登録日:2026/06/14 Sun 21:26:28
更新日:2026/06/27 Sat 14:09:05
所要時間:笑いながら約 7 分で読めるぜ
“開仏土浴の行”をやったんだァ
約束通りあの奥義を教えてもらおうかァ
露土馬は超人気格闘漫画
タフ・シリーズの登場人物である。
第一部『高校鉄拳伝タフ』に登場する。
【人物】
富士樹海の奥地にある黒龍寺で修業を積んでいる格闘家。
黒龍寺に来た経緯は不明。
外見は黒人系の外国人で名前の露土馬が本名かも不明。
身長192cm・体重110kgの強靭な肉体を持ち、
空手・レスリング・シュートファイティングの経験を積んでいる。
ノールール形式やベア・ナックルの格闘技大会に数多く出場し、優勝を飾るほどの実力を持つ。
そして格闘術の技能の高さよりも危険なのはその内面。
野蛮人の多いタフ・シリーズのキャラの中でもやたらと血の気が多く、凶暴で凶悪な精神を持っている。
触るもの全てを破壊しなければ気が済まないと言われるほどに暴力的で、不意打ちは俺の常套手段と言い放ち卑劣な手を使うことも躊躇しないなど、その危険性は魔物と例えられるほど。
幾多の死線をくぐり抜けてきた
アイアン木場をして「とにかく怖い男」と言わしめ、黒龍寺の住職の
ウンコ雲光も彼には手を焼いており、露土馬が暴れ出せば必ず血を見ることになると考えている。
【戦闘能力】
前述の通り空手、レスリング、シュートファイティングを掛け合わせたファイト・スタイル。
レスリングの技能を持っているが、打撃を得意としているストライカーである。
その打撃は500kgの体躯の暴牛をパンチ一撃で殴殺し、軽い蹴撃でも人間が数m吹っ飛んでいくほどの圧倒的な破壊力を持つ。
また
キー坊が残像と錯覚するほどの素早いフット・ワークも兼ね備えており、パワー一辺倒の脳筋ではない。
組技系のファイターを相手にしても組み合う前に仕留めており、間樫によればそのほとんどを10秒以内に沈めているという。
その戦いぶりから
「何人も魔物に触れることはできない」と言われる。
◇使用技
組技潰しの必殺技。
相手がテイク・ダウンを取ろうとタックルを仕掛けてきたときに、無防備な脳天に強烈な肘打ちを叩き込む。
まともに喰らえば頭蓋骨がカチ割れる威力を持ち、まさに一撃必殺の即死技といえる。
この技で組技を迎撃し、幾多のグラップラーを瞬殺してきた。
【活躍】
存在が示されたのは第180話で本格的な登場はその2話後。
飲まず食わずのまま土の中で過ごす“開仏土浴の行”に入り、5日目を迎えて出てきたところで早速野生のイノシシ親子を惨殺する。
その後仏像の首を切断し、その生首を椅子代わりにするという罰当たりを超えた罰当たりな行いをして雲光の前に姿を現す。
雲光に一子相伝の奥義“真言波”を教えるように迫るが……
「心が歪んだ者に“真言波”の奥義を伝授するわけにはいかんのだっ」
心が歪んだ者に奥義を教えるわけにはいかないと返され、ぶちギレた露土馬は運光に襲いかかる。じゃあただ単に土の中に五日間いただけやないかい
するとそこへキー坊が乱入し、挨拶代わりの飛び蹴りを喰らうが、その後の追撃は容易く躱して見せた。
更に真言波の継承者として名乗りを上げた
朝昇も現れ、キー坊も継承者に立候補したことで三つ巴の戦いの火花が走る。
さっそく露土馬はキー坊を後ろ蹴りで吹き飛ばし、早くも一人脱落させたかに見えたが、キー坊はしっかりガードしており大したダメージはなかった。
雲光は露土馬の暴れっぷりに呆れ、なるべく露土馬が暴れる回数を減らすため、3日後にまずキー坊vs朝昇の死合を行い、その勝者と露土馬が戦うということで露土馬をシード枠として設定した。
その場では一旦お開きになり、キー坊は
ヨッちゃんや寺の面々と共に食堂でお粥を食べていたが、露土馬は
森で野ウサギを捕えて、まるで果実から果汁を搾り出すかのように生き血を飲んでいた。
「クククク…血はビタミン ミネラル タンパク質 そして塩分が含まれている完全食だァ」
それから2日後の死合前日、落ち葉を掃いて掃除をしていた朝昇にいきなり顔面に鉄拳を喰らわせ、膝を着かせたところで更に側頭部へミドル・キックの追撃を打ち込む。
朝昇もこの程度では全く動じず、そのまま死合が始まった。
さっそく強烈な蹴りをキャッチされて組技を仕掛けられそうになるが、組技潰しの必殺技・楔打ちで迎撃し、朝昇を瞬殺したかに見えた。
しかし彼は自力で割れた頭蓋骨を矯正して何事もなかったかのように死合を続行する姿勢を見せる。
必殺技が通じず動揺の表情が見える露土馬は、朝昇の超低空タックルに合わせてローキックを仕掛けたものの、スライディングで回避されて逆にヒール・ホールドを仕掛けられて左膝靭帯を引きちぎられてしまった。
「うぎゃああーーっ(血飛沫文字)」と絶叫をあげるが、アドレナリンで痛みに耐えてこちらも死合続行。
片脚が死んだ状態でも果敢に攻撃を仕掛けるが、そんな状態で朝昇を捉えられるはずもなかった。
いともたやすく距離を詰められ、背面に張り付いてあばら骨をへし折っていく朝昇の秘技・毒蛭を食らい、そして抵抗して暴れる露土馬の勢いを逆に利用され、腕ひしぎ十字固めで右肘を逆方向にくの字に折り畳まれてしまう。
朝昇の解体ショーは更に続き、流れるように右手の指、右膝靭帯、右足の親指を次々と破壊されていく。
うめき声しか上げられない中でトドメに再び毒蛭で残ったあばら骨も折られ、息も絶え絶えに降参して沈黙した。
全身の骨や関節をバキバキに折られ、身体中のいたるところから液体を垂れ流してボロきれのように捨てられた露土馬の姿を見て、さすがのキー坊も恐怖を感じていた。
その後朝昇とキー坊の死合が始まるが、直後に大雨で「水入り」となり中断される。
露土馬はキー坊によって雲光の元へ回収され、包帯とギプスで全身を固定されて寝かされている姿が確認できる。
ここまでボロボロにされてはさすがにこれ以上暴れられず、そのまま誰にも触れられることなく退場した。
【関連人物】
黒龍寺の住職。ウンコではない。
暴れん坊の露土馬には手を焼いており、暴れ出すと必ず血を見ることになるため、極端に彼の闘争を避けている。
飄々とした態度をしており、闘わずして闘いを収めることを究極の技という考えを持つ。
波動を相手の脳に打ち込んで脳震盪を起こし、更に念仏を唱えると激しい頭痛を引き起こさせる留波拳や、念仏を唱えて相手の戦意を喪失させる真言波など、数々のオカルト技を体得している。
ミス・チルのファン。
しかしそもそも奥義の真言波は「仏門に帰依して普通は15年かかる」とされるものなので、血の気の多い露土馬にとってはどの道無理&いらないものでしかなかったろう。
開仏土浴の行も「ちょっと頭冷やせ」程度にやらせただけかもしれないし、結局約束を反故にした形になったがそもそも奥義がどんなものかをちゃんと説明したんだろうか?
また、真言波は動物相手ならまだしも、対人戦でどれほど効果があるのかは甚だ疑問が残る。特に
耳が聞こえないような相手には全く通じないものと思われる。
せいぜい
人里に降りてきた熊を大人しくさせるか、
ゴリラを宥めたりさせるぐらいだろうか。
ちなみに、サバイバル用語で「3の法則」というのがあり、これは「呼吸は3分、体温保持は3時間、水は3日、食べ物は3週間」という生命活動の限界を単純に表したものである。
上記の開仏土浴の行は土の中で5日間飲まず食わずで過ごすという正しく命がけの行いであり、しっかりやり遂げたにも拘らず約束を破られたとなれば露土馬が激怒するのも全くもって無理もない話であろう。水も食料も絶っていたのにピンピンしている露土馬もバケモンではある。
というか「闘わずして闘いを収める」という信条を持つくせに3人を闘わせ、しかも奥義は「念仏を唱えて相手の戦意を喪失させる」という闘いとは真逆の性質を持つものなのだから、わざわざ三つ巴させる必要などないのではなかろうか。猿展開らしいっちゃらしいが。
露土馬、朝昇と同じく黒龍寺で修行中の格闘家。
ヨッちゃんの大学時代の後輩。
弱い相手には高圧的、強い相手には怯えて媚びるという小物で、露土馬に対しては「関わりたくない」とビビりまくっていた。
【余談】
- 見た目と名前のモデル説はバスケット・ボール選手のデニス・ロッドマン。あちらは身長201cmなので露土馬よりもデカイ。露土馬に負けず劣らず、ロッドマンの人物像も怪物的である。
格闘漫画とバスケット・ボールは一見すると無関係に思えるが、ロッドマンは一時期プロ・レス団体の興行に参戦した事があり、その中であのハルク・ホーガンともタッグを組んだ事がある。
またアクション映画『ダブルチーム』への出演経験もあり、キー坊が成し得なかったアクション・スターにもなった。
- 劇中で彼は野生動物の生き血を「完全食」と称して飲んでいたが、基本的に野生動物の生き血を飲む行為は重篤な動物由来感染症や寄生虫に侵されるリスクが極めて高いとされ、非常に危険な行為である。
黒龍寺で行われている首を絞める修行と同様に、絶対に真似をしてはいけない。- ちなみに同作者の『ザ・ハード』でも、ジャンという傭兵のキャラクターが野ウサギの首を切り落として血を飲み、「クククク 血はビタミン ミネラル タンパク質 塩分が含まれている完全食だ」と露土馬とほぼ同じ台詞を言うシーンがある。
“項目作成の行”をやったんだァ
約束通り追記・修正してもらおうかァ
- よく考えたら名前や容姿やらが舞台に色々とミスマッチな人 -- 名無しさん (2026-06-15 04:49:41)
- 飲まず食わずの修行直後に何本もの木を薙ぎ倒せるあたり、単純な身体能力ならシリーズでも上位ではなかろうか -- 名無しさん (2026-06-15 16:36:36)
- 「断食の修行完遂したんだから約束通り奥義教えろ」「心の歪んだやつに教えることはない」怒らないで下さいね、キレられて当然じゃないですか -- 名無しさん (2026-06-16 14:23:56)
- 血で腹を下したのが敗因と考えられる -- 名無しさん (2026-06-16 15:19:40)
- 嘘か真か知らないがこのタイプのキャラとしては珍しく修行自体はまともに行っていたギャップがかわいいとする科学者もいる -- 名無しさん (2026-06-16 18:17:44)
- ↑言うこと聞いてたのに反故にされた、というより元から伝授させる気なかったというのは怒ってもしょうがないよなって -- 名無しさん (2026-06-16 18:43:41)
- 実際3人が揃ってた場面でハゲが真言波の内容とその習得方法(10年近くの修行が必要)を教えてたらブチギレたキー坊と露土馬が結託して襲いかかってきかねなかったかもな(朝昇は多分普通に習得する) -- 名無しさん (2026-06-17 04:52:00)
- とりあえずァを付けておけば全部語録にできるので便利なキャラ -- 名無しさん (2026-06-17 20:47:41)
- 朝昇が頭おかしすぎただけで露土馬もスペック自体ははっきり言って人外の部類に入るんだよね。あの時点のキー坊が戦ってたら勝てたのか気になるんだ -- 名無しさん (2026-06-19 15:47:34)
最終更新:2026年06月27日 14:09