番組内の音楽を担当する『コーネリアス』の小山田圭吾が、過去の雑誌インタビューで小学生〜中学生時代にいじめの加害者側だったことを明かしていた件が物議を呼び、当時決まっていた東京オリンピック開・閉会式の音楽スタッフの仕事を開催間近のタイミングで降板する事態となった。その影響は長らく携わっていた本番組にも及び、NHKは小山田及び『コーネリアス』を音楽担当から外す事を決定。
その結果、それまで10年以上続いていた番組内の音楽が全て使えなくなった為、同年7月19日の放送を最後に放送休止という名の事実上打ち切り状態となった。同じく小山田が関わっていた不定期番組『JAPANGLE』も同時に事実上打ち切られている。
その後は音楽担当を交代した上で、打ち切りから1年後に『デザインあneo』と改題して不定期放送で復活。2023年度からはレギュラー放送も再開されている。
でんじろう先生こと米村でんじろうの冠番組。
2020年10月、トレンディエンジェルの斎藤司が「エアバッグをお尻に敷いて爆発させたら宙に浮くか」という実験の収録にて背骨の圧迫骨折など全治3か月のけがを負ってしまう。これを受けて翌年2月に打ち切られた。
- 水溜りボンドの○○いくってよ(2020~2021)
テレビ神奈川(tvk)制作によるYouTuber水溜りボンドの冠番組。
神奈川県内の様々なスポットを二人が訪れる旅番組で、独立局制作番組で初となるTVerでの配信が実施された番組である。
2021年6月にメンバーのトミーが新型コロナウイルスの緊急事態宣言下にもかかわらず自身の経営するバーでパーティーを開いていたことが週刊誌で報じられ、事態を重く見たtvkが同月26日以降の放送休止を発表。
この件でトミーも活動休止となったため、2021年9月で打ち切られた。
2022年1月からtvkで放送されていた『かがやけ!ミラクルボーイズ』は芸人のかが屋が架空の人気YouTuber・ミラクルボーイズに扮して神奈川県内を訪れるというもので、本番組のオマージュ要素が見られた。
- 週末ライブ キモイリ!(2019〜2022)、アプリ学院!(2021〜2022)
どちらもTKO・木本武宏司会の番組で、前者はKBS京都の情報番組、後者はBS11のバラエティ番組。
2022年7月、木本が巨額の投資トラブルを抱えていたことが発覚。これを受けて前者は7月23日、後者は7月19日にそれぞれ打ち切られた。前者はその後司会者を変えて同じような内容の番組を立ち上げている。
2022年からEテレの番組『ミニアニメ』内で放送された同名の絵本を原作とするアニメ。
昆虫好きで知られ、クジコハクトガマムシの学名の元ともなった俳優の香川照之が原作のみならずエグゼクティブプロデューサーとして名を連ね、エンディング前のミニコーナーでは「カマキリ先生」としてクイズを担当するなど香川が全面的にバックアップした。
が、同年8月に香川が銀座のクラブを中心に女性に暴行を加えていたことが発覚。9月5日以降の放送は中止となった。
その後、お蔵入りとなっていた23話から26話はYouTubeのTMSアニメ公式チャンネルにて2024年4月26日~5月5日の間に限定公開された。
- 裸の少年(2001~2009・2018~2023)
ジャニーズJr.の冠バラエティ番組。テレビ朝日で放送。
風間俊介が進行役を担当していた第1期と、Jr.が様々な企画にチャレンジする第2期に大別される。
2023年に発覚した故・ジャニー喜多川による性加害問題の影響で、
問題を連想させるアウト過ぎる番組タイトル
のせいか批判が殺到。結局同年11月4日放送分での打ち切りを発表した。
後継番組は『地域密着&駅特化型地図バラエティー カクエキ!』で、スタッフと出演者は本番組から継続し、事実上のリニューアルとなる。
ジャニー喜多川の一連の問題で打ち切りになった番組はこれが最初。
読売テレビ制作の音楽番組で、関西ローカルの音楽特番「カミオト-上方音祭-」のレギュラー版である。
当番組を担当していた男性管理職社員が、番組制作会社に「追加演出費」名目で読売テレビに水増し請求していたことが発覚し、2023年末で放送休止。
その後、音楽番組の大規模リニューアルが決定し、その第一弾として2024年7月から『音道楽√ (ROOT)』という新番組を開始したため、本番組は事実上の打ち切りとなった。
- ザ少年倶楽部/ザ少年俱楽部プレミアム→ニュージェネ!/プレミセ!(2000~2024)
ジャニーズ事務所所属タレントによる音楽バラエティ番組。NHKで放送。
前述の問題の中で、2002年に同番組の出演を希望していたダンサーがジャニー氏の性被害を受けていたことを『NHKニュース7』内で報じ、これを受けて予定されていた2023年10月の収録を中止、番組も翌月から放送休止となった。
その後番組のリニューアルが決定し、タイトルが『ニュージェネ!/プレミセ!』に変更され、2024年1月から放送開始。リニューアル後は他芸能事務所のグループや女性アイドルも出演していたが、NHKがレギュラー番組から旧ジャニーズ所属タレントを一旦全降板させる意向を表明したため、同年3月で終了した。
テレビ東京の、いわゆる「警察24時」ドキュメンタリー。
2023年3月28日の放送において不正競争防止法違反の件について取り上げた際、「逮捕された4人の内、3人が後日不起訴になっていたのに言及しなかった」「強制捜査後も問題となっている商品が通信販売にて発売されていると伝えたが、実際はこの事件とは無関係の第三者が販売していた」「警察署内での会議の様子などを撮影したのが事後であったにもかかわらず、その旨を明示していなかった」ことなどが判明。
このため、2024年5月28日に番組公式サイトで謝罪して打ち切りを発表。同時に今後同種の番組制作から撤退することも表明した。
- 中居正広の金曜日のスマ(イル)たちへ(2001~2024)
2024年末に発覚した中居正広の女性トラブルの報道を受けて終了になった番組その1。
TBSテレビのバラエティ番組。
開始当初から2019年までは凶悪犯や難病など訳あり女性の人生を再現ドラマで流すのがメインだったが、2020年以降は話題のゲストを呼んでトークで掘り下げる内容に変わっていった。
2025年の年明け分の収録が年末に行われる予定だったが、その矢先にトラブルが発覚し収録も出来なくなったため放送休止となり、同年1月20日に番組の終了が発表された。
なお、中居が出演していたTBSの「THE MC3」については降板扱いで、当初は代役を立てて継続する予定だったが、最終的に残った司会進行の3人(ヒロミ・東野幸治・田村真子)を据えたまま『タミ様のお告げ』へリニューアル。
「MC3」名義では実質3カ月で打ち切りという、前番組のジョンソンよりも短命になってしまう皮肉な結果となった。
- まつもtoなかい→だれかtoなかい(2023~2024)
2024年末に(ryその2。
フジテレビのバラエティ番組。
番組MCの松本人志と中居正広が「会わせたい」と思う著名人2名同士をマッチングさせ、対面トークやパフォーマンスなどを行う。
2020年と2022年の「土曜プレミアム」において単発特番として放送され、好評だったことから2023年にレギュラー化。松本はこちらに専念するため「ワイドナショー」を降板している。
しかし2024年1月に松本が週刊文春を提訴し、訴訟に専念するため芸能活動を休止したためMCを降板。番組タイトルも「まつもtoなかい」から「だれかtoなかい」に変更し、2月から3月までは二宮和也が、4月から2024年末までムロツヨシが松本の代理を担当し、2025年1月12日からは岡田准一がMCを務める予定だった。
前述の理由で「だれかtoだれか」になることはなく1月の放送は休止→同月22日に打ち切り。
番組は一部報道で2025年春の終了が報じられていたため、実質これが前倒しされたことになる。
後番組は設けられておらず、特番や後続の「Mr.サンデー」拡大版を編成する形でつなぎ、最終的に2025年春改編で「Mr.サンデー」を正式に2時間へ拡大している。
- 中居正広のニュースな会→中居正広のキャスターな会→中居正広の土曜日な会(2019~2024)
2024(ryその3。
テレビ朝日のニュース情報番組。
中居がキャスターとして1週間の話題になったニュースを振り返っていくもの。
タイトルと時間帯をちょこちょこ変えながら6年にわたりテレ朝昼の報道番組として親しまれ、実質最終年となった2024年には30分放送枠が拡大する好待遇も受けていた。
一連の流れから打ち切りが決まり、中居のレギュラー番組は「ザ・世界仰天ニュース」(日本テレビ)を除きすべて終了。これらの発表と同時に中居は芸能界引退を発表した。
後継番組は平日昼帯の土曜版である「ワイド!スクランブル サタデー」。
余談だが、テレビ朝日がジャニーズ所属タレントをキャスターに迎えた報道・情報番組はこれ以外にも「週刊ニュースリーダー」「サンデーLIVE!!」があったが、いずれも不祥事がきっかけで終了し、後番組は平日帯番組の拡大版という道を辿っている。
テレビ朝日・総合編成局第2制作部所属のエグゼクティブディレクターである友寄隆英(通称・ナスD)の深夜バラエティ番組。
ナスDが世界の僻地で破天荒な冒険を行うもので、深夜番組では異例の5年という長期にわたる人気番組となった。
2025年2月9日の放送を最後に突如放送休止となり、同年3月19日に友寄が「2019年~2025年1月にかけて、個人的な会食費用を経費として請求するなどの不適切な経費処理(総額約517万円)」「複数のスタッフに対し人格を否定するようなパワハラ発言を繰り返す」といった行為を行っていたことが判明。
これにより友寄を降格処分、監督する立場の上司(編成局長など)を減給処分にするとともに、番組を打ち切りとすることが発表された。また、友寄の運営していたYoutubeチャンネル「ナスDの大冒険YouTube版」も同日までに削除されている。
国分太一のコンプライアンス違反に伴う活動休止で打ち切りになった番組その1。
毎日放送の関西ローカル番組で、TOKIOの国分太一が関西スタートアップ企業の経営者をゲストに招き、企業の紹介と対談を行うもの。
当初は月一回の深夜放送だったが、国分の要望から放送時刻が土曜の早朝に移り、同時に毎週放送の番組となった。
2025年6月21日の放送から休止となり、同年9月26日に正式な打ち切りを発表した。
国分太一の(ryその2。
テレビ東京で日曜午前中に放送されていた番組で、国分と料理研究家のケンタロウ→栗原心平とともに様々な料理を作るもの。
国分の番組だからか、回によっては食材を一から作る回もあった。
2025年6月22日の放送から休止となり、こちらも同年10月の会見で正式な終了を発表。
後継番組はレギュラーだった栗原を起用した番組となることが発表されている。
国分のレギュラー番組は「
ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ)「世界くらべてみたら」(TBSテレビ)もあったが、これについては降板で継続する形を取っている。