石見舞菜香

登録日:2025/01/27 Mon 00:37:38
更新日:2025/04/23 Wed 07:37:20
所要時間:約 5 分で読めます




石見(いわみ) 舞菜香(まなか)とは、日本の女性声優である。


【プロフィール】

出身地:埼玉県
誕生日:1998年4月30日
身長:158cm
趣味:散歩・読書
特技:チューバ、耳を動かすこと
資格:日本漢字検定準2級
所属事務所:プロ・フィット→ラクーンドッグ
(公式HPより引用)


【概要】

上記の通り苗字の読みは「いしみ」ではなく「いわみ」。
プロフィット声優養成所出身で、準所属を経て2020年1月より正所属となる。長谷川育美は養成所時代からの顔見知り。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で本間芽衣子を演じた茅野愛衣の演技を見て、声優を目指すようになった。
初主演作品は2018年に公開されたP.A.WORKS制作のオリジナル劇場作品『さよならの朝に約束の花をかざろう』の主人公:マキアである*1

2022年にプロフィットが3月末をもってマネジメント事業を終了したことに伴い、同年4月からはラクーンドッグに所属している。

2019年第13回 声優アワード新人女優賞受賞
2024年第18回 声優アワード助演女優賞受賞


【人物】

癒し系ともとれるゆるふわボイスが特徴的である。
このため、可愛い系のヒロインや天然系ヒロイン、どこか幸薄そうなはかなさをもったヒロインを演じることが多い。
後者に関しては、演じたキャラが実際に「不幸な境遇」に遭ってしまうことも割とあり、
ヒロインの性格と石見氏の演技や声色がよくマッチしているとも言える。
ただ、近年は上述した以外の性格のキャラクターも演じるようになっており、氏の演技の幅が広がっている証左とも言えるかもしれない。

料理に関するエピソード

ラジオやイベントなどで料理をした際、結構な頻度でやらかす見所のあるエピソードを披露している。
ちなみに、当人曰く自炊はしていないらしい。

レンジで作るプリンを作ろうと、分量を量ってレンジに投入するも、レンジの中で大爆発させ、さすがに落ち込んで「マジかあ」と思ったり、
お菓子作りでゴムベラを使っていたら、力加減が分からずゴムベラを折ってしまったエピソードがあったり、
『プリンセスコネクト!Re:Dive』のイベントで、声優の前田佳織里氏と料理を披露した時には、
野菜を炒める際に先に油を引かず野菜を投入しようとして流石に前田氏から突っ込まれたことも。

前田「ちょっと待って!油は?」
石見「油引いた方がいいですか?」

何なら油を野菜と同時にいれて混ぜようとしていたため、混ぜるな~!」と突っ込まれた。
「後から引いたって変わらないじゃん!」

また、『お隣の天使様』で共演した白石晴香氏とオムライスを作ろうとしたイベントでは、
炒めている野菜に塩を入れようとするもなかなか塩が出ない(ひねって塩を出すタイプ)ところを白石氏に突っ込まれた後、
今度は続けざまにコショウを複数の穴の部分から通さず、大量かつダイレクトに野菜に入れようとしてさらに突っ込まれた。

白石「誰がこの状態のコショウ入れるのよ。怖いわ!!」

今後もこうした料理イベントがあった際にいろんな意味で面白エピソード見せ場を作ってくれることだろう。
ちなみに、上述した『プリコネ』と『天使様』で石見氏が演じたキャラは料理が上手い設定である。


【代表的なキャラ】

テレビアニメでは初主演がテレサだったのもあり、本作で石見氏を知ったファンも多いのではないだろうか?
テレサは浮世離れしたところはあれど芯が強く王道的なお姫様ヒロインである。
石見氏はテレサをすごくいい意味で子どもっぽく、無邪気でまっ白で、目に映るものが全てキラキラしている好奇心旺盛な女の子と評している。
なかなか関係が進展しない2人の恋模様もリアルだと感じているとのこと。
なお、本作ではED楽曲も披露している。

リメイク版では主人公の本田透役を担当。お淑やかさと優しさを秘めた透のキャラを演じきった。
本人にとっても透の演技と経験は大きな財産になり、大きく成長できたとのこと。

アニメ版一期の時点でキャスト込みで公開されていたキャラだが、二期にてメインキャラとして登場した。
心優しい少女なのだが、劇中ではクラシック三冠と呼ばれるレースの最後である「菊花賞」でミホノブルボンに勝利し、彼女の三冠達成を阻止したことで、
彼女のファンをはじめとするウマ娘のレースファンから心ないバッシングを受け、「誰にも勝利を望まれない」と思い込んで心を閉ざしてしまう。
しかし、当のブルボンからの(若干スパルタ気味な)激励を受けたことで再起し、ライスは彼女に見守られながら極限まで追い込んだ身体で「天皇賞・春」に挑むこととなる…。
石見氏の演技にマッチした薄幸なキャラクター像もさることながら、「天皇賞・春」での鬼気迫る演技も見どころである。
話の展開と、それを受けての「天皇賞」ラストスパートの「ライスは…ヒールじゃない…ヒーローだ!!」で涙した視聴者も多い事だろう。
一方、アニメ二期放映とほぼ同時期にリリースされたアプリ版『ウマ娘』でも、石見氏演じるライスシャワーは初期実装組として登場しているが、
育成シナリオ等では、自身のトレーナーであるプレイヤーを「お兄さま/お姉さま」と呼ぶことが話題を呼び、
呼び方も相まってライスの魅力にやられたプレイヤーが「どけ!俺はお兄さまだぞ!/どいて!私はお姉さまよ!」と自称する現象が続出した。

序盤に登場した際、あかね自身が精神的に追い込まれる展開も相まって、上記のライスのような幸薄ヒロインなのかと思った視聴者もいたという。
後に舞台役者として才能を開花し、自身を救ってくれた想い人である主人公:アクアの願いを叶えるべく、
献身的に主人公を支えるその姿から、あかねファンになった読者・視聴者も存在する。
とりわけ、登場人物かつ本作のキーキャラであるアイのキャラを模倣した演技にインパクトを受けたという声が多い。
なお、その場面を演じるにあたり、石見氏はアイの声を研究しつつ、アイ役の高橋李依氏の演技のコピーにならないようなちょうどいい塩梅の演技を模索したという。

メインヒロインである「天使様」。
とあるニュースサイトで石見氏が演じたキャラで人気投票した際、上記の真昼が1位を獲得した。
しっかり者だが、どこかはかなげな雰囲気を漂わせる文字通り「天使様」なヒロインに石見氏の優しい声質と演技がマッチしているとの評もある。
特に頑固なところや幼い一面について親和性が高いという声もある。
本作ではカバー曲のEDテーマの歌唱も担当している。

騎士を目指す生真面目な少女ながら、真面目過ぎて暴走したり健啖家だったりするギャグシーンもこなせる少女。
戦いの空気が流れるきな臭い中で高潔であろうとしながらも、許婚を殺害したとされるとある民族全体に嫌悪感を持っていたりと、何処か未熟さを感じさせる。
しかし彼女を語るのに欠かせないのがその断末魔の悲鳴
他のキャラと比べても異様に迫真で「死にながら収録した」とまで言われるそれは、生を渇望する少女の最後の叫びだったのかもしれない。
とはいえファイアーエムブレムシリーズは基本的に仲間を死なせないように動くので彼女の悲鳴もプレイミス以外では聞けない…と思いきや、
条件を満たせないと敵として出てきてその場合は倒さなければならない為、このゲームをプレイしているとどこかで聞いてしまうという罠がある。
後の無双では流石にやりすぎたと判断されたのか、断末魔は控えめになった…と思いきや、今度はリンハルトの断末魔がイングリット並みにパワーアップした。


【主な出演作】

アニメ


ゲーム





追記・修正は料理を失敗して、幸薄な境遇になってからお願いします。

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最終更新:2025年04月23日 07:37

*1 初のメインヒロインの作品に関してはテレビアニメ作品については2017年の『クジラの子らは砂上に歌う』のリコスとなる。