登録日:2010/05/07 (金) 17:18:56
更新日:2024/06/12 Wed 22:04:08
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――7月4日、その日は全人類にとって忘れ得ぬ独立記念日になる…。
アメリカ映画。
日本での公開は1996年12月7日
アメリカでは、映画の始まりと同じ7月2日に公開された。
別名『ID4』
監督は後にデイ・アフター・トゥモロー、2012などを手がけるディザスター映画の巨匠ローランド・エメリッヒ。
ツッコミどころは多々あるものの、ベタながら熱いストーリーと迫力のビジュアルで今も愛されている。
あらすじ
アメリカ独立記念日を控えた7月2日、直径24kmにも及ぶ円盤形UFOがニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントン等の世界の大都市上空に出現。
混乱に陥る中、アメリカ政府は交流を求めUFOとの交信を試みるが、容赦ない攻撃を受けてしまう。
ようやく彼らが侵略者である事を理解するが時遅く、エイリアンによる全世界の主要都市部への一斉攻撃が開始された。
果たして人類は生き残れるのか……
【以下ネタバレの嵐】
登場人物
◎デイヴィッド・レヴィンソン(演:ジェフ・ゴールドブラム 吹替:
大塚芳忠(DVD)・磯部勉(TV))
MITを卒業した天才エンジニア。現在はケーブルテレビ放送局で働いている。
衛星通信にノイズとして隠されていた
宇宙人の暗号を解読し、侵略者である事を突き止める。
更には無敵を誇ったエイリアンのシールドを消滅させる方法を思いつくなど大活躍している。
ホワイトハウス首席報道官であるコニーの元夫だが、ホイットモアを浮気相手と誤解した事で離婚している。
「今なんて言った?」
◎トーマス・J・ホイットモア大統領(演:ビル・プルマン 吹替:安原義人(DVD)・
古川登志夫(TV))
アメリカ合衆国大統領。
元戦闘機パイロットで、
湾岸戦争の英雄。
誠実で紳士的な人物ではあるがその一方で政治家としてはあまり高い評価を受けておらず、本編開始時点での支持率は40%程度。
最終決戦においては攻撃部隊のパイロットが不足していた事から、自らも戦闘機に乗りシティ・デストロイヤーへの攻撃に参戦。
持ち前のリーダーシップを発揮し、人類を勝利へ導く。
劇中の演説はマジで熱い。
彼もまた、
大統力の持ち主に違いない。
「空に帰るのさ」
◎スティーブン・ヒラー大尉(演:ウィル・スミス 吹替:
山寺宏一(DVD・TV共通))
アメリカ海兵隊第314戦闘攻撃飛行中隊「ブラックナイツ」隊長。
宇宙飛行士になる事が夢なのだが、様々なハンデが彼の夢を妨げている。
ロサンゼルスのシティ・デストロイヤー攻撃の際に相打ちの形で撃墜されたが、
宇宙人を捕獲する。
葉巻を御守り代わりにしている。
「地球へようこそ!!」
◎ラッセル・ケイス(演:ランディ・クエイド 吹替:
青野武(DVD)・宝亀克寿(TV))
劇中屈指の
漢。
かつて
ベトナム戦争で戦闘機乗りだった経歴を持つ。現在はロサンゼルス郊外で、農薬散布業を営む軽飛行機パイロットで、昼間から酒浸りの冴えない初老男。10年前に、自分は
宇宙人に誘拐されたとか言っている。その為、周囲からは変人扱いされ、家庭はバラバラになってしまった。
最初はダメな男の描写ばかりだったが家族への愛は本物で、人類の危機にあって段々と家族思いな一面と責任感を見せていく。
そして山場では愛する家族を守る為に、自ら犠牲になってシティ・デストロイヤーに特攻して撃墜する姿は鳥肌物の漢っぷり。
ちなみに劇場版で彼はF-18を乗りこなしているが、もう一つのエンディングという名の没シーンではポンコツの複葉機に乗っている。
本当に
宇宙人に攫われたのかただのアル中の戯言なのかは本編では曖昧だが、小説版では本当にエイリアンの先遣隊に誘拐されたことになっている。
「帰ってきたぜぇーっ!!」
◎エイリアン
人類を遥かに凌ぐ高度な科学力を持ち、数々の惑星を征服しては資源を食い荒らしてきた凶悪な種族(別名 宇宙のイナゴ)。
外見は一般的に知られているグレイに似ている。テレパシーで意志疎通を行う。
ただ体は人間並みに弱く、それを補う為に筋力に優れた別種のエイリアンをバイオアーマーとして着用している。
何故か地球人がMacで製作したウイルスが通じるコンピュータを使用しており、その超展開っぷりは多数の視聴者・評論家からツッコまれている。
が、エリア51での会話シーンからも分かる通り、この世界における科学技術の急激な発展はエイリアンの技術を研究した成果であることが示唆されている。
それはコンピュータに関しても例外ではない。つまり、Macも元々はエイリアン側の技術だったのだ。
だからウイルスも有効だった、というワケである。なおこの事実が周知された後は「劇中でちゃんと説明しろ」という新たなツッコミを呼び込んだ。
「死ネェェ…」
その他登場機体など
◎マザーシップ
全長約550kmの半円状のエイリアンの母船。50機ものシティ・デストロイヤーが配備されており、シールドの発生もここから行っている。
◎シティ・デストロイヤー
直径約24kmの円盤UFO
主砲は一撃で大都市を瓦礫の山に変える程の威力。
全体に見えないシールドが張り巡らされており、
核兵器でも破ることは不可能。
初登場時の迫力は圧巻の一言。
◎アタッカー
エイリアンの主力戦闘機で楕円形。
人間でも操作が可能で、そのまま宇宙へも行ける。
シールドを持っている為、破壊は困難。ただし衝撃までは無効化できないため、岩盤にぶつかるとその衝撃でマシンが機能停止する。
実は過去に地球に墜落した機体があり、その機体が劇中にて重要な役割を果たす。
小説版ではこのアタッカーが元は生き物であった描写がある。その証拠に装甲板には毛穴や気門などが発見されている。
大統領の演説
おはよう。
君らは後一時間ほどで、人類史上最大の戦闘を行う事になるだろう。
人類…この言葉は今日、新たな意味を持つ。人種や民族の違いを乗り越え、一つの目的のもとに団結する。
奇しくも今日は7月4日、これも何かの縁だ。君らは再び自由の為に戦う。圧政や迫害から逃れる為ではなく、生き残る為だ。
もし明日を迎えられたのならば、7月4日は単なるアメリカの祝日ではなく、全人類が確固たる決意を示した日として、歴史に刻まれるであろう!
我々は戦わずして滅びはしない!我々は勝ち残り!生き続けると!
それが今日、全人類の独立記念日である!
最後の戦闘シーンはかなり熱い!
それまでの争いをしていた国同士の軍人が肩を並べ
行くぞ!反撃開始だ!
追記・修正を頼んだ!
- 近いうち、新作の続編が製作されるらしい。 -- 名無しさん (2013-08-06 16:31:48)
- 「震度3以下よ 寝て」 -- 名無しさん (2013-08-06 16:38:09)
- 面白いけど、まあ「バカ」だわなあ……。
羨ましいって意味でも。
しかしエイリアンがエイリアン被ってる設定だと今知った。
都合よく中にも顔があるのかと思ってたw -- 名無しさん (2013-08-09 02:23:29)
- コンピューターウイルスが効いた理由は地球のコンピューターがエリア51に保管されていた宇宙船のコンピューターを研究した結果で、根本的な原理は同じだったから
と聞いた事がある -- 名無しさん (2013-09-04 12:48:24)
- 今度は この大統領をエイリアンのエースが特攻して倒すのか -- 松永さん (2013-09-04 15:32:07)
- 字幕で見るより吹き替えで見たほうがいい映画の一つ -- 名無しさん (2014-04-13 02:20:05)
- 難しく考えずに、娯楽作品として楽しむのが良いんじゃなかろうか -- 名無しさん (2014-04-13 02:38:26)
- 吹き替え版を見て、アムロ亡き後のカイが人類を率いているように感じた。笑 -- 名無しさん (2014-04-20 22:51:32)
- ノベライズではエメリッヒつながりに絡めた小ネタがあったようななかったような。 -- 名無しさん (2014-05-18 09:28:07)
- ガメラⅢとのコラボMADかは傑作だった -- 名無しさん (2014-06-26 00:09:35)
- 荒れてるんだよ!とかいいながら暴れてるところが面白かった -- 名無しさん (2014-06-26 00:19:12)
- ウィル・スミスを東地さんが吹替えてるテレビ版あったよな? -- 名無しさん (2014-12-05 23:01:26)
- ↑9 ほぼ公式設定。少なくとも「過去に飛来(墜落)したU.F.O.を解析する過程で近代の様々なテクノロジーが生まれた」という設定は存在している。(劇中でも示唆されている) -- 名無しさん (2015-05-10 09:22:26)
- 続編が近々来るという。エイリアンの戦艦はスケールアップしてるし、人類側もリバースエンジニアリングしてレーザー兵器とか用意してるしでwktk -- 名無しさん (2016-05-16 22:28:47)
- リサージェンス、新旧問わずキャラの扱いの差が激しいし前作の絶望感とか反撃の熱さが今一つ感じられなかったな…ラストはエメゴジオマージュみたいで笑ったけど。 -- 名無しさん (2016-07-11 21:16:40)
- リサージェンスは何かとツッコまないと(前作も)いけないからね…でも清々しいバカ映画(良い意味で) -- 名無しさん (2016-12-02 17:42:13)
- リサージェンスだと別種のエイリアンも居るから、侵略に来てる連中には「ハーヴェスター」という呼び名がついてるらしい。公式かは知らないけど -- 名無しさん (2017-02-07 12:04:33)
- このエイリアンの宇宙船に詐欺広告とか仕掛けたらひっかるのかな -- 名無しさん (2017-05-09 12:34:27)
- 続編がエヴァンゲリヲンだった。 -- 名無しさん (2017-06-13 11:05:33)
- Amazonで久々に見たけど娯楽大作としては十二分に楽しめた。宇宙人の技術の応用で科学が発展したから、宇宙人も地球人も互いの技術や施設を利用出来る部分がある……てのをハッキリと説明しとくだけでかなりの否定意見を潰せる気がする。 -- 名無しさん (2017-06-13 14:37:12)
- 宇宙人が地球人を作ったなら、独立といえるけど、侵略者を撃退したのは記念であって独立じゃなくね? とタイトルへの疑問がある。映画の面白さとは関係ないけどネ -- 名無しさん (2017-06-13 14:45:04)
- ラッセルのおっちゃんが特攻する時の台詞はDVD版の「お返しだー!!」よりもテレビ版の方の「ようタコ野郎!帰ってきたぜぇぇぇぇぇ!」の方が好きだな -- 名無しさん (2017-08-29 17:36:49)
- ラッセルケイスはマジの英雄。 昔テレビでこの映画を見てからラッセルのような男になりたかったと思っている -- 名無しさん (2021-01-23 22:24:48)
- あっちこっちに連絡する際、日本の青森の基地が出てきたのが嬉しい -- 名無しさん (2022-04-07 02:03:36)
- 人類のPCウイルスが感染できたのってそういう設定だったのか、あと同僚相手にプロポーズ予定の話をしたときの誤解のシーンが笑える -- 名無しさん (2022-04-23 17:22:21)
- 大統領がかっこいい反面、エイリアンの攻撃でアメリカのお偉いさんがみんな死ななかったらエリア51に入れてももらえない立場だったとか、開戦前はガチでお飾りだったんだな -- 名無しさん (2022-06-24 22:29:53)
- ↑2 メタ的にはウェルズの宇宙戦争で火星人が地球の病原体に感染して死んだことのオマージュと聞いたことがある -- 名無しさん (2022-11-06 17:17:31)
最終更新:2024年06月12日 22:04