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My Melody & Kuromi(Netflixのアニメ)

登録日:2025/12/29 Mon 19:50:25
更新日:2026/05/29 Fri 08:54:25
所要時間:約 6 分で読めます





マリーランドでは、みんなが、願いを持って暮らしていました。

「私」の願いは……。




『My Melody & Kuromi』とは、ストップモーションによるショートアニメシリーズ。
2025年7月24日に、動画配信サービスのNetflixで配信開始された。
各話約15分で、全12話。
サンリオのキャラクター、マイメロディとクロミを主人公にしたオリジナルアニメである。
製作はTORUKUとWIT STUDIO。


概要


サンリオの人気キャラクターである、優しいけど天然なウサギのマイメロディと彼女をライバル視するクロミがストップモーションアニメとして登場。

本作の監督は、「ふわふわのもふもふ」なキャラクター達を様々な趣向を凝らしたストップモーションで躍動的に表現した『PUI PUI モルカー』シリーズで一躍話題となった見里朝希。
脚本は根本宗子。

『モルカー』同様に、ふわふわのぬいぐるみ風に造形されたマイメロディや仲間達が、可愛らしさはそのまま、なおかつ表情豊かに動きたっぷりに表現され、時にアクション、時にホラーといった様々なジャンルを詰め込んだエンターテインメント作品に仕上がった。
特にマスコットキャラアニメとしては異色の、大迫力のアクションシーンは一際力が入っており、撮影にも多大な労力が注がれたという。

物語としては、「お菓子作り」と「欲望」、「優しさ」をテーマに、マイメロディとクロミの関係や人間社会の風刺を盛り込んだ、『モルカー』でも見せた見里監督の慧眼の鋭さが光っている。
ところどころ子供には少し厳しいダークな…というより人によってはかなりショッキングなシーンもあり、閲覧には若干の注意が必要。Netflixのレイティングでは「軽度の暴力」の注意文が記載された。

声優は『おねがいマイメロディ』シリーズをはじめとするアニメと同キャストが引き続き担当している。





ストーリー

ここは様々な人々が幸せに暮らす国、マリーランド。
そこに住む、イチゴが大好きなウサギのマイメロディは、育てたイチゴを活かしてケーキ屋さんを始めて、瞬く間にみんなの人気者になった。
一方で、マイメロを一方的に敵視するクロミは和菓子屋さんを経営するものの、人気が得られず悔しがっていた。
そんなある日、イチゴを摘みに森に出かけたマイメロは、森の中で茨に捕まったハート形の奇妙な生き物に出会う。
その「ハートさん」の力で雲の王国に行ったマイメロは、番人の追跡を振り切ってマリーランドに戻り、成り行きでハートさんと一緒にお菓子作りを続けた。
やがて、ハートさんの力で美味しさがアップしたマイメロのお菓子はますます評判になり、クロミは更に対抗心を燃やす。
しかし、マリーランドで開かれたスイーツコンテストで思わぬ事態が発生し、それはマリーランド中を巻き込む大事件へと発展してしまう……。



登場人物


  • マイメロディ
CV:佐久間レイ
ご存じ、赤い頭巾を被ったウサギ
「みんなと笑顔で暮らしたい」ことを何より願っている「優しい」女の子だが、他人の気持ちに疎く天然なところが玉に瑕。
とは言え、自分の人気の高さを自覚しており、ネットの評判も適度に気にしている。
イチゴが大好きで、育てたイチゴを有効活用すべく始めたケーキ屋さんで、天才的なお菓子作りの才能と持ち前の人当たりの良さも相まって大繁盛する。
ある日、森の中で出会ったハートさんと仲良くなり、フラットくん達の知らないところで一緒に住むようになるが、ハートさんのかけた「魔法」でお菓子が更に美味しくなったことで評判となるも、彼女自身はその効果に全く気づいていなかった。
しかし、スイーツコンテストでハートさんを奪われたことを機に、マリーランド中で起こった事件で、自身の優しさ、もとい「お節介」を自覚せざるを得なくなってしまう。

  • クロミ
CV:竹内順子
自称・マイメロのライバルの黒い頭巾を被ったウサギ。
「1番になってみんなの人気者になる」ことを願い、みんなから愛されているマイメロを一方的に敵視している。
マイメロと同じ時期に和菓子屋さんを始めたが、絶望的なセンスの無さ故に作るお菓子は悉く不評で、マイメロに嫉妬する日々を送っている。
メカの発明に関しては秀でており、特製のバイクやドローン、自家用機といった機械を駆使する。
スイーツコンテストでマイメロに勝つべく様々な工作をするがほとんどが失敗に終わるも、ピスタチオに見初められたことで優勝し、彼との共同経営で売り出したどら焼きは大流行し有頂天となる。
しかし、どら焼きは住人達の間で熱狂的な人気となり、暴徒と化した住人に追われて次第に追い詰められ、自分の願いに疑問を抱くようになる。

  • フラットくん
CV:潘めぐみ
マイメロの友達のネズミの男の子。
ケーキ屋さんをマイメロと一緒に営んでおり、主に設備関係の開発を担当している。
屋台の秘密の仕掛けも彼が発明しており、カーチェイスにも対応可能。ぶっちゃけ意図は不明。
マイメロの優しさとお菓子作りの才能を誰よりも信頼し、共に歩む仲間として彼女を支えるが、突然味が変わり、いつになく評判となったお菓子に不信感を抱く。

  • ピアノちゃん
CV:花澤香菜
マイメロの友達のヒツジの女の子。
多趣味な性格で、主に音楽でマイメロの店を盛り上げ、時として凄まじい格闘技で敵を倒したり、恥ずかしいポエムを密かに書いていたりする。
普段は無口で鳴き声しか話さないが、実力を発揮する時は饒舌になる。

  • タンバ
  • ササゲ
CV:梶原岳人
クロミの店に新しく入ったバイトのオオカミの男の子二人組。
お菓子作りの才能もあり、クロミの料理下手を補っていた。
当初はマイメロにハートさんの在り処を探すために近寄ったが、クロミに近づいてマイメロからハートさんを奪うチャンスを伺っていた。
だが、クロミと一緒に過ごすうちに彼女のことが大切になっていく。

  • ピスタチオ
CV:野島健児
超有名パティシエで、スイーツコンテストの特別審査員。
しかし、なぜかその記録はどこにもなく、運営がガバガバな認識で呼んでいた人物。
「人気者になる」ためにパティシエになったと公言しており、お菓子作りにおいて重要なのは奇抜な発想で注目を集めることだと言って、食べる側のことはあまり考えていない。
マイメロの作ったお菓子を「ハートの力」がかかっていると見抜き、彼女を敵視し、クロミを強く推してコンテストで無理矢理優勝させる。
その後、クロミの店の共同経営者となり、奪ったハートさんの力でクロミのどら焼きをマリーランドで流行させる。

  • ハリネズミくん
CV:沢城みゆき
マリーランドの住人で、マイメロのケーキ屋さんの常連客。
誕生日ケーキをよく購入するが、ろうそくを忘れられがち。

  • マリーランドの住人達
マリーランドで暮らす様々な種類の動物達。
皆基本的に「幸せ」に暮らしているが、現代社会の人間達と同様に、ネットで悪評を呟いたり、美味しいお菓子を独り占めしたいという俗な欲望を抱いたりする。

  • 雲の番人
CV:???
雲の王国をたった一人で守っているという白くてふわふわのもふもふの巨大なクマ。
天候を操るフォーク型の槍を持っている。
ハートさんを「自分のもの」と主張し、マイメロに執拗に渡すように迫る。

  • ハートさん
マイメロが森の中で出会ったハート形の石のような生物(?)。
茨に絡まっていたところをマイメロに助けられ、以来彼女に力を貸すようになる。
だが、マイメロの心が曇るごとに元気がなくなり、ピスタチオに奪われてからは色も失っていく。

  • マイメロのママ
CV:中川里江
その名の通りマイメロのママ。
マイメロに数々の格言を伝えたありがたい人物。

  • バクくん
クロミの相棒。本作では弟達の世話をするため一時的にクロミの元を離れている。


キーワード

  • マリーランド
様々な種類の動物のような生き物が暮らす国で、本作の舞台。
お菓子のトレンドには敏感のようで、流行のお菓子にはすぐ飛びつく、ある意味「わかりやすい」国民性である。

  • マイメロディのケーキ屋さん
マイメロがフラットくんやピアノちゃんと始めたケーキ屋さん。
マイメロのフルーツを活かし趣向を凝らしたケーキやフラットくんの開発した設備、ピアノちゃんの演奏で巷で話題となる。

  • クロミの和菓子屋さん
クロミがマイメロと同じ時期に始めた和菓子屋さん。
店主のイチオシは好物のラッキョウを使ったメニューなため、店の評判は最悪。
しかし、ピスタチオが共同経営に入ってからは熱狂的な人気を獲得する。

  • 雲の王国
マイメロが迷い込んだ雲の上にあるふわふわの王国。
お菓子でいっぱいだが国民は誰もおらず、マイメロ曰く「ちょっと何か足りない」味らしい。

  • ハートのパウダーシュガー
ハートさんがお菓子に振りかける不思議なパウダーシュガー。
これがかかったお菓子は美味しさが格段に上がるだけでなく、食べた者を魅了する効果がある。
また、お菓子に命を宿し、自在に形を変えることも可能。




追記・修正はハートさんの砂糖入りのお菓子を食べてからお願いします。

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最終更新:2026年05月29日 08:54