登録日:2026/08/24 Mon 22:42:22
更新日:2026/08/24 Mon 23:14:22NEW!
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『ウイニングアンサー!』とは、『まんがタイムきらら』で連載中の八代涼によるマンガ。
2025年6月号~8月号にかけてゲスト掲載された後、同年9月号から連載を開始した。
単行本は2026年8月時点で1巻が刊行中。
テーマとなっているのは早押しクイズを競技として捉えて競い合う「競技クイズ」。
【目次】
【あらすじ】
身体が弱く入院しがちな亜衣、高校は競技クイズで青春することを夢見ていた。
しかし彼女が入学した近所の高校は「偏差値2」の異次元の学校。
共にクイズに励む仲間と出会い、青春することはできるのか…!?
きららが贈る、笑いあり難問ありの競技クイズ4コマ!
青春に憧れる病弱な少女が、「身体の弱い自分にも味わえる青春」として高校入学を機にクイズ研究会を立ち上げて仲間たちと共に成長していく
という王道の部活ものっぽいストーリーではあるのだが…
【最亜久高校】
本作の主な舞台となる高校にして、ある意味本作を象徴する要素。
既に何度か書いてあるが、「さいあく」という名前の通り偏差値が僅か2しかない。
…低偏差値とかFランとかそういう概念を超越している。
- 校舎は廃墟の如きボロボロさ
- 掲示板を燃やした生徒2名(理由:4月なのに寒くて焚火をしたくなったから)が年度初日から停学処分になる
- クイ研の設立により年度予算が削られることを聞いた教頭が真っ先に心配したのが遠足でカジキの一本釣りができなくなること
- 授業をサボった生徒がトイレでタバコではなくタラコを吸っている
- 生徒会長の承認が必要な書類仕事だと思いきやハンコの押し心地を試しているだけ
2しかない偏差値に恥じず恥じた方がいいが、教師も含めて単に治安が終わっているだけでなくイカれているとしか思えない校風である。
そんな終わった環境で知的遊戯であるクイズに取り組んでいく、というのが本作のひとつの面白みと言えるだろう。
余談だが、偏差値2の高校は(少なくとも現実には)他に存在しないため、この作品がクイズとして出題される際にはこれが
確定ポイントとなり得る。
クイズ中、「偏差値2」から始まる問題文が聞こえてきたらその瞬間に押して『ウイニングアンサー!』と解答してみよう。
【登場人物】
最亜久高校
主人公。
生まれつき虚弱体質で、ことあるごとに吐血している。
体質のせいで小中と入院生活を送ってきたことから青春への憧れが強く、身体の弱い自分でも青春を味わえる競技としてクイズの世界に飛び込む。
高校ではクイズ研究会を立ち上げ仲間たちとクイズを楽しむ日々を夢見ていたが、偏差値2の最亜久高校の現状を目の当たりにしてクイ研立ち上げの夢を諦めかける。
しかし、亜衣と知り合いクイズに興味を持った香奈のおかげでクイ研の立ち上げに成功し、憧れていた青春への道を歩み始める。
入院中からクイズの問題集を読み漁っていたとのことでクイ研内では最もクイズに詳しいため、他の2人にクイズのことを説明したりリードしたりといった役回りが多い。
なお、最亜久高校に通っているのは虚弱体質ゆえに近所の高校にしか通えなかったからであり、決して治安も頭も悪いわけではない。
クイズの実力も折り紙付きで、単純な知識量は全国大会優勝経験のある高校の副部長と渡り合えるほど。
早押しの技術を含めた実力も、作中では場慣れが足りていないと指摘されてはいるが県内有数の高偏差値高の部長と互角以上に戦えるレベルなので割と高いように見える。
だが、クイ研への勧誘のために生徒会長の千代を誘拐したり、健康診断の胸部レントゲンを記念写真として3人で撮ったりと最亜久高校に染まっているとしか思えない描写もちらほら。
名前の由来は「問題→mondai→Mond Ai」か「問答、愛」あたりだろうか。
亜衣と同じく最亜久高校の1年生。
廊下で吐血しながら倒れていた亜衣を介抱したことをきっかけに競技クイズに興味を持ち、亜衣と共にクイ研を立ち上げる。
血で新品の制服が汚れることも厭わずに亜衣を助けるなど明るく優しい性格。
ただ、名前の通りすごく頭が悪く、なんと最亜久高校の入試では最下位だったという。
その代わりに勘がものすごく鋭く、択一問題には滅法強い。
どのくらいかというと○×クイズ10問連続正解は朝飯前、4択クイズ50問を勘だけで全問正解できるほど。
入試問題は択一ではなかったために力を発揮できなかったそうだが、偏差値2なのになぜ全問記述問題なのかは謎。
それ以外では、語源を聞いた段階でサーターアンダギーのことだと分かるなど食べ物に関する知識は比較的持っているように見受けられるので、単に頭が悪いというより学校的な意味での勉強が極度に苦手なタイプなのかもしれない。
カニが好きなようで、作中で既に2回カニの飼育を試みるシーンがある。
1巻終盤に収録の大会に出場する回では、本戦の壇上で誤答を重ね最亜久高校を失格寸前まで追い込んでしまい、「自分のせいで負ける」「2人と比べ役立たず」と感情が爆発。
香奈の涙と切実な叫びを見た亜衣は、順位付けを伴う競技クイズの場に引き摺り込んだことで香奈を傷つける結果となってしまったことに気付く。
その後、大会は香奈を引き継いだ亜衣の活躍により劇的な逆転勝利を収めるものの、思い詰めた香奈はクイ研をやめようとしてしまう。
しかし、最初に自分とクイ研を設立した香奈と一緒にクイズを続けたいという亜衣の言葉を聞いて立ち直り、決意と結束を新たにした。
最亜久高校1年主席にして生徒会長。
最亜久高校とは言え生徒会長なだけあって成績は優秀、清楚で物腰も柔らかい。
実は全国大会優勝経験のある強豪校「清海学園」の理事長の娘。
当然清海に進学予定だったが、受験当日にトラブルに巻き込まれて試験を受けることができなかった。
しかし、父が別の誰かを蹴落としてまで自分を無理矢理入学させようとしたため反発して家出。
成績優秀ながら偏差値2の最亜久高校に通っているのはそのためである。
クイ研の戦力増強を図った亜衣と香奈に拉致され、入部を賭けて亜衣とクイズで対決することに。
対決中には、表向き隠しているオタク趣味とBLへの造詣の深さを知られてしまう。
過去の経験から2人に引かれないか怯えていたところに、亜衣の「クイズはどんな知識も絶対に否定しない」という言葉を聞いて、自分の好きを表現できるというクイズの楽しさを知りクイ研に入部することになった。
作中の描写を見る限り、成績優秀なだけあって趣味由来の青問以外でも全般的にクイズが強いように見える。
また、刀剣名、
太陽系の惑星の英語名、BL的な逸話がある戦国武将など、趣味由来の知識で他ジャンルの問題を正解していると思しきシーンも多い。
新任の体育教師。
亜衣たちの噂を聞きつけてクイ研の顧問になることを名乗り出る。
職員会議では、クイ研の活動費分の年度予算が削られることを渋る教頭に対し「生徒の本気に応えずしてなにが教師ですか!」と啖呵を切ってクイ研の設立を認めさせた。
生徒のことを第一に考え生徒のために動くことができる、教師の鑑である
…のだが、教員免許を持っていないという雇用している最亜久高校側も含めてヤバすぎる欠点が存在する。
名前の由来は「指導」に「燃え」るということだろう、多分。
亜衣の幼なじみ。
小学生の頃は病室の亜衣にプリントを届けていた。
亜衣のリボンは退院祝いに音叉から貰ったもので、音叉も同じものを着けている。
亜衣のことは大切に思っているようだが、実家の手伝いもあるためクイ研には入部していない。
しかし、亜衣がクイ研でがんばる姿を見て触発され、自身の憧れであるアナウンサーの夢に近づくために放送部を立ち上げた。
そして、アナウンサーに憧れているためか抑揚や緩急の付け方が適切でクイズの問読みが上手く、クイ研で時々問読みを手伝うことになった。
というわけで、名前の由来は「アナウンサー」だろう。
清海学園
TV放映されている学生向けのクイズ大会(おそらく「高校生クイズ」が元ネタだろう)での優勝経験がある超・強豪校。
亜衣は病室で見た彼女らの勇姿に憧れを抱いている。
清海学園のクイ研の部長。
強豪校故にクイズに対しては非常にストイックで、部員にかける言葉も「もっと早く押せる」など厳しいものが多い。
大会の場で最亜久高校と会った際には「日本一の不良高校が何の用?」「お遊びで参加して欲しくない」とあんまりな言い草で亜衣の怒りを買った。
ただ、これらの発言は口下手なせいで本心以上に厳しいことを言ってしまっているという部分が大きく、後日亜衣と再会した際には「気が立っていて失礼な発言をした」「(そもそもクイズは)遊びの参加も上等」として詫びていた。
その後は清海と最亜久で交流会を行うなど、関係は改善されている。
清海学園のクイ研の副部長。2年生。褐色。
ひかりとは対照的にフレンドリーな性格で、部員にはひかりのフォローをすることも。
清海学園のクイ研に所属する2年生。
最亜久に通う千代とは幼なじみ。
元々千代とは幼なじみにして勉強のライバルで、一緒に清海学園に通おうと約束していた。
しかし、前述の理由で試験を受けられなかった千代は結果的に約束を反故することとなってしまった。
千代は未だにりずむとの折り合いを付けられていないようで、その事情をりずむに知らせておらず、りずむからは裏切者と厳しい言葉を掛けられてしまっている。
名前の由来は多分「アルゴリズム」。
祝福高校
県内有数の高偏差値校なミッションスクール。
クイ研もレベルが高いらしい。
祝福高校のクイ研の部長。
メスガキチックな見た目をしており、大会で会った最亜久高校のこともそれっぽく煽ってくる。
だが、対戦相手の最亜久の調子が悪そうにしていると心配して励ましの言葉を掛けてくれるなど、実際は名前通りの聖人。
「狭き門」「種を蒔く人」などミッションスクールらしく聖書由来の言い回しを多用している。
【余談】
タイトルの「ウイニングアンサー」とは、クイズ大会において優勝を決めた正解のこと。
当然、通常は優勝者が最後に正解した問題がウイニングアンサーとなるが、対戦相手が全員失格となって優勝が決まった場合などその限りではないこともある。
この作品の知名度が高まれば『ウイニングアンサー!』が「ウイニングアンサー」となる日も来るかもしれない。
取材協力には「abc/EQIDEN実行委員会」が名を連ねており、クイズの中でも学生の競技クイズに焦点を当てているという一面がよく分かる。
毎年3月に開催されている日本最大級の学生向け競技クイズ大会。
同日に同会場で開催され、abcの1st Round兼EQIDENの第一予選(ペーパークイズ)→EQIDENの第二予選~決勝→abcの2nd Round以降という順番で行われる。
abcは個人戦で、2003年に1stが開催。
大学4年生以下であれば基本的に誰でも出場することができる。
日本最大級なだけあって争いは熾烈を極めており、直近の24thでは早押しが始まる2nd Roundに出場できる48枠を1209人で争った。
なお、1st Roundのペーパークイズでいきなり48人まで絞られるため、大半の出場者は早押しボタンを押す機会に付くことすらできないという厳しい世界となっている。
ただし、2nd Roundに出場できなくてもペーパー100位までに入れれば「100傑」としてabcの歴史に名を残すことができる。
EQIDENは団体戦で、2008年から開催。
ちなみに、2003年から2007年までは「誤」という名称で別の団体戦が実施されていた。
こちらは教育機関のチームごとに出場する形式で、出場にはクイ研への参加がほぼ必須となっている。
1チームは最大10人で、
走る方の駅伝と同じように各区を担当する出場者が正解と共に交代していき優勝を目指す。
各区は、1・6区、2・7区…5区・10区というように2区ずつを2人ペアで担当していく。
単純に出場できる人数が多いことと第二予選から早押しボタンを押せることからボタンを押すだけならabcほど道は遠くはないが、それでも十分に狭き門。
出場チームの多さゆえに24thではエントリー段階で既に7チームがそもそも参加権を得られないほどである。
ただ、実際のabc/EQIDENには高校生も出場しているものの、好成績を残す出場者の大部分は時間の有り余っている大学生だったりする。
もちろん高校生(どころか中には中学生)で優勝経験がある猛者もいるが。
問題!
この項目を追記・修正するアニヲタwiki(仮)のメンバーは私と____
誰でしょう?
- 何かのゲームの名前かと思ったらきらら漫画だったのか -- 名無しさん (2026-08-24 23:14:22)
最終更新:2026年08月24日 23:14