登録日:2026/04/02 Thu 14:26:35
更新日:2026/08/23 Sun 00:02:50NEW!
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『
鬼の花嫁』とは、日本の
ライトノベル。
シンプルなタイトル故に酷似したタイトルの作品が複数あるが、ここではクレハを作者とするライトノベルについて解説する。
【概要】
キャラクター短編小説コンテストのテーマ「あやかし×恋愛」に則り人間のヒロインとあやかしの恋愛を描いており、虐げられた心優しい女性が救われるというシンデレラストーリーの王道ラブコメとなっている。
クレハが2019年11月にスターツ出版サイト『ノベマ!』にて行われた、第1回キャラクター短編小説コンテストに夢羽音名義で投稿し優秀賞を受賞した作品。
コンテストでは短編用に省略されていたが、その後は『鬼の花嫁は愛されたい』というタイトルでノベマに長編版が掲載開始。現在は各章ごとに書籍版のタイトルに直して掲載されている。
一時期は『鬼の花嫁~運命の出逢い』のタイトルで『
小説家になろう』で、『鬼の花嫁は愛されたい』のタイトルでアルファポリスでも連載していたが、現在は書籍化に伴い両サイトから削除されている。
書籍版はスターツ出版文庫から刊行中。イラストは白谷ゆう。
当初のWeb版の内容は1巻でやり尽くしそこで完結の予定だったが、その後続刊が決定。
一度5巻で完結するが、その後ナンバリングを一新した新章「新婚編」がスタート。そちらは既刊5巻。
また本筋とは関わらない「短編集」「エピソード0」も刊行されている。
同じスターツ出版の「野いちごジュニア文庫」から児童書版も刊行されている。既刊2巻。イラストはニナハチ。
【あらすじ】
ここは、妖狐や猫又、そして鬼など、あやかしたちと人間が共存する世界。
幼少期から妹の花梨ばかり溺愛する両親に愛されずネグレクトされていた少女・柚子。
ある時祖父母に誕生日プレゼントにもらったワンピースを花梨に破られ、思わず手を上げてしまうも、花梨を花嫁とするあやかし・瑶太に攻撃されてしまう。
傷心で家を飛び出し一人泣いていたところ、通りがかった最高位のあやかし・鬼の次期本家当主である玲夜に、柚子が玲夜の花嫁だと宣言され……。
【用語】
いわゆる妖怪。一般的にイメージされる鬼や妖狐といった種が存在する。
元々は人間に紛れひっそりと暮らしていたが、世界大戦後に表舞台に現れ日本の復興に貢献した。
人間に似ているが見目麗しく、特殊な能力を持ち、政治・経済・芸能とあらゆる分野で地位を確立している。
同じあやかしでも種族によって格があり、鬼が最高位とされる。
あやかしの持つ力。霊力の強さは遺伝するため、あやかしは基本霊力の釣り合う相手と番う。
しかし人間にも稀に霊力を持つ者がおり、霊力を持った人間の男を伴侶とするあやかしの女性もいる。
あやかしは基本あやかしとしか番わず人間はあやかしの子を産めない。
だが、ごくまれに人間の女性を花嫁に迎えられることがあり、その花嫁ならば対応するあやかしの子を産める。
花嫁はとても大切に扱われるため花嫁に選ばれることかなりの栄誉だが、花嫁の基準は人間もあやかしも知らず、ただ一目見て本能で相手が花嫁だと理解する。
あやかしの花嫁に対する執着は強く、花嫁を奪おうとする者は徹底的に排除しようとする。
花嫁を手に入れたあやかしは霊力が増し、花嫁が生んだあやかしは生まれながらに強大な霊力を持つため、あやかしの一族にとっても繁栄につながる。
あやかしのために作られた特別な学園。初等部から大学部まである。
一般的にはほとんどのあやかしやその花嫁がこの学園に通うが、他の学校に通うことも許されているし花嫁でない人間でも通うことは可能。
【登場人物】
CV:
早見沙織 演:吉川愛
主人公でありヒロイン。原作及び漫画版では名字の設定は特になかったが、実写映画版とアニメ版では
東雲という名字が設定されている。
幼少期から家族に愛されず虐げられていたが、玲夜に「花嫁」として見初められ、鬼龍院家に迎え入れられる。
上記のような育ちの為しっかり者。玲夜に頼りっぱなしになるのを良しとせず、玲夜の役に立ちたいと望む。
書籍1巻、すなわち初期設定では玲夜の花嫁に選ばれたこと以外は本当にごく普通の少女だったが、話が進むにつれ設定が盛られており実は世界観的にも物凄い人物であることが判明している。
CV:梅原裕一郎 演:永瀬廉
もう一人の主人公。柚子を花嫁として見初めたあやかし。
あやかしの中でも最上位の鬼、その中でも本家筋に当たり人間もあやかしも取りまとめ日本を牛耳っている鬼龍院家の次期当主。霊力・財力・権力全てにおいてあやかしの中でも抜きんでている。
冷酷無情な事でも有名だったが、柚子のことは大切にしており、柚子と出会ってからは他者に対しても少し優しくなった。一方柚子を傷つける者には容赦しない。
柚子を溺愛しているがあやかしの本能を理性で抑えることができる。花嫁をガチガチに束縛するあやかしも多い中玲夜は柚子の意思を尊重してくれる。
CV:小林美憂(アオ)/寺澤百花(ソウ)
玲夜が創り出した使役獣。黒髪の「アオ」と白髪の「ソウ」の2人おり、角を一本生やした手のひらサイズの人型。
通常使役獣は意思を持たずすぐ消えるが、この2人は玲夜がかなりの霊力を込めて創ったため独立した意思を持ち、霊力が尽きぬ限り消えない。
柚子の護衛を務めており、玲夜が一緒にいられないときは基本柚子と行動を共にする。その可愛らしさから柚子の学校の生徒・教師に絶大な人気を誇る。
演:兵藤巧海
鬼龍院家の分家の跡取り。玲夜の秘書を務める。
頭脳明晰で優秀。玲夜に対しては絶対の忠誠を誓っている。
演:白本彩奈
鬼龍院家の筆頭分家である鬼山家の令嬢。
玲夜の婚約者だったが、柚子が花嫁に選ばれたことで婚約は白紙になった。
柚子に対して「身のほどというものを教えて差し上げなくてはなりませんね」と宣言するが……。
CV:
石見舞菜香 演:片岡凛
柚子の一歳年下の妹。愛嬌があって要領がいいため両親からは溺愛されている。
幼少期から甘やかされて育ったうえに上位のあやかしの花嫁に選ばれたためかなりわがままであり、特に柚子に対しては見下した態度を取る。
CV:
逢坂良太 演:伊藤健太郎
花梨を花嫁に選んだあやかし。鬼に次ぐ上位のあやかしである妖狐で、資産家でもある一族の生まれだが、家は玲夜と違い本家筋ではなく上位の分家に過ぎない(つまり妖狐の次期当主というわけではない)。
花梨を溺愛するあまり、花梨に頼まれればどんなリスクの高いことでも行ってしまう。
CV:千本木彩花 演:田辺桃子
柚子の幼なじみで親友。東吉の花嫁。
気の強い性格で友達想い。
柚子と同じ学校に通いたいという理由で一般の公立高校に通っていたが、柚子も花嫁に選ばれたこともあり大学からはかくりよ学園に通う。
CV:
花江夏樹 演:谷原七音
猫又のあやかし。通称にゃん吉。
猫又はあやかしの中では下位なのに、柚子が玲夜の花嫁に選ばれた結果トップクラスのあやかしたちと関わることになり気苦労が増えた。
透子と同じ学校に通うためにかくりよ学園から一般の公立高校に転校していた。大学はかくりよ学園に復学する。
【メディアミックス】
スターツ出版のWeb雑誌『noicomi』にて連載中。既刊9巻。作画は富樫じゅん。
2026年3月27日公開。
2026年7月から放送開始。
◆鬼姫~運命の契り~
原作と同じくスターツ出版文庫から刊行。原作者クレハ直筆で、イラストも原作と同じ白谷ゆうが担当。
キャッチコピーは「これはもう一つの『鬼の花嫁』の物語」。原作とは逆に花嫁が鬼であるという意味の「鬼の花嫁」であり、人間の男性と鬼の女性の恋物語を描く。
原作新婚編5巻と同時発売で、そちらには本作のプロローグの他本作の主人公がちらっと登場する短編も収録されている。
追記・修正は自分の花嫁を見つけた人にお願いします。
- この作品の後、雨後の筍のように「不遇なヒロインが訳あり旦那に溺愛される和風作品」が増えた印象。 なろう系の転生や悪役令嬢とも似た流れだけどこのジャンルはあまりに似すぎている…… -- 名無しさん (2026-04-02 14:54:22)
- テンプレ通りの女向けクソなろう -- 名無しさん (2026-04-02 15:44:03)
- (2400:4153:f0a0:1c00:d52a:cf51:94d:524e)による2026-04-02 15:44:03)の作品への愚痴コメントを荒らし報告ページに報告しました -- novelpia (2026-04-02 22:24:07)
- ↑×3この作品もだけど、「わたしの幸せな結婚」の影響もあると思う -- 名無しさん (2026-04-03 17:08:23)
- 原作者は他の著作でも毒親からの冷遇や姉妹格差を描写していることが多い。原作者自身が実際にそういった面で辛い思いをしてきたのかそうでないかによって印象が大きく変わる気がする -- 名無しさん (2026-04-03 20:16:49)
- ↑2&一番上のコメント そのジャンルでパッと思いつくのがそれらなんだよな。どっちも2019年に刊行されててヒロインが毒親に溺愛された妹に虐げられてるのも共通してる。 -- 名無しさん (2026-04-03 21:31:21)
- 和製シンデレラという言葉がここまで似合う作品もあるまい -- 名無しさん (2026-04-04 03:07:33)
- 人外との番作品だけど「妖が人間社会に絡んでいる」ことで起こるいざこざとかも描いてるのは実は結構珍しいほう -- 名無しさん (2026-04-04 06:58:04)
- ↑2ジャニ系が男主人公の実写映画→後アニメ化の流れも同様 -- 名無しさん (2026-04-11 20:18:11)
- 性格クソみてぇな妹役がアニメ版だと薄幸ヒロイン役多い人なの意外わた婚の妹はそんなでもなかったけどこっちはザマァ通り越して〇ねレベルのヘイトぶり -- 名無しさん (2026-07-05 00:50:56)
- そういえば姉妹の名前も結構上手いネタではある柚子:加工しなくても食用になるし香りもいい。花梨:香りはいいけど加工しないと食えない(かなり渋い)本当よくお似合いの名でいらっしゃるwww特に妹 -- 名無しさん (2026-07-12 00:44:38)
- スピンオフは同一世界観だそうだけど…設定的にあやかしの女にとっての花婿ってどういう感じなのやら -- 名無しさん (2026-08-19 16:12:50)
- 愚痴を聞いてもらってる親友がにゃん吉と一緒に凄い屋敷に住んでるの何とも思わないんだなあ・・・いやまあ階級的に出来ることと出来ないことはあるけどもさ -- 名無しさん (2026-08-19 17:33:44)
最終更新:2026年08月23日 00:02