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バスケットボール

登録日:2014/02/22 Sat 17:39:00
更新日:2026/10/20 Tue 17:29:53
所要時間:約 3 分で読めます





◆概要

バスケットボールとは、球技の一つ。略称は「バスケ」。漢字で書くと「籠球」。
なお、小学生が行うミニバスはこちら。

非常に早い展開や力強いプレーが魅力的。コートは狭いが運動量は多く、瞬発力・スタミナ・クイックネスなど、身体能力全般が求められるスポーツである。
その華やかさから主に青春のイメージが強いのか、学園漫画などでもしばしば部活動として出たり、題材とされたりすることが多い。
ちなみに「バスケやると背が伸びる」は迷信。バレーボールも同じだ!

プロバスケはアメリカのNBA(National Basketball Association)が有名。
ちなみに日本にもプロリーグがあるが、分裂騒動のせいでずいぶんグダついていた……。
2016年の統合後は盛り上がりを見せつつある。


◆ルール

至ってシンプルで、専用のボール(これもバスケットボールと言う)を5対5で奪い合い、互いのネット(ゴール)に入れて制限時間内での得点を競う、というもの。
その他、3人対3人で行う3on3(スリーオンスリー)という形式もある。
より詳しい解説は以下の通り。

  • 試合人数は前述の通り基本5対5。

  • 試合はコート中央からジャンプボールで始める。

  • ボールをパスやドリブルで運び、相手ゴールにシュートすることで得点。ボールを運ぶときは、必ず床にバウンドさせながら移動しなければならず、バウンドさせずに3歩以上歩くとトラベリングといって反則になる。また、一度ドリブルを中断する(バウンドをやめて手でボールを抱える)と、そこから再度のドリブルは認められず、パスかシュートをしなければならない。

  • 点数は通常2点、スリーポイントライン以上離れた場所からのシュートで3点、フリースローで1点。

  • 試合時間は1ピリオド10分×4(高校〜トップリーグ)。小学生は1ピリオド6分×4、中学生は1ピリオド8分×4。NBAになると1ピリオド12分×4になる。

上記はほぼ全てのバスケに共通するルール。
しかし、バスケはルールの改訂が頻繁に行われており、さらにアマや学生やプロなど、リーグごとに細かく違いもする。
特にNBAはLDB*1の存在を筆頭に、国際ルールとかなり異なる事で有名。
逆に3秒ルール適用ゾーンやノーチャージングゾーン等、NBAから国際ルールに輸出された物もある。
そのため、現役選手でさえ細かいルールを把握していないことすらある。


◆用語

めちゃくちゃ多い。本格的に知りたい人は本を読むなり検索してみよう。

ポジション

  • ポイントガード
チームの司令塔。
ボール運びや指示出しでゲームメイクを担う。
チーム内では比較的低身長な選手がこのポジションに入ることが多い。
ドリブル、ハンドリング、パスセンス、高いバスケIQが要求される重要ポジション。
『SLAM DUNK』では宮城リョータ、『黒子のバスケ』ではオヤコロこと赤司征十郎がこのポジションに該当する。
NBAでは高身長でシュートも打ててパスもできるマジック・ジョンソン、パスとスティールの神、ジョン・ストックトンなどが有名。
現代では、歴代最高のシューター、ステファン・カリーもこのポジションで、スコアラーの役割を担うことも多い。

  • シューティングガード
現代のバスケにおける花形ポジション。
長距離のシュートなど主に外角からのプレーを担うほか、ゴールへ切り込んで行くなど得点の軸になる。
『SLAM DUNK』では三井がこのポジション。
かの有名な神、マイケル・ジョーダンや、00年代以降のNBAの顔だったコービー・ブライアントもこのポジションだった。

  • スモールフォワード
ゴール下の支配……ではなくシューティングガードと同じくOFの要。
様々なプレースタイルが存在する、いわば万能タイプの選手が付くことの多いポジション。
『SLAM DUNK』では流川など、チームのエースが付くことが多い。
現NBAのスーパースターであるキングことレブロン・ジェームスの本職ポジション。

  • パワーフォワード
リバウンドやスクリーンなど、汚れ役を担う縁の下の力持ち的なポジション。
フィジカルだけでなく瞬発力なども要求される。
NBAでは、チームを5度の優勝に導いたティム・ダンカンが歴代最高と評されることが多い。
また、悪童としても知られリバウンドに特化したデニス・ロッドマンも有名。
『SLAM DUNK』の桜木花道に憧れた元バスケ少年も多いのでは?

  • センター
リバウンドやポストプレイなど、ゴール下を支えるチームの柱となるポジション。
肉体の接触が最も激しく、これを制さなければとても務まらない。
その特性上、上背があり体格の良い選手が有利。
『SLAM DUNK』ではゴリや魚住などがこのポジション。
NBAでは、長身と必殺スカイフックで数々の記録を作ったカリーム・アブドゥル・ジャバーや、リングを破壊するダンク「シャック・アタック」で有名なシャキール・オニールがこのポジション。
近年では224㎝の高身長でありながらミドルシュートなどもこなせるビクター・ウェンバンヤマが有名。

反則

ボールを手に持ったまま3歩以上歩くこと。
NBAでは以前ジャンプショット(ダンク含む)の助走の流れでは取らないという暗黙のルールがあり、5歩からのショットなんてのも平気であった。
また2010年代に入ってからは「ドリブルからボールの保持に至る過程のステップはカウントしない」という認識のため、ステップバックからのミドルシュートなどが猛威を振るった。

  • ファウル
パーソナル・ファウル:相手選手に対し不当に密着して妨害する
テクニカル・ファウル:スポーツマンらしかぬ態度を取る
アン・スポーツマン・ライク・ファウル:相手を危険に晒すような悪質な接触をする。通称アンスポ。
ディスクオリファイイング・ファウル、フレグラント・ファウル:上記のファウルの中でも極めて悪質な行為と認められた場合に適用される
などがある。
基本5回(NBAは6回)で退場させられるが、アンスポーツマンライクファウルを2回、及びディスクオリファイイング・ファウルは即退場、失格となる。
フレグラント・ファウルはNBAにおけるルール。ディスクオリファイイング・ファウルほど故意的ではないが、相手に怪我を与えるような悪質なファウルがこれに当たり、フレグラントファウル1回目は相手チームへ2本のフリースロー+相手チームのオフェンスからゲーム再開。
フレグラントファウル2回目はファウルした選手が一発退場、相手チームへフリースロー+相手チームのオフェンスからゲーム再開。
なお怪我の具合や悪質度によってはディスクオリファイイングファウル並の1発退場+罰金まで罪が重くなる。
ファウルを食らった方がシュート動作に入っていた際は、状況に合わせてフリースローが与えられる。
シュートが入った場合は1本、2ポイントシュートが外れた場合は2本、3ポイントシュートが外れた場合は3本。

  • 3秒ルール
オフェンス側の選手が制限区域内(ざっくり言うとゴール下)に3秒以上とどまること。
NBAにはなぜかディフェンス側にもある。

  • ダブルドリブル
一度ドリブルをやめ、もう一度ドリブルを行うこと。
つまり、一度ボールをつくのをやめて手に持ったら、パスかシュートしなければならない。

  • バスケットインターフェア(ゴールテンディング)
シュートされたボールが落ち始めてから、ゴールリングより高い位置にある時点でボールに触れること。
ものすごい長身かジャンプ力のある選手でなければできない反則。
アリウープはこれに引っかかるか否かで良く揉める。


主なプレー

  • シュート(ショット)
ゴールにボールを投げること。
斜めからならバックボードの四角状の線の角に当てるように、正面や真横からなら直接リングを狙って投げると入りやすい。
ゴールから6.75mより遠くから入れれば3点、近くから入れれば2点になる。
基本的に敵のいないシチュエーションでゴールの真横であるコーナーから3ポイントシュートを安定して決められる選手は、日本のプロバスケ選手のレベルである。
なお、最も入る確率が高いシュートはリングにぶら下がるダンクシュートだが、ゴールが倒壊・破損すると自身や周りも巻き込んで非常に危険なので、特に移動式のものに対してはやるべきではない。
そうでなくてもリングやバックボードを破壊してしまうなど危険だが、これを咎めるルール自体は無い。

  • スティール
相手のパスをカットしたりドリブル中のボールを奪うこと。
決まればもの凄くカッコいいが、ファウルをとられるリスクも生じる。(イリーガルユースオブハンズ)

  • ブロック(ブロックショット)
相手のシュートを防ぐプレー。
ただ触れていいのはボールだけなので、シュートモーションに入った選手の身体に接触してシュートを妨害したとされるとファールになり、フリースローを与えてしまうため結構難しいプレー。

  • ドリブル
地面にボールをつきながら移動すること。
念のため言うとサッカーのドリブルとは違う(キッキングという反則になる)

  • パス
ボールを味方に投げて渡すこと。

  • フリースロー
シュート動作に入っていた時にファウルされた場合に与えられるボーナスゲーム。
もしくは1Qの間にチームでのファウルが5個になると、ファウルの罰則がスローインからフリースロー2本になる。
既定の位置から邪魔されずにシュートを撃てる。
ちなみに、フリースローに持ち込むために接触していないのに派手に倒れてファールを獲得することをフロッピング、そのような行為を行う選手をフロッパーと呼ぶ。

  • リバウンド
シュートミスしたボールを拾うこと。
一見地味なプレーだが、ボールを押さえるということはバスケにおいて最も重要で、時には試合を左右することもあるので、
リバウンドを制する者は試合を制すると言っても言い過ぎではない。
なお、かつてNBAではオフェンスリバウンドを取りに行くのは無駄という謎の風潮があった。

  • アリウープ
ゴールに向かって投げ上げたボールを、別の選手が空中でキャッチしてゴールに叩き込むシュート。
パスやジャンプのタイミングが難しく、同時に派手でカッコいいプレー。

  • スクリーン
主に攻撃側の選手が、その場で静止して障害物となり相手選手の移動を妨げるプレー。
文字通り壁になる。
スクリーンする選手は相手に対して一定の距離を空ける、動いてはいけないなど細かいルールがある。

  • ピック&ロール
前述のスクリーンを使った基本戦術。
1対1の状態から、味方選手がスクリーンを仕掛ける。
↓
相手選手をスクリーン方向に誘導するように、ボールを持った選手が移動する。
↓
スクリーンで相手選手をその場に縛り、自分はゴールへ向かう。
↓
スクリーンを仕掛けた選手もゴールに向かい、パスをする、もしくはそのままシュートする。

  • アンクルブレイク
細かいドリブルやステップワークで相手ディフェンスを翻弄し、その場でズッコケさせるプレー。
決めた方はかっこいいし、決められた方は大恥。

  • ユーロステップ
左右に大きくステップを振ってディフェンスを躱し、シュートするムーブ。
80年代末に名前の通りヨーロッパ出身選手からNBAに持ち込まれた。
00年代にマヌ・ジノビリが多用したことで知名度が上がり、現在では多くの選手が使用する。
トラベリングじゃね?とも言われていたがルールでOKになった。


◆バスケットボールを扱った作品



◆プロリーグ

  • NBA(米)
  • Bリーグ(日)
  • ACB(西)
  • セリエA(伊)


……ちなみにかつて日本に2つもリーグがあったのは、プロ志向のクラブとアマ志向の日本バスケットボール協会が対立したため。
長年プロ化について協議が重ねられてきたが、しびれを切らしたクラブ側が独自にbjリーグを旗揚げし、これに対抗してバスケ協会もNBLを立ち上げたのだ。

しかし、この二つのリーグの仲は最悪で全く足並みが揃わず、結果前述した『SLAM DUNK』の大ヒットをきっかけとして競技人口の拡大に繋がりそうなボーナスタイムをみすみす無駄にし、ひいては我が国をバスケ後進国とも言える体たらくにしてしまうグダグダぶり。
この惨状を見かねた国際バスケットボール連盟が介入、リーグ統合が叶わなければ日本バスケを国際試合から追放すると脅す。
これに伴い、Jリーグ創設の立役者である川淵三郎を招聘するという劇薬をもって、日本バスケ協会の大改革に着手。
2016年9月から、統合されたJPBL……通称Bリーグ(B.LEAGUE)という新たなプロリーグが開幕した。
観客数はシーズンごとに増加しており盛り上がり始め、各地にアリーナの建設ラッシュが始まった。これを機に日本の男子バスケも自力での五輪出場権獲得など躍進を遂げる。
なおこれは皮肉にも、かつて無駄にした『SLAM DUNK』のリメイク映画『THE FIRST SLAM DUNK』公開と同時期の出来事だった。

2020年代のコロナ禍を堺にネット視聴環境を整え、遠く離れていても観戦できる仕組みを作ることに成功。
加えて近年の酷暑化により体育館でスポーツがしたい・観戦したい層が増加。
今となっては、サッカーと野球の二台巨頭であった日本のスポーツ業界にバスケも加わりつつあるといえる。

一方で、野球のように背後に大企業がいるわけでもなく、「少数の熱心なファンからの多額な出資」に支えられている側面が強い。
ビジネスとしてはまだまだ成長段階である。



追記・修正は、ダンクシュートを決めながらお願いします。

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最終更新:2026年10月20日 17:29

*1 一定のルールの元、ディフェンス側がオフェンス側を押してもチャージングとならないゾーン。