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魔法の姉妹ルルットリリィ

登録日:2026/08/29 Sat 17:07:00
更新日:2026/10/22 Thu 14:43:11NEW!
所要時間:約 4 分で読めます





それは、1年だけのヒミツの魔法。


魔法の姉妹ルルットリリィとは、2026年に放送されたぴえろ魔法少女シリーズの作品である。

概要

ぴえろ魔法少女シリーズとしては6作目にあたる作品で、1998年に放送された前作である『魔法のステージファンシーララ』から数えて約28年ぶりの新作である。
分割2クールでの放送で2026年4月に1クール目を放送のち同年10月に2クール目を放送。放送はTOKYOMXなど。
ちなみにシリーズとしては『魔法の妖精ペルシャ』に次ぐ2作目の「デビュー済み声優による主役作品」(風役の橘氏は新人だが)となる*1。

キャラクターデザインは現代の子供向け感にデフォルメされており、ややリアル寄りだったシリーズ作品の中では少々異色。また、シリーズ初のダブル主人公なのも特徴のひとつ。

シリーズ構成は柿原優子、監督は道解慎太郎。キャラクターデザインは鳥井なみこ、錦寛乃、袖山麻美。

深夜枠の放送ながら、作風はシリーズ特有の思春期の少女を描いたどこかノスタルジックなものかつニチアサなどの子供向けアニメのような健全な内容となっている。
それ故か近年のバトル要素や陰鬱なイメージがついた魔法少女とのギャップに驚く声も少なくなく、特に時間帯に関しては内容もさることながらグッズ展開も完全に女児向けのそれな為、なぜ深夜帯に?と首をひねる視聴者も。
中には「やりたいのはシリーズ作品でもペルシャ・パステルユーミのコメディ魔法少女路線じゃなく、クリィミーマミ・マジカルエミ・ファンシーララに次ぐアイドルモノなのでは…?」というシリーズファンからすれば「何言ってんだお前」なんて意見もあったり

ストーリー

小学生の野々山風と中学生の野々山流は、かつては仲の良い姉妹だったが、最近はすれ違いが増え、心の距離が離れつつあった。そんなある日、風と流はそれぞれフェリックススターの妖精と出会い、魔法の力を授けられる。魔法には二つのルールがあった──「期限は1年間」「魔法の存在を誰にも知られてはいけない」。

憧れていた大人の姿に変身した二人は、「こんぺとリリィ」(風)、「ましゅールル」(流)という名前で活動を開始。互いが姉妹であることを知らないまま、アイドルとしてデビューすることになる。

キャラクター

野々山姉妹/ルルットリリィ

和菓子屋「風流」を営む野々山桂一(CV:笠間淳)・野々山汐(CV:大原めぐみ)を親に持つ姉妹。
第12話でリリィ&ルル2人のユニット名としてルルットリリィと命名された。

  • 野々山(ののやま)風(ふう)/こんぺとリリィ
    • CV:橘めい
本作の主人公の1人で、姉妹の妹。小学5年生。青色のショートヘアで明るくて好奇心旺盛。私服姿はシリーズ初作品の主人公を思わせる。
姉である流とは昔は仲良かったが、流が入院して以降は関係がギクシャクしてしまっている。
姉との関係や周囲の変化に戸惑い悶々としていたある夏休みの日に空飛ぶ円盤を発見。それを追跡してみた処、魔法の国フェリックスターからの観光に来たというミーターと出会う。
ミーターに資質を認められて魔法の力を授かり、大人の姿に変身出来るようになった。
その姿で前からやりたかった事をやる為に街で遊び歩いているも何か違うと気持ちがスッキリしていなかったときにプロダクションわんすもあの塔子からスカウトを受け、アイドルとしての日々を送ることに。
そんな中、自分に憧れているというましゅールルと出会い、彼女と悩みを打ち明け合う中での風の「お姉ちゃんの歌をまた聞きたい」という願いは大きくなってゆく。

変身シーンは星がまたたく空のイメージ。
結構な悪童で魔法の力を面白がって行使するものの、上手く制御できずに大騒動を起こす事もしばしば。うぐいす曰く「へたくそ」。
リリィに変身すると青色から姉のようなピンク風味の長髪になり、スタイルも事務所四人の中では特に秀でている美女になる。


  • 野々山(ののやま)流(るう)/ましゅールル
    • CV:小鹿なお
本作の主人公の1人。風の姉。中学1年生。妹の風とは正反対に大人しく内気。とは言え、生来そうだった訳ではなく幼い頃は歌が好きな明るい子であった。
しかし、重病を患い長期の入院生活を強いられる内に塞ぎがちな性格になってしまう。
そのせいで風との関係も上手くいかず暗鬱な日々を送っていたが、ネットで配信されたリリィのライブを観た事でリリィに強い憧れを抱き、自分もああなりたいと願うようになる。
その想いがフェリックスターから来たあずきに認められ魔法の力を授かってましゅールルに変身できるようになり、
リリィと同じ事務所に加入してアイドル活動を通じて絆を深めていくが、徐々に自分以外に魔法が使える存在がいる事に気付いていき、風/リリィの所作などから風=リリィなのではないか?と考えるように。

変身シーンは泡が浮いている海のイメージ。ルルに変身の際は妹のような水色の髪となり、スマートな美女に。
変身中は普段の自分とは違うという意識が強く出るのか、割と明るめではきはきした性格に変わる。
内面の成熟度の差からなのか、魔法の成功率はリリィよりも上。
大人の姿へ変身できるようになったのとは逆に、アイドル活動を経て幼い頃の明るさを徐々に取り戻していく。

ちなみにシリーズとしては「中学生」「(リリィに憧れてとはいえ)自分でアイドルの道を望んだ」という二つも初の要素を持つ主人公である。

フェリックスター出身の水色のネコ型生物。風/リリィのパートナー的存在。
あずき共々ミーターからお目付け役として風に託され、以降は野々山家の飼い猫ということになった。
ただしネコ型と言っても球体に耳と手足としっぽが生えたような1頭身の見た目(あずきも同様)のため、他の人物からは変わった猫として見られている。
気ままな性格で、深く考えずに魔法を使う風に対してはドライにツッコむことも多い。そこはかとなく母汐役の人の持ち役の面倒を見るネコ型ロボ味がするような…

フェリックスター出身のピンク色のネコ型生物。流/ルルのパートナー的存在。
流と対面した時に魔法の資質を見出し、風とは別に魔法の力を授けた(ミーターも把握済み)。
穏やかな性格で、流に対しては寄り添い見守る姿勢をとっている。

プロダクションわんすもあ

リリィが引くほどうらぶれた雑居ビルの中にある芸能事務所。
作中でもたびたび資金難であることが描写されており、ライブで乗るしょぼいトロッコをみんなで自作するほど。
事務所名は『魔法の天使クリィミーマミOVA 永遠のワンスモア』が元ネタか。

  • 神立(かんだち)塔子(とうこ)
    • CV:和泉風花
わんすもあ所属のアイドル。高校生。自分の目標に基づいて叔父である矢須王を社長としてわんすもあを立ち上げてアイドル活動をしており、事実上の社長は彼女である。
行動力は人一倍で、せな曰く「言い出したら聞かない」。
スマホの画面はひび割が入ったままで、プロダクションの余裕のない台所事情を物語っている。
いいところの娘さんらしいことがほのめかされているが……?

  • 青園(あおぞの)せな
    • CV:廣原ふう
わんすもあ所属のアイドル。塔子の同級生で彼女に誘われてアイドルになった。竹を割ったような性格で、ダンスが得意。
ルルットリリィの二人に触発されて、塔子とともにアイドル活動へ乗り気になっていく。

  • 新木(あらき)あさひ
    • CV:根本京里
筋金入りのアイドルオタクであり、特にリリィのファン。
1クール目は所々で和菓子屋の常連やリリィとルルの追っかけとして登場していたが、ルルットリリィとしてのライブの後に一念発起してオーディションを受けわんすもあに加入。
普段は少々陰気で大人しいがカメラの前ではアイドルらしく決める、いわゆるスイッチが入るタイプ。

プロダクションわんすもあの社長。塔子の叔父のくたびれた感じの中年男性。ただし社長の肩書きは事務所の経営の為に塔子の要望で務めているため、実際の立ち回りは経理兼マネージャーに近い。

フェリックススター

  • ミーター
    • CV:八乙女光(Hey! Say! JUMP)
フェリックススターの住人で、3頭身ほどの宇宙人のような見た目。
風にうぐいすとあずきを預け魔法の力を授けたのち、自身は気ままに旅行している。

  • オリンズ
    • CV:広瀬裕也
ネコ型だがうぐいす&あずきと違い3頭身ほどの二足歩行型で、普段はフード付きの服で顔を隠している。
「魔法の祝祭」の実行委員であり、ルルおよびリリィを歌姫の候補に見据えている。

  • ムッチ
    • CV:白井悠介
「魔法の祝祭」の実行委員長で、水色の肌の宇宙人風の見た目。
「魂の牢獄」についてはむしろその方が都合がいい、とドライに受け止めている。

その他

  • 瀬尾(せお)翔太(しょうた)
    • CV:天崎滉平
野々山姉妹の幼馴染。流の同級生。バスケ部所属。風からは「翔ちゃん」と呼ばれている。
野外ライブで見たリリィのライブを見てからリリィの事が気になっているが、それがファンとしてなのか異性としてなのかは不明。

プロダクションわんすもあの隣の喫茶だぶだぶの店長。

用語

  • 魔法
文字通り摩訶不思議な現象を引き起こす力。
人間が扱うには心に強い思いを持っていることが必要になり、加えて「使えるのは1年間だけ」「魔法が使えることを(フェリックススターの住人以外)誰にも知られてはいけない」という制約がある。
デメリットや代償のようなものは上記の制約以外見受けられない一方で、心から思ったことでないとうまく魔法が発揮されず、風がクレーンゲームのかばっピーのぬいぐるみが欲しいと魔法を使った際には時間差で効力が出て、ぬいぐるみもカバであること以外はお世辞にも似ていないパチモンだった。あまり気に入らなかったのかわんすもあの事務所に置きっぱなしになっている
掟を破ると人々の記憶から消し去られ「魂の牢獄」に囚われるという。

  • フェリックススター
魔法の国で、様々な見た目の住人がおり空を飛ぶユニコーンなど不思議な生物も存在する。
住人の一部は地球に訪れており、喫茶だぶだぶを始めとして時折地球人とは違う風貌のモブキャラも確認できる。
基本的には平和だが、立ち入り禁止区域の空間には謎の物体が安置されており不気味な何かがうごめいているなど謎も多い。
風は夢でここと思わしき光景を見ていたほか、訪れた際に懐かしさを覚えていたが……?

  • 魔法の祝祭
フェリックススターで行われる世界に恵みと発展をもたらすための儀式で、魔法の歌姫のステージで魔法の大砂時計を動かし、世界の魔力を循環させるというもの。
ミーターが風に魔法を授けた際に言及したほか、会場の設営や歌姫の選定が進められている最中らしい。
設営は魔法でパパっととはいかないらしく地道に行われている


追記・修正は魔法の力を得てアイドルになったらお願いします。

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最終更新:2026年10月22日 14:43

*1 但しサブキャストには元宝塚歌劇団の七海ひろき、現役アイドルの八乙女光、アイドル題材作品『アイドルマスター SideM』『アイ★チュウ』等に参加している天崎滉平、『マクロスF』で人気歌手役を演じた遠藤綾がいたり。