登録日:2025/02/11 Tue 01:45:11
更新日:2025/03/15 Sat 23:31:37
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七海ひろきは
日本で活動するアーティスト。
活動は舞台俳優から声優、歌手と多岐にわたる。
2003年から2019年まで
宝塚歌劇団に所属していた。
愛称は「カイ」。ファンや元タカラジェンヌたちからはこの愛称で親しまれている。
プロフィール
- 誕生日: 1月16日
- 出身地: 茨城県水戸市
- 身長: 173.5 cm
- 血液型: O
- 所属事務所: アンドステア
- 所属レーベル: キングレコード
来歴
小学校6年生のころにテレビで『風と共に去りぬ』を見て宝塚、特に
天海祐希に憧れるようになる。
初めて劇場で鑑賞した『ミー・アンド・マイ・ガール』が、音楽学校入学の大きなきっかけになった。
2001年宝塚音楽学校に入学し、2003年卒業と共に89期生として入団。
初舞台後は宙組に配属されるが、2015年に星組に異動した。
2019年に宝塚を退団後、アンドステアの第一号タレントとして活動。
舞台俳優、ラジオパーソナリティ、声優、歌手と幅広く活動中。
2025年、第19回声優アワード新人声優賞を受賞。
人物
退団後は髪を伸ばしたりフェミニンな装いも解禁される元男役が多い中、彼女は退団後もショートヘアにパンツスタイルを好む。
その芸名もあって、『
ポケモンマスターズEX』の
オモダカのボイスが公開された際はSNSを見つけたプレイヤーから
男性と間違われたことがあるほど。
『東洋空想世界 blue egoist』では七海以外全員男性にも関わらず、
普通に馴染んでいた。
共演者からも第一印象はクールで近寄りがたいイメージを持たれがちだが、本人は包容力のある優しい性格の持ち主。
宝塚時代は後輩たちから「お兄様」と呼ばれて慕われており、演出家兼ダンサーの植木豪からは「こういう方が座長だとこんなに素敵な空間になる(大意)」と評価されている。
そんな彼女は
オタク。
新人の頃から『歌劇』で自身の持っている漫画を紹介していた。
何なら芸名は『七つの海のティコ』に由来している。
一時期は「漫画やアニメは男役を研究するために読んでいる」と発言していたが、上述の経緯もあってファンからは
バレバレだった。劇団から何か指摘されたのだろうか。
とは言え漫画から「女性がキュンとする男性の仕草」を研究しそれを活かしていたので、強ち嘘ではない。
オタクなのを伏せていただけで
退団後も『
美少女戦士セーラームーン』展やCLAMP展に足を運んでいる様子をSNSにアップロードしている。
好きな動物にアザラシを挙げている。
2025年には『少年アシベ』とコラボを果たした。
特色
出演媒体問わず、男性だろうが女性だろうが、将又人外だろうが「俳優『七海ひろき』として自然に演じられる」ことを方針としている。
声優としては少年から青年、成人女性を演じる機会が多い。
基本的に声色を極力変えず、イントネーションや話し方で個性を出すタイプ。
ただ少年役はやや高めの声色で演じている。
舞台俳優としては小劇場や2.5次元舞台への出演が中心で、主演ないしはキーパーソンとして出演することが多い。
2025年8月上演予定の『コレット』で、退団後初のグランドミュージカル出演予定。
出演作
舞台
アニメ
ゲーム
- ノア(アンジェリーク ルミナライズ)
- オモダカ(ポケモンマスターズEX)
テレビドラマ
余談
- 意外なことに宝塚入団時の成績は49人中39番。この代はトップスター2名およびトップ娘役1名を輩出し、その他にも印象的な生徒たちが多い珠玉の年だった。つまり七海より凄いタカラジェンヌたちが大量にいたのである。最も自身の持ち味を武器に3番手まで上り詰めた七海は十分凄い。
- 同期の男役である美弥るりかは同じく茨城県の出身で、『メイジ・ザ・キャッツ・アイ』のアフタートークショーでは七海がゲストとして出演した。
- 実は宝塚在団中に声優デビューした稀有な経歴を持つ。
スタイリッシュ体操をしながら追記修正をお願いします。
- 宝塚退団後の活躍はトップスターに勝るとも劣らないと思う。アニメ関係の本格参入はパイオニアと言えそう -- 名無しさん (2025-02-11 12:59:53)
最終更新:2025年03月15日 23:31